この登り道の森は、
もうすぐ目覚めるよ
といった感じの生命力があります。
コナラ、アベマキ、シキミなどが
多く生えています。
あ、こんな休憩所も作っていますねえ。
まだ新しいようですねえ。
徐々に整備のお金が入っているようです。
料金所までもう少しです
頑張っていきましょう。
そしておお~見えてきました。
ここが料金所です。
二人の高齢者が見張ってましたよ。
こういうところで働くって
シルバーかなあ。
山好きの人ならいい仕事ですねえ。
この辺りまでいくと、
ちょうど竹田城が
天空の城になっているのに
ピッタリ出会えます・・・
というのはうそ。
こんな感じに見えるときが
あるという写真でした。
で、ちょうどその頃です。
空が一気に暗くなり、
結構な勢いで雨が降り始めました。
でも心配はいりませんよ。
doironはちゃんと
こういう状況を見越して
傘を持ってきていたのです。
こういう石段を登り、
北千畳のところに出たところで、
先に登ってきていた大集団が
座っていました。
50人くらいいたかなあ。
その人らが大半が傘をささずに
ボトボトになってお弁当を
食べているのです。
あ~あ、あれだったら
エビフライは泳ぎだし、
サラダは煮物になっているでしょう。
山頂の石垣のあたりには
屋根になるところは
一カ所もないので、
それは仕方ないでしょうが、
この雨は通り雨だから
すぐに上がるだろうに、
何とも気の毒な昼食です。
中には気の強い高齢者は
「こんな雨くらいどうってことないよ~」
とか言ってますが、
まあ周りのことも考えて
もう少し後でお弁当にしても
よかったんじゃないかなあ。
そんな集団の間を、
doironは傘をさして
通り過ぎてゆきます。
ここは景色がいいぞー
といいながら、三の丸まで
来ている人たちもいます。
ね~、あずま屋や休憩所が
あってもいいんですけど、
ここの整備はかなり
抑えられているようです。
写真に写っているように、
三の丸の砂地にかぶせられた
黒いゴムシートも
許可が必要なようです。
で、この辺りからは、
さほど登り始めた竹田駅周辺が
よく見渡せますし、
反対側の東側の地域も
よく見えています。
各村々を見下ろし、
戦の時には敵の状況も
知ることができる
絶好の場所ですねえ。
昔の人はうまい具合に
城の場所なんかを
選定したんですねえ。
天守へ上がっていくには、
二の丸を超えてゆきます。
ここにはこんな看板も。
ああ~そうですねえ、
もしドローンを持ってたら
飛ばしてみたいような場所ですねえ。
円山川の川霧に包まれたら、
ドローンだと幻想的な
写真が撮れそうですねえ。
その二の丸から、
本丸の方に上がっていくのは、
さすがに急傾斜になりますし、
危険だというのと、
もともとの砂地部分が
荒れてしまうだろうということで、
立派な木のはしごが
つけられていました。
それをテクテクのぼって行きますと、
係員が立っています。
もうこれで料金所から
5人目の高齢者です。
調べてみたら、
有料のガイドもあるようです
(2千円~3千円)。
活躍してますねえ、
田舎の高齢者。
そして本丸から天守台に
上がるのにも木の階段がついています。
あれ?待てよ。
階段の下に何やら立っています。
へへ、御免なさいよと
もぐりこんでみますと、
おお~なんとここには
三角点があるようです。
普通は三角点のよこに
建てられてある案内ですが、
それだったら天守台の
邪魔になってしまいますから、
ここに案内が建てられているんでしょう。
では三角点はどんな感じなんでしょう。
階段を10段くらい上がったところが、
10m四方くらいの広場になっています。
あれ?面が平ですよ。
三角点はないのでしょうか?
続く