2ヵ月に1回の記事です。前回は→コチラ。
データの出所は韓国の視聴率調査機関TNmSのサイトです。
前回はベスト20のうち9つがロンドン五輪の中継でしたが、今回は通常の形に戻った、と言っていいかどうか・・・。今年は9月30日(日)が秋夕(チュソク)で、その前後で特別番組も組まれてますからねー。
【9月24日(月)~30日(日)】
①日日連続劇「星も月も取ってあげる[별도달도따줄게]」(KBS1) 26.8%
6位から大幅アップ。8月30日から始まったKBS WORLDでは「星も月もあげる」になってます。詳しい展開は言わぬが花ですね。あいかわらず大波小波の続く展開で、静かな湖の表面のように変化のない私ヌルボの日々とは大違い。いや、湖じゃなくて沼だな・・・。
②週末連続ドラマ「私の娘ソヨン[내 딸 서영이]」(KBS2) 24.9%
<国民的ドラマ>「タナボタのあなた」の後続ドラマとして9月15日にスタート。大学4年の夏休み、心臓病の母が容態悪化との知らせにバイト中のソヨン(イ・ボヨン)は他人のバイクを寸借(!)して空港に駆けつけ、済州島の病院へ。しかし母の臨終に間に合わず。葬式後、父の借金まで返すためにまた休学して大会社社長の息子の問題児高校生の家庭教師をやることになるのですが、その高校生の兄カン・ウジェ(イ・サンユン)がなんとバイクを取られちゃった男! またソヨンには双子の兄イ・サンウ(パク・ヘジン)がいるのですが、彼とウジェの妹も交通事故現場で偶然知り合っていて・・・。いやー、最初からこの濃ゆさ、韓ドラらしさ全開です。
③KBSニュース9(KBS1) 21.3%
④ギャグコンサート[개그콘서트](KBS2) 18.8%
視聴率は上がったが順位は2つダウン。オリンピックが終って前々回の順位に復活。
⑤無限挑戦[무한도전](MBC) 18.5%
今年1月以来、久々の登場。実はこの番組、MBC労働組合のストライキで2月4日から24週間本放送の代わりに再放送分を放送していたのですが、7月21日から本放送が再開されました。この番組関係では、最近こんな話題も・・・。→コチラ参照。
⑥週末特別企画ドラマ「メイクィーン[메이퀸]」(MBC) 16.5%
ジャガイモの話、じゃないです。一人の女性が逆境と苦難を乗り越えて海洋専門家として成長していく過程を描くという物語。メイクィーンというのは、ヒロインのヘジュ(ハン・ジヘ)が夢みる船の名前です。で、対照的な2人の男がいて、彼女をめぐって三角関係に陥る・・・。
⑦朝ドラマ「天使の選択」[천사의선택](MBC) 16.5%
前回の⑰位から大幅アップ。
⑧日曜日がいい[일요일이 좋다](SBS) 16.4%
5月以来の再登場。
⑨ラブ・イン・アジア[러브인아시아](KBS1) 16.0%
前々回(5月)で紹介しましたが、KBS WORLDのサイトでは「ラブ人アジア」。そうなの?
