今回は、「伊万里 染付 竹文小碗」の紹介です。
これは、昭和59年に(今から36年前に)、田舎の骨董屋から買ってきたものです。
胴部の真ん中に竹の幹というか、竹の太い部分をぐるりと一周させ、節々から笹が出ている状態を描いています。ただそれだけ、、、。
その文様のシンプルさと力強さが目を惹きます。
それで、この小碗に番茶でも入れて来客にさしあげたら喜ばれるだろうな~と思い、妻に、「これ日常的に使ってもいいよ」と言って預けました。
それ以来、台所の食器戸棚の中に鎮座することになりました。
ところが、ところがです。それ以来、一度たりとも使用された形跡がありません(><)
私としては気に入っていても、妻は気に入らないのでしょうか? 或いは、1客だけでは使いようがないからなのでしょうか? それとも、使いずらいからなのでしょうか?
それで、今回紹介した後は、今日を限りに、台所の食器戸棚から押入れに移動してもらうつもりです、、、(~_~;)
立面
見込み面
見込み文様部分の拡大画像
見込み文様は、普通の5弁花よりも少し複雑な5弁花です。
底面
小さく低い高台で、砂高台です。
製作年代: 江戸時代中期
サ イ ズ : 口径;9.9cm 高さ;5.6cm 高台径;3.4cm
大きさの問題でしょうか?
奥様は使用されなかったのですね。
またお蔵入りですか(笑)
湯呑み茶碗にしては、ちょっと大きめなのかもしれませんね。
湯呑み茶碗から外れると、では、次にどのような使い方が出来るかになるわけですが、1客分しかありませんし、なかなか思いつかないのかもしれません(~_~;)
36年間も使用していないとなれば、使用価値なしとして、またお蔵入りもやむを得ないと思います(~_~;)
もっとも、そのほうが長生き出来ると思います(^_^)
東日本大震災の際も、食器戸棚の中にあっても無傷で生き残ったわけですから、更に生き残ってほしいとの思いもあります(^_^)
相手方とのミスマッチはいたしかたありませんね。そっと引くか、自分用に使ってささやかな意地を見せるかはその時の気分で決めることにしています(^.^)
発想の転換ですね(^_^)
36年間も使用されずにベンチ要員だったんですものね。
もう、引退させざるをえないですね。
それに、東日本大震災も、食器戸棚に中にあって無傷で生き残ったわけですから、運は強いようですね。
もっと生き残ってもらうよう、別な道を歩んでもらおうと思っています(^_^)
見込み部分の複雑な五弁花も初めて見ました。
最初に見たときは民芸調の絵付けかな?、と思ったんですが
実は中期らしい確かな技術で絵付けされているのが判ります
竹を横に描いた品は図録か何かで見た覚えがありますが
このような小碗ではとても珍しいのではないでしょうか。
きっと奥様は勿体ないので使わなかったのかも知れませんね。(さすが~)
ちょと珍しいかもしれませんね(^_^;
そうであれば、日常使用は止め、もっと長生きしてもらうように、お蔵入りさせるほうがこの小碗のためでもありますね(^-^*)
食器戸棚の中にあっても、東日本大震災を無傷で生き残った運の強さを持っているようですから、更に生き残ってくれるかもしれませんね(^_^;
もったいなくて、私も日常には使えませんよ。(-_-)/~~~
勿体なくて日常には使えませんか、、。
コレクションに仲間入りさせ、お蔵入りさせることにします。