滋野のガイドブック作成へ

2011-07-31 23:53:07 | 議会活動

中屋敷の熊野神社とご神木である大けやき。


原口の縄文時代の戌立(いぬだて)遺跡、現在復元されています。

いま東御市においては各地域においてその地域を紹介するガイドブックを作成するという運動が進められています。すでに祢津地区、和(かのう)地区、北御牧地区の3地区で発行されています。

私のいる滋野地区においてもガイドブックを作成し、地元の区民を始め多くの市民の皆さんに滋野地区を知っていただき、地域を活性化しようという取組みが始まっています。私はその事務局を仰せつかっています。

昨年から何度か話し合いを進めてきましたが、それと同時並行的に各集落にある神社や道祖神、地域の伝統的行事などの写真を撮る作業を進めてきています。この春には各地域のお祭りやわら馬引きなどをカメラに収めてきました。

7月31日の午前中、ガイドブックの撮影をお願いしてあるアマチュアカメラマン氏に同行し、大石、中屋敷、聖、原口、別府を回りました。あいにくの曇り空で必ずしも撮影条件は良好ではありませんでしたが撮影を行うことができました。

しかし中屋敷の「熊野神社」では社務所の建て替え工事中だったり、原口の「そばの里の碑」はまわりのそば畑の刈り取りが終わっていたり、「不動の滝」は水がなかったりして撮影には不適でした。一番いい時期に一番いい条件で撮影することの難しさを感じました。せっかく作るガイドブックですから何度か足を運びいいものにしたいと思います。

いよいよ袋掛です

2011-07-31 06:41:51 | 趣味・野良仕事
7月も末になってブドウの房も大きくなりはやいものは色がついてきました。色づきは全体につくのではなくひと粒ひと粒ごとにつき始めます。色がつくと目ざとい小鳥がついばむので袋をかけなければなりません。袋掛までくればブドウ栽培も一段落となります。

ブドウ組合からも8月6日までに袋をかえるようにという連絡がありました。今日から袋掛に邁進です。あとは天の味付けにゆだねることになります。この夏、お天気がよくブドウがすくすくと育ってくれることを願っています。


うっすらと紫色が付き始めました。


色がつくことをここでは「とび色がでた」という言い方をします。

乙女平で子供みこし

2011-07-31 06:18:32 | 雑感
7月30日は滋野地区乙女平区の夏祭りでした。まつりの華は何といっても子供みこしです。午後4時、地区の公民館から子供みこしが出発。区内全域を練って歩きました。地区の子供たち50名が2台の子供みこしを担いで、「わっしょい、わっしょい」という掛け声をかけて元気に回りました。地域の皆さんも沿道に出て子供みこしをあたたかく見守ってくれました。

子供みこしの1台は平成20年に新調した本格的なみこしです。お聞きしましたら県の補助金対象事業に応募し助成を受けて作ったもので、近郷近在にはない立派なものです。さぞかし子供たちも誇らしい気持ちでかついだのではないでしょうか。

お祭りにはチンドン屋さんもかけつけていただき、子供みこしと一緒に行進しました。このチンドン屋さんはボランティアの皆さんにより運営されています。昨年10月、FMとうみ開局の時に産声を上げ、最近はあちこちで活躍され引っ張りだこだとか。今回の出動は3名。これからますますの活躍を祈っています。


「わっしょい、わっしょい」雨雲を吹き飛ばすばかりの元気のよい掛け声が響きます。


おみこしを先導するのはチンドン屋さん。本職はだしの演奏でした。


まじかでみるとおみこしの素晴らしさがわかります。

驚くべき田舎芝居!

2011-07-30 23:10:34 | プロフィール
九州電力によるやらせメール事件が思わぬ展開を見せています。やらせメールの震源がなんと認可当局である古川佐賀県知事自身であることがわかりました。認可する側である佐賀県と認可される側である九州電力が舞台裏で口裏を合わせていたのです。これでは水戸黄門に出てくる悪代官と悪徳業者、越後屋との関係そのままです。7月30日の新聞報道の内容を転載します。

九電やらせメール 古川知事が引き金?

