グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

アチャのチキンカレー

2007年02月08日 | Shops & restaurants(中央区)
中央区新川グルメ巡り、今回は、『インドカレー・アチャ』☆

新川周辺には、美味しいお店が数多くある事はこのblogでも何度かご紹介してきましたが、カレーのお店は今回で2軒目、ちょっと少ないですよね☆

と、いうのも、私はどういう訳か外食での「カレー」というメニューは、駅の立ち食いスタンドで食べるような物という考えがありまして、「どこでも一緒じゃん!400円位で十分の食べ物なんだ」でした☆
もうすぐ閉館になる予定の、「横浜カレーミュージアム」へ行った時もそうでした☆
数ある名店から『パク森』を選びましたが、選んだ理由は一皿750円だったから、、、☆
それでも値段は高いと思ってました☆
中には1000円~1500円のカレーもありますが、そんなのはもってのほか☆
私は、カレーという食べ物のランクをかなり下に見ていたのでしょうね☆

ところが、先日、新川の『デリー』でインドカレーを食べてみた時に、そういう自分勝手なランク付けしてきた自分に呆れ、改めて食のすごさと素晴らしさを感じ取ったのです☆

そして、今回の『アチャ』☆
インドの言葉で、「素晴らしい」という意味のようです☆
昨年の10月にオープンしたばかりで、カウンター6席とテーブル6席のかわいい店内☆
ご夫婦で切り盛りされているようで、手作りのお店というのがすぐに伝わってきます☆

私は、いつものように最初の訪問で決めている、一番上に書いてあるメニューの「チキンカレー」を注文しました☆
大仙地鶏使用と添え書きがありましたので、鶏肉が大好きな私は「これは期待が持てるぞ!」と気分は上々です☆

しばらくして、奥さんが付け合せのサラダと平らなお皿に盛られたライスを届けてくれます☆
そして、メインの「ルー」の登場です☆
スープのようなルーの中に地鶏肉が3本、いい~香りが漂います☆
骨付きなので、フォークとスプーンで解しながら、一つ一つライスの上へ、、、☆
その上から「ルー」を注ぎます☆

一口食べますと、、、美味しさが口一杯に広がってしまいます☆
しまいますと書いたのは、誰でもすぐにわかる極上カレーだという事、、☆
「ルー」の中に、数十種類いや、数百種類の旨味成分が溶け込んでいるような、、、そんな宇宙的な世界が訪れるのです☆

メニューをもう一度見ますと、「カレーは薬膳です」の文字が、、、☆
私は、この文字を見て、こちらのお店の懐の深さを改めて実感しました☆
お客さんの体を大切にしてくれる気持ちが伝わった瞬間です☆

気がつけば、店内は満員状態、テイクアウトを希望されているお客さんもいて、お店の活気から力強さをも感じました☆
日本一のカレー店の芽が出てきています☆
大行列店になるのも、間近でしょうね!☆

『インドカレー・アチャ』
中央区新川1-25-20 1F
03-3297-2885
営業時間[月~金] 11:30~21:00 [土] 11:30~15:00

懐かしの赤ウィンナー

2007年02月07日 | Shops & restaurants(豊島区)
最近、都内では昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気の居酒屋がどんどん増えている事はご存知でしょうか☆
昭和は64年間ありましたが、その中でも30年~40年位の下町をコンセプトにしている処が多いようです☆
有名な施設としては、新横浜にある「横浜ラーメン博物館」は、館内が昭和33年に設定されていて、お店の並びや駅の改札口、はたまた映画のポスターに至るまですべてがその時代になっています☆

今回、その昭和33年に生まれた男3人が、池袋の『鳥定』に集合しました☆
こちらのお店も店内は昭和33年☆
木造の建物を意識した店内は、テーブルもその頃の小さめのサイズ、椅子はいわゆる腰掛、真ん中に丸い穴が開いてるそれです☆

飲み物は、「ホッピー」から☆
いつものように私は黒、彼らは白、それぞれのこだわりです☆

つまみは「やきとん」から始まります☆
「かしら」、「たん」はなかなかの肉質、塩と絡んで「ホッピー」が冴えます☆
次は「もつ煮込み」、やや薄味の私好みのタイプ☆
塩分控えめの健康的煮込みです(40代は生活習慣病に注意ですからね!)☆

