獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

街角でお金をもらった。

2023-02-25 20:26:21 | 網膜色素変性症と私
キラキラひかる

たしか20年ぐらい前のドラマできらきらひかるっていうドラマあったよね。私は見てないけど、たしか行政書士のドラマだったかな? たしか、主演は深津絵里。

深津絵里って今、何歳なんだろう? スマ@-トスピーカーに聞いてみる。すると、なんと50歳とのこと。びっくり。あと、女優でびっくりしたのが、ナカエユリ、昔、ゼット会のテレビCMをしていた彼女、私と同じ年齢なので、印象に残っている。そのナカエユリを久々に、テレビで見た。NHKのEテレの百分で名著という番組。声がすっかり、おばさんの声になっていてびっくり。

みんな年をとっていくのね。そりゃ私もおじさんなわけだ。

そんなおじさんの私だけど、今日は、夕方、少し時間があったので、いつもは朝やっている、駅前での障碍者啓発活動、声出し活動を、夕方やってみた。目の見えない私。、網膜色素変性症な私デスペア。朝と夕で、通行人の違いはあまりよくわからない。ただ、足音が朝はせわしないけども、夕方は、ゆったり。そしておしゃべりも夕方だと聞こえるね。
そんな夕方、ある年配の人からぼそっと声をかけられた私。聞き取れないような声、私にいっているかどうかわからない声。
どこに、入れたらええの? 箱どこにあんの?

意味がよくわからない。私に言っているのかもわからない。どうやら私に言っている世杖、はい、なんでしょう、今、啓発活動していますと返事する私。
せやから、寄付しようと思うねん。商店街に点字ブロックないなー、ほんまやね。寄付したいねん。どこに入れたらええの。
何度か断るも、どうしても寄付をもらってほしいらく、私は、こんまけして、両手を差し出す。
すると、私の手のひらに、ポンとコインを置いてくれた。ギザギザのコイン、500円玉。例話4年のあたらしいコイン。手触りが、今までの古い500円玉とはちがう、周囲を表面もギザギザ感がましている500円玉。

おかえしに、私は、いつも、左のポケットに入れている、啓発ティッシュを渡す。そんなん、ええ、ええ、いらんわ、といいつつ、最後は、しっかり啓発ティッシュを受け取ってくれた。

おじいさんか、おばあさんか、わからない年配の人。ありがたいね。

うれしいのは、あわれみとかでめぐんでくれたのではなく、商店街に点字ブロックないのに気づいて、がんばってやと言って、500円玉を手渡してくれた、私の理念、考えに共感して、寄付をしてくれたありがたい。

この500円は大事につかわせてもらおう。

こういった行動をおこせる人って尊敬するね。自然と、寄付できる人、私もそんな人になりたい。

PS
私が寄付をしたのはいつだろう? 東日本大震災があって、その年に、ハロプロがコンサートおわりに、ロビーで募金活動していたね、あのときは、メンバーがいてもいなくても、終えん後、募金箱に募金していたね。なつかしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする