6月に入り汗ばむ季節になりました。汗をかく時期は洗濯機で丸洗いができる化繊の着物が一番です。その中でも絹と見分けが付かないのは東レシルックです。
生徒さんから単衣で無地の着物(東レのシルック)が欲しいと言われ、たまたま私も無地のシルックが以前から欲しかったので、東レシルックを安く購入する方法を考えました。
25年前に作った東レシルックの無地の着物を持っているのですが、何故か他の東レシルックと違って体に添い難いのです。昨年秋から七五三・卒業式と雨が続きこの着物を着る度に、もっと良い東レルックが欲しいと思っていました。
この機会にと東レシルックの事をいろいろ調べてみました。
「無地の東レシルックがいつも行く問屋には置いていない」
いつも行く問屋さんに電話して聞くと、小紋のシルック(数が少ない)はあるのですが無地のシルックは置いていない事がわかりました。
そこで東レシルックの会社のHPで参考価格(ここをクリック) 取扱店(ここをクリック)を調べました。
そして下記のようなブランド名で販売されている“シルック”は、同じ東レシルックでも品物が違う事(しっとりしていて、本当に絹の様です。価格も割高)がわかりました。
梨乃景色・さんび京小紋・YUKI TORII (鳥居ユキ)・古今・羽田登喜男・伊砂久二雄・万葉
京三条・荒木寿夫・創世舎・エルミテ
インターネットで探してお仕立て付き58,000円が37,800円無地の紋意匠生地 東レシルック(エルミテ)が見つかりした。各写真をクリックすると大きくなります。
反物だけですが、梨乃景色 (ここをクリック)
他にもいろいろありましたが、小紋は新柄ではありません。でも気に入ればお得です。色無地は流行がないので、普通はこんなに安く変えません。不思議???
急がない方は、取扱店が主催するシルック展や百貨店は高いと思いますが、品が揃っているので、そこで顔うつりをみてインターネットで購入するのが良いでしょう。
※直接インターネットで購入する場合は、送料はかかりますが、一旦自宅に送ってもらって顔うつりを見てから仕立てを頼む方法もあるようです。(気に入らなければキャンセルできるようです)
今回は無地の東レシルックをあきらめ、問屋さんに行って東レシルックの中でブランド品との違いを比べて見ました。やはり肌触りが全く違いました。その中で気に入った柄のブランド品があり、それがなんと1万円でした。ハイテク仕立で13,000円
勉強しに行ったつもりが、生徒さんと一緒に購入してしまいました。無地は、自分にあった色目を探し、インターネットで購入する事にします。