グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

開国論者の親子丼

2007年02月13日 | Shops & restaurants(中央区)
『裸の少年』という番組はご存知でしょうか☆
テレビ朝日系で、毎週土曜日午後5時より放送されているグルメ情報バラエティ番組なのですが、「ジャニーズJr.」と「食の七賢人」が毎回テーマに沿ったお店を紹介する内容です☆
主な出演者は、「ジャニーズJr.」が、風間俊介、長谷川純、東新良和、生田斗真などで、「食の七賢人」が、岸朝子、田崎真也、陳建一、土井善晴、服部幸應、平野レミ、道場六三郎(敬称略)☆

私もこの番組はちょくちょく見ていまして、食べ歩きの参考にしている番組の一つです☆
今回、この番組で私もお勧めしている『開国論者』の「親子丼」が紹介される事を聞きつけました☆
出演したのは、「食の七賢人」のうちの“田崎真也”さん☆
1995年5月 第8回世界最優秀ソムリエコンクールで優勝した、世界一のソムリエとして、また最近では石垣島の別荘を持ち、現地の魚介類を研究し、どのワインと合うかを吟味した後、自身の東京のレストランで振舞うという方☆

その“田崎”さんがジャニーズJr.を引き連れて『開国論者』の取材に来られたそうなんです☆
テーマは「親子丼」☆
最近、中央区界隈でこのメニューを出すお店が増えている事は、このブログでも何回も書いてきましたが、「ついに来たか!」という思いです☆

番組は3月に放映予定だそうですが、自分の好きなお店がTV番組に取り上げられるというだけで他人事ではないような興奮があります☆

こちらのお店のランチメニューは、「親子丼」のみ☆
『親子丼 並』※おしんこ・小鉢・スープ付き
「山梨県産 地鶏」、「長寿卵」、「宮城県産 ひとめぼれ」、これで840円☆
『親子丼 極上』※おしんこ・小鉢・スープ付き
「鳥取県産 大山軍鶏」、「力丸くん(卵)」、「宮城県産 ひとめぼれ」、これで1,260円☆(玉ねぎは希望によって付けてくれます)

ほとんどの「親子丼」は、丼つゆが醤油ベースの甘辛系ですが、こちらは「塩」☆
大変珍しい内容です☆
ありがちな、大量の丼つゆに浸されて、お茶漬けのようになってしまうのとは訳が違います☆

最近では、お昼時にお店の前に行列ができる事もしばしば☆
今回のTV放映で、一気に大ブレーク間違いなしですね!☆
まだ食されていない方がいらっしゃいましたら、大行列ができる前に行かれる事をお勧めします☆

『藩士酒房 開国論者』
中央区八丁堀3-10-3 正和ビル地下1階
( ランチ )10:30~15:00(夜の部)16:00~24:00
http://www.muzina.co.jp/

ハイカラヤの鍋

2007年02月12日 | Shops & restaurants(静岡県)
静岡県の沼津市へ行ってきました☆
駅を降りて南口へ回りますと、目の前にはバス停留所やタクシー乗り場があるロータリー、その向こうには西武百貨店や富士急の商業ビル、魚民や銀座ライオンの大きな看板が目に入ります☆
駅からすぐ右には、建築中のマンション、駅前再開発の一貫だという事で、以前並んでいたお茶屋さんや履物屋さんなどは消えています☆
完成後には、日本一のスーパーマーケットチェーンのイオングループが進出してくるとか、、、☆
駅の高架化計画も始動してますから、あと20年もすれば、立ち遅れていた北と南の分断状態解消がなくなり、静岡県東部一の都市としての発展が進んでいくことでしょう☆
その頃私は生きているかわかりませんが(笑)☆

