つい先日龍野に歩きに行ってきました。
どこに歩きに行くか?
これはもうdoironの
今の生活にとって
欠かせない重要な問題なのです。
何をするにしても、
あ、こんなところへ歩きに
行けばいいんじゃないか
と思いついたことは
携帯にメモしたりしてためているし、
いろんな資料やニュースや
小説なんかを読んでいて
行きたいところは
どんどんリストアップして
ポストイットに書き溜めて
デスクの横の壁に貼り付けたりもしています。
まあもちろん北海道だ、沖縄だ
というような遠方ではないよ。
年金暮らし直前のひもじいおじさんが
遊びに行ける範囲というのが前提なのだ。
で、そんなメモもそこへ行けば
中身を消していくように
しているのだが、
一枚だけずっと消せないで
残っているメモがありました。
そのメモに残っている地名が
「龍野」
だったのです。
兵庫県たつの市というと、
おお近隣やんと思うかもしれないが、
実はちょっと時間と
交通費のかかる遠方なのです。
何せ姫路よりまだ向こうで、
泊りで行った初オープンウォーター
トライアスロンの赤穂の少し手前
というところなのだ。
さあ行くぞ、と気合を少し入れないと、
出掛けられないところなのです。
なので、行ったら十分楽しむためには、
事前に軽く勉強をして、
効率よく歩かないといけない
ということになる。
童謡「赤とんぼ」の歌が生まれたところで
醤油工場があって、
古い町並みが残っているところなので、
その辺を中心に歩くのがよさそうです。
JRの歩きパンフレットにも
そんなことが書かれていました。
気持ちのいい春先、
ちょっと遠方のそんな龍野に
出かけてみようと決心して
早朝に出発して
出かけて行ったのでありました。
そうそう、ここは今は
「たつの市」という名前になっています。
2005年に1市3町が合併し、
「龍野市」が「たつの市」になったんですねえ。
まあこのブログでは
使う漢字はその内容から見て、
旧地名の「龍野」を使うことにしましょう。
まずはナビでJRの駅を目指します。
あ、駅名は「竜野」という
漢字を使っていますねえ。
ナビ通りにその「竜野」の駅に着くと・・、
あれ~?
資料ではこんな田舎では
なかったなあと思ったら、
龍野の歩き旅の場所は
山陽線の「竜野」ではなく、
姫新線の「本竜野」駅でした。
まあ竜野駅周りもまあ
それなりの風情はあるようでしたが、
さすがに本竜野は「本」がついてるだけに
歩き旅にふさわしく
本物っぽくてしかも都会でしたね。
あんなけ事前に調べていたのに、
最初から勘違いをしてしまいましたねえ。
さて、その本竜野。
駅前で駐車場を探したら、
すぐに見つかりました。
この駅には安い駐車場が
隣接しているんですね。
全くの都会じゃこういう取り組みは
難しいでしょうが、
ここくらいの田舎だと
市内観光のためにも
こういう取り組みは
とってもいいものだと思いますねえ。
ではそこに車をとめ、
ナビをセットして歩いていきましょう。
え~っと駅前の地図を見てみますと、
揖保川が流れていますし、
いろんな資料館なんかもあるようです。
間違いないですね。
他にも「新竜野」とか
「元祖竜野」とかあるわけでもなさそうです。
歩き始めて、まず一番最初に
気が付いたのが、
あの醤油会社「ヒガシマル」です。
おお~資料に乗ってた醤油会社が、
本竜野のすぐ駅前に
で~んとそびえているわけですねえ。
ここは淡口しょうゆの会社として有名ですね。
歩いていると工場なんかもあるようです。
まあふつうこんなに大きな
工場があったりすると、
昔だったら結構醤油のにおいのする
町だったんでしょうが、
いまはまったくそんな
においも流れていませんね。
続く