高地トレーニング勉強会が開催されます

2015-01-31 12:41:48 | 雑感


いま東御市で話題になっている高地トレーニングプールについての勉強会が開かれます。2月16日午後7時から、場所は東御市中央公民館、主催は暮らしを考える市民の会。市の担当者から詳しい説明が行われます。

いま東御市では湯の丸高原に水泳選手育成のための高地トレーニングプールの誘致活動に力を入れています。東京五輪を視野に入れ、「湯の丸からセンターポールに日の丸を」を合言葉に、日本水連と協力して国に働きかけています。

選手育成には高原でのトレーニングが有効で、心肺機能が高まることが知られています。これまでは海外の施設を利用してきましたが、国内に設置することで選手の育成環境が整備され、多くのメダルが期待できるというものです。

ここ湯の丸高原は標高2000m級の山々が連なり、首都圏からのアクセスも良く、病院や身体医学研究所(東御市)などサポート体制も充実していることから日本水連も期待しているとのことです。

一昨年の12月に日本水連の役員が視察に訪れ、昨年5月には県も巻き込んで誘致検討会議が設置され、11月には施設計画も発表されるなど誘致活動はいよいよ本格化します。

市はこの施設ができれば東御市の知名度が上がり、観光客増に結びつき地元が潤うとしています。しかし一方で、国主導なら理解できるが地方の小さなまちがやるべき課題ではない、地元が潤うといっても限定的、かえって地元負担が求められるのではないかという声もあがっています。そうした中でまさに時機を得た企画だと思います。多くの市民の方が参加されることを期待しています。

ホームページを刷新しました

2015-01-30 22:25:45 | 議会だより


私のホームページを全面的に刷新しました。ご覧いただければと思います。私がホームページを開設したのは平成23年春でした。あれから4年たちます。これまでにも時に応じて見直しを進めてきましたが、全面的な更新は初めてのことです。

刷新は基本的にはこれまでの枠組みを維持していますが、より見やすく分かりやすくするために様々な取り組みを行いました。第一に、これまでのシンボルカラーであった若草色を青空色に一新しました。第二に、これまで地域の紹介をテーマにしてきましたが画面回りが煩雑になってしまったことからよりシンプルにしました。第三に、議会だよりバックナンバーやQ&Aなど見やすさを重視しました。

地方議員でこうしたホームページを運営されている方も大勢いらっしゃいます。とても斬新であったりデザイン的にも素晴らしいものも沢山あります。こうした中で、私のホームページのあり方として3つをあげたいと思います。

一つは、すべて手作りであることにこだわりました。お金を出せばいくらでもいいものはできます。しかし外注にした場合、その後の変更や手直しがフレシキブルにできません。またそんなお金もありません。ちなみに今回の刷新には一円もかかっていません。

二つは、すべての情報の公開にこだわりました。ご自分のホームページを持ち、情報発信している地方議員の方はたくさんいらっしゃいます。しかしすべての一般質問、議会だより、議会活動を公開している方はいらっしゃらないのではないでしょうか。確認しているわけではありませんので断言することはできませんが多くはないと思います。

三つは、議員や議会に寄せられている様々な疑問にできるだけ答えることにこだわりました。昨年は議員のあり方が問われる多くの事件がありました。号泣会見やパワハラ発言などです。私は議会人として、地方政治にかかわる者としてこうした疑問に一つひとつ誠実に答えてゆくことが私の任務であると考えています。十分ではありませんがこれからも発言を続けて行きたいと思っています。

ブログをお読みいただいている読者の皆様、どうぞホームページにも足を運んでいただければ幸いです。

温泉施設の視察に行ってきました

2015-01-28 01:15:41 | 議会活動
当市には日帰温泉施設が4つあります。施設は合併前の旧東部町に2つあり、旧北御牧村に2つありました。合併に当たりすべての施設を引き受けることになり、当市は他の市町村に例を見ない多様な温泉を楽しむことのできるまちになりました。