⑩日日ドラマ「それでもあなた[그래도 당신]」(SBS) 15.3%
財閥の経営権紛争に巻き込まれ、離婚した夫婦とその家族の物語を通じて、結婚の条件を描くドラマ、なのかな? 偽装離婚で本当に夫を奪われたチャ・スニョン(シン・ウンギョン)が、変心した夫と奪われた娘を取り戻すために夫のライバルと偽装恋愛を敢行しながら繰り広げられる背信と復讐を描く、・・・ってすごいドロドロしてるなー。
⑪水木ドラマ「世界のどこにもいない優しい男[세상 어디에도 없는 착한 남자]」](KBS2) 15.3%
「カクシタル」の後続ドラマ。自分の欲望のためにカン・マル(ソン・ジュンギ)を裏切ったソ・ウンギ(ムン・チェウォン)。知らずに彼女を愛しつづけたカン・マルは、その後女性の裏切りに気づき、優しい男から悪い男に変わる・・・。
ところで、このドラマのタイトルは、当初は意図的に「차칸 남자」とされていたのですが、正しい表記にすべきだとの抗議が上がり、第3話から「착한 남자」に変更されました。この番組は「チキンマル(치킨마루」というフライドチキンの会社がメインスポンサーになっており、最初のタイトルはチキン(치킨)を連想させる宣伝で、主人公の名前マル(마루)もその一環だ、とネット上で話題になっていたために変更したようだ、とKBS WORLDの記事にありました。その記事には、MBCで今春に放映されていた「The King~Two Hearts」はハングル表記は「더킹 투 하츠(ド・キング・トゥ・ハーツ)」で、「これはメインスポンサーの「던킨도너츠(ダンキンドーナツ)」を連想させると言われています」とのこと。うーむ、これは相当にアヤシイぞー・・・。
⑫「地球村歌自慢[지구촌노래자랑]」(KBS1) 14.6%
「全国歌自慢」の秋夕特集として9月30日放映。汝矣島公園特設ステージで、在韓国外国人(労働者、結婚移住者、中国同胞、留学生など)が歌やダンス、さらには各国の風習などを自慢する、という内容だったようです。
⑬水木ミニシリーズ「アラン使徒伝[아랑사또전]」(MBC) 14.1%
この世をさまよう女性鬼神アラン(シン•ミナ)はあの世に行かず、自分が誰なのか知りたがり、助けてくれる人を探し続けます。鬼神を見ることができる使徒ウノ(イ•ジュンギ)は、アランを見ながらも知らないふりをしていますが、これを知ったアランは・・・、という時代劇ファンタジーなんですかねー。
⑭「父の背負子[아버지의 지게]」(KBS1) 13.9%
旧正月特集「母の甕」に続く番組。老いてなお背負子を背負い続けようとする姿を見かねて息子が背負子を壊しても、101歳になった今も農作業を続けるソン・ビョンウさんのお父さん。狭い階段を上がって高台の街に25年練炭の配達を続ける72歳のイ・チュンウンさん。平和市場のチュ・ギオプさん(62歳)も背負子に反物を一杯積んで商店街の高い階段を昇り降りする。そんな忘れられていた父の人生と出会うヒューマン・ドキュメンタリー。
⑮瞬間捕捉 世の中にこんなことが[순간포착 세상에 이런 일이](SBS) 13.8%
これも前回の圏外から復活してランク入り。
⑯知りたい話Y[궁금한 이야기 Y](SBS) 13.7%
3月以来のランク入り。
⑰月火特別企画「ゴールデンタイム[골든타임]」(MBC) 13.3%
ホントに多い医者関係のドラマ。9月25日が最終回でした。患者の命がかかっている救急室が舞台で緊迫した状況が多く、視聴者が目を離せないシーンも多い一方、ところどころでくすっと笑わせる仕掛けも・・・。そしてやっぱり金とか医療界のモロモロの問題が絡む・・・。
⑱韓国人の食卓[한국인의밥상](KBS1) 12.8%
