ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼二十四番最御崎寺

2017年04月28日 20時58分40秒 | ウォーキング

室戸岬をめぐる国道は55号線です。
松井秀喜がよく来た国道ですね。
ウソですがーーー

そうそうあの松井が
なぜ背番号55なのかというと
王貞治のシーズン本塁打55本を
上回れという意味でつけられたんですね。

まあ、それはおいといて
海辺を通るこの国道55号から、
かつて車をとめたことのある
室戸岬の駐車場が見えてくるところで
左に曲がって山の上の方へと
上がっていきます。

そこにあるのが第24番最御崎寺です。

このお寺は何と読むかわかりますか?
「さいみさきでら」ではありませんよ
「ほつみさきじ」といいます。
そのいわれは、この岬には
火をともしていたところから
「火つ岬」と言われていたので
この寺号となりました。

ぐるっと眺めのいい道を上がっていきますと、
駐車場に到着です。

そのすぐ横にある遍路センターが
参道への入口です。



土産物屋や宿坊の横を抜けて行きます。



こういうところの宿坊って
どんなところなんでしょうかねえ。

寝室は雑魚寝のように
なっているんですかねえ。

普通そういうところは
同一の趣味の話で
盛り上がりますよねえ。

たとえば、山小屋だったら
「どこどこの山こんなんでよかったよ~」
とかね。

でもこういうお遍路の
宿坊だったらどうなんでしょう。

どこどこのお寺は桜がきれいやろねえとか、
何々寺の地蔵さんは
よく利くよ~とかそんなんでしょうかねえ。
それとも
どこどこの仁王さんは
格好ええなあとか交わすんでしょうか。
う~ん、難しそうですなあ。

宿坊の横を抜けると、
静かな参道に入っていきます。



金剛頂寺が西寺でここは「東寺」です。



建物も多宝塔があったり、
宝物殿などもあります。



ああ本堂が見えてきました。



ここの本尊は虚空蔵菩薩です。
真言は難しいよ。

「のうぼう あきゃしゃ きゃらぱや 
おん ありきゃ まり ぼり そわか」

といいます。
ちゃんと唱えたら活舌にいいそうです
な、ことはないか。

そしてここの絵は、
二重の塔になっている
多宝塔を描いておきましょう。



この絵で苦労したのは
大屋根の下の複雑極まりない
木組みの部分です。

写真を見ながら正確に書くのも
どうかなあって感じですね。
なのでここは全体を暗く塗っといて、
木組みの形をそんなに基本を離れずに、
かつ大雑把にえがくことで
まあまあ雰囲気は表現できたですかねえ。

こういうお寺をはじめ
細かい景色の絵は、
いかに部分部分をうまくごまかすかで
意外に省略が気にならないものですねえ。

まあ、まだどの部分を省略して
描くかなんてすぐには浮かんでこないので、
これからもぼちぼちと
枚数を重ねていって、
身につけていくほかはないんでしょうねえ。

さて、お参りは本堂でしっかりお経をあげ、



次は大師堂にもまいります。



お経をあげる前に、
ここでは今回頑張って書いてきた
写経をまず奉納しておきましょう。



他愛のないことですが、
これだけでも空海に
さらに一歩近づいたような気になりますね。

でもずっとここには行きたかった場所ですから、
しっかりお参りしておきましょう。

いや~、ここに参れて本当によかったです。
ただ単に来ただけではなく、
巡礼してきてここに
たどり着いたわけですから
うれしさもひとしおです。

「般若波羅蜜多~」と力を入れて
お参りしておきました。

そしてこのお寺を出て、
次に行ったのが御蔵洞です。

駐車場を出て5分くらい
バスで走ると到着します。

空海はここでひたすら修業をしたそうです。
どんなところかなあと
思っていたら、岩に大きな
トンネルみたいな穴が
開いているようなところです。

まえに鳥居が置かれていましたね。

でも、いまはそこは落石の恐れがある
として立ち入り禁止になっており、
残念ながらバスから降りることなく
車中観光でした。



でもまあ、見たかったところなので
こういうツアーでも
案内してくれてよかったですな。

さあ、では今回のお遍路で
最後のお寺に向かいます。

次は23番薬王寺です。

このお寺からついに最後の
徳島県に突入ですね。

修行の道場、高知から
発心の道場、徳島へ。

この寺は日和佐の海岸の
近くにあるお寺です。

海沿いをぐいぐいと北上していきましょう。

続く