愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

懲りないおバカ

2009-10-17 21:59:10 | 日記
 やっと歩行も正常に戻ったシェラだったが、今日、夕方の散歩で同じ足を痛めてしまった。
 
 夕飯の買物もかねて横浜市の外れにあるきれいな公園に出かけた。クルマを隣接するスーパーの駐車場へ停め、公園へ向かうと雨が降り出してきた。家人が傘を取りにクルマへ戻った。
 ぼくとシェラ、ムギはそのまま公園へと向かう。こういうとき、シェラとムギは気もそぞろだ。気持ちの半分はいるべき家人がいつ合流してくれるかを待っている。
 
 姿を消したのがぼくでも同じである。遊びもせずに消えた方角へ目をやってじっと待つ。
 そして、われわれの消えたどちらかの姿を見つけると、ますますじっと見つめ、そばまでくると喜んではしゃぎだす。
 
 今日もそうだった。駐車場から300メートルほど離れた場所まで移動していたので、家人と合流したときの喜び方が激しかった。
 
 たまたま伸縮できるリードを伸ばしたままでいたぼくの油断でもあったのだが、家人が数メートルの距離にくると走り寄った。しまったと気づき、あわてて巻き取ろうとしたが手遅れだった。すでにムギをしたがえてあらぬ方向へと走り出していた。
 
 急激に止めればその衝撃でまた足を痛める確率が上がる――そんな一瞬のぼくの迷いはなんの意味もなかった。
 すでに走るのをやめていた。足を上げ、じっとしている(写真)
 前回は、さすがにそんな姿のシェラの写真を撮るような気持ちの余裕などなかったが、二度めの今日は、ちゃんと写真を撮った。
  
 そして、やっぱりたいしたことはなかった。公園を出るころには普通に歩いていた。
 懲りないヤツだ。まったくおバカである。