盲人と旅する仏像の世界
行楽の秋、芸術の秋、コンサートの秋。大阪はここ数日30度近い最高気温だけども、天気も良くお出かけ日和。今日、10月10日は、ごろあわせでJuice=Juiceの日。埼玉ミサト市では元Juice=Juiceの宮本佳林がエムラインコンサート。Juice=Juiceの曲おおめに歌ったのかな?
そんな今日、私は、ガイドヘルパーさんに手引きされて、大阪千里の万博記念公園内にある、国立民族学博物館へ。9月から11月まで、触る大博覧会、ユニバーサルミュージアムが開催されている。目でみるだけじじゃなくてて、さわって芸術を体感できるめずらしい展覧会。これはいかねば。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。
朝8時30分に家をでて、電車とモノレールをのりついで、万博記念公園駅へ。改札をでると、天井からミストがふきだしていて、暑さ対策。涼しいね。この駅は、ガンバ大阪のスタジアム近くなので、試合の日は観客がどっとおしよせるんだろうね。
改札をでて、左のスロープをくだって、左の陸橋をわたって、公園入口へ。身体障碍者手帳を提示すると、入場料無料。なつかしいね。
この万博記念公園には、2007年11月に、ABCラジオハロプロやねんの収録でベリーズ工房が出演した思い出、なぜか当日は、撮影が禁止されておらず、ファンはガラケーで写真をとりまくっていたね。あれはなんだったんだろう?そのあと、2009年は真野恵里菜のイベント、2011年9月のスマイレージサブメンバー加入後、タチアガールのころ、アイドルフェスかなにかでスマイレージや東京女子流が出演していたイベントにいった思い出。まだ、そのころ、私の目は見えていたね。ただ、イベントがおわって、あたりがうすぐらくなると、まわりが把握できなくなり、お広場から公園入口までたどりつけずうろうろしていたら、親切なスマイレージファンに声をかけてもらった思い出なつかしいね。
デスペア的万博記念公園の参戦レポはこちら
あれから、10年。もうひとりでは、この広い公園を歩くことは難しいね。目の見えなくなった私。ガイドヘルパーなしではこの公園を移動するのは難しいね。
入場口をはいって、一番奥にある民族学博物館を目指す。森のトレインという、電車のようなバスが定期的に園内を走っている。小さい子供づれ家族とか大盛況。私ものろうとおもったけど、結構な値段したのでやめる。
だんだん気温もあがってきて、熱くなってきたので、歩いて博物館にいくのはちょっとしんどそうだったので、いったん入場口をでて、駅にもどる。駅の改札をでて、エレベーターで1階へおりる、おりてすぐ目の前に簡易型バス停があった。博物館シャトルバス。無料シャトルバス。土日のみ走っているよう。10時6分発の始発シャトルバスで、博物館へ。公園の中を走るのではなく、公園の外周の車道を走って、博物館に到着。15分ぐらいかかったかな。
10時30分から、一度もやすまず、ずっとたちっぱなしで、14時30分まで、触る大博覧会。よかった。目が見えないと、どうしても、絵画や作品はわからない。でも今日の博物館は手でさわれるものばかり。うれしいね。
まず、入口はいってすぐに、興福寺の仏画んのレプリカ。かなり大きい仏の頭。1メートル以上あったかな、顔だけで、両手でさわる私。やさしそうな眼、半開きの目、耳たぶは、なぜか大きな穴があいていて、わっかになっている。仏様の耳ってこんな耳なのね、ピアスの穴がひろがりすぎたような状態にびっくり。
次は、世界地図のさわってたしかめられる地図。ただ、エベレストも米粒よりも小さい突起しかなく、さわってもエベレストの高さっていうのは実感できなかった。もっとスケールの大きい、伊豆半島の触地図があって、それだと藤さんの突起はよくわかった。さわってみると富士山のてっぺんって、意外ととんがっているのね。こどもが藤さんの絵をかくと、鉄片は平に書いてしまうけども、実際の富士山の鉄片は、それほど平でないようだった。あの平らな頂上ってのは、下からみあげた絵なのかもね。せっかくなので、藤さんの突起のうしろに、宮本佳林のミニFSKを置いて写真を撮影。フラッシュをたかなければ写真撮影OKということ。これもうれしいね。
2階にも展示品がおいてあって、こちらも仏像がおいてあった、薬師寺の菩薩立像。これはおそらく投信あぢかな。手をさわると、かるくわっかをつくっているのがわかった。あと、仏像の足をさわってみると、はだしなのがわかった。ぞうりははいていないのね。
ゴッホのひまわりがさわってたしかめられるものもあった。ひまわりの絵を陶板にやきつけているようで、なんとなく、ひまわりがわかったが、さすがに手でさわって、あのゴッホの絵をイメージするのは難しいね。ヘルパーさんに、ひまわりは1本、花瓶から落ちてよこたわっていますよと教えてもラテ、それも手でさわって確認した。ゴッホのひまわりの絵って、1輪ひまわりが落ちているのね。知らなかった。
