Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 染付 椿に鳥文大皿

2020年12月26日 14時10分27秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 染付 椿に鳥文大皿」です。

 これも、昭和59年に(今から36年前に)買ったものです。

 今でこそ、大皿には人気がなく、値段も安くなっていますが、当時は、大皿の人気が高く、値も張りました。

 特に、南蛮人が描いてあったり、象の絵が描いてあったりで、図柄が珍しく面白いとか、絵が上手で、一幅の絵を見ているような見た目に美しいものには人気があり、値段も高かったように思います。

 そんななかで、この大皿は、後者に属するでしょうか。でも、傷がありました(口縁にニューとソゲがあります)ので、値段的には割安でした。

 

表面

口縁の時計の針の4時の方角にニューとソゲがあります。

 

 

裏面

外側には、竹笹が3カ所描かれています。

 

 

製作年代: 江戸時代後期

サ イ  ズ: 口径;30.6cm  高さ;4.7cm  高台径;16.8cm


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.Kさんへ (遅生)
2020-12-26 14:21:18
飾り映えのする大皿ですね。
濃みの様子など、藍九谷を髣髴とさせます。呉須がもう少し明るく、裏の竹模様がもう少しそれらしかったら、藍クタで通るのではないでしょうか(^.^)

ついに大皿シリーズに突入でしょうか(^^;
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-12-26 14:48:20
これは、飾り映えがしますよね(^-^*)
皿立てに入れて床の間に飾ったら、飾り映えがするだろうなと思い、傷があって安かったものですから、ついつい、手が出てしまいました(^_^;
幸い、ソゲは裏側にありましたので、自分で補修しましたら、ほとんど分からなくなりました(^_^)

藍クタの本歌があって、それを写したのかもしれませんね。
これが藍クタの本歌でしたら、手も足も出ず、指をくわえて通過するだけでした(><)

我が家には大皿は少ないんです(><)
大皿合戦になったら、不戦敗です(笑)。
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こんにちは (つや姫日記)
2020-12-26 16:17:53
とても美しいですね。

30センチですか。
こんな皿が飾ってあったら
見入ってしまいますね。
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つや姫日記さんへ (Dr.K)
2020-12-26 19:35:13
自分で言うのもなんですが、この大皿、なかなか絵になりますよね。
昔は、このような大皿を床の間に飾って楽しんでいました。
今では、そのようなことをする人が少なくなったのか、大皿に人気がないんです。
最近では、そもそも、床の間など作らない家が多くなってきましたものね(~_~;)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2020-12-27 13:28:31
 これは良い大皿ですね!
江戸後期の品としては申し分のない大皿ではないでしょうか
絵付けも鍋島風でピシッとしているように思います。
一幅の絵画を見ているような印象を受けました。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2020-12-27 16:52:56
お褒めいただきありがとうございます。
最近では、このくらいの大きさで、ありきたりの文様の大皿ですと、1,000円でも売れないようですね(~_~;)
その点、これには見所がありますので、そこまでは没落していないようです。
古伊万里にも流行り廃れがありますね(~_~;)
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