そして、「赤ウィンナー」☆
私たち世代は、切っても切れない間柄の食べ物でして、食卓におかずとして並んだ時は壮絶な取り合いを兄弟でしていたものです☆
今は飽食時代ですから、そのような事はないでしょうが、当時は日本中がお腹を空かしていた時代ですので、こういう光景は日常茶飯事だったんです☆

その「赤ウィンナー」を食べた時にビックリしました☆
当時のままの食感なのです☆
魚肉を練ったものが詰まっている、やや柔らかめのやつです☆
子供の頃の思い出が、走馬灯のようにフラッシュバックする瞬間でした☆
添えられているケチャップも身震いするほど嬉しく、一本のウィンナーにたっぷり付けてほお張ります☆
あの頃は一本のウィンナーでご飯をたくさん食べてました☆
最高のおかずでしたからね!☆

さて、昭和33年生まれの男たちは、ホッピーの後、それぞれ好きな飲み物を追加し始めます☆私は「ハイボール」にしました☆
この頃には、メンバー全員酔いがまわって話にも弾みがついて、一言一言に食いつき、そして大笑い、、、☆
とても楽しいひと時を過ごす事ができました☆

昭和33年は、東京タワーの完成(高さ333m 翌年から一般公開 総工費28億円 鋼材4000トン使用)☆
長嶋茂雄が公式戦デビュー(国鉄スワローズのエース金田正一投手に4打席連続三振を喫する)☆
狩野川台風襲来(死者・行方不明者1269人 家屋の全半壊3464戸)☆
関門トンネル完成(世界初の海底道路 全長3461m 総工費56億6400万円)☆
特急『こだま』が運転を開始(東京-大阪間6時間50分で日帰り可能に 国鉄は「ビジネス特急」と宣伝)☆
『三種の神器』など家電ブーム(電気洗濯機・テレビ・電気冷蔵庫 テレビは100万台を突破)☆

このような出来事があった年、半世紀も前の事です☆
日本中が懸命に動いていた時代、いい時代でした☆

最後に、今回来ていただいた、『楽笑さん』、『ポパイさん』お疲れ様でした!☆

『鳥定』
豊島区南池袋1-21-4繁昌社ビル2階
03-3987-7806

富水の刺身

2007年02月06日 | Shops & restaurants(江東区)
私には、グルメ仲間がたくさんいますが、その中でも極上のレベルに君臨する、「ミスターK」と会う事ができました☆
彼に教えてもらった美味しいお店は、私のグルメ史に残る名店ばかり☆

今回は、江東区の門前仲町の刺身の名店、『富水(とみすい)』です☆
場所は、深川不動と富岡八幡の間にある路地、大通り(永代通り)からちょいと中に入った所に、粋のいい魚屋さんがありますが、お店はその隣、約一間ほどの入り口より中へ☆

店内は、奥行きが広くなっていまして、ゆったりと座れるテーブル席と右一番奥には広い座敷席、私はあまり大きくはないお店を想像していたので、とても意外でした☆

私たちは、座敷席の前の4人掛けのテーブルに着座です☆
まずは、瓶ビールから☆
下町グルメには瓶ビールが欠かせないですからね☆

そして、注文ですが、私が最初に目に付いたのは「本日のおすすめ」が書かれているボードです☆
その中に、『鯖の味噌煮』の文字が、、、☆
魚を生のままで出すのは素材がよければいいのですが、一手間加える料理は、そのお店の本当の実力が分かるものですので、私は迷わず注文しました☆

「ミスターK」は、『アジフライ』を注文しています☆
彼は何度もお店に来ているので、こちらの名物メニューはお手のもの☆
他に、『小エビのから揚げ』と今が旬の『そら豆』☆
そして、最後には今日のメインの『刺身盛り合わせ』☆
とても豪華な食事になりました☆

『鯖の味噌煮』は思ったとおりの出来栄え☆
鯖の身の美味しさもさることながら、合わせの味噌が最高に美味しい!☆
味は濃くなく薄くなく、しつこさも臭みもないとても上品なもの☆
そのまま味噌だけを飲み込んでもまったく問題なし☆

