カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

え~と、十二支・・・

2009-05-27 23:58:54 | ふぉとスケッチ
もう1回、沙沙貴神社ですが。(^_^ゞ
ここで面白いもの見つけたので・・・



ずらりと並んだ、十二支の石像群。
最近完成したようで、かわいい彫刻でした。(彫刻家 中嶋登茂美作)


ここで、十二支、干支のうんちく・・・
十二支といえば、子(シ)、丑(チュウ)、寅(イン)、
卯(ボウ)、辰(シン)、巳(シ)、午(ゴ)、未(ビ)、
申(シン)、酉(ユウ)、戌(ジュツ)、亥(ガイ)
もとは古代中国で年を数えるために考案されたもので
12年で天空を1周してくる木星の軌道を元にしたものです。
後に、月(12ヶ月)、時間(12時間)にも使われるように。
民衆に浸透させるため動物を当てはめたのは中国らしいのかも。
日本ではさらにそれを
鼠(ね)、牛(うし)、虎(とら)、兎(う)、
竜(たつ)、蛇(み)、馬(うま)、羊(ひつじ)、
猿(さる)、鶏(とり)、犬(いぬ)、猪(い)
と訳したようです。

そして、日を数えるために使われた十干(じっかん)を
組み合わせたのが「十干十二支」=干支(えと)なんです。

十干とは、月を上中下10日づつに分けたもので
甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、戊(ボ)、
己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)

これを十二支と組み合わせて
甲子(きのえね)や 丙午(ひのえうま)ということになります。
十二支のひとつに5つの十干が組み合わさって60種類。
61年目には元に還るので、満60歳を還暦といいます。


閑話休題

それでは、沙沙貴神社の十二支石像を
私は占いや性格判断とか好きじゃないけど、リンクしましょうか。



子(ね)


丑(うし)


寅(とら)


卯(う)


辰(たつ)


巳(み)


午(うま)


未(ひつじ)


申(さる)


酉(とり)


戌(いぬ)


亥(い)


これらの動物の十二支、中国や韓国、ロシアでも同じということです。
チベットやタイ、ベトナムでは兎が猫に替わるようですが・・・

猫と言えば、十二支に関する逸話が面白いですね。
神様の呼びかけで「元旦に新年の挨拶に来たものを12番目までを順に
その年、1年の代表にしてやろう」というもの。
そこで我先に駆けつけるわけですが、ネコはネズミにその日にちを
訊ねたところ、ネズミは1日遅い日にちを教え、それを信じたネコは
間に合わず十二支に入れなかった。
それを恨んで、以後ネコはネズミを追い回すようになったとか・・・
そして神様には「今ごろまで寝てたのか!顔を洗って出直してこい」
と叱られたことで、今でもネコは顔を洗ってるのだとか・・・
小さいネズミが一番乗りを果たせたのは、早起きしたウシの背中に
乗って、門の前まで着くとさっさと降りてウシより先に入ったとか。
サルとイヌが喧嘩ばかりしてるのでニワトリが仲裁に入ったのだとか・・・
他にも色々な逸話があるのでは?

それにしてもこの石像の十二支は可愛く味がありますね。













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