議会だよりを配り始めました

2014-01-09 13:57:42 | 議会活動
昨夜からの雨が夜半に雪に変わり朝起きたら一面の銀世界でした。積雪5センチぐらい。もともとこの地域は雪が少ない地域ですが、この冬初めての雪かきをしました。それでも陽が昇り温度があがると道路の雪はすっかり融けてしまいました。その後宅急便の営業所に私の「議会だより」を持ちに行きました。年末に印刷をお願いしてあったものです。これから配布してまいります。


浅間山は真っ白です。手前のたくさんの柱はぶどう棚を支えるポールです。


ぶどう畑は雪に覆われています。道路の雪は融けていました。

年初めにあたって考えます

2014-01-03 00:34:10 | 議会活動
新しい年が明けました。皆様はどのような思いで新年をお迎えになられたことでしょうか。年頭に当たりこれからの市政について考えてみたいと思います。

今年は東御市にとりまして合併10年目の節目の年にあたります。この10年で旧北御牧村と旧東部町の人々の交流が深まり、東御市民としての一体感が醸成されてきました。あわせて合併特例債を活用した施設整備が進んだことも大きな特徴でした。保育園や子育て支援センター、市民病院や助産所が整備され、子育てする環境が大きく前進しました。市庁舎や図書館、中央公民館も新築・改修され市民サービスの体制が整ってまいりました。

この4月には合併10年の記念事業が行われます。これまでの到達点を確認し、新たな10年に向けての一歩を進めなければなりません。現在第2次総合計画が企画立案され、目指す将来都市像を「人と自然が織りなす 幸せ交流都市 とうみ」と定めています。

そんな中で、東御市が取り組もうとしている大きな事業が4つあります。

一つ目は、アスリートのための高地トレーニング施設の誘致です。湯の丸高原に日本水泳連盟に協力し50メートルの競泳施設をつくるというものです。

二つ目に、ワイン用ブドウ栽培を本格的に始動させることです。荒廃農地30ヘクタールを整備しワイン用ブドウを植え付け、ワインによるまちおこしに取り組もうというものです。

三つ目に、継続案件である県東深井線(あがたひがしふかいせん)の延伸を実現することです。これは県立高校の用地を買収し、道路と駐車場を建設するものです。道路建設費のほか高校の校舎の移転補償料・仮設校舎建設費も含めた総事業費が当初計画15億円の範囲内に納まるかどうか注目されるところです。

四つ目は、小学校区単位の市民との協働のまちづくりです。モデル地区とされた滋野市区では「しげの里づくりの会」が昨年始動し、今年は祢津地区、北御牧地区でも本格的に取り組まれます。

いずれも大きな事業になります。市民へ積極的な情報公開と市民参加が大切になります。これらの事業が大きな成果をもたらすことを期待すると同時に、事業の遂行状況については一つひとつチェックして行くことが必要です。私は必要に応じて事業成功のための提言を行ってまいります。市民の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

議会だより第21号をアップしました

2013-12-29 21:19:39 | 議会活動
12月議会が終わると私には宿題が待ち受けています。議会だよりの編集です。市民の皆様に議会の模様を知らせるためです。これは私が議員になってからこれまで欠かさず行ってきたものです。

それにしても所要で3日間ほど家を空けたり、御用納めまでに出さなければならない原稿があったり、そして昨日は孫たちがやってきて凧揚げにつき合わされました。と言っても私も楽しんでいたのですが・・・。そんなこんなで時間がたつばかりでした。本当ならば年内に印刷を終え年明けから配布するつもりでしたが、とても間に合いそうにありません。

そんな中、やっと議会だよりができあがりました。ホームページにアップしたのでご覧いただければと思います。皆様のお手元にお届けできるのは1月の中旬か下旬になってからになりそうです。

議会だより第21号

原稿書きに没頭しています

2013-12-26 00:00:06 | 議会活動


新しい年まであとわずかです。神戸から帰ってきていまは年明けに配布する「議会だより」の原稿を書いています。かたわらには前回の原稿と議会資料を置いて、これまでに書いてきたホームページやブログを参考にしつつパソコンのキーボードを叩いています。

議会が発行する「議会だより」に掲載する一般質問と委員会審議の原稿についてはすでにまとめてメールで議会事務局に送りました。

しかし、パソコンに向かう中で今年1年がどんな年だったのか振り返ったり、来年はどんな年になるのか思いを馳せていると時間はどんどん過ぎてしまいます。そんな中で市民の皆さんに何をどう伝えたらいいのか、よりわかりやすく伝えるためにはどうしたらいいのか迷うことばかりです。

そんな中、昨夜遅く半鐘がなりました。クリスマスイブの静まり返った闇の中にジャンジャンと鐘の音が響き渡りました。火の見やぐらはわが家の真ん前にあるためアルミサッシの雨戸を閉めてあっても良く聞こえます。私はすぐに身支度を整えて飛び出しました。消防庫にはすでに消防団の若者が集まり出動して行きました。私もすぐに後を追いました。