『アジフライ』は彼に勧められたものですが、さすが極上のグルメ、ふわふわのアジなのです☆
アジフライのふわふわ感は新鮮であればあるだけ得られるものなのですが、こちらのお店は隣が同じ経営の魚屋さん(富岡水産)☆
新鮮で美味しい魚を提供するのは当たり前といえば当たり前です☆

『小エビのから揚げ』は、極限まで衣を少なくした天ぷらですので、素材の美味しさがストレートに伝わります☆
合間にある三つ葉も脇役としてしっかり味を支えていますので、高級天ぷら店のそれよりも美味しいかもしれません☆

『刺身の盛り合わせ』は、この日の一番美味しい物を見繕ってもらったのですが、これがまた絶品!☆
新鮮な「マグロ中トロ」は少し硬めなのを初めて経験しましたし、「蝦蛄(しゃこ)」は甘みが程よいもの、「甘エビ」はその名の通りとても甘くて口当たりが最高、「子持ち昆布」「かに」「かんぱち」も本当に美味しい☆

これだけ美味しいものが揃ったら、お酒はどんどん進みます☆
いつの間にか私たちは、日本酒の温燗(2合徳利)を5本空けてしまいました☆
こんなことは滅多にない事でしたので、私自身も驚きです☆

帰り際、お店の女将さんに、「とても美味しかったです」とお伝えしたところ、「これがご縁になればいいですね」と優しいお言葉をいただきました☆
とても気さくで感じのいい方ですので、料理もより美味しく感じられたのでしょうね☆

お勘定も驚きの安さ☆
私は、このお店の虜になりそうです☆

『富水』
江東区富岡1-10-2
03-3630-0697
営業時間:11:00-20:30

宇ち多”のかしら

2007年02月05日 | Shops & restaurants(葛飾区)
葛飾グルメ会では、必ず最初のお店は『宇ち多”』と決まっている事は何度も書いていますが、私の「もつ」歴は今から40年も前に遡ります☆

当時、私は品川区の戸越銀座という街に住んでいました☆
この街には、「戸越銀座」という、大商店街がある事は有名ですね☆
なにしろ、本家銀座通り商店街の冠を日本で初めて頂いた商店街ですので、私がいた頃(昭和40年代)は、大変な賑わいで、池上線の戸越銀座駅と第二京浜国道(国道1号線)の間は、今の渋谷センター街のようでした☆

私は毎日母親に連れられ、夕方の買い物のお供をしていました☆
今では考えられないのですが、当時私は貧血症で立ち眩みは日常茶飯事、毎日フラフラしてたのです☆
そんな私を見かねた母親は、買い物の途中にあるお店に寄るのです☆

戸越銀座駅の東側の裏通り、当時あった「梅宮産婦人科医院」(梅宮辰夫の実家)の前にそれはありました☆
夕方の2時間だけ、もつ焼きだけを店頭販売する小さなお店、店名などありません☆
そこで、必ず食べさせてもらったのが、「レバー串」☆
当時は1本5円か10円だったでしょうか、甘いタレと絡んだ肉はとても美味しかった、、、☆
毎日毎日、買い物途中で2本から3本、来る日も来る日も「レバー」だけ☆
お陰で私の貧血症は治りましたが、いくら美味しい物でも毎日毎日同じ物を食べていては飽きてくるのは仕方がない話☆
次第にお店に寄る事が嫌になりかけていました☆

そんな時、お店のご主人が、「そりゃ、毎日食ってたら飽きるさ! だったら、これを食ってみな!」☆
出されたのは、「かしら」、豚のこめかみの肉です☆
私は、「レバー」以外の肉は初めてなので、恐る恐る食べてみます☆
今までの柔らかい食感に慣れていたため、やや硬さを感じましたが、それも少しずつ慣れ逆に美味しさを感じ取ります☆
まるで、ロース肉のようだ!☆
子供ながらも感激した瞬間です☆

この日を境に、その他の「しろ(小腸)」、「はつ(心臓)」、「たん(舌)」等も試し始めました☆
ただ、いろいろ試した結果、やはり「かしら」が一番だったようで、3年間通った内最後の1年間はすべて「かしら」でした☆

