Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 染付 投網人物文深皿

2020年10月02日 17時01分27秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 染付 投網人物文深皿」の紹介です。

 このタイプの伊万里は、江戸時代の天明(1781~88)、寛政(1789~1800)の頃に多く作られたようですが、人気があったためか、その後も作り続けられ、文化(1804~17)、文政(1818~29)の頃にもみられるようです。

 骨董の世界でも、一時人気を博し、よく、図録などでも紹介されました。

 

 

表面

 

 

見込みの人物文の拡大

 

 

裏面

高台内の銘は、中国清王朝乾隆帝の「乾」

 

 

製作年代: 江戸時代後期

サ イ  ズ: 口径;15.1cm  高さ:4.2cm  高台径;7.9cm


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.Kさんへ (遅生)
2020-10-02 18:08:40
やはりこの手の皿は人気があったのですね。しばしば見ました。しかし、じっくりと見たのは今回が初めてです。

人物の表情が絶妙です。それと、姿勢。
私自身は投網はやらなかったのですが、投網に没頭していた人に付き合ってよく出かけました。投げるタイミングを計っている男の様子は、本当にこの通りです。
無心な表情が何とも言えません(^.^)
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-10-02 19:03:20
遅生さんも、このタイプのものをしばしば見ましたか。
昔は、このようなものは古伊万里とはされませんでしたから、私も、この1枚を買った後は買っていませんし、やはり、じっくりとも見ていません。
参考までに買ったようなものです。

ただ、今、よく見ますと、人物の動きや表情が、実によく描かれていることに気付きました。

私も、子供の頃、投網を打っている人を見ています。
打たせてもらったこともありますが、あれ、なかなか難しいですね。でも、面白かったです(^_^)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2020-10-02 20:54:11
ミーコさんが言うところの「天明の灰皿」、ドクターさんもお持ちだったんですね!
とはいえ、ドクターさん品は人物文が味わい深い絵付けになっていますし
このタイプの典型的な品(ウチのブログに上げました)よりもずっと魅力があるように感じます。
恐らく、ウチの品よりも時代的に早い品であろうと想像されます。
それにしても、この漁師の表情が素晴らしですね。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2020-10-03 18:45:14
この手の皿を、ミーコさんが「天明の灰皿」と言ってましたね。
いつも思うんですが、ミーコさんは、何時もウィットに富んでいますよね(^_^)
酒田の人さんもお持ちでしたね。
ホームページを見てきました。
酒田の人さんのお持ちの皿は6寸もあるんですね。
ミーコさんのものも、私のも、酒田の人さんのものも、時代的にはほのもとんど同じ頃のものでしょうね。
この手の皿は、一時出回ったんですよね。
ですから、古い、古伊万里コレクターさんは、1枚くらいは持っているんでしょうね。
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