あとは、女性の裸体や、信楽のたぬきとか、いろいろあった。前方後円墳の形をしたバスタブみたいなものもあって、そこにはいって横になると、体がぽかぽかしてきた。電熱線が下にくみこまれているのかな。女性の裸体の像の胸の乳首は、富士山のさきっぽみたいなとがりかたをしていた。
解説文をヘルパーさんいよんでもらいながら、じっくり鑑賞。4時間たっぷりたのしめた。これで800円は安いね。障碍者だと、介助者含めて無料なのがさらにうれしいね。
客も家族連れとか結構おおくて、繁盛していた。おすすめ。
残念だったのは、展示品のいくつかは、撤去されていた、破損のため、展示中止となっていた。
コロナ対策として、いたるところに手指消毒スプレーがおいてあった。
じっくりみるには、4時間ほどかかるので、途中に休憩スペースと自販機があったらよかったね。
みおわって、15時10分のシャトルバスで駅へもどる。このシャトルバスのりばは、やってきたときにおろされた場所ではなく、反対側、ミュージアムをやっている別館ではなく、本館のほうが買えりのシャトルバスのりばだった。これは注意だね。てっきり、もときた場所かとおもったら、そこじゃなくて、あわてて、本館のほうにいったけど、のりおくれて、30分後のシャトルバスにのって、駅にもどった。
みなさんもぜひ、いってみてね。
@ここから HPから抜粋
ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会
会期
2021年9月2日(木)~ 11月30日(火)
会場
国立民族学博物館 特別展示館
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
水曜日(※ただし、11月3日は開館、翌4日は休館)
ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会 ? 国立民族学博物館はこちら
ps
10月4日月曜日からNHK Eテレで、元アンジュルムの和田彩花がナビゲーターをつとめる教養番組 アイドルと旅する仏像がはじまているのね。ぜひ、さわって確かめられる仏像の世界もとりあげてほしいね。
アイドルと旅する仏像の世界 (0)「これから始まる!アイドルと旅する仏像の世界」 - 趣味どきっ! - NHKはこちら
ハロプロメンバーも何人か出演するみたい
行楽の秋、芸術の秋、コンサートの秋。大阪はここ数日30度近い最高気温だけども、天気も良くお出かけ日和。今日、10月10日は、ごろあわせでJuice=Juiceの日。埼玉ミサト市では元Juice=Juiceの宮本佳林がエムラインコンサート。Juice=Juiceの曲おおめに歌ったのかな?
そんな今日、私は、ガイドヘルパーさんに手引きされて、大阪千里の万博記念公園内にある、国立民族学博物館へ。9月から11月まで、触る大博覧会、ユニバーサルミュージアムが開催されている。目でみるだけじじゃなくてて、さわって芸術を体感できるめずらしい展覧会。これはいかねば。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者の私。
朝8時30分に家をでて、電車とモノレールをのりついで、万博記念公園駅へ。改札をでると、天井からミストがふきだしていて、暑さ対策。涼しいね。この駅は、ガンバ大阪のスタジアム近くなので、試合の日は観客がどっとおしよせるんだろうね。
改札をでて、左のスロープをくだって、左の陸橋をわたって、公園入口へ。身体障碍者手帳を提示すると、入場料無料。なつかしいね。
この万博記念公園には、2007年11月に、ABCラジオハロプロやねんの収録でベリーズ工房が出演した思い出、なぜか当日は、撮影が禁止されておらず、ファンはガラケーで写真をとりまくっていたね。あれはなんだったんだろう?そのあと、2009年は真野恵里菜のイベント、2011年9月のスマイレージサブメンバー加入後、タチアガールのころ、アイドルフェスかなにかでスマイレージや東京女子流が出演していたイベントにいった思い出。まだ、そのころ、私の目は見えていたね。ただ、イベントがおわって、あたりがうすぐらくなると、まわりが把握できなくなり、お広場から公園入口までたどりつけずうろうろしていたら、親切なスマイレージファンに声をかけてもらった思い出なつかしいね。
デスペア的万博記念公園の参戦レポはこちら
あれから、10年。もうひとりでは、この広い公園を歩くことは難しいね。目の見えなくなった私。ガイドヘルパーなしではこの公園を移動するのは難しいね。
入場口をはいって、一番奥にある民族学博物館を目指す。森のトレインという、電車のようなバスが定期的に園内を走っている。小さい子供づれ家族とか大盛況。私ものろうとおもったけど、結構な値段したのでやめる。
