ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

散髪屋さんを浮気した2

2017年04月03日 21時11分01秒 | 生活

で、その格安散髪屋で
doironの番号札の順番が
回ってきたころはもう店内に
6人くらい客が入ってきてました。

呼ばれたのでとりあえず椅子に座ると、
若い男性がやってきて、
首にシートとタオルを巻いてくれます。

あ~ここで
「どんな髪型にしますか」
と聞かれるかと思っていたのですが、
何も聞いてきません。

洗顔用の石鹸を泡立てて
消毒用の所から剃刀を出して
セットし始めます。

そうそう。

こういう点も気にはしていたのです。
剃刀をそのまんま使いまわし
とかじゃないやろね~と
心配しておりましたので、
その点はクリアーしているようです。

最初は剃刀から始まるのかなあ
と思っていたら、
店員さんが入れ替わって、
ちょっとベテラン風の男性と
交代となりました。

ああ、髪を切るのはこの人なんやね。

で、さっそく聞いてきました。

「え~っと、どうしときましょかあ」
といわれました。
何となく忙しそうな聞き方だったので
「キムタクみたいに」
なんて言う雰囲気はありません。

「まあ、全体に短くしてみてください」
というと
「はい。わかりました」と
いいつつ頭頂の髪の毛を
引っ張り上げてこう言ってきました。

「え~っと、半分に切るのは切りすぎかなあ。
切るのは三分の一くらいにしようかな」
と言ってます。

あ~そういう言い方があるんやなあ。
これは便利やな。

だったら、左の前髪は
五分の二は切っていいけど、
頭頂部は三分の一、
で耳の上あたりは七分の三までいいよ、
としておこうか。

とややこしく思ったのでしたが、
やはりその辺も何となく
立ち寄りがたい忙しさに負けて、

「頭頂部は三分の一でいいけど、
耳の上は二分の一にしましょう」
というのが精一杯でした。

まあ、別に気に入らんかったら
丸坊主にして、空海みたいな
顔してたらええかあ。

と開き直りました。

すると店員さんは
「はいわかりました」と
何となく納得風の答えが出たな
という安心感をちょっぴり
にじませておりましたな。

ではカット開始です。

ハサミでチョキチョキ切り始めたのですが、
少しだけそうしたうえで
「バリカン」が登場です。

ハサミで髪の毛の固さなんかを
チェックしたうえで、
本命機登場ということですね。

で、バリカンが動き出すのですが、
これがもう驚きの動きです。

「は、早い」。

もうまるで超ベテランの人が
羊の毛を買っていくような
速さでバリカンが「ザア~」と
動いていきます。



あれ?三分の一切るのを
三分の一残すて行ったかなあ
と不安になりましたが、
もう止められません。

どこかの国のミサイル発射実験のように
次々と装置が動いていきます。

え~いい、ままよ。
とあきらめていたら、
アッという間に作業が終わり、

「はい。こんな感じです」

と言ったので鏡をじっくり見ると

「う~ん、もう少し切って
くれてもいいのになあ」

というほどでしたが、
「いった通りに切りましたよ」
と言われそうなので

「はあい」と答えておきました。

なかなかの緊張感です。

で、今度はまた先ほどの
若い店員がやってきて、
変わりました。

どうも彼はひげを剃る係のようです。

doironの顔にクリームを塗り、
少し温めた後で、
剃刀を走らせます。

こ、これがまた「超速い」!

ザアとひとかきで
ほっぺの上から下までそり上げます。

こ、これはもう必殺仕事人です。

そして
「お前はもう死んでいる・・」
あ?これはちがうか。

でもそれくらいすごいスピードで
剃刀が顔の上を走るのです。

うう~この緊張感もすごい。

あっという間に剃刀も終わり、
最初にカットした人が
また来て仕上げてくれて、
そうやねえトータル15分くらいで
すべて終わりました。

格安料金(いつもの三分の一くらい)を
払って帰りました。
やれやれ、これで一回分の
歩き経費は浮きましたかな。

車を運転しながら、
信号待ちで頭を眺めたり、
ひげの剃られ具合を
ためしながら帰りましたよ。

まあ、結局出来は悪くは
なかったのですが、
緊張感はただものではなかったですな。

こんどは店を変えてやってみようかな。

でも、次の散髪は、
息子の結婚関係の
付き合いもあるので
いつものとこですることにすっか。

まあ、ほとんど変わらないだろうけどね。