セブ島
もう30年ぐらい前、大学生の私。まだ目が見えていた私。バイト先の先輩にさそわれて海外旅行。3回ぐらい行った。香港、サイパンフィリピン。
いろいろな経験をしたけど、印章にのこっているのは、たしか、フィリピンのセブ島ででのカジノ。安い宿泊ホテルではなく、わざわざ別のホテルにまで行く。ビーチサンダル、半ズボンはだめ、Tシャツもだめ。ドレスコード。そのホテルにはカジノがあって、カジノに入るためには、副総チェックがある。
半日ぐらい、スロットとルーレット。たしか、すろっとがフィーバーして1万円ぐらい買ったかな?でも結局、ルーレットで全部なくなったかな?
たしか、お金をコインに交換して、そのコインでかけ事をする。そのコインで、カジノの中にある喫茶ってんで飲み物とか食べ物も食べられる。
人はほとんどいなかった。日本は夏休みだけど、セブ島は平日の昼間。カジノに人はほとんどいなかった。
そんなカジノ。なにやら、大阪のごみ処理埋め立て地のユメシマという人工島につくる計画がもちあがっているよう。大阪維新が、大阪再生計画の目玉として、カジノを誘致しようとしているよう。
よくわからないが、カジノをよべば、年間1000億円の収入が大阪府にはいってくるとのこと。
これはすごいね。
金持ちがカジノでで落としていったお金を大阪府民にばらまいてくれる。夢のような話。
でもはたしてそうだろうか。アラブの石油王や王族が、わざわざ大阪のごみの島のカジノにやってきて、わざわざカジノをするだろうか。
きっと、大阪カジノの客は、一般庶民、日本の一般庶民あだろうね。
30年ほど前、カジノをやる2年前に、はじめて、大阪の蛍池前のパチンコ屋、空港センターという客がほとんどいないパチンコ屋にはいった。500円玉をにぎりしめて、はじmじめて見様見真似でやってみる。
すると、なぜかフィーバーして4000円ぐらいになった。
それからは、自分が網膜色素変性症で、いつか目が見えなくなってしまうこと、そして、将来、好きな人と結婚して家族をつくることもできないこと、こどもにも自分の目の病気が遺伝するんじゃないかとの恐怖と絶望感で、どうせ何をやってもむだだという、ニヒリズムに陥り。
朝から、パチンコ通い。
結局、それから10年ぐらい、トータルで100万円いじ以上負けたと思う。
そして、ちょうど目がみえなくなって、パチンコから足をあらった私。
目が見えなくなって悲しいことはなんですか?小学生のこどもが目の見えない人にどうしても聞きたくなる質問。
目が見えなくなってうれしいことはありますか?これはちょっとひねった質問をしてやろうとする高校生の質問。
その問い、目が見えなくなってうれしいことは何ですか?と聞かれて私は2つある。
まず、宮本佳林握手会ですぐに覚えてもらえること。あ!またあの目の見えない人来てる!
そして、もうひとつは、パチンコができなくなったこと。
もし私が、目がまだ見えていてい、将来への目が見えなくなるという不安と恐怖を受け入れられていなかったら、私は、1万円さつをにぎりしめて、おおさかユメシマごみのしま、カジノに行くだろうね。
パチンコもそうだけど、ギャンブルというのは、現実をわすれさせてくれる。麻薬のようなもの。未来に希望のもてない私が、一瞬でも現実をわすれようとスロットをまわし、00にコインを置く。
つまりは、こういった世の中に絶望している人のあつまりなのが、カジノ。
それならば、よっぽど、アイドル、ハロプロのコンサートにいくほうがいい。こちらはこちらで、現実をわすれさせてくれる、そしてしかも、ユウキをあたえてくれる。センチメンタルで裏打ちされたやる気をおこさせてくれる。
よって、私は大阪カジノに反対します。まずは、大阪の若者や、すべての労働者の時給を1500円、2000円にしてから、カジノの話はするべき。カジノをつくればそうなるよという説は私はとらない。時給があがってからカジノをつくるべきだね。カジノにいくまえに、まず、パチンコにいって、ハロプロのコンサートにいってみるべし。
もう30年ぐらい前、大学生の私。まだ目が見えていた私。バイト先の先輩にさそわれて海外旅行。3回ぐらい行った。香港、サイパンフィリピン。
いろいろな経験をしたけど、印章にのこっているのは、たしか、フィリピンのセブ島ででのカジノ。安い宿泊ホテルではなく、わざわざ別のホテルにまで行く。ビーチサンダル、半ズボンはだめ、Tシャツもだめ。ドレスコード。そのホテルにはカジノがあって、カジノに入るためには、副総チェックがある。
半日ぐらい、スロットとルーレット。たしか、すろっとがフィーバーして1万円ぐらい買ったかな?でも結局、ルーレットで全部なくなったかな?