さて、『宇ち多”』の「かしら」ですが、やはりステーキの食感です☆
その辺の安いステーキより美味しいですよ☆
私は、こちらの「しろ」もとても柔らかく、タレで食べるが大変好きなのですが、「かしら」は小さい頃の思い出がたくさん詰まっていますので、心の中では別格な物となっています☆

私は、『宇ち多”』で「かしら」を食べる度に、戸越銀座のやさしいお店のおじさんを思い出すのも、一つの楽しみになっているのです☆

『宇ち多”』
最寄駅:京成立石
03-3697-5738
葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街 定休: 日曜・祝日
営業時間:平日:14:00 - 19:00 土曜: 12:00 - 19:00

洋食工房ヒロ

2007年02月04日 | Shops & restaurants(葛飾区)
葛飾グルメ会の総会が招集されました☆
集合場所は『宇ち多”』☆
もうこのブログでは何度も紹介している、もつ焼きのお店☆
今回の議題は、、、毎度の事ですが、ただ飲めればいいという、なんとお行儀の悪い総会でしょうか、、、☆
しかし、もつ焼きと焼酎はやめられないですから、しょうがないですね☆

メンバーは、いつものN、U、T、I(敬称略)、に加えて、Kが久し振りの登場、そしてグルメッチーの6人☆
30分前後で『宇ち多”』に全員揃ったのですが、こちらのお店は早く来た人からどんどん席に座らせるので、仲良くテーブルを囲めるのは、他のお客さんが席を立ってからです☆
1時間ほどしてようやくメンバーで囲むことができました☆
しかし、その頃になると、焼酎も3杯め☆
会議ができなくなっています(笑)☆
まあ、いつもの事なので、いまさらですが、、、☆

葛飾グルメ会は、いかに早くお店を回れるかも、暗黙の掟となっています☆
したがって、一軒に2時間いる事はまずありません☆
ただ、今回は久し振りのKの登場があったので、やや長めの滞在になってしまいました☆

そして、今日のメインイベント☆
『洋食工房ヒロ』へ移動です☆
こちらのお店は何といっても、すべての料理が丁寧に作られているので、本当に美味しいんです☆
浅草の「よしかみ」で長年修行されたご主人ならではの味付けは、たぶん日本一ではと思う位の絶品☆

メンバーは、かなりお酒が入っているので、注文は嵐の如く、次から次へとスタッフに告げます☆
私は、何もしないでも他のメンバー達が仕切ってくれるので、来たものに手を付けるパターン、、、☆ とても楽ちんです☆

今日は、鳥のから揚げからスタート☆
モモ肉が柔らかい衣に包まれて、一噛毎に美味しい肉汁が溢れます☆

次は、ビーフシチュー☆
オリジナルのデミグラスソースがとても上品で繊細、何杯飲んでも嫌気はないでしょうね☆
そのソースに隠れた牛肉は、長時間煮込まれているので、たった一噛みで融けてしまうほど、、☆

普通、洋食は二品以上食べますと、かなりの胃もたれ感があると思いますが、こちらの場合は、そんな事はまず無いでしょう、というのも、下ごしらえがちゃんとしているので、食べているそばからどんどん消化してしまうからだと思います☆
美味しい物は、これに限らず、すべてそうではないでしょうか☆

そして次は、『カツサンド』☆
何といっても、こちらの名物メニューの一つ☆
とにかく、テイクアウトは毎日昼時から売れに売れ、予約をしなければ手に入らないほど、、、☆
私たちは贅沢にも、一気にほお張ります☆
「あ~~、美味いな~~」☆
自然とこの言葉が出てきてしまいます☆

お酒は、いつの間にか「赤ワイン」に、、、☆
料理の美味しさと、このワインが非常に相性がよく、なんとデキャンタで3本もいってしまいました☆

最後は、テイクアウトの『カツサンド』をお土産にこの日はお開き☆
メンバーは寒さも忘れ、意気揚々と駅へ向かいます☆

それにしても、この立石周辺は、安くて美味しい名店が軒を連ねている印象がありますので、この先何年経っても「葛飾グルメ会」の会議は続いていく事でしょう☆

『洋食工房ヒロ』
葛飾区立石1-6-1 03-3696-7503
[営業時間] 11:00~15:00 17:00~21:00
[定 休 日] 日曜日
●おすすめ● カツサンド 500円・オムライス 700円・エビフライ 1,000円