さて、そんな沼津駅南口から歩いて1-2分の所に、「仲見世商店街」というアーケード街があります☆

このアーケード街に入ってすぐの左側にあるのが、『ハイカラヤ』という居酒屋☆
焼肉チェーンの「牛角」と隣り合わせですから、場所はすぐにわかります☆

地下一階にある店内のイメージは、何か大正ロマン溢れる、レンガ色などの赤系統の色を基調としていて、あの一世風靡した、漫画「はいからさんが通る」の一場面のよう☆

今回は、同世代の仲間4人が集まりました☆
メニューを見ますと、まず目についたのが「寄せ鍋」☆
一同、即決めです☆

時代風の店内衣装に身を包んだ女性スタッフが笑顔でオーダー取りをしてくれます☆

中の具材はいわゆる五目ですが、驚いたのはだしです☆
とても甘口なのです☆

最初、なんだこれは? と思って、一口すすってそのまましばらく他の料理をつまんでいましたが、不思議です、徐々に美味しさが出てきたのです☆

砂糖を入れた、だしだとばかり思っていたのですが、さにあらず、甘かったのは極上の帆立貝や野菜などから出る甘みが、低温の茹で加減でとった昆布のだしに引き立てられていたのです☆は、迂闊にも、甘さイコール砂糖という先入観を持ってしまったため、失礼な事をしてしまいました☆

まだまだヒヨッコな私です、、☆

その後、全員でほとんど食べ尽くしてしまったのですが、これは、当然美味しいという事に間違いはないという事になります☆

料理の味の表現にはいろいろありますが、結局のところ完食が一番の高評価ですからね☆

暦の上では、もう春になってますが、これから貝類が美味くなる時期☆
その分、鍋が甘口になりますよ☆
いかがですか?☆

『ハイカラヤ(高粋舎)』
静岡県沼津市大手町5丁目2-15
055-964-4444

絶品オムライス

2007年02月11日 | Shops & restaurants(渋谷区)
私にとって渋谷という街は、色々なお店に出会う機会を与えてくれた、いわばお匠さんのような街☆
小学1年生の時に、近所に住んでいた6年生のタモッチャンと一緒に渋谷へ行った時が、私の渋谷グルメデビューでした☆

当時、山手通りを走っていた「トロリーバス」(バスの屋根にパンタグラフが付いている電動バス、電車の合いの子のような乗り物)で、東横百貨店の大食堂へ☆
私は、まだ子どもだったので、タモッチャンと同じ物をウエイトレスさんにお願いしました☆
初めての外食は、『カツ丼』です☆
グリーンピースが上に乗っかってる昔懐かしいタイプ☆
今でも思い出しますが、本当に温かくて美味しかった、、、☆

そんな想い出の地、渋谷で美味しい「オムライス」を食べられる事ができました☆
渋谷といえば、『巌(いわを)』☆
私は、性格からか一店集中型の人間なので、ここ何年は渋谷に来る時はほとんどこちらのお店にご厄介になっています☆

お店に入りますと、大きい声で出迎えてくれる隼人くんの、「あー! グルメッチーさんおかえりなさ~い!」の一言から始まります☆
「やあ、元気だった?」☆
「はーい、ますます元気ですよ~!」☆
屈託のない笑顔はいつ見てもいいものです、、、☆

1階のL字型カウンターに座りますと、そこら中からの「グルメッチーさん!いらっしゃーい!」コールが、、、☆
私は、本当にこの瞬間がたまらないんです☆
スタッフ全員若さ溢れるパワーを一気に貰えるような、、、そんな感じにさせてくれるからなんです☆

『三茶氣』にいた、スーさん、E先生のお兄さんに似ているといわれているヨーゴちゃん、哲平ちゃんからも挨拶がありました☆
そして、包丁の達人である、コウチャンを見た瞬間、、、ある企てを胸に思ってしまった私、、、☆

それは、、、ない物ねだり、、、☆
メニューにない物を作って貰っちゃうという私の悪い癖、、、☆
すぐさま、「コウチャン! オムライスが食べたい!」☆
私はこう言ってコウチャンの顔を伺います☆
すると、どうでしょう、「いいですよ!」という、快いご返事が返ってきました☆
「ほんと!いいの?」☆
「もちろん!」☆
言ってみるものですね~、というより、どうしようもない私です、、、☆

10分ほどして、「お待ちどうさまー!」、コウチャン特製の『オムライス』の到着です☆
「ありがとう! うわっ!美味そう!」☆
見るだけでも、誰もが美味しいと唸りそうな出来栄え!☆
私は焦るようにして、スプーンを持ち、最初の一口をガブッといきます☆