しかし、それに伴う一般会計からの温泉施設に対する委託料は毎年右肩上がりで推移しています。昨年9月議会で議会として温泉施設の経営刷新を提言、これを受けて市は12月議会で年間利用券の廃止条例を提案し可決されています。そして議会としても温泉施設の改革を進めるために、先進地である須坂市の湯っ蔵んどを視察することになりました。

まず驚かされたのはオープン時の職員そろってのお出迎えでした。経営方針としておもてなしが徹底されていることが窺われました。当市の場合温泉施設には年間9300万円の委託料を支払っていますが、ここは市からの委託料は全くないということでした。数年前まで三セクが運営していましたが経営悪化を招き、民間企業を指定管理にしたそうです。その後業績はV字回復。鮮やかな経営刷新が実現しました。

とても教わることの多い充実した視察になりました。この結果を当市でも活かして行くことができればと思います。湯っ蔵んどの皆様、ありがとうございました。


支配人からお話をお伺いしました。


館内はゆったりしており、食事のメニューが充実していました。


ここはそば打ちコーナーです。
外からガラス越しにそば打ちを見ることができます。
この絵はご存知のようにトトロの猫バス。
そば粉で子供さんが喜ぶ絵を画いてありました。
こんなところにまでおもてなしの心が息づいています。


帰りに玄関まで全員で写真を撮りました。

ぶどうの剪定を進めています

2015-01-27 00:23:21 | 趣味・野良仕事



今日は3月下旬並みの温かさでした。ぶどうの剪定作業をしています。
良いぶどうを収穫するには不要な枝を取り除き、
万遍なく陽があたるようにする必要があります。
そんな意味で、この時期剪定は欠かすことのできない作業です。
それにはぶどうの木一本一本の性格を熟知し、それに見合ったやり方が必要です。
枝を切るにしても何度も考え考え、悩みながら行っています。
そんなわけでなかなか作業がはかどりません。
それでも青空の中での農作業は寒いけれど充実しています。

郷土史研究会の例会です

2015-01-27 00:14:54 | 雑感

地元の郷土史研究会の例会がありました。
私の住んでいる集落では公民館活動で郷土史の愛好者が多く熱心に活動しています。
今回のテーマは「六分水」(ろくぶすい)です。
この地域は昔から水に苦労したところで、水争いが絶えませんでした。
そこで水を分ける仕組みを定めました。これが六分水です。
それを絵図面にし、300年にわたり連綿と世代を超えて引き継いできました。
その写しが各集落にあり、それをみんなで見させていただきました。
先祖の苦労がしのばれます。
いまではため池や新しい水源ができ、水に苦労することはなくなりました。

議会だよりの配布が終わりました

2015-01-27 00:07:19 | 議会だより

早朝の八重原台地です。遠くに蓼科山が霞んで見えます。
うっすらと雪が積もり空気は冷気でピーンと張りつめています。
年末から始めた議会だよりの配布もこれで終了です。
空き時間を見つけての配布ですのでなかなか思うにまかせず約1か月かかりました。
さて来月から予算議会が始まります。
やっと12月議会の報告が終わったと思うと次の議会です。
気を抜かず頑張ります。

温泉施設の経営実態を考える

2015-01-22 01:50:39 | 議会活動


いま議会産業建設委員会では温泉施設の経営改善に取り組んでいます。
来週は先進地への視察が予定されています。
そこでこれまで7年間のデータを整理し、グラフに取りまとめてみました。
これから次の3つのことがうかがえます。

1、入館者数が右肩下がりに推移しており、
  これと合わせて入館料も漸減傾向にあります。
2、入館者の単価も同様に下がってきており、
  7年間で73円下がっています。
3、これを補てんするため市からの委託料は
  5800万円から9300万円まで大幅に上がっています。

今後合併特例がなくなり、国からの地方交付税が削減されます。
こうした中で不要不急な事業の見直しや、廃止が求められています。
温泉施設への9千万円にも及ぶ委託料はどうしても見直さざるを得ません。