しかし現場の近くに行っても火の手も煙も見えません。結局誤報とのことでホッとしました。年末というと5年前を思い出します。その時は私の住んでいる集落でアパート火災があり大勢の方が焼け出され、地域の皆さんで炊き出しをしました。昨年も同じ24日の夜半に野火火災がありました。そんなことから年末というと火事のことを思い出します。

とにもかくにも原稿を仕上げて、年内には印刷所へ送らなければなりません。まだまだ呻吟の日々が続きます。

12月議会もあと4日となりました

2013-12-17 06:50:06 | 議会活動
12月3日から始まった議会もいよいよ大詰めです。昨日の総括質疑で補正予算が成立しました。今日は委員会審議、明後日は正副委員長会議、そして20日の午後には本会議が開かれすべての案件が採決されます。

今回の補正予算の総額は11億4450万円で、予算総額では199億6800万円とかつてない規模になります。今回の補正予算には田中保育園の建設用地費があります。いよいよ本格工事に取り掛かることになり、これで市内の保育園の統合がすべて完了することになります。小中学校の窓や外壁、体育館の天井などいわゆる非構造部材の耐震補強工事を進めるための設計委託料が認められました。すでに建物の耐震化は対応できているのでこれでさらに安全が確保されることになります。北御牧小中学校への給食センターの建替工事費も承認されました。

本日の委員会ではおもに指定管理者認定に係る18件の審査が行われます。私の所属する産業建設委員会には市内の温泉施設4ヶ所をはじめ8件の指定管理者の案件がかかっています。しっかりとした審査ができるよう取り組んで行きたいと思います。


一般質問が終わりました

2013-12-14 23:57:57 | 議会活動
12月13日、私の20回目の一般質問が終わりました。何日も前から何を質問するか考え、そのための情報収集など事前準備を進め、質問するための原稿を推敲してきました。当日は同僚議員の質問が早めに終わったっため、私の質問時間が予定より1時間繰り上がり、質問に立ったのは午後1時15分から約1時間でした。

私は毎回質問に立っていますがそれでも毎回緊張します。一問一答方式ですので私が質問し、それに市側が答えるという形で交互に進められます。最初に質問する項目はあらかじめ通告書で市側に知らせてありますが、再質問以降は筋書きがありません。ですから相手の答えもその時になってみないとわかりません。まさに出たとこ勝負という感があります。

ですから原稿を準備しても、その時の回答次第でそれが役に立たなくなることもしばしば。そんな時は原稿なしで質問することになります。ですから質問についての周到な準備が欠かせません。

口の悪い方の中には「一般質問なんてお互いに原稿を読みあう田舎芝居だ」という方もいらっしゃいます。確かにそうした面も多々ありました。しかし数年前に一般質問のやり方を一括質問一括答弁方式(まとめて質問しまとめて回答する方式、質問回数は3回まで)から、一問一答方式(一項目ずつ質問と回答を交互に繰り返す方式、質問回数に制限なし)を導入してから状況は大きく変わりました。

何度でも質問できるためより突っ込んだ議論ができるようになり、時には原稿から離れて質問することもあります。そんな中で当意即妙、機転を利かせた対応が求められるようになりました。

一般質問は私にとって期末試験です。3か月ごとに自分の議員活動を点検する試験です。これからも試験に果敢に挑戦して行きたいと思います。

政府国会への陳情を行いました

2013-12-14 23:19:15 | 議会活動

12月11日、上田市長、東御市長、両市議会関係者、地元建設促進期成同盟会の皆さんとご一緒に、国道18号上田バイパスの建設促進のための要請活動を行いました。上田バイパスはこれまで着実に整備が進められ、あと残すところ上田市と東御市境にかかる4.1キロとなりました。要請先は関東地方整備局、国土交通省、地元選出国会議員の先生方です。

私は中央への要請活動は初めての経験でした。両市長を先頭に役所をまわり要望書を渡し、バイパス建設のための予算確保をお願いしてきました。衆議院、参議院の議員会館をまわり、地元選出議員先生の事務所を訪問し、予算獲得のための協力を要請してきました。

幸い訪問先の感触はすこぶる良く、要請活動は順調に行われました。現在国道18号線の上田市国分から東御市和間は朝晩交通渋滞が発生し、通勤通学に支障をきたしています。今回要請したバイパスは国道18号線に沿って建設され、渋滞解消の切り札ともなるものです。すでに土地交渉も始まっており、上田バイパスの早期の全線開通を願うものです。

井出さんと江川さんのお話をお聞きしました

2013-12-09 12:20:01 | 議会活動


特定秘密保護法案の採決に反対の票を投じたみんなの党の井出ようせいさん、そしてジャーナリストの江川紹子さんのお話をお聞きしました。

みんなの党は特定秘密保護法案に賛成でしたから井出さんはきわめて厳しい立場に立たされています。報道によれば法案に反対した同僚議員とともに、みんなの党を割って新しい党を立ち上げるそうです。

