ハードディスク全消去
最近、中年をとおりすぎた私。時々言葉がすぐにでてこない。昔の芸能人の名前とか、曲名とかがでてこない。言い間違いも増える。これはしかたないね。
ものおぼえが悪い、思い出せない、それがひどくなると認知症。私の知り合いのおばあさんも認知症になって、買い物にいったら同じ食材かまぼこをたくさん買ってくる、料理の味付けも変な味付け、本人はそれでもおいしいと言ってたべる、気に入らないんだったらたべんといて。
またある90歳を超えたおばあちゃんは、毎年、精魂込めてつくっていたおせち料理、ある時から、お節料理の半分以上がハムの厚切り。いろいろなハムの厚切り。それがおせちのメイン料理。これは笑い話かとおもっていたけど、今思うと、このおばあちゃんは認知症がはじまっていたのかもね。
そのハムおせちのおばあちゃんとは、元Ｊｕｉｃｅ=Ｊｕｉｃｅの宮本佳林のひいおばあちゃん。佳林の今日のブログで、ひいおばあちゃんが認知症になって、今は施設にはいっているとのこと。もう、息子やまごの顔をみても、わかったりわわからなかったり。さみしいね。
佳林いわく、佳林が一番にているのはひいおばあちゃん、チャキチャキしていてずばずばものをいう元気なひいおばあちゃん。ひいおばあちゃんは、かわいいひまごの佳林を、かっちゃん、と呼ぶ。この呼び方もなんかいいね。おてんばで外で元気にあそんで日焼けしたおてんば女の子佳林にぴったりの呼び名。実にいい関係性。
この佳林ブログを読んですこし涙がでる。
昔はパパとママが共働きだったので、面倒をみてくれたのはひいおばあちゃん。かっちゃんが幸せになってくれるのが一番だよとひいおばあちゃん。
佳林のまわりではここ数年でどんどん人がいなくなっている。飼い犬のチョコ、飼い猫のジャスミン、おじいちゃんが立て続けに点にめされている。それが大人になるってことなんだろうけどもさみしいね。
佳林いわく、認知症ってのは、死の恐怖をやわらげてくれる効果もあるとのこと。だんだん記憶がなくなっていくことの効果。
でもやっぱり、そのことを自覚した時点でさらに恐怖だね。自分が自分じゃなくなってしまう恐怖。愛する人の顔もわからなくなる恐怖。
うーん、せつないね。
そんな今日の夜、ボランティアさんが家にきてくれたので、家にたまった使わなくなったパソコン5台を初期化、ハードディスクの全消去。これがひとりではできない。ハードディスク全消去をするには、音声読み上げソフトが立ち上がる前にに、捜査をはじめないといけない。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。人の目をかりないといけないのよね。ぜひ、これからは、初期化、バックアップ作業、ハードディスク全消去でも音声読み上げ対応してほしいな。
佳林いわく、ひいおばあちゃんはこれからどんどん変わっていくけども、私の頭の中のひいおばあちゃは変わらない。楽しいあの思い出はかわらない。この思い出は私が生きている限りかわらない。
もしかしたらひいおばあちゃんのハードディスクが全消去されてしまっても、佳林ハードディスクが実は徐々にバックアップしてきていたのかもね。私が私でなくなっても、認知症になっても、かっちゃんはずっと私のことを覚えていてくれる、私と一緒委過ごしたあの日のことをしっかりおぼえててくれている。うれしいね。それなら私も安心して認知症になるわ、ありがと！かっちゃん！！！かっちゃんがいてくれて、生まれてきてくれてほんとよかった。ありがとう！かっちゃん！！。
手が乾燥 | 宮本佳林オフィシャルブログ「かりんの頭の中」 Powered by Ameb 2022年2月21日のブログ ひいおばあちゃんは認知症
はこちら
最近、中年をとおりすぎた私。時々言葉がすぐにでてこない。昔の芸能人の名前とか、曲名とかがでてこない。言い間違いも増える。これはしかたないね。
ものおぼえが悪い、思い出せない、それがひどくなると認知症。私の知り合いのおばあさんも認知症になって、買い物にいったら同じ食材かまぼこをたくさん買ってくる、料理の味付けも変な味付け、本人はそれでもおいしいと言ってたべる、気に入らないんだったらたべんといて。
またある90歳を超えたおばあちゃんは、毎年、精魂込めてつくっていたおせち料理、ある時から、お節料理の半分以上がハムの厚切り。いろいろなハムの厚切り。それがおせちのメイン料理。これは笑い話かとおもっていたけど、今思うと、このおばあちゃんは認知症がはじまっていたのかもね。
そのハムおせちのおばあちゃんとは、元Ｊｕｉｃｅ=Ｊｕｉｃｅの宮本佳林のひいおばあちゃん。佳林の今日のブログで、ひいおばあちゃんが認知症になって、今は施設にはいっているとのこと。もう、息子やまごの顔をみても、わかったりわわからなかったり。さみしいね。
佳林いわく、佳林が一番にているのはひいおばあちゃん、チャキチャキしていてずばずばものをいう元気なひいおばあちゃん。ひいおばあちゃんは、かわいいひまごの佳林を、かっちゃん、と呼ぶ。この呼び方もなんかいいね。おてんばで外で元気にあそんで日焼けしたおてんば女の子佳林にぴったりの呼び名。実にいい関係性。
この佳林ブログを読んですこし涙がでる。
昔はパパとママが共働きだったので、面倒をみてくれたのはひいおばあちゃん。かっちゃんが幸せになってくれるのが一番だよとひいおばあちゃん。
佳林のまわりではここ数年でどんどん人がいなくなっている。飼い犬のチョコ、飼い猫のジャスミン、おじいちゃんが立て続けに点にめされている。それが大人になるってことなんだろうけどもさみしいね。
佳林いわく、認知症ってのは、死の恐怖をやわらげてくれる効果もあるとのこと。だんだん記憶がなくなっていくことの効果。
でもやっぱり、そのことを自覚した時点でさらに恐怖だね。自分が自分じゃなくなってしまう恐怖。愛する人の顔もわからなくなる恐怖。
うーん、せつないね。
そんな今日の夜、ボランティアさんが家にきてくれたので、家にたまった使わなくなったパソコン5台を初期化、ハードディスクの全消去。これがひとりではできない。ハードディスク全消去をするには、音声読み上げソフトが立ち上がる前にに、捜査をはじめないといけない。目の見えない私。網膜色素変性症な私デスペア。人の目をかりないといけないのよね。ぜひ、これからは、初期化、バックアップ作業、ハードディスク全消去でも音声読み上げ対応してほしいな。
佳林いわく、ひいおばあちゃんはこれからどんどん変わっていくけども、私の頭の中のひいおばあちゃは変わらない。楽しいあの思い出はかわらない。この思い出は私が生きている限りかわらない。
もしかしたらひいおばあちゃんのハードディスクが全消去されてしまっても、佳林ハードディスクが実は徐々にバックアップしてきていたのかもね。私が私でなくなっても、認知症になっても、かっちゃんはずっと私のことを覚えていてくれる、私と一緒委過ごしたあの日のことをしっかりおぼえててくれている。うれしいね。それなら私も安心して認知症になるわ、ありがと！かっちゃん！！！かっちゃんがいてくれて、生まれてきてくれてほんとよかった。ありがとう！かっちゃん！！。
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