「出前きつけ」 きもの美人に変身(*^-^*)

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クリーニング屋さんの一言が着付の良い勉強になりました。

2009年06月21日 | 着物のお手入れ(丸洗い・洗い張り)

今日は宮田クリーニングさんが出来上がった着物や帯を持ってきてくれました。

6月6日にクリーニングに出した一部金が変色した帯(ここをクリック)がうっすらとした黒ずみは残っていましたが、きれいになって戻ってきました。

Oさんにも着て頂いて一緒に説明を聞きました。(取れないと思われていただけに、1600円で綺麗になって喜ばれていました。

0さんには、先日ご質問があった留袖の比翼について、クリーニングから戻ってきた留袖を見て頂いて説明しました。

5月31日に留袖をお着付したのですが「座っていたら比翼が2~3センチ見えた。」と気にされていました。今までそんな事を聞いた事がなかったのでこちらも気になっていたのですが、先日クリーニングの為に預かった留袖を見て原因がわかりました。

留袖と比翼が同寸になっているのです。留袖をたたむだけでも比翼が見えてしまいます。       普通は比翼の寸方を留袖より控えて仕立てます。ですから、着物をたたんで比翼が見えることはありません。

でも、この留袖は「デパートで仕立てた」と言われていました。                                   そんな話をしていたらクリーニング店の宮田さんが「いい勉強になりました」と一言

クリーニングで預かった留袖にもたたむだけで比翼が見える留袖が沢山あるそうです。    ですから、それがあたり前だと思われていたそうです。

これにはこちらの方がビックリしました。 今までお着付した方の中にもそんな留袖があったのかもしれません。

これから留袖の着付けをするときに注意して「こんな留袖はあまり妻先を上げない様にして

お客様にも一言お声がけをしておこう」と思いました。

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