温泉の売り上げは以下の数式で表されます。
温泉の売上=顧客単価×入館者数
売り上げ増には単価を上げるか、入館者数を増やすかしかありません。

ここで問題なのは顧客単価です。入館料を正規に払えば500円になります。
実際には単価は正規料金より大幅に下回っています。
この原因は年間利用券(1年間4万円)、半年利用券(4万4千円)です。

こうした制度は温泉利用が一般化していなかった時には利用促進に有効でした。
しかし、日帰り温泉が定着している現在では経営を圧迫しています。

郷土史研究会の新年会でした

2015-01-18 06:51:05 | 雑感


地元の郷土史研究会の新年会がありました。
平成8年創立ですのでかれこれ20年。現在の会員は18名です。
私が入会したのは平成18年で、9年目になります。

そんな会ですがこのところ春の修学旅行を行うようになりました。
平成23年の群馬県富岡製糸工場、24年は諏訪大社と諏訪蚕糸博物館
25年はNHKの大河ドラマ「八重の桜」にちなんで会津若松、
そして昨年は「軍師官兵衛」にちなんで関ヶ原、彦根、安土を訪れました。

そして今年、長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」に行くことになりました。
私は一昨年訪れたことがあり、写真のパンフレットはその時のものです。

パンフレットのご挨拶から引用させていただきます。

 中国東北地方にかつて13年間だけ存在した幻の国「満州国」。
 ここの日本から約27万人の農業移民がわたって行きました、

 「満蒙開拓団」です。”20町歩の地主になれる””満蒙は日本の生命線”
 ー夢を抱いて渡った新天地でしたが、1945年8月9日、
 突然のソ連侵攻で満州は戦場と化し、開拓団の人たちは広野を逃げ惑います。

 終戦後も祖国に帰ることができず、難民収容所では飢えと寒さで大勢亡くなりました。
 日中双方に多くの犠牲を出した「満蒙開拓」とはいったい何だったのか。
 私たちはこの歴史を風化させることなく後世に伝えるため、
 その拠点として記念館をつくりました。

 戦争に導かれてゆく道筋を学び、人々の体験に耳を傾け、
 平和な社会とは何かを皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。


ちょうど中国残留日本人孤児の肉親捜しに挺身された故山本慈昭氏(長岳寺住職)
の半生をつづった映画「望郷の鐘」の上映会も行われます。

今年は終戦から70年の節目の年でもあります。
あらためて戦争と平和について考えてみたいと思います。

お役所がやれば赤字、民間がやれば黒字…?

2015-01-18 01:04:44 | 議会活動
いま東御市においては温泉施設の委託料が大きな問題になっています。
市内にある温泉施設はなんとなんと…5つ。
湯楽館、ゆうふるtanaka、明神館、御牧乃湯、そして少し小ぶりのほたるの湯。
旧東部町に2つ、旧北御牧村には地域ごとに3つ。合併してそのまま存続し5つ。

この維持管理に関する委託料だけで昨年は9000万円。
温泉施設の補修費に数千万円。都合1億数千万円が温泉に投入されています。
お風呂に入るだけでこれだけのお金をつぎ込むとはなんとも太っ腹。

これに対し上田市の民間温泉施設「××の湯」は民間ながら
多くのお客さんの支持を受けて頑張って営業しています。
場所は人里から離れたやまあい。アクセスは悪いし景観も期待できない。
そんな不便なところなのに人気の温泉施設となっています。

そんな「××の湯」さんが数年前に須坂市の公営温泉の運営を委託されました。
うわさでは行政から委託料はいただいていないとか…。

民間がやれば頑張って利益を出しています。
一方、お役所の息のかかった第三セクターがやれば赤字になり、
毎年1億数千万円がかかります。

いったいどうなっているのか。どうしたら黒字になるのか。
そんな秘密を探ろうと思い、
市議会産業建設委員会で須坂市へ勉強に行くことになりました。

どんなお話がお聞きできるのか今から楽しみにしています。
温泉施設の経営刷新の一助になればと思っています。

日めくりカレンダー