風もないのにわずかに"あだなみ"が
泡立つ芦田川の川面に、
たいていは二羽でいるカモが
一羽で浮かんでいます。
「ああ私のあの人はどうして
あだなみのように
心が変わってしまったの?」
と少し寂しそうですな。
そ、それは世間にあきれられてる
お前よりは幸せそうやで
という反論が聞こえてきそうですが・・・。
そんなことを思いながら
(おもてへんやろ)
公園へ向かいましょう。
あ、これらのお宅の木はきれいですねえ。
年間で10日ほどのために
植えてる木なんですねえ。
手入れが大変でしょう。
でもまあそんな自慢の木
なんでしょうから、
よしよしとほめておいてあげましょう。
そして公園に入る前に、
高石の公共施設の桜もきれいです。
あっ、こんな張り紙も張られていますよ。
野良猫に餌を与えている人に
警告している張り紙です。
そうやねえ、じつはdoironも
こんな関係の記事を
昔書いたことがあります。
反論は、たっくさんありましたねえ。
でもこちらが正義感をもって
強くやることで押し返した
記憶があります。
若かったんですねえ。
最近だったら、変なオッサンが
カメラを構えたり
きょろきょろしないように、
「うろうろしているおっさんに
珍しい景色を見せないでください」
って張られたりしてね。
無実なんです~。
そしてさあ、今度はほんとに
いよいよ浜寺公園に突入です。
ここは昔よく走りに来ましたねえ。
当時、余りdoironの動きを知らない人に
「休みの日はどうしてますかあ」
と聞かれたら、
「ああここ2カ月は毎週
浜寺公園に行ってます」
というと
のんきなおっさんやなあと
思われたでしょうねえ。
まあ、のんきといえば
のんきかもね。
新たに整備された辺りには、
こんな枝垂桜も植わっていますねえ。
いつかこの桜も、
あの「又兵衛桜」みたいに
有名になったりしてね。
木の根元にこっそり
「doiron桜」の看板をあげといたら、
いつかそんな名前にならんかなあ。へへ。
そこからしばらく進んでいきますと、
たくさんの桜が植わって、
散歩道が桜のトンネルのようになっています。
ここはきれいですねえ。
外国の方にはあまり知られず、
大阪人の静かな散歩道に
しておきましょうねえ。
老夫婦、子供を連れたお母さん、
カップルもなんかとっても
楽しそうですねえ。
チャリンコに乗った高齢おじさんは
ちょっと違和感がありますかなあ。
あ、これはムクドリです。
繁殖期にはつがいで
生活することも多いのですが、
一羽でうろうろしてはります。
今日はさみしい鳥も多いねえ。
「ああ俺の恋も、この桜のように
散っていくんだなあ」とか
思ってはるんでしょうかねえ。
コースはここから対岸の
通りを行く予定だったのですが、
そんな孤独なムクドリを見ているうちに
doironもにぎやかな通りを
通って帰ろうと、
そのあたりから引き返すことにしました。
よく走った海岸沿いの道を戻っていきます。
対岸にいっぱい咲いているのは、
これまでの経験から見て
「大島桜」ですね。
そこから公園の南橋へと行くと、
先ほどのあだなみ橋の下流にある、
しんあだなみ橋を通ります。
あ、そうそう、ここに
おもちゃみたいな線路のある
施設の横を通りますね。
これまで走っているときも
ずっと見てきたのですが
何かわかりませんでしたので、
今日は確認しておきました。
それがこれです。
南海電車の研修センターでした。
ああ、ここをよく走る人、
正体がわかってよかったですねえ。
そこからは臨海添いの歩道を
プラプラ帰りました。
まあ、だいたいこれでぶらチャリの
浜寺公園周遊は終わりです。
全体で約1時間40分。
走るのと同じような速度ですね。
最後に散り始めの助松運動公園を眺めつつ、
距離はぜんぶでやく12キロの
楽しい花見ぶらチャリ、
これにて終わりです。