今回は、「染付 山水文 輪花形小皿」の紹介です。
これは、昨日の骨董市で買ってきたものです。
表面
側面
裏面
上の写真の口縁の時計の針の11時の方角に細いニュー(長さ1cmほど)
が1本あります。
この皿には、表面に「小キズあり」と表示してありましたが、老眼の私には、何処に「小キズ」があるのかよく分かりませんでしたので、店主に、「何処に小キズがあるのですか?」と尋ねましたら、「ここです。細いニューです」と教えてくれました。
言われて良く見れば、確かに、口縁の1箇所に長さ1cmほどの細いニューがあることがわかりました。
これは、言われてから、よ~く観察して見ないと分からないほどでした。「無疵、完品」と言われてもわからないほどですね。良心的な業者さんです(^-^*)
その後、自宅に戻り、漂白剤の中に一昼夜浸けておきましたら、ニューの汚れは更に薄くなり、「確か、この辺にニューがあったはずだけれどな~」と思ってよくよく見ないとニューの存在がわからないほどになりました(^-^*)
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代中期
サ イ ズ : 口径16.5cm 高さ2.9cm 底径9.9cm
注 記 : 過去にも、これに類した「染付 山水文 輪花形小皿」を2点紹介していますので(2021年2月21日付け)、ご参照いただければ幸いです。