玄海原発(東松浦郡玄海町)2、3号機の再稼働に関する説明番組をめぐる九州電力の「やらせメール」問題で、古川康佐賀県知事は30日、緊急に記者会見を開き、番組開催5日前の6月21日に九電副社長(当時)ら幹部3人と面会し、「原発の再稼働を容認する意見が経済界にあるが、表に出てこない。番組の機会を利用して、その声を出していくことも必要」と発言していたことを明らかにした。知事は「やらせメールを依頼したことは全くない。当事者の九電に対し、発言したことは軽率だったと反省している」と釈明したが、同問題を調査している第三者委員会の郷原信委員長は30日夜、福岡市で会見し、「知事の発言がやらせメール問題の引き金になった可能性は十分にある」と述べた。

 古川知事によると、6月21日朝、退任あいさつに訪れた当時の段上守副社長と原子力発電本部長の諸岡雅俊常務、大坪潔晴佐賀支店長と知事公舎で面会した。玄海原発の再稼働問題に話が及び、知事は説明番組の周知を求めた際、「再稼働の議論を深めるためには賛成、反対双方の立場から幅広い意見を寄せてもらうことが必要」と発言。反対意見だけでなく、電力の安定供給を理由に再稼働を容認する経済界の意見を出す必要性も話したという。

 九電の調査結果では、副社長ら3人が知事と面会した後の同日昼に「発言投稿を増やす必要がある」と認識を共有、やらせメール指示に至った経緯がある。結果的にやらせメールにつながった可能性を問われると、古川知事は「私が言ったから、やらせが行われたとは考えていない」と否定し、自身の責任については「第三者委員会の事実解明を待ちたい」と述べた。


これに対して原発に反対している京都大学の小出裕章助教は2011年7月30日の中日新聞朝刊で以下のようにコメントしています。

原子力行政は、「原子力村」の中で、政府、自治体、電力会社がグルになってずっとやってきた。九州電力に続いて発覚した今回のやらせ問題も、何の驚きもない。逆に、ようやく今になって原子力行政の「常識」が問題視されるようになったということに驚く。わたし自身、何度も、原発政策を進める自治体でのシンポジウムで、多くの人が動員され参加するのを見てきた。今回明らかになった問題は氷山の一角にすぎない。

職員の不適切な事務処理について

2011-07-30 07:16:17 | 議会活動
7月29日の信濃毎日新聞において、東御市の料金などの口座引き落とし事務で職員の不適切な事務処理が行なわれたとの報道がありました。この件について28日に市側から議員宛に説明文書が届きましたので市民の皆様にお知らせいたします。

市側の説明によれば、7月25日に市民の皆様の預金口座から引き落とされる料金が、事務手続きを失念したことにより引き落とされなかったとのことです。該当料金は全体で2634件、料金の総額は約1783万円あまり。内訳は保育料、市営住宅使用料、オフトーク通信使用料、ケーブルテレビ使用料、老人施設入所負担金です。これはすべて八十二銀行の預金口座から引き落としに関わるデータです。

なぜこのようなことになったのかについて市側の説明は「八十二銀行へ電送により依頼する事務を怠った」としています。東御市の場合公共料金の口座引き落としは市内にある金融機関に引き落としデータをフロッピーディスクに収めて依頼しています。しかし八十二銀行だけは引き落としデータを電話回線を通して直接同行の電算センターに電送する仕組みになっています。今回その事務処理が行なわれていませんでした。

今後の対応について、市は該当者へのお詫びと口座引き落とし日の変更のお願いを郵送し、8月5日に引き落とすとのことです(再引き落としは8月15日)。

問題はなぜこのような不適切な事務処理が発生したかということです。担当者の単純な失念なのかそれとも係替えなどによって事務に不慣れだったのか、管理者の日常的な事務チェックがきちんと行なわれたのか、ダブルチェック体制が機能したのかなどの検証が必要です。

市側は再発防止策として「集約担当部署は、事務日程を正担当者、副担当者及び係長が共有し、事務の進捗確認を行う。集約担当者は、事務処理が完了したら、関係部署の係長にその旨の報告を行う」としています。

しかし、これは事務処理としては当然のことです。当然の事務処理が適切に行われなかったから問題が発生したのです。正担当者が失念してもなぜ副担当者が気がつかなかったのか、なぜ管理者のチェックが働かなかったのかが問題なのです。

昨年も図書館事務職員の公金をめぐる不適切な事務処理、下水道負担金の未収金時効問題が発生し綱紀粛正が問題になりました。今回またしても不適切な事務処理が発生したということは、そもそも仕事のやり方に何かしら構造的な問題があるように思います。

今回は議会が開かれてないのでこの件についての報告は文書による通知で行われました。今後担当部署を訪問し直接お聞きしたいと思います。

原発は政府・業界ぐるみのやらせだった!

