獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

自分の部屋のたたみの上に1万円札が落ちていた。

2022-02-16 18:53:41 | 網膜色素変性症と私
2枚ヒラリ

今度自分の部屋で動画撮影をしようとおもって、カメラテスト。机の上においているデスクトップパソコンのカメラで、自分を映してみる。見えないので、ヘルパーさんにどう映っているか確認。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な私。

カメラレンズが、私の部屋のどのあたりまで映すのか確認。パソコンのの上からぴょんととびでるちったいカメラだけども、その映す範囲は広いね。私の6条の長編に机をならべて、反対側の長編の壁がほtんどうつるぐらい。結構うつるのね。

でも、そこまで映ると、部屋がごちゃごちゃしているのもうつるね。ということで別の日に、6畳間短編の窓側においている、3段カラーボックス2つをかたづける。これを別の部屋にもっていったらいいな。

そのためには、そのカラーボックスの中にはいっているものを外に出す。お菓子、カロリーメイト、かりんとう、薬箱、DVD、レターパック、チケットファイルなどなど。

いったんだすと、チケットファイルからたくさんのチケットが飛び出る。ハロプロのチケット。昔は、1枚1枚ファイルに差し込んでいたけど、それじゃ、ファイルがおいつかないので、1つのリフィールいどさっとチケットの束でいれている。そのためめ、リフィールの空いているところから、チケットがどばーととびでる。

ヘルパーさんはいないので、畳の上にちらばった、100枚近いチケットを手であつめて、悦のカンカンにいれる。ファイリングするのはあきらめて、お菓子の空箱からカンカンにいれることにする。

その語、ボランティアさんが家にきてくれて、DIGAの音声がでない不具合の調査。その前に、ボランティアさんが、たたみの上におちている、1万円札2枚をひろいあげて、私におしえてくれる。

たたみの上にヒラリ2万円。

このお金は、おそらく私のだけども、なぜこんなところに。

そこで気づく。私は、年間100ぐらいのコンサートイベントに参加する。コンサートにいったあとは、そのチケットを財布からとりだし、チケットファイルにいれこむ。その時に、財布の中の万札とチケットをあやまって、チケットとおもって万札をチケットホルダーにいれていたよう。

これにはびっくり。そして、なぜ、私はチケットと万札がちらばった、たたみの上で、チケットだけをあつめて、カンカンにいれて、万札だけとりこぼしたのか。これも不思議。

考えてみると、万札は軽いので、どさっと落とした時に、遠くまで飛んで行ったのかな。

昔、私が目が見えなくなったとき、よく聞かれたのは、お金の管理どうするの?どうやってるのということ。通帳も見えないし、どうするの?

いやいや、ネットバンキングもあるし、パソコンで残高角煮できるよと自慢げにいっていた私。

でも、自分が落とした1万円札2枚にも気づかないなんて、お金の管理ができていないね。

ということで、これからは、なるべく現金はもたず、電子マネーで生活していこう。現在私が現金を使う場面というのは、ハロプロのチケットの代金をコンビニで支払うときのみ。ハロプロのチケットもはやく電子マネー支払いに対応してくれたらいいのにな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする