獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

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Juice=Juice10周年記念コンサートジューストーリー FINAL @日本武道館 に行った。

2023-12-06 23:36:09 | コンサート舞台
Juice=Juice 2.0

東京円生2日目。昨日は中野ゼロでMSMW、今日は、日本武道館でJuice=Juiceの単独コンサート。武道館という大きな会場でコンサートをやるのは、かつては、だれか卒業するときというのが多かったハロプロ。でも最近は、だれも卒業しないけども武道館コンサートができるようになったのね。コロナがあけて、リベンジ消費かなにかで、武道館に来る客も増えたのかもね。

しかも、Juice=Juiceは、今年2023年に3回目の武道館コンサート。すごいね。メンバーもコンサート中、何度か、このことを自慢げに発言していた。宮本佳林がJuice=Juiceとエースとして在籍していたころは、年に1度日本武道館をやるのを当たり前にできた、その功績。そして、今でh毎年1回はあたりまえなんならツアーの千秋楽は日本武道館でコンサートができるようになったのねJuice=Juice。うれしいね。

ということで、昨日の夜は東京代々木のネットカフェで宿泊。22時15分から、今日の16時まで。18時間。18時間コースというのがないため、24時間コース4700円。ちょっと高いね。ナイト12時間パックだと2800円なんだけど、12時間だと、朝の10時にはネットカフェをチェックアウトしないといけない。そうすると、時間つぶしが難しい私。目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。そうであれば、ネットカフェでブログでも書いていようと24時間パック。

昨日の夜22時にネットカフェの受付で、空き状況を確認したら、12時間パックならすぐにお部屋ご用意できるけども、24時間パックだと、まっていただかないといけませんとのこと。なので45分ぐらい待つ。不思議。ネットカフェっていうのは、12時間パックを基本に、客をまわしているのね。24時間パックの空きがでたときも、ほんとに24時間ですか、延長はできませにょと店員に念をおされた私。どうやら夜間は12時間パックをメインにして、昼間は3時間とかの時間での部屋提供が一番売り上げがよいのかな。
今日のお昼はすぎ、ネットカフェのカレー食べ放題を無事2ハイ食べれた。ここのネットカフェは、視覚障害者に対して、合理的配慮のサービスはしてくれない。なので、セルフのカレーは視覚障害者dでも自分でやらないといけない。

やればできるもんだね。前回、ビデオ通話でボランティアさんにカレーテーブルの説明とドリンクバーの自販機の操作方法をおしえてもらったので、今回は、なんなくできた。やればできるね。ひとりでできることが増えて、なんかうれしいね。ただ、ラウンジてーぶるの空席はわからないので、立ちカレー。食器返却だなのすぐ前で、立ってカレーを食べる盲人。実におもしろい。スタンドカレーブラインド。

結局、今回の遠征では、食費にお金をつかわなかった。ポイントや株主優待カードで食事をまかなう。家からもってきた安い菓子パンとマイボトルのコーヒーをのむ。これで十分。

16時にネットカフェをあとにして、JRの代々木駅の地下にある都営大江戸線の代々木駅から、新宿へ、そこから都営新宿線で九段下駅へ。駅員さんが手引きしてくれてスムーズ。JRよりも地下鉄のほうが、乗降解除を依頼して、駅員が手引きしてくれるまでの待ち時間が短いのよね。

九段下について、改札をでて、地上へ、2番出口をでる。すると、そのすぐ目の前の歩道で、可変式のペンライトを売っている男性。声をはりあげている。電池もついています、色もかわりますと声をあげる。でも、おそらく、ハロプロファンは、すでにみんなもっているとおもうのよね可変式ペンライト。なので、ほとんど売れてなかったね。もしかしたら公式のグッズ売り場では、Juice=Juiceの可変式ペンライト売ってたかもね。商売ってほんと難しいね。

商売といえば、武道館の2つの門のところで、久しぶりに、声をきいた。チケット買うよ、買うよというおじさんのぼそぼそ声。

ダフ屋。ここ5年ぐらいみてなかったけど、ダフ屋復活してたね。それほど、Juice=Juiceのチケットが人気があるってことかな。

ただ、このダフ屋っていうのは、まさにチケット転売防止法にひっかかるので、警察がきたら、すぐいなくなるんだろうね。ちなみに、私も、過去何度かチケットを買ったことがある。モーニング娘。の小川麻琴の卒業が発表された直後の大阪フェスティバルホールのチケット。6000円ぐらいのチケットを1万円でかった思い出。

ダフ屋の前をとおり、武道館の建物に近づくと、誘導スタッフの覚拡声器の声がひびいてくる。写真は、石畳の上で撮影してください、歩道をあけてくださいとずっといっていた。ファンは、武道館の看板の下にかかっているJuice=Juiceの武道館コンサートの看板を写真にとっているよう
あと、武道館入り口ののぼり階段のわきの、はなわの写真をとっているよう。最近は、どんな芸能人や会社からハナワがくるんだろう 昔はラジオ局とか、出版社がおおかったかな。

17時20分ごろ武道館前の時計台のところに到着。ここが障害者があつめられる場所。私も今回は事前に車いすスペースで観覧を希望していたので、スムーズに手引きしてくれた。事前に申請がないと、車いすスペースでの観覧はことわられることもあるのよね。不思議。

手引きしてもらtって会場の中へ。南東のスタンド席1階のスペース。ここが、時計台、いしだたみの障害者があつめられる場所から一番近いのよね。階段もなく、スムーズにはいれるのよね。いいね。昔の武道館の車いすスペースは、もっと奥まった窮屈なところだったけど、改修工事がされてから、ゆったりしたスペースで見られるのね。

客入りは8000人ぐらいかな。満員が12000人ぐらいだから、上出来。女性客も3割ぐらいいて、女性でも参加しやすいコンサートになったね。
グッズ売り場は、終演後は閉鎖なので、グッズ買いたい人は、開演前にかわなきゃいけないみたい。

デスペア的Juice=Juiceジューストーリーコンサートのポイント

1、新生Juice=Juice

2013年に結成されたJuice=Juice。当時は宮本佳林がセンターで、宮崎由加、金澤朋子、高木紗友希、植村あかりの合計5人のグループ。声質がみんなばらばらで、歌い方もバラバラ。なのに、なぜか、5人が歌うとまとまる歌声。佳林の高いクリスタルボイス、金沢の鼻声、高木のシャウト、植村あかりのねっとりとした歌声、そして宮崎のぶっききらぼうな素朴な歌声。この5人5ようの歌声と歌い方がJuice=Juiceの魅力。

それから10年たって、今のこっているオリジナルメンバーは上村雁のみ。なので、もう昔の結成当時のJuice=Juiceとは大きく違っているね。

特に歌声は、佳林の高音クリスタルボイスがなくなり、今では、段原瑠々と井上玲音のハスキー低音ボイスが魅力的な二人がメインボーカル。実にファンキーでブルージーな低音の歌声が魅力的な二人。

この段原、井上をメインに、ほかのメンバーもこの二人の歌い方にちかづかせようという歌い方。低音パートが充実している今のJuice=Juice。

かと思えば、工藤由愛や有澤一華みたいな、シャウトフェイクを歌いこなせるメンバーもでてきている。かつての、高木紗友希がひとりでになってきたシャウトフェイクパート、生まれたてとか、ネバーネバーサレンダーとかは、この二人がシャウトを担当している。しかも、高木が脱退まじかぐらいで、アレンジアドリブフェイクをいれたりしていたのを、継承して、工藤も有沢も、自分なりのオリジナルフェイクをいれている。すごいね。有沢は音楽の専門高校に通っていて、絶対音感もあって、アドリブフェイクも自由自在だろうけど、それに触発されてか、先輩の工藤由愛も、今日は生まれた手で、オリジナルフェイクを歌っていた。すごいえn。相乗効果だね。

相乗効果といえば、植村あかりの歌声のように聞こえる入江里咲の歌声。おおそらく、入江は植村あかりの歌い方をまねてるんだろうね。あと、江端妃咲も自分の低いハスキーな声をいかすべく、声質がよくにている松永里愛の歌い方をまねしている。先輩からよいところをまなぼうとしているのね。時折、このパートは植村あかりかなとおもったら、リサチコールが客席から入って、あそうか、ここは入江のパートなのねと気づく私。特に入江の歌声は安定してきて、声量もでてきたね。

メインボーカルの段原と井上も、さらに歌がうまくなっていたね。段原は、一時期、高いパートを無理してうたって、自分の声質をうまくいかせられなかったけど、今は低音だけでなく高音でも、段原瑠々的な歌唱法、息が多めの、ファンキーな歌い方ができていた。あと、井上も、高い音はあまり出さなかったけど、今日のコンサートでは、すこし鼻声にして高い歌声をひびかせていた。一瞬、カナトモかなと聞き間違えるほどだった。二人とも、どんどん、歌い方をバージョンアップしているね。

圧巻だったのは、生まれたてのベイビーラブでの段原と有沢のダブルフェイク。しかも、ハモリ。すごいね。フェイクでハモリをするなんて、今までのハロプロでは、なかったこと。びっくりした私。

生まれたてのベイビーラブをここまでファンキーにする必要があるのかは、おいといて、ダボリハモリフェイクはすごかった。

宮本佳林のいたJuice=Juiceは、佳林がメインボーカルで、その歌声がJuice=Juiceの色をきめていた。それが、今では、段原、井上、有沢、工藤らが、低い声とフェイクでJuice=Juiceの現在のカラーを決めている。Juice=Juiceの歌といえば、宮本佳林といえたが、今では、Juice=Juiceの歌って、だれがメインなのと聞かれても即答できないね。

佳林のいたころのジュースッジュースをバージョン1.0とすると、今の2023年の結成から10年たったJuice=Juiceはバージョン2.0だね。まったく違うグループといってもいいすぎではないね。

佳林の歌声がきけないいことは、さみしいことだとおもっていたけど、もうあの時のJuice=Juiceはなくなったのね。今日の、武道館のコンサートを聞いて、そう思った。

2、MCトーク

Juice=JuiceではMCトークはほとんどない。これは、佳林がいた時代からの伝統。トークコーナー、ゲームコーナーでお茶をにごすことはしない。歌とダンス、パフォーマンスで勝負のJuice=Juice。

そのすくないトークで印象にのこっていたことは

松永里愛の、もっと上を目指します、もっと大きな会場でできるようにがんばる。それを受けて、植村あかりも、短い期間だけど、私もJuice=Juiceをもっと上にひきあげたい発言。

段原瑠々が、今日の武道館の看板のツアータイトルでFINALは、一文字ずつ、過去の卒業していった先輩方のメンバーカラーなんです。スタッフさんがそこまで気を利かせてくらましたとうれしそう。

あと、何かの曲の時に、石山かだれかが、みなさん、ペンライトを赤にしてくださいと叫ぶ。なんでだろう赤といえば、金澤朋子のメンバーカラー。でも、カナトモの代表曲のイジダキでもなかったし、なぜだろうと私。あとで分かったのは、赤は、現在は川嶋美楓のメンバーカラー。川嶋美楓は突発性難聴で長期っ休養、半年前に加入したばかりの一番新人メンバーの川島。川島もここにいるよということなのね。植村あかりも、今日は、みふちゃんはお休みですが、気持ちでは11人ですと言っていた。

それと、アンコールあけの衣装は、それぞれ、デビュー曲の衣装とのこと。植村あかりはロマンスの途中の昔の衣装をきていたとのこと。でも、10ねんまえの衣装が入ったのだろうか お直しはしてある衣装だろうね。

3、その他

ブラックバタフラのテンポ、BPMが1.5倍ぐらいになっていた。他も、テンポアップしている曲があった。かっこよさが増していた。オリジナルとはまったく別の曲といってもいいかも。そのぐらいのテンポアップだった。

アンコールあけの曲は、メドレーで、それぞれのメンバーのデビュー曲をメドレーで歌って、最後は、オリジナルメンバーの植村あかりのロマンスの途中をみんなで歌う。なかなかエモイ演出だね。Juice=Juiceのストーリー、ジューストーリーだね。

アンコール最後の曲は、未来へさぁ走り出せ。オチサビ前に、銀テープが武道館の天井からふってくるも、車いすスペースにはとどかない。アリーナ席のみ。

今日のこのコンサート宮崎由加は見に来ていたけども、宮本佳林は欠席、あとでわかったのは、宮本佳林はインフルエンザのため高熱がでていたとのことで欠席だったのね。

2時間10分のたっぷりのライブ。CSでは生中継はなく、全国の映画館でのライブビューイングのみ。武道館の外の時計台のところには、中継車がずっとエンジン音をひびかせて停車していた。あれは、電源用の発電機の音だったのかな。

その発電機の音を聞きながら、しばらく、待機。人のながれがおさまるのを待ってから、スタッフに手引き。人が多いということで、九段下の入口まで手引きしてくれたスタッフ。ありがたいね。途中、武道館の前をとおるとき、看板をみてもらう。看板にはFINALという文字があった。
そうだ、段原がいっていた、メンバーカラーが知りたくて、スタッフに、FINALの5文字の色をおしえてもらう。Fは、ピンク、アイは赤、エヌは白、

ここで、おかしいとおもって再度問いただすと、エヌはよくみれば、白じゃなくて、黄色です。エーは、ムラサキとのこと。
ここまでは、宮崎由加ピンク、金澤朋子、赤、高木紗友希、黄色、宮本佳林、ムラサキ。オリジナルメンバーの色。
さて、そうなると
最後の一文字、エル。ホットピンク、稲場愛香の色かなとおもったら、スタッフの口からでてきたのは、

青です!!

Juice=Juiceにとっては、ホットピンクよりも青なのね。稲場愛香よりも、途中で脱退した梁川奈々美なのね。青はヤナガワのメンバーカラー。同じ、カントリーガールズで活動していたヤナガワとイナバ。なんか興味深い、配色だね。まぁ、稲場愛香のピンクは、エフのピンクってことかもね。

今日は、銀テープは、
スタッフからもらえなかったけど、FINALの色を丁寧におしえてくれたスタッフに感謝。

とてもよいライブだった。このライブなら、どんな人にもおすすめできるね。

ただ、もう、宮本佳林時代のJuice=Juiceは、聞くことはできないと確信したライブでもあった。さみしいやら、うれしいやら。
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Juice=Juice 10周年記念コンサートジューストーリー ファイナル@日本武道館 に行った。

2023-12-06 22:14:33 | コンサート舞台
ハロプロ ライブおはなし配信 盲人ひとり Juice=Juice 10周年記念コンサートジューストーリー ファイナル@日本武道館 に行ってきました。これはJuice=Juiceか!!
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