9月27日の放送では「秋夕企画 韓国人の食卓世界へ行く」ということで、中国の朝鮮族自治州を訪れ、延吉の市場や朝鮮族の家庭に行ったり、豆満江を前にして「涙に濡れた豆満江」(→YouTube)を口ずさんだり、詩人・尹東柱の生家を訪れたり等々。
⑲テレビ小説「愛よ愛よ[랑아 사랑아]」(KBS2) 12.7%
7月17日スタートのKBS WORLDでは、「愛よ、愛」というタイトルになってます。70年代、愛を語るには少し照れくさい時代、お互いの気持ちが分かるようで分からなく、何もできない美大生のホン・スンヒ(ファン・ソニ)と新任検事のパク・ノギョン(オ・チャンソク)の間に現れたソウル検察庁の娘ユ・ソジン(オ・ウジョン)がノギョンに心惹かれ始め、積極的にアタック開始、そんな2人を見てスンヒは自分の気持ちに少しずつ気付いていく・・・。スンヒの同郷の友人役で登場していた女優チョン・アユルが6月自殺してしまい、「ドラマの修整不可避」との記事がありました。韓国の俳優の自殺、ホントに多いです。
⑳KBSニュース広場(KBS1) 12.4%
データの出所は韓国の視聴率調査機関TNmSのサイトです。
前回はベスト20のうち9つがロンドン五輪の中継でしたが、今回は通常の形に戻った、と言っていいかどうか・・・。今年は9月30日(日)が秋夕(チュソク)で、その前後で特別番組も組まれてますからねー。
【9月24日(月)~30日(日)】
①日日連続劇「星も月も取ってあげる[별도달도따줄게]」(KBS1) 26.8%
6位から大幅アップ。8月30日から始まったKBS WORLDでは「星も月もあげる」になってます。詳しい展開は言わぬが花ですね。あいかわらず大波小波の続く展開で、静かな湖の表面のように変化のない私ヌルボの日々とは大違い。いや、湖じゃなくて沼だな・・・。
②週末連続ドラマ「私の娘ソヨン[내 딸 서영이]」(KBS2) 24.9%
<国民的ドラマ>「タナボタのあなた」の後続ドラマとして9月15日にスタート。大学4年の夏休み、心臓病の母が容態悪化との知らせにバイト中のソヨン(イ・ボヨン)は他人のバイクを寸借(!)して空港に駆けつけ、済州島の病院へ。しかし母の臨終に間に合わず。葬式後、父の借金まで返すためにまた休学して大会社社長の息子の問題児高校生の家庭教師をやることになるのですが、その高校生の兄カン・ウジェ(イ・サンユン)がなんとバイクを取られちゃった男! またソヨンには双子の兄イ・サンウ(パク・ヘジン)がいるのですが、彼とウジェの妹も交通事故現場で偶然知り合っていて・・・。いやー、最初からこの濃ゆさ、韓ドラらしさ全開です。
③KBSニュース9(KBS1) 21.3%
④ギャグコンサート[개그콘서트](KBS2) 18.8%
視聴率は上がったが順位は2つダウン。オリンピックが終って前々回の順位に復活。
⑤無限挑戦[무한도전](MBC) 18.5%
今年1月以来、久々の登場。実はこの番組、MBC労働組合のストライキで2月4日から24週間本放送の代わりに再放送分を放送していたのですが、7月21日から本放送が再開されました。この番組関係では、最近こんな話題も・・・。→コチラ参照。
⑥週末特別企画ドラマ「メイクィーン[메이퀸]」(MBC) 16.5%
ジャガイモの話、じゃないです。一人の女性が逆境と苦難を乗り越えて海洋専門家として成長していく過程を描くという物語。メイクィーンというのは、ヒロインのヘジュ(ハン・ジヘ)が夢みる船の名前です。で、対照的な2人の男がいて、彼女をめぐって三角関係に陥る・・・。
⑦朝ドラマ「天使の選択」[천사의선택](MBC) 16.5%
前回の⑰位から大幅アップ。
⑧日曜日がいい[일요일이 좋다](SBS) 16.4%
5月以来の再登場。
⑨ラブ・イン・アジア[러브인아시아](KBS1) 16.0%
前々回(5月)で紹介しましたが、KBS WORLDのサイトでは「ラブ人アジア」。そうなの?
