カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

at 郡山城跡

2013-05-18 10:42:31 | おしろ
ぶらり奈良へ出掛けたのは銀竜草を見に行ったのですが、往馬大社で見られなかったら
大神神社(おおみわじんじゃ)へも行くつもりでした。ここでも銀竜草やササユリが
見られるってことでしたので。一応向かったもののすでに銀竜草も見れたことだし
時間的にもキツくなっていたので、途中の大和郡山探索とあいなりました。(^_^ゞ



かつては大和国の中心都市であり、郡山藩、郡山城の城下町として繁栄していたが
明治の廃藩置県により奈良県となり県庁所在地は奈良市に移り衰退。
今は金魚の町として有名です。市のキャッチフレーズも「金魚が泳ぐ城下町」♪


ここでは、どうしても、どうしても!欲しいものがありました。
お店の住所・電話を控えて行ったのですが、なかなか辿り着けず探し回るハメに。



日本中探しても此処でしか買えない『きんとっと焼』!やっと見つけました!!
某ブログのたい焼きフリーク氏の鼻を明かすにはコレしかない!と、以前から
画策しておりました。氏はアンコウならぬ「餡香やき」なるものも食されております。

この「きんとっと焼」、大和郡山市商工会女性部が名物にしようと平成14年に
デビューさせた特製品。年に数回、市のイベントの時にのみ実演販売されていた
ものですが、平成20年に常設店「味 たこ惣」に依頼譲渡(?)。
いつでも購入できるようになったのですが、
ここの店主・おっちゃん、病院通いのため不定休なんてのがあるんですね・・・

長年の夢、折角辿り着いたのに不安が的中。お休みでした。(・_・、)ザンネンムネン
この日はどうも食べ物系にはツイてなかったようで・・・


失望落胆の心癒されぬまま、「郡山城ホール」の駐車場にクルマを停めて
向いの郡山城跡を見物に行きました♪


郡山城ホール



近鉄のレールの向こうに城跡が見えます。






内堀は残っています。





大手門(梅林門)〈復元〉

築城は1162年、郡山衆及び筒井氏によるものですが後に、豊臣秀吉の実弟羽柴秀長が
100万石の居城として拡張、改築したもののようです。

ところで「郡山城」とした同名の城は幾つかあるようですね、例えば
陸奥国(宮城県・仙台市)の郡山遺跡、陸奥国(岩手県)には別称高水寺城と
呼ばれる郡山城が、陸奥国安積郡(福島県)、摂津国(大阪府)、石見国(島根県)
にも城跡があり、安芸国(広島県)にも吉田郡山城と言うのがあります。


洋風の図書館跡?











江戸時代、1724年からは柳澤氏が入城し大和地方の経済・文化を養いました。
もともと甲府城主であった柳澤吉利が幕府の命を請け転封されたもので、
この時、郡山に養蚕を持ち込み奨励し、経済を振興。また、趣味で飼っていた
金魚も運んだことから、金魚養殖が始められるようになったと言われています。






柳澤邸として使われていた庭園や建物が、歴史的資料や地域資料を扱う図書館として
保存会が運営しているようです。






城跡内には柳澤神社もあります。






天守台跡として残されている石垣には、平城京羅城門の礎石や石地蔵、五輪塔などが
積み込まれています。その中で仏身90センチという地蔵立像が逆さに積まれている
と言うのですが・・・確認できませんでした。(^_^ゞ


モノクロ写真も少しだけ・・・












城跡に夕陽は似合うかな・・・







2013.5/3、郡山城にて。