だんだん気温もあがってきて、熱くなってきたので、歩いて博物館にいくのはちょっとしんどそうだったので、いったん入場口をでて、駅にもどる。駅の改札をでて、エレベーターで1階へおりる、おりてすぐ目の前に簡易型バス停があった。博物館シャトルバス。無料シャトルバス。土日のみ走っているよう。10時6分発の始発シャトルバスで、博物館へ。公園の中を走るのではなく、公園の外周の車道を走って、博物館に到着。15分ぐらいかかったかな。
10時30分から、一度もやすまず、ずっとたちっぱなしで、14時30分まで、触る大博覧会。よかった。目が見えないと、どうしても、絵画や作品はわからない。でも今日の博物館は手でさわれるものばかり。うれしいね。
まず、入口はいってすぐに、興福寺の仏画んのレプリカ。かなり大きい仏の頭。1メートル以上あったかな、顔だけで、両手でさわる私。やさしそうな眼、半開きの目、耳たぶは、なぜか大きな穴があいていて、わっかになっている。仏様の耳ってこんな耳なのね、ピアスの穴がひろがりすぎたような状態にびっくり。
次は、世界地図のさわってたしかめられる地図。ただ、エベレストも米粒よりも小さい突起しかなく、さわってもエベレストの高さっていうのは実感できなかった。もっとスケールの大きい、伊豆半島の触地図があって、それだと藤さんの突起はよくわかった。さわってみると富士山のてっぺんって、意外ととんがっているのね。こどもが藤さんの絵をかくと、鉄片は平に書いてしまうけども、実際の富士山の鉄片は、それほど平でないようだった。あの平らな頂上ってのは、下からみあげた絵なのかもね。せっかくなので、藤さんの突起のうしろに、宮本佳林のミニFSKを置いて写真を撮影。フラッシュをたかなければ写真撮影OKということ。これもうれしいね。
2階にも展示品がおいてあって、こちらも仏像がおいてあった、薬師寺の菩薩立像。これはおそらく投信あぢかな。手をさわると、かるくわっかをつくっているのがわかった。あと、仏像の足をさわってみると、はだしなのがわかった。ぞうりははいていないのね。
ゴッホのひまわりがさわってたしかめられるものもあった。ひまわりの絵を陶板にやきつけているようで、なんとなく、ひまわりがわかったが、さすがに手でさわって、あのゴッホの絵をイメージするのは難しいね。ヘルパーさんに、ひまわりは1本、花瓶から落ちてよこたわっていますよと教えてもラテ、それも手でさわって確認した。ゴッホのひまわりの絵って、1輪ひまわりが落ちているのね。知らなかった。
あとは、女性の裸体や、信楽のたぬきとか、いろいろあった。前方後円墳の形をしたバスタブみたいなものもあって、そこにはいって横になると、体がぽかぽかしてきた。電熱線が下にくみこまれているのかな。女性の裸体の像の胸の乳首は、富士山のさきっぽみたいなとがりかたをしていた。
解説文をヘルパーさんいよんでもらいながら、じっくり鑑賞。4時間たっぷりたのしめた。これで800円は安いね。障碍者だと、介助者含めて無料なのがさらにうれしいね。
客も家族連れとか結構おおくて、繁盛していた。おすすめ。
残念だったのは、展示品のいくつかは、撤去されていた、破損のため、展示中止となっていた。
コロナ対策として、いたるところに手指消毒スプレーがおいてあった。
じっくりみるには、4時間ほどかかるので、途中に休憩スペースと自販機があったらよかったね。
みおわって、15時10分のシャトルバスで駅へもどる。このシャトルバスのりばは、やってきたときにおろされた場所ではなく、反対側、ミュージアムをやっている別館ではなく、本館のほうが買えりのシャトルバスのりばだった。これは注意だね。てっきり、もときた場所かとおもったら、そこじゃなくて、あわてて、本館のほうにいったけど、のりおくれて、30分後のシャトルバスにのって、駅にもどった。
みなさんもぜひ、いってみてね。
@ここから HPから抜粋
ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会
会期
2021年9月2日(木)~ 11月30日(火)
会場
国立民族学博物館 特別展示館
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
水曜日(※ただし、11月3日は開館、翌4日は休館)
ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会 ? 国立民族学博物館はこちら
ps
10月4日月曜日からNHK Eテレで、元アンジュルムの和田彩花がナビゲーターをつとめる教養番組 アイドルと旅する仏像がはじまているのね。ぜひ、さわって確かめられる仏像の世界もとりあげてほしいね。
アイドルと旅する仏像の世界 (0)「これから始まる!アイドルと旅する仏像の世界」 - 趣味どきっ! - NHKはこちら
ハロプロメンバーも何人か出演するみたい