バイパス開通式と山開きが行われました

2013-05-31 14:58:10 | 議会活動
5月最後の日は日本晴れになりました。そんな中、県道東部望月線宮バイパスの開通式が行われました。従来の東部望月線は東御市と佐久市望月町とを結ぶ重要な道路でしたが、道路幅も狭くカーブも多く歩道も未整備でした。このため住民の生活の安心安全という観点から道路整備は地域住民にとって悲願でした。平成19年から始まったバイパス建設工事によって延長1.6キロ、幅員10メートル、総事業費7億3900万円をかけてこのたび完成したものです。


開通式には市長、国会議員、県議会議員、関係諸団体はじめ地元の皆さんなど多くの方が出席されました。長野県のマスコットキャラクターアルクマ君も参加してくれました。


昼からは湯の丸高原の開山祈願祭が行われました。新緑の山がとてもきれいでした。


祈願祭のあと出席者で青空のもとで懇親会が行われました。湯の丸高原にはグリーンシーズンには約40万人の方がお見えになるそうです。湯の丸高原には烏帽子岳、湯の丸山、籠の登山、池の平湿原など豊かな自然があります。多くの方においでいただきたいと思います。

駐車場に「滋野小学校」と書かれたバスが止まっていました。ちょうど地元の小学校の子供たちが三方ヶ峰に登山に来ていました。

会派の打ち合わせ会でした

2013-05-31 02:52:40 | 議会活動

市庁舎の増改築によって会派の部屋が持てるようになりました。現在当議会の会派は私たちの太陽と風の会(4人)のほか、信政会(3人)、さわやかな風の会(3人)、高志会(2人)、ひまわりの会(2人)、公明党(2人)、共産党(2人)の7つです。この他無会派の方がお一人います。私たちに割り当てられたのは一番北側のわりと広い部屋でした。4人掛けのソファーとロッカーがおいてあるだけの殺風景な部屋ですが会派の打ち合わせなどでよく使っています。

今回も6月議会の事前打ち合わせで集まりました。提出される議案の事前検討、一般質問の内容についての調整など話し合いました。とりわけ一般質問はこれまで全員が毎回実施してきましたので力が入っています。それぞれご自分の得意分野で質問を考えており、お互いに啓発されます。以前にも会派室はありましたが2室しかなく共用で、議場とは別の建物にあったのでとても使い勝手が悪く私は使ったことがありませんでした。現在はそれぞれ会派専用であり、議場にも近いためとても便利に使っています。

会派についてはその効用についていろいろな意見があります。「こんな小さな議会に会派など必要ない」、「会派があるから無用な対立を生む」、「会派といっても議会のポストのためだけではないか」などなど。私も当初そのように考えていました。しかしこの2年間で感じたのは、一人よりも同じ志を持った仲間で議論しながら活動したほうが、活動の幅が大きく広がるということです。会派室を設けることでその議論の場所が保障されることになりました。

いま「太陽と風の会」の大きな政策課題は「議会改革」です。議会機能の強化、一層の市民参加、情報公開の3つを掲げて取り組んで行きたいと考えています。

凍霜害調査を実施しました

2013-05-31 02:25:18 | 議会活動
5月30日は終日公務がありました。午前中は議会運営委員会がありました。6月6日から始まる第二回定例会に提出される議案などについて説明がありました。午後は産業建設常任委員会として4月の凍霜害被害実態調査を行いました。


農協のセンター長のご案内で向かった最初の調査地点は加沢のネクタリン畑です。4月22日の遅霜で大きな被害を受けたそうです。実はパラパラにしかついていませんでした。とりわけ地面に近い場所ほど被害が大きかったそうです。


次の調査場所は西深井のリンゴ畑とくるみ畑です。


せっかく芽吹いた雌花や雄花が遅霜で凍結し枯れてしまっています。その後葉は出てきましたがほとんど実はついていません。写真中央の枯れた枝がおわかりいただけるでしょうか。


運よく実をつけた枝もありました。


リンゴは開花直後に霜でやられました。リンゴは一つの芽から数個の花をつけます。普通そのうちの真ん中の花(中心花)だけを残しまわりの花(側花)を摘み取りますが、霜で残った実はごくわずかです。お聞きすると品質の低下は避けられないとのことでした。

