今日は今考えている着装・帯結びを2人の先生に見て頂きました。(谷先生と羽曳野市の小川先生です。)
3人とも装道きもの学院(現 装道きもの礼法学院)で資格を取得したのですが、私も小川文子先生も今は認可を離れています。
認可に所属していた時は編入させたりするので装道のやり方を変えられませんが、今は生徒さんの実力に合わせて、簡単にきものを着たり帯を結ぶ方法で教えています。(といっても着装は自分が好きで従来の腰紐や希望によりコーリンベルトで教えていました)
装道の帯のやり方は、とても素早く出来、見た目もとても綺麗で簡単そうに見えますが、着慣れるまでに時間がかかります。 (資格を取ろうとしている方は、すでに着物を着られる方もいたり、最初からの心が前も違うので、比較的にすぐにできますが・・・)
個人教室に来られる方には、早く着物を着て出かける楽しみを知って欲しいので その方に合わせて楽に着装できる方法で考えていました。(人に寄って苦手な所が違ったり、手が上に上がらない方もいますので)
今考えている帯結びは、帯の短い人や長い人、誰でも簡単にできる方法です。現在試しにKさんや娘に教えている方法です。(最近多治教室の方にも少しやってみました)
仮紐が名古屋帯の場合は2本、二重太鼓の場合は3本いりますが、
●太鼓の山が簡単に綺麗に出来る。
●同時に帯枕の下もきれいに整理できる。
●手先を入れるときに手が離せるのでとても楽です。
お2人の先生から「わかり易い」とOKがでました。
今までは名古屋帯だけ試しに行っていましたが、これからは二重太鼓もこの方法で行う予定です。
新しいに二重太鼓の方法はまだ、どの生徒さんにも試していないので、皆さんのご意見も聞いて結び方のテキストを作成します。
襟元の決め方も、通常は下前から決めますが(着付本には、通常下前が先)
コーリン和装締め(日本和装)やニューサッシュ伊達締め(京都きもの学院)を使用する場合、上前から決めて、止めると とても簡単に襟元が決ります。
小川先生は今まで、他の学院の小物類を敬遠していたそうですが、今日使ってみてビックリされていました。(装道の場合は襟元はコーリンベルトなので)
さっそく両方とも購入してやってみると言われました。