ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

神戸の美術館

2017年09月14日 21時36分24秒 | お絵かき

夏休み期間だからどうか知らないが、
いろんなところの美術館・博物館が
子供も喜ぶかもしれない
というような展示を
今年は精力的に開催していた。

そういう美術館のチケットなんかを
回してくれるありがたい友達がいて、
8月にぐるりんと回ってみたのだ。

まず最初に行ったのが、
兵庫県立美術館で9月18日まで

「怖い絵」展

が開かれました。
中野京子という作家が
西洋美術の絵に含まれる恐怖を
題材にとりあげた展示会です。

怖い絵、恐怖というとどんな姿かというと、
やはり人間の命をテーマにしたもの、
宗教的に理解をこえたもの、
何でもない絵が当時の社会情勢の
中ではとてつもなく怖い絵であったもの
など様々です。

別に鬼太郎と妖怪の戦いとか、
国会議員と秘書との争いとかではありません。

背筋が多りついたり、
寒イボの出そうなそんな怖さかな。

暑い日の続いたそのころですので
冷房の効いた涼しい美術館で、
さらに涼しさを味わってみようと思い
車でちょろちょろと出かけていったのでした。

この美術館の周辺道路は、
「神戸の街歩き」でよく通るところです。
またここは以前に
「だまし絵展」のあったところなので、



それも超楽しく見に行ったので
場所は分かっていたため
車で迷わず一直線です。

2時間400円の駐車場に車を入れ、
さあでは中へと入っていきましょう。

美術館の中の絵は絶対撮影禁止ですが、
中には宣伝に使われている
絵なんかもあります。

これも怖い絵ですねえ。



こわい殺気に満ちています。

またこれは、自分の首を切り取られる女性が
目隠しをされて、
ざん首台を探している絵です。



横にいる女性の身内の顔が
すごい顔になっています。

ほかにもパッと見ただけでは
こわくないのに、
背後の宗教の絡んだところを見ると
飛び上がったりと、
静かな鑑賞でしたが
体の内部の方でドキドキが続きましたね。

まあ、こんな怖い絵は描けないですね。
doironの絵はせいぜい
かぼちゃが地球になっているくらいの
穏やかさなので
(あ、カレンダーのない人にはわからんか)
安心してご覧ください。

「怖い絵」展、よかったですねえ。
体温を2度ほど下げて
もらったような気がします。

で、この日はこれで終わりかというと、
そうではありません。
あともう一館、神戸市立博物館にも
行くことにしました。

ここは、9月24日までは、
神戸の「開国への潮流」と
いう展示をしています。



ここんところ神戸には
よく来ています。

神戸市内を歩くリボン通りも
まだ途中だし、神戸のなぎさ海道シリーズを
歩く予定にもしており、
開港150年を迎える神戸港の歴史を
眺めておこうと行くことにしたのです。

あ、もちろん入館券も
いただいてましたのでね。

では三宮の公園駐車場に
車を止めてぶらぶらと
歩いていきましょう。

あ、でもお昼ですねえ。
ちょっと食堂で飯にでもしましょう。

ちいさなお店でハヤシライスが
うまそうなお店があったので入りました。

ここのお店のママさんが
まるで常連さんみたいに
親切にしてくれましたね。

「ハヤシライス、大盛にしといたから~」
とか言って出してくれます。

うん、うれしいけど、
ダイエット考えたら悲しいな。



でもこれくらいの量ですから
いいかな。

飲みに来たらかなり
賑やかそうなお店のようです。
博物館はもうこの店の近くです。



ここは以前北斎展をしていたので
来たことがありますね。
あの時は大混雑でした。
こんかいは比較的すいていて、
昔の資料や写真をじっくり
見せてもらえました。

勉強という意味では
こちらはよかったですね。



神戸で2館の美術館・博物館を
見学した1日。

まあたまにはこんな
静かなひと時もいいでしょう。