凍霜害の被害は4月12日と22日の両日あわせて約900万円、被害面積は148ヘクタールとのことでした。しかし被害による品質低下や、くるみなどのように現時点では被害額が不明のものもあり、これからさらに被害が拡大することも予測されます。現時点では各農家からの支援要請はないとのことでしたが今後注目して行きたいと思います。

今回産業建設常任委員会として初の調査でした。今後も現場に足を運び、地域の課題について市民の皆さんと直接ひざを交えて語り合う機会を持ちたいと思います。ご要望などありましたらお寄せください。

市政と要望を語る会を開催しました

2013-05-26 03:27:04 | 議会活動
5月25日、改選されて初めての「市政と要望を語る会」を行いました。区内外から大勢の皆さんにご参加いただきました。お寄せいただきましたご要望をしっかりと受け止め、その実現に力を注いで行きたいと思います。以下はその際に使用したデータです


多くの皆様のお力添えにより前回の選挙より54票上積みし、6位(前回8位)で当選させていただきました。

昨年の臨時議会で議会構成が決まり、私は産業建設常任委員長に選任されました。滋野選出の阿部議員、佐藤議員は社会福祉委員会に所属することになりました。阿部議員は社会福祉委員会の副委員長になりました。

これからの議会活動に際しての私の信条です。「内省不疾」は「ないせいふきゅう」と読みます。「内に顧みてやましいことがなければ何を憂え、何を恐れることがあろうか」という論語の言葉です。すなわち自分自身の心に清廉潔白であれということです。政策への判断は「市民目線」で行います。その政策が市民益にあっているか、情報は公開されているか、市民は納得しているかで判断します。行政に対しては「是々非々」で対応します。いいものは良い、ダメなものはダメという姿勢は議員と行政とのスタンスとして当然のものです。


議員に挑戦した時からの私のこだわりです。これは私の議員活動の原点です。




これまでの滋野保育園よりも広く、駐車場も確保され安全で便利になりました。庭には芝が張られる予定です。


4月2日には竣工式と入園式が行われました。新たに31名の保育園児が誕生しました。木の香りがする温かみのある園舎です。この木は地元の滋野財産区の木材を使っています。


トイレも可愛らしく、子供たちが楽しみにしているお昼ご飯をつくる給食室はガラス張りで中が見えます。強化ガラスで安全です。クラスの表示看板もやわらかい木製です。


一方周辺道路整備はこれからです。県道滋野妻恋線の交差点から西沢川までは幅員5メートルの道路とし、その南側に2メートルの歩道を透ける計画です。今年度は交差点から東に160メートル実施されます。工事のためしばらくご迷惑をおかけすることになりますが、よろしくお願いします。


片羽の信号から北に登ると中屋敷の集落の西側を通ります。この道路の一部に幅員が狭く、カーブしているところがあります。ここは子供たちの通学路でもあり以前から問題になっており、昨年区長会で拡幅を市に要請しています。実現のためにさらに努力します。


いま市政で最大の課題である舞台が丘整備事業について説明しました。この4月には上下水道庁舎の移転が行われました。今年度は子育て支援センターの改修、中央公民館の増改築、駐車場の整備が行われます。このため中央公民館周辺の道路も通行止めになっています。しばらくご不便をおかけすることになります。


その中でも最大の問題が15億円道路の一部着工問題です。今回県との交渉もまだ始まっていない中で市役所西側の交差点から求女川まで60メートルの工事費が計上されました。

この道路は県立東御青翔高校の敷地を通ります。普通の感覚であればその交渉がまとまってから道路工事に着手するのが順当ですが、まだ長野県教育委員会と補償料の交渉もせずに「おおむね了解した」というあいまいな口約束で工事を始めることになりました。今のところ補償料は約10億円と言われていますが、仮設校舎建設費や移転費用なども加算されることが予想され、工事費はさらに膨れ上がるのではいかと言われています。