⑩日日ドラマ「それでもあなた[그래도 당신]」(SBS) 15.3%
財閥の経営権紛争に巻き込まれ、離婚した夫婦とその家族の物語を通じて、結婚の条件を描くドラマ、なのかな? 偽装離婚で本当に夫を奪われたチャ・スニョン(シン・ウンギョン)が、変心した夫と奪われた娘を取り戻すために夫のライバルと偽装恋愛を敢行しながら繰り広げられる背信と復讐を描く、・・・ってすごいドロドロしてるなー。
⑪水木ドラマ「世界のどこにもいない優しい男[세상 어디에도 없는 착한 남자]」](KBS2) 15.3%
「カクシタル」の後続ドラマ。自分の欲望のためにカン・マル(ソン・ジュンギ)を裏切ったソ・ウンギ(ムン・チェウォン)。知らずに彼女を愛しつづけたカン・マルは、その後女性の裏切りに気づき、優しい男から悪い男に変わる・・・。
ところで、このドラマのタイトルは、当初は意図的に「차칸 남자」とされていたのですが、正しい表記にすべきだとの抗議が上がり、第3話から「착한 남자」に変更されました。この番組は「チキンマル(치킨마루」というフライドチキンの会社がメインスポンサーになっており、最初のタイトルはチキン(치킨)を連想させる宣伝で、主人公の名前マル(마루)もその一環だ、とネット上で話題になっていたために変更したようだ、とKBS WORLDの記事にありました。その記事には、MBCで今春に放映されていた「The King~Two Hearts」はハングル表記は「더킹 투 하츠(ド・キング・トゥ・ハーツ)」で、「これはメインスポンサーの「던킨도너츠(ダンキンドーナツ)」を連想させると言われています」とのこと。うーむ、これは相当にアヤシイぞー・・・。
⑫「地球村歌自慢[지구촌노래자랑]」(KBS1) 14.6%
「全国歌自慢」の秋夕特集として9月30日放映。汝矣島公園特設ステージで、在韓国外国人(労働者、結婚移住者、中国同胞、留学生など)が歌やダンス、さらには各国の風習などを自慢する、という内容だったようです。
⑬水木ミニシリーズ「アラン使徒伝[아랑사또전]」(MBC) 14.1%
この世をさまよう女性鬼神アラン(シン•ミナ)はあの世に行かず、自分が誰なのか知りたがり、助けてくれる人を探し続けます。鬼神を見ることができる使徒ウノ(イ•ジュンギ)は、アランを見ながらも知らないふりをしていますが、これを知ったアランは・・・、という時代劇ファンタジーなんですかねー。
⑭「父の背負子[아버지의 지게]」(KBS1) 13.9%
旧正月特集「母の甕」に続く番組。老いてなお背負子を背負い続けようとする姿を見かねて息子が背負子を壊しても、101歳になった今も農作業を続けるソン・ビョンウさんのお父さん。狭い階段を上がって高台の街に25年練炭の配達を続ける72歳のイ・チュンウンさん。平和市場のチュ・ギオプさん(62歳)も背負子に反物を一杯積んで商店街の高い階段を昇り降りする。そんな忘れられていた父の人生と出会うヒューマン・ドキュメンタリー。
⑮瞬間捕捉 世の中にこんなことが[순간포착 세상에 이런 일이](SBS) 13.8%
これも前回の圏外から復活してランク入り。
⑯知りたい話Y[궁금한 이야기 Y](SBS) 13.7%
3月以来のランク入り。
⑰月火特別企画「ゴールデンタイム[골든타임]」(MBC) 13.3%
ホントに多い医者関係のドラマ。9月25日が最終回でした。患者の命がかかっている救急室が舞台で緊迫した状況が多く、視聴者が目を離せないシーンも多い一方、ところどころでくすっと笑わせる仕掛けも・・・。そしてやっぱり金とか医療界のモロモロの問題が絡む・・・。
⑱韓国人の食卓[한국인의밥상](KBS1) 12.8%
9月27日の放送では「秋夕企画 韓国人の食卓世界へ行く」ということで、中国の朝鮮族自治州を訪れ、延吉の市場や朝鮮族の家庭に行ったり、豆満江を前にして「涙に濡れた豆満江」(→YouTube)を口ずさんだり、詩人・尹東柱の生家を訪れたり等々。
⑲テレビ小説「愛よ愛よ[랑아 사랑아]」(KBS2) 12.7%
7月17日スタートのKBS WORLDでは、「愛よ、愛」というタイトルになってます。70年代、愛を語るには少し照れくさい時代、お互いの気持ちが分かるようで分からなく、何もできない美大生のホン・スンヒ(ファン・ソニ)と新任検事のパク・ノギョン(オ・チャンソク)の間に現れたソウル検察庁の娘ユ・ソジン(オ・ウジョン)がノギョンに心惹かれ始め、積極的にアタック開始、そんな2人を見てスンヒは自分の気持ちに少しずつ気付いていく・・・。スンヒの同郷の友人役で登場していた女優チョン・アユルが6月自殺してしまい、「ドラマの修整不可避」との記事がありました。韓国の俳優の自殺、ホントに多いです。
⑳KBSニュース広場(KBS1) 12.4%
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