獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

第3次同行援護裁判の大阪地裁判決を読んだ。

2022-02-07 22:58:22 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
1勝2敗

私は、6年ぐらいずっと、役所にたいして裁判をおこしている。同行援護がという視覚障害者のためのガイドヘルプ制度の支給量が、特定の視覚障害者にだけ不当に優遇されて至急されている。それはおかしい。そして、月単位で支給量を決定しているため、その上限をこえる月とこえない月がでてくるのは当然だけど、越えない月の未利用分を多い月にくりこし利用を認めてくれといっているのに、特定の視覚障害者には認めて、私には認めない。これはおかしいということで、ずっと裁判をしている。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。

この同行援護裁判も第3次同行援護裁判、これまでの2回はすべて私の敗訴。
そして、3度目の正直の裁判、2月3日に、大阪地方裁判所で判決の言い渡しがあり、先日、私の自宅に判決文が判決データCDと一緒におくられてきた。
中身をみてみると、

原告の請求を棄却する。
私の敗訴。

うーん。なかなか裁判ってむずかしいね。でもあきらめない、私は何度でも立ち上がる。ネバーネバーサレンダー。

同じ2月3日に私とは別の障害者の裁判の最高裁判決があったよ。肢体不自由者、手がふるえて自分では選挙の投票ができない障害者が、いままで認められていたヘルパーにより代理投票を、また認めてよという裁判。法律が改正されて、そういったヘルパーや友人、家族による代理投票は禁止になってしまって、選挙職員による代理投票、代筆投票しかみとめられなくなった。それはおかしいと裁判。

その最高裁判所の判断があって、こちらも、残念ながら、棄却(却下)かも、つまりは敗訴。最高裁で判決があったので、これで確定してしまった。

うーん、残念。もうこうなったら、行政や、司法が頼りにならないのなら、もとから変えなきゃだめで、法律、立法に期待するほかないね、この代理投票の障害者の人にはぜひ、政治へはたらきかけてほしいね。

そして、2月7日今日、最高裁判所の判決があった。それは、視覚障害者のあはき裁判。あんんま、はり、きゅうの専門学校の設立許可は、今は認められない。それは、目の見える請願者が、その専門学校におしよせて、あんまはりきゅう従事者のほとんどが請願者になってしまって、そうすると視覚障害者の食がうばわれる。そそれを防止するために、あらたな専門学校は認められない。

そはおかしいと専門学校が訴える。その最高裁判断が今日あった。

その専門学校の請求は棄却。視覚障害者側の勝利。

ということで、障害者の1勝1敗だね。
とおもったけど、よくよく考えてみれば、すべて、棄却裁判なのね、つまりは、行政裁判において、任用判決。つまりは、行政の判断はおかしいという判決を裁判所はくだすことはめったにないっていうこと、おそらく刑事裁判よりもその確率はひくいんじゃないかな。99.9とう映画がいまはやっているようだけど、それは刑事裁判みたいだけど、行政裁判もぜひそういった映画をつくってほしいね。99.99っていうやつをね。

うーん。こうなったら、政治家になっ法律をつくるか、あるいは、行政サービスにはたよらないでいいぐらいのおお金持ちになるしかないね。それか、マトリックスのような仮想現実、メタバースの世界で生きるしかないのかな?
コメント (4)
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