これは本当に美味い!☆
これしか言いようのない美味しさです☆
聞けば、ワインをふんだんに使って、風味やコクを演出したとか、、、☆
ニクイ奴だな~、コウチャンは☆

以前、包丁の手さばきを見て、とても器用なスタッフだと関心していましたが、こんな絶品の『オムライス』を秘密兵器として持っていたとは、、、☆

グルメ雑誌などによく出ている有名店で2000円も3000円も取っている『オムライス』より数段上のレベルだと思います☆

この『オムライス』を食べたければ、コウチャンを探してくださいね(笑)☆

『巌』
渋谷区道玄坂2-23-2
03-3461-1800
営業時間 17:30~24:00(L.O.23:30)定休日 無休

涎屋のいい雰囲気

2007年02月10日 | Shops & restaurants(渋谷区)
昨日、『三汁伍番』でのお話をさせていただきましたが、その時にお友達になった、渋谷にある『涎屋(よだれや)』の店長さん、お名前は洋平さんですが、私はすぐにでもお店を知りたくて、なんと翌日に行ってしまいました☆

いきなり行くのはおこがましいので、事前に電話を入れます☆
「昨日、三汁伍番で隣に座っていたグルメッチーといいますが、、、」☆
「あ~、昨日はどうもでした!」☆
店長さんはすぐに私だとわかってくれました☆
「これから行きますので、よろしくお願いします!」☆
「はい、ありがとうございます! お待ちしてまーす!」☆

頂いてある名刺の地図を頼りに109から歩き始めます☆
道玄坂を上り、最初の歩行者用の横断歩道を渡りまして、井の頭線改札方面へ☆
ガードを潜り抜け、鳥料理のお店「鳥竹」の右向かい、坂道の下のビルにお店はありました☆
扉を開けて中を覗きますと、私好みのレトロチック☆
すぐに店長の洋平さんが現れ、「いらっしゃいませ!」☆
お店の中央にあるカウンターを案内してくれます☆
昔懐かしい、炉端焼きの厨房が目の前に、、、☆
私は昨日の無礼を謝りましたが、洋平さんは、「全然大丈夫っすよ! むしろ楽しませていただいてありがとうございました!」と、優しいお言葉を掛けられました☆

メニューに、“グルメッチー様ようこそお越しになりました”というメッセージも書かれていて、お客様に対する礼儀正しさをひしひしと感じ取った瞬間です☆
いいお店だ、、、☆

最初の一杯は、「野ざらし」☆
長野県佐久市にある、千曲錦酒造株式会社が造っている熊笹焼酎です☆
私は、以前というか遠い昔、この焼酎が大好きで、当時これを置いてあったお店に入り浸り☆
かなりはまったお酒です☆
私は、癖のあるお酒はやや苦手ですので、こういうすっきりした焼酎はたまらないんです☆
翌日、お酒の匂いもあまりしませんから、飲兵衛には持って来いですよ☆

さて、私はさっきから、メニューの真ん中にある「ホタテ貝のバター焼き」が、とても気になっているのですが、その横の、「超特大」と書かれている字、、、☆
これを察してか、洋平さんは、「とにかく食べてください! 滅茶苦茶美味いですよ!」と、かなり強く勧めてくれます☆

「そんなにいいのなら、お願いしますね!」☆
私は、成り行きを見守ります☆

しばらく、会話を楽しんでいると、「はい、お待ちどうさま!」☆
ホタテの登場です☆

「これ何~!! こんなに大きいの~??」☆
私は、声が引っ繰り返るほど叫んでしまいました☆
直径15センチメートルはあろうかという、お化けホタテ貝なのです☆
さすがに身は丸々食べられないので、細かくさいの目に切られている肉を一口食べてみると、、、美味~~い!☆
これは、極上を通り越して、、、、うーん、言葉が出てこない~☆

たぶん、銀座あたりの料理店なら一皿5,000円は下らない代物でしょうね☆
私は、若くして店長を張っている洋平さんのセンスの良さ、美味しい食材集めのプロたるものを、改めて実感すると共に、彼の心意気にも感動したひと時でした☆