2011-07-30 06:28:57 | 議会活動
7月30日付けの信濃毎日新聞の第一面は、「保安院『やらせ』依頼、原発シンポ 中電と四国電に」という見出しで下記の記事を掲載していました。

中部電力と四国電力は29日、経済産業省が2007年と06年に主催したプルサーマル計画に関するシンポジウムで、同省原子力安全・保安院から、反対派の発言だけにならないよう質問を作成して地元住民に発言させるなど「やらせ」の依頼があったと明らかにした。

九州電力の「やらせメール」を受けた一連の問題で、国の関与は発覚したのは初めて。計画推進への住民理解を規制官庁が演出していたことにもなり、信頼は失墜。停止中の原発の再稼動に影響を与えるのは必至だ。

海江田万里経産相は記者会見で、保安院が関与した可能性を認めた上で「特定の意見表明を誘導した事実があれば大変申し訳ない。うみを出し切る」と述べた。法律の専門家を含む第三者委員会を設置し、8月中に事実関係を調べる。菅直人首相は記者会見で「極めて由々しき問題で、保安院の存在が問われる」と述べた。

やらせメール問題で経産省が電力7社に指示した社内調査で判明。保安院から依頼があったとの報告は中部、四国電だけだが、九州電は資源エネルギー庁から動員要請とも取れる発言があったことを明らかにした。四国、中国、九州電は社員らにシンポでの発言を要請したと報告。北海道、東北、東京電を含む7社すべてが社員らに開催周知や参加要請していた。

保安院の寺坂信昭院長は記者会見し「中立、公正な判断を旨とする保安院にとって深刻な事態と受け止めている。大変申し訳ない」と謝罪した。(信濃毎日新聞2011年7月30日付)


九州電力の「やらせメール」が発覚したと思ったら、今度は規制すべき官庁自らが「やらせ」を演出していたことが判明しました。少なくとも行政は中立・公正であると信じていた私にとって大変な驚きでもあります。まさに国民の信頼は地に落ちたと言わざるを得ません。プルサーマル計画そのものの正当性さえ再検証すべきです。

原発をめぐる闇は果てしなく深いことがはからずも露呈されました。電力会社が絶対に損をしない総括原価方式、電力会社の独占的経営体質、原発をめぐる手厚い地元対策費、原発にからむ巨額の利権構造などがその背景にあることは容易に想像できます。

しかしとも思います。これは単に保安院だけの問題なのでしょうか。保安院を解体すればそれで収まるのでしょうか。原発をしゃにむに推進してきた国の責任や電力会社の責任はいったいどうなのでしょうか。いったん被害が出れば日本の浮沈にかかわるような大きな問題を、国民的な合意を得ずして進めてきた政治の責任はいったいどうなのでしょうか。

とかげの尻尾切りではありませんが、少なくとも保安院を解体すれば一件落着ということのないように願いたいものです。

将軍地蔵と雷電の碑

2011-07-28 22:53:59 | 趣味・野良仕事

田中商店街の交差点にある将軍地蔵。馬に乗った武人の形をしてます。


江戸時代に防火の神様として建立されたものだそうです。


江戸時代の力士雷電為衛門の碑です。揮毫は佐久間象山。右側が当初建てられたもの。ご利益があるとかで碑を欠いて持ち去る人があとを絶たず、左に新しい碑を立て直しました。


いわれを綴った案内板。

農作業の合間をみて議会だよりを配っています。そんな中、田中商店街で将軍地蔵の石造を見ました。江戸時代に建てられた防火防災の神様だとか。当時田中宿でも火災が多かったのでしょうか。

馬に乗った武人の神様とはあまり見かけません。何か工夫して地域活性化のために役立てることはできないのでしょうか。佐久市の野沢のピンコロ地蔵さんは、それこそ何もないところから地域の名物にしてしまいました。将軍地蔵もそれにあやかれないものでしょうか。

滋野の牧家(ぼくやと読みます)には雷電の石碑があります。それも二つも。最初の碑は右側のもの。石碑を欠いて持っていればご利益があるとかでボロボロになってしまいました。そこでもう一つ新たに造りなおしたものが左の碑です。

こうした地域の宝物を見つけながら議会だよりを配っています。

データから議員定数を考える

2011-07-26 13:32:55 | 議会活動
いま東御市議会では議会改革について議会改革推進委員会で検討しています。その検討事項の中に議員定数の問題があります。議員定数はこれまで再三にわたって削減されてきました。

平成16年4月に旧東部町と旧北御牧村が合併した祭は36名(旧東部町20名、旧北御牧村16名)でした。その年の市議会議員選挙の時14名削減し22名となりました。さらに平成20年11月の市議会議員選挙では3名削減し現在19名となっています。

これに対し長野県内の議員定数はどのようになっているのでしょうか。何を持って議員定数を決めたらいいのか様々なご意見があろうかと思います。私はその市の人口と予算規模によるべきだと思います。そこで以下に長野県内の人口5万人以下の市の議員数、人口、議員一人当たり人口、予算額、委員一人当たり予算額の一覧表を掲載しました。