たしか、お金をコインに交換して、そのコインでかけ事をする。そのコインで、カジノの中にある喫茶ってんで飲み物とか食べ物も食べられる。
人はほとんどいなかった。日本は夏休みだけど、セブ島は平日の昼間。カジノに人はほとんどいなかった。
そんなカジノ。なにやら、大阪のごみ処理埋め立て地のユメシマという人工島につくる計画がもちあがっているよう。大阪維新が、大阪再生計画の目玉として、カジノを誘致しようとしているよう。
よくわからないが、カジノをよべば、年間1000億円の収入が大阪府にはいってくるとのこと。
これはすごいね。
金持ちがカジノでで落としていったお金を大阪府民にばらまいてくれる。夢のような話。
でもはたしてそうだろうか。アラブの石油王や王族が、わざわざ大阪のごみの島のカジノにやってきて、わざわざカジノをするだろうか。
きっと、大阪カジノの客は、一般庶民、日本の一般庶民あだろうね。
30年ほど前、カジノをやる2年前に、はじめて、大阪の蛍池前のパチンコ屋、空港センターという客がほとんどいないパチンコ屋にはいった。500円玉をにぎりしめて、はじmじめて見様見真似でやってみる。
すると、なぜかフィーバーして4000円ぐらいになった。
それからは、自分が網膜色素変性症で、いつか目が見えなくなってしまうこと、そして、将来、好きな人と結婚して家族をつくることもできないこと、こどもにも自分の目の病気が遺伝するんじゃないかとの恐怖と絶望感で、どうせ何をやってもむだだという、ニヒリズムに陥り。
朝から、パチンコ通い。
結局、それから10年ぐらい、トータルで100万円いじ以上負けたと思う。
そして、ちょうど目がみえなくなって、パチンコから足をあらった私。
目が見えなくなって悲しいことはなんですか?小学生のこどもが目の見えない人にどうしても聞きたくなる質問。
目が見えなくなってうれしいことはありますか?これはちょっとひねった質問をしてやろうとする高校生の質問。
その問い、目が見えなくなってうれしいことは何ですか?と聞かれて私は2つある。
まず、宮本佳林握手会ですぐに覚えてもらえること。あ!またあの目の見えない人来てる!
そして、もうひとつは、パチンコができなくなったこと。
もし私が、目がまだ見えていてい、将来への目が見えなくなるという不安と恐怖を受け入れられていなかったら、私は、1万円さつをにぎりしめて、おおさかユメシマごみのしま、カジノに行くだろうね。
パチンコもそうだけど、ギャンブルというのは、現実をわすれさせてくれる。麻薬のようなもの。未来に希望のもてない私が、一瞬でも現実をわすれようとスロットをまわし、00にコインを置く。
つまりは、こういった世の中に絶望している人のあつまりなのが、カジノ。
それならば、よっぽど、アイドル、ハロプロのコンサートにいくほうがいい。こちらはこちらで、現実をわすれさせてくれる、そしてしかも、ユウキをあたえてくれる。センチメンタルで裏打ちされたやる気をおこさせてくれる。
よって、私は大阪カジノに反対します。まずは、大阪の若者や、すべての労働者の時給を1500円、2000円にしてから、カジノの話はするべき。カジノをつくればそうなるよという説は私はとらない。時給があがってからカジノをつくるべきだね。カジノにいくまえに、まず、パチンコにいって、ハロプロのコンサートにいってみるべし。