今度はどういう美味しい物を食べさせてくれるのでしょう☆
今からとても楽しみです☆

なお、2月17日はANNIVERSARYだそうです☆
力の入った美味しい物が溢れる一日になるのでは??☆

『炉端五代目 涎屋』
渋谷区道玄坂1-11-1 第2大番ビル104
03-3463-6506
営業時間 17:00~01:00(L.O.24:30) 定休日 無休

プリプリのブリシャブ

2007年02月09日 | Shops & restaurants(世田谷区)
最近、お付き合いで飲む機会が増えてしまい、新しいお店を何店も訪問していますが、何軒はしごをしても、どうも最後は三軒茶屋に来てしまいます☆
『三茶氣』、『三汁伍番』どちらかには出没しているこの頃です☆

先日、日本橋で仲間と飲んでいると、突然携帯のバイブレーション☆
開いてみると、エイジアキッチンの統括総店長「大ちゃん」からのメールです☆
「なになに~? “グルメッチーさん元気ですか~? 今日、三汁伍番にぶりしゃぶ食べに来てくださいよ~(^o^)丿”、、、」☆
お誘いでした、、、☆

今日はほどほどにして早く帰ろうと思っていたのに、どこかで私を見ているのかというほど、タイミングが良いメール☆
「しょうがない、行くか~ ぶりしゃぶは美味しそうだしな」☆

私は、地下鉄で三軒茶屋へ向います☆
日本橋から約30分で到着したあと、R246から栄通り商店街へ入ります☆
時間はすでに8時を回っていたので、人通りもマバラですが、通り沿いにあるお酒のお店は活気があるように見えます☆

しばらく歩き、ドコモショップの角を左へ折れますと、奥に『三汁伍番』の雪洞(ぼんぼり)が見えてきました☆
扉をそっと開け、中の様子を見てみますと、、、「あ~!グルメッチーさん!お待ちしてました~!」☆
満面の笑顔で、大ちゃんが迎えてくれます☆

6人掛けのカウンターには、どこかで見た方が、、、☆
「グルメッチーさん! ちわ~!」☆
渋谷の『巌』のオッシーちゃんでした☆
今日は失恋があったとかなかったとか、、、☆
まあ、それはそれとして、乾杯です☆

「大ちゃん! ぶりしゃぶを!」☆
「はーい!喜んで~!」☆
私は、しばし焼酎を引っ掛けます☆
その後飲み仲間のMさんも加わり、店内は盛り上がります☆
お隣りには金髪の男性と彼女が座っていましたが、かなりお酒が入っていた私はずうずうしくも自己紹介☆
自己紹介しあうと、相手の方は、渋谷の居酒屋『涎屋(よだれや)』の店長さんでした☆

(また、新しいお店の切っ掛けができたぞ~)☆
私は、ますますヒートアップです☆

しばらくすると、アルバイトのT君が美味しいだし汁がたっぷりと入った土鍋を用意してくれます☆
私は、ネギやシイタケなどの野菜を鍋に入れ煮立つのを待ちます☆
そして、メインのブリの登場!☆

今日のぶりは福井県産のプリプリのブリ、脂だらけのやつとは訳が違います☆
切り身を箸でつまみ、煮立った鍋の中で“しゃぶしゃぶ”☆
さーっと泳がせて、すぐに遁水の中にある特製ポン酢を潜らせ、口へ放り込みます☆

「こ、これは、なんだ! 美味すぎる!」☆
ブリの食感、だし汁とポン酢の絡み、間に挟んだネギのシャキシャキ感、すべてのハーモニーが完全合致☆

本当に大ちゃんの料理センスにはいつもながらビックリさせられます☆
ここ『三汁伍番』は、特に鍋の基本である“だし汁”には、相当な力が入ってまして、昆布、鰹節はもちろん、色々な食材が複雑に自分を主張しあっている、、、そんな“だし汁”ですから、雑炊も最高の美味しさを出しています☆

もちろん、大ちゃんが作ってくれますので、美味しくない訳がありません☆
なんと、私は珍しく完食してしまいました☆

ブリも、もうすぐ旬を過ぎてしまいますので、この美味しさを早めに味わってみてはいかがですか?☆

『三茶一丁目 三汁伍番(さんじゅうごばん)』
世田谷区三軒茶屋1-35-4 ファインローズ1F
03-3412-3588 営業時間;17:00~1:00 無休 総席数;12席