● 長野県内の5万人以下の市の議員数比較

    議員数  人口(人) 一人当たり 予算額(百万円) 一人当たり
------------------------------------------------------------ 
東御市  19  31,082  1,636  15,020   800
岡谷市  18  53,208  2,956  20,027  1,112
諏訪市  15  51,087  3,406  21,002  1,400
駒ヶ根市 15  33,899  2,260  16,106  1,073
中野市  20  46,901  2,345  20,963  1,048
大町市  20  30,314  1,516  18,781   939
飯山市  17  24,343  1,432  15,048   885
小諸市  21  43,780  2,085  17,009   810
須坂市  20  52,810  2,641  20,335  1,016
茅野市  18  56,196  3,122  23,255  1,219
------------------------------------------------------------ 
10市平均18  42,362  2,340  18,754  1,041

上記によれば東御市は議員数は19名、議員一人当たり人口は1636人です。上記10市のうちで下から3番目に人口が少ないことがわかります。ちなみに一番少ないのは飯山市で1432人、2番目は大町市で1516人となっています。予算額で見ると議員一人当たり予算額は8億円で、上記10市のうちで一番少なくなっています。2番は小諸市で8億1千万円、3番は飯山市で8億8500万円となっています。

両方でトップスリーにノミネイトされたのは東御市と飯山市です。長野県内の10市で比較した場合、東御市の場合は人口でも予算規模で見ても議員数は多いのではないかと思われます。

但し、議員数を決めるにあたってはその地域の実情や歴史的経過などもあり、単純に人口や予算規模だけで決めるのはいかがなものかという反論もあろうかと思います。皆さんはどのようにお考えになりますか。

臨時議会が開かれました

2011-07-25 23:05:10 | 議会活動
25日は臨時議会が開かれました。議会には毎年定期的に開催される定例会(3・6・9.12月の4回)のほかに、その時々の課題について開催される臨時会があります。今年の臨時会は2月4日、5月9日、そして今回(7月25日)とこれまで3回開催されています。

臨時会の議題は2つ。一つは「高原学校イン東御市実行委員会補助金」398万円の専決処分の承認を求めるものです。もう一つは市営住宅団地伊勢原団地B棟の建設工事請負契約の締結に関するものです。

「高原学校イン東御市」とは長野県が窓口となり、放射能の不安に苦しんでいる福島県の子供たちを夏休みを利用して信州の高原でリフレッシュしてもらおうというものです。今回福島県伊達市保原地区の5つの小学校5・6年生107人を25日から4泊5日で受け入れます。今回は他に長野市・千曲市・阿智村でも実施しており長野県全体で276名を受け入れます。

伊達市の子供たちは放射能のため校庭やプールで遊ぶこともできないでいるそうです。4泊5日という短い期間ですがこの間、市内の小学校の子供たちとの交流会やキャンプファイアー、プールやハイキングなど楽しい計画が立てられています。子供たちがゆっくりリフレッシュされることを願っています。

伊勢原住宅団地の建設とは老朽化した市営住宅を建替えるもので、すでにA棟が完成し今回は隣接するB棟3階建15戸の建設にかかわるものです。今回事後型一般競争入札によって市内業者が落札したそうです。落札率は84.01%でした。

以上2議案とも全員の賛成で可決されました。

午後は議会改革推進委員会がありました。委員会の開催は2回目で改革に関するテーマについて各会派から意見発表があり今後の課題について話し合いました。改革への課題に挙がったテーマは8つです。

常任委員会のあり方、議会推薦の農業委員のあり方、通年議会のついて、議員定数について、議会活動の積極的な公開について、議会基本条例の制定について、議会運営委員会のあり方について、議員同士の討論の場についてです。これからさらに議論を深め議会改革をさらに進めて行きたいと思います。

いよいよぶどうの袋掛けです

2011-07-25 22:41:33 | 趣味・野良仕事

粒抜きが終わっていよいよ袋掛けが始まります。


ぶどうの粒も以前より見違えるように大きくなってきました。

7月24日は滋野地区分館対抗球技大会でした。この時期区民の交流のためにソフトボール、ビーチバレー、マレットゴルフなどの種目でそれぞれの区でチームを編成して対応試合が行なわれます。朝8時に区民300名が市民グラウンドに集合し開会式が行なわれました。

私たちの中屋敷区もソフトボールとビーチバレー、そしてマレットゴルフでチームを編成。若手を中心に頑張りましたがいずれも敗退。残念ながら賞を受けることはできませんでしたが、プレーの中で日頃あまりなじみのない方ともふれあうことができました。私はソフトとビーチバレーの応援に駆けつけました。

午後はブドウの袋掛けでした。ブドウの粒抜きが終わると袋掛けの作業が待っています。実が熟すと鳥たちがやって来ます。こうした害や病気などからブドウを守るために一房一房袋を掛けます。そしてここまでくるとブドウも一段落です。あとはお天道様にバトンタッチとなります。

あともう少し頑張らなければなりません

日めくりカレンダー