これからいくらかかるかわからないものについてGOというわけには行きません。私は同じ会派の仲間とともに修正案を提出しました。予算委員会で賛否同数となり委員長決済で可決。本会議でも可決されてしまいました。


滋野駅前周辺の道路整備が大きな課題となっています。私も一般質問でも取り上げておりこれからも道路改修を求めて行きたいと思います。


5月9日にはlまちづくりの住民組織、「しげの里づくりの会」がスタートしました。私も役員を仰せつかっており皆さんと一緒になって頑張ります。


今回の凍霜害について産業建設委員会としても実態調査を行うことになりました。皆様からご要望などございましたらどうぞお寄せください。


議会改革にはこれからも取り組んでまいります。これまで読みやすく、わかりやすい「市議会だより」を目指して取り組んできましたが、さらにより良いものにするよう努力します。ホームページの刷新にも取り組みます。




予算について4つのことを理解していただきたいと思います。
第1に、収入のうち自主財源(自分でまかなうもの)は4割、あとは国からいただくお金でまかなっています。しかし国もお金がありません。赤字国債でまかなっています。
第2は市税(市民税・固定資産税・都市計画税など)は全体の4分の1。それも最近の不況を反映し減少傾向にあります。
第3は合併10年間たち、これから5年間かけて6億円地方交付税が削減されます。10年間だけは特例で規定より多く配分されてきましたが、その特例期間が経過したことによるものです。
第4はこうした財源不足を補うのか借入(市債)と預金の取り崩し(繰入金)です。今年は借り入れは17億6千万円、取り崩しは8億6千万円予定しています。しかし借りたお金は返さなければなりません。貯金の取り崩しも限度があります。
これからは収入は減る一方であるということをご理解いただきたいと思います。


一方歳出はどうでしょうか。一番お金がかかるのは民生費です。このうち国民健康保険や介護保険の特別会計にあわせて5億2千万円、和保育園や田中保育園の建設に8億4千万円がかかります。総務費では舞台が丘整備事業に8億9千万円、下水道事業へ11億6千万円がかかります。衛生費では病院へ2億円、クリーンセンターへ2億3千万円がかかります。舞台が丘整備や保育園建設などは一時的ですが、それ以外は高齢化が進む中でさらに増えることが予想されます。

これからの財政は一口で言えば収入は減るのに支出は増えるということです。不足する財源をどうするか真剣に考えなければなりません。


東御市の財政を家計簿になぞらえてみました。月収46万円のお宅を想定してみました。年収で750万円ぐらいでしょうか。しかしいまどきこれだけもらっている人がどれだけいるのでしょうか。

驚くべきことに給料は12万円しかありません。父母からの援助22万円が頼みの綱です。借り入れや貯金の取り崩しも9万円。まさに家計は破綻しています。

一方支出は増えるばかりです。食費や生活費、そして医療介護費はこれからも増えるようです。そんな中ここにきて自宅の増改築や補修(市庁舎など舞台が丘整備事業、保育園の建設)が増え、借金の返済や子供への仕送り(国保特別会計や病院会計への繰り出し金など)もしなければなりません。増える要因ばかりです。不要不急なものの削減が求められています。このままでは破綻です。


最後に私たちの会派「太陽と風の会」を紹介します。これまでにない活動し提言する会派としてこれからも活動してまいります。




いよいよ忙しくなってきます

2013-05-20 05:24:21 | プロフィール
昨日は午後遅くから雨になり、夜半になって本降りとなりました。このところ乾燥していましたので作物にとっては恵みの雨です。ぶどう農家にとっていよいよ忙しくなってきます。


ぶどうの芽吹きです。この間まで遅霜の心配をしていたのですがもう大丈夫です。


先日これからの農作業の講習会がぶ晴天のもとどう畑で行われました。
JAの農業指導員の方のお話に集まった農家の皆さんは熱心に耳を傾けていました。


この時期のぶどうの仕事を芽欠きといいます。不要な芽を欠いてぶどうの木の成長を促します。
摘み取った若葉が足元で夕日を受けて光っています。
6月中旬にはぶどうの花が咲きます。そうなるとぶどう農家は大忙しとなってきます。

米軍機墜落事故を描いた「ひまわり」の映画会にお越しください