会場は上田市内の映画館。立ち見も出るほど会場はいっぱいでした。私は井出さんのお話をお聞きするのは初めてでしたが、ご自分の考えをしっかり持っており、いわゆる議員臭がなく誠実なお人柄が感じられました。選挙のことを考えればあまり波風を立てることは得策ではありません。それでもこれだけは譲れないとおっしゃっていました。

江川さんは「未来から今を見る目が必要」と言い、「あとでなぜあの時に行動しなかったのかと悔やむことのないように」とおっしゃっていました。「市民の支えが必要だ。支えきれなくなった時、マスコミも政治家も倒れていく。市民が政治家を育てることだ」と述べられました。

特定秘密法案が強行採決された直後でもあり、熱気のこもった国政報告会でした。

人権のつどいに参加しました

2013-12-08 06:51:51 | 議会活動




12月7日、人権尊重市民のつどいに参加しました。人権啓発の標語・ポスターの優秀作品の表彰式のあと、歌手の新谷のり子さんの講演とコンサートを聞きしました。

新谷さんといえば私が若いころ「フランシ-ヌの場合」でデビュ-した人気の歌手でした。この歌は1969年、ベトナム戦争に心を痛めて自殺したフランシ-ヌ・ルコントさんを題材にしたもので大ヒットになりました。

新谷さんはこれまで日本各地で、戦争の悲惨さ、差別を受けている人々やハンディキャップを背負っている人々の声をテ-マに、コンサ-ト活動を行い、最近では人権学習の講師として独自の講演コンサ-ト活動をおこなっているそうです。気骨のある人権歌手です。

講演では「いのち」をテーマに被差別のこと、満蒙開拓の人々のことなどお話しいただき、そして素晴らしい歌をご披露いただきました。

秘密保護法案が強行採決されました

2013-12-07 06:18:01 | 議会活動
いま国会では特定秘密保護法案が審議されており、昨夜遅く強行採決されました。この法案には様々な問題点が多くの識者から指摘されています。新聞各社が行ったアンケートでも圧倒的多数の国民が反対ないし慎重審議を求めていました。そんな中、言論の府であるべき国会で国民の声に背を向けて強行採決を行ったことは誠に残念でなりません。

多くの国民が憂慮しているのは「権力は暴走する」ということです。政府自民党は「外交・防衛には秘密がありそれを守るのは当然だ」、「この法案がないとアメリカから情報を提供してもらえない」と主張しています。私も政治において秘密があることは理解できますし、すべて公開すべきとも思いません。しかし法案は一人歩きを始めます。

問題は恣意的に秘密を増やすことができることです。特定秘密に指定されれば国民は何が秘密なのか知ることもできません。特定秘密を漏らした場合最長で懲役10年と罰則が厳しくなり一般の国民も取締りの対象になります。

最終審議の中で政府から第三者機関を設けて運用をチェックするという修正案が示されました。しかしよくよく聞いてみれば内閣の中に置かれるとのこと。これではかたちばかりのチェックになることは目に見えています。

さらに秘密の有効期間が最長で60年となったことも問題です。秘密は未来永劫国民に開示されることはありません。

権力者にとってこれほど使い勝手のいい法律はありません。いったん特定秘密に指定すれば国民に開示する必要はなく、国政調査権も及びません。権力者が「秘密を洩らした」、「そそのかした」と認定した方に対しては懲役10年の厳罰が待っています。国民は委縮しモノを言わなくなります。権力は暴走を始めます。

ですから議論するたびに反対の声は広がって行きました。本来であれば議論する中で理解が深まり、賛同者が増えるはずですがまったく逆でした。衆議院では賛成したみんなの党も参議院では退席し、賛成は与党である自民党と公明党のみでした。いかに問題がある法案であるかを象徴しています。

終盤では自民党の石破幹事長は国民の正当な権利であるデモに対して「テロと同じ」と断じました。国民の声をまったく無視し、それどころかテロと見なすこういう感覚の方がこれから秘密保護法を運用して行くのです。憲法に定められた国民の基本的人権が守られるのかどうか心配です。

思い過ごしだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし歴史は繰り返すと言います。私は先日見てきた満蒙開拓記念館のことを思い出します。お国の言う「五族共和・王道楽土」を信じて27万人もの人々が満州に渡って行きました。最後の開拓者は終戦の3か月前だったと言います。その結果塗炭の苦しみを味わうことになりました。

原発もそうでした。国の安全神話を信じたばかりにとんでもない事故が起きました。さらにスピーディーの情報が開示されなかったばかりに避難の途中で多くの住民が被ばくをするはめになりました。同じことが繰り返さないとどうして言えるでしょう。

権力は必ず暴走します。だからこそ法案制定にはより慎重でなければなりません。残念ながら制定されましたが、今後の運用に目を光らせて行きたいと思います。

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