ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

3D映画を見てきた

2017年04月18日 21時18分40秒 | 最近の出来事

ミセスは最近、映画鑑賞にこっている。

doironが一人で
歩きに行くときなんかには
頑張って一人で
映画鑑賞に行ったりしている。

最近では「ラ・ラ・ランド」とかも
見に行ったようだ。
まあ、遊びほうけている旦那に
あいそつかして一人で生きて行こう、
なんて映画じゃないやろなあ、
とか思っているのだが
そんなんじゃないですよね。

そんなミセスに
「今度はどんな映画行くの?」
て聞いたら「キングコング」だ
というではないですか。



あ、これはおもしろそうやなあ。
CMでもいろいろ見たし、
最近の技術でどんなに
迫力のある映画になっているのか
楽しみだから、
「ああそれやったらついていくよ」
といって、先日見に行ってきたのだ。

この映画、せっかくの
大スペクタクル冒険活劇であるので、
ちょっと値段は高いが
doironの提案で
いっそ3Dの画面で見てみよう
ということにした。

二人で5000円
(メガネ代いれてね。シニア料金でね)
なので、彼女が一人で
映画を見に行くときの5倍の値段である。

楽しい映画を5本見れるのに
とか思っているのに違いない。

一方、doironは大きなキングコングが
手を伸ばしてきたりして

「ウヒョー」

とかなればいいのになあなんて
思いながらのんきに行くのでありました。

椅子はこんな感じでかなりたいそうだ。



どっしりと座り、
さあ最初の宣伝から見ていきます。

ああ、こんな宣伝の時は何も椅子に
変動はないのですね。
ポテトチップの宣伝で
目の前にポテチが飛んできたり
においが流れてきたり、
「前の席をけらないように」
という注意事項の際に
背中がごんごん動くということもない。

たんたんと進んでいき、
さあいよいよ本番が始まる時間がやってきた。

立体メガネをかけて鑑賞することになる。
昔の立体映画はかたいっぽうが「赤」で
もう片方が「青」のレンズだったけど、
今のはそんな子供だましな雰囲気はない。

たぶん、たぶんですよ、
光の偏向具合を操作しているんでしょう。
と、その時です。
椅子がお尻の下から「ゴゴゴ~」と揺れ始めます。

そしてギョエーと前に傾いたり
上に上がったりと、
突然の動きに「うう~どこまで動くんだ」
という不安感が盛り上がってきます。



そして、背中がマッサージ器のように
ごりごり動き始めるじゃないですか。

こ、これやったら後ろの席の者が
いすを蹴ってもいいんじゃないのかあ。

そのあとは耳元で爆破音です。
ウヒャ―、テ、テロかあ。
と思っていたら、今度は煙が上がります。
こ、これは新型爆弾「南極星」じゃないのか。



とりあえず火事じゃ火事じゃあ、
消防は?と思ったところで、
顔に水が「ブシュッ」と噴射されてきます。

ああ、これがビールだったらなあと、
もう次から次の仕掛けが
観客の心の内を刺激してやみません。

はあ~、やっと鎮まったなあ
と思った頃には、何となく
焦げ臭いようなにおいも
漂ってくるではありませんか。

ああ、魚はあぶったイカですか。
ちゃうちゃう。

これでまあこの座席のしかけは
終わったかと思いつつ、
背中や腰のぶるぶるに
警戒しながら映画鑑賞が続いていきます。

そして、あるシーンで、
とっても足元の悪いシーンが出てきました。
ああ~こんなシーンの撮影は
虫とか出てきたりして
大変やったやろなあ、
と思ったら

「ウヒョヒョ~」

足もとになんか虫がたかって
暴れているような感触です。

こ、これはと思って後で
椅子の下を見てみたら
こんなチューブが動き回っていました。



ミセスも思わず「ゴ、ゴキブリかあ」と
体温が5度ほど上がったようでした。

結局この後もそんな仕掛けにおびえつつ、
大きな声をあげて
驚かないようにするのが精一杯でしたな。

キングコングも面白かったけど
そんな変な緊張感が、
心をドキドキさせましたね。

あとで、この椅子の仕掛けを
もっと調べたら入口の所に
張ってありました。



むむ~、ちゃんと日本語で
書いとけよなあ。

においます。
ぬれます。
暴れます。
爆発します。
足元でゴキブリが騒ぎます。
みたいにね。

世界各国で不安な状況が続いている中で、
なんともまあ人騒がせな
映画でありましたね。

あ、キングコングは続きが
ありそうな終わり方でしたよ。
次も3Dで緩衝かなあ。
ミセスの許可があればね。