今回は、「染錦 二分割 花文 小皿(一対)」の紹介です。
これも、平成2年に、前回紹介した「染錦 二分割 花とすだれ文 デミタスカップセット」とともに、同じ日に、同じ店から買ってきたものです。
前回の「染錦 二分割 花とすだれ文 デミタスカップセット」の紹介のところでも触れましたように、カップ&ソーサーの場合は、器面を三分割して文様を描く場合が多いわけですが、これは、器面を二分割して文様を描いています。カップ&ソーサーにしては、ちょっと珍しい文様の描き方なわけです。
もっとも、これはソーサーだけで、カップが付いていませんから、カップ&ソーサーとは言えませんが、多分、カップ&ソーサーの片割れの、ソーサーだけだと思います。
それで、前回紹介した「染錦 二分割 花とすだれ文 デミタスカップセット」も器面を二分割して文様を描いているので、ちょっと珍しいかなと思って買ったわけですが、これも、カップ&ソーサーの片割れなのだから、ちょっと珍しいものに属するな~と思い、前回紹介した「染錦 二分割 花とすだれ文 デミタスカップセット」とともに買ってしまったわけです(~_~;)
ソーサーの表面(一対)
ソーサーの裏面(一対)
ソーサーの表面(代表の1枚)
ソーサーの裏面(代表の1枚)
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代中期
サ イズ : 口径;12.0cm 高さ;2.2cm 底径;5.3cm(2枚のうちの1枚は5.1cm)
これだけの品ながら、どうして裏側にも模様を描かなかったのか、不思議です。
何かで読んだ記憶があるのですが、ヨーロッパでは、珈琲や紅茶をソーサーに入れた飲んでいたそうです。ならば、裏側にもかわいい模様がある方が良いとおもうのですが・・・・。
皿としても独立出来ていますね。
西洋ではこのソーサーを
どのように使ったんでしょうね。
単なる茶托ではないような。
家にある陶器の茶托は単なる茶托ですが。(笑)
私の持っているカップ&ソーサーは、多分、全部、裏白ですね。どうしてソーサーの裏に文表を描かなかったのでしょうね?
なるほど、ヨーロッパでは、珈琲や紅茶をソーサーに入れて飲んでいたんですか。
それなら、裏面にも文様を描いてもよさそうですね(^_^)
でも、いくらなんでも、賑やかな文様が好きなヨーロッパ人でも、そこまですると、あまりにも賑やか過ぎと感じ、そのような注文を出さなかったのでしょうか?
ただ、私は、西洋ではこのソーサーを単なる茶托として使っていたと思っていたんですが、、、。
でも、↑ で、遅生さんが、ヨーロッパでは、このソーサーに珈琲や紅茶を入れて飲んでいたということを何かで読んだ記憶があるということを言われていますね。
そんなこともあったのかもしれませんね。
確かに、このソーサーを茶托としてのみに使うには、あまりにも立派過ぎますよね。
単なる茶托ではなく、別な使い方もあったのかもしれませんね。
今後、その辺にも気を配って勉強したいと思います(^_^)