今日の木青会館での木曜着付教室は、谷先生が3ヶ月無料着付講習会をお2人に指導(着物から名古屋帯の結び方まで)し、嶋岡先生が多治井教室の振替で来られたIIさんやSさんに留袖の他装をボディを使用して説明し、ボディに2人が交互で着付を行っていました。前回は着物まででしたが今日は帯(二重太鼓の結び方)まで説明していました。
私はKさんのお母様に前回購入された美容ランジェリーと美容衿の付け方の復習をし、コツを覚えて頂きました。
左記説明が付いているのですが、これだけではなかなかしっかり使いこなすのは難しく、ちょっとしたことで衿がしっかり付きます。
⑤まで終ったら、もう一度紐通しの後ろの緩みをチェックし、前の紐を結び直します。たったこれだけで衿がしっかりします。
長襦袢と同じで、背中や前の余分なシワは脇でタックをとり、脇のたるみは下に下げます。
ヒップパットをしたら、下にでたえり抜きの紐や左右の衿先を下に引くとよりしっかりします。
お母様のお話では、月曜日に振替で来られたKさんは、美容ランジェリーや美容衿を使い出して、着付が楽しくなったそうです。
衣紋や襟元はこれを使うと崩れる事がないので、とても気にされていたKさんには向いていたのかもしれませんね。
今日は雨が降ったので単衣の着物(東レシルックの無地)にかがり帯です。雨振りには、化繊の着物が重宝します。特に東レのシルックは化繊の着物としては高価ですが、他の化繊と違い風合いも正絹に近くなっています。
他の化繊の着物は、着ていて崩れやすい感じがあり、すぐにプカプカを浮いた感じになって体へのフィット感がありませんが、東レのシルックは少し違います。正絹と間違われる事が良くあります。同じ化繊の着物を購入するのであれば、お稽古着だけなく、急に雨が降ってきたりした時(いざという時)に着ていける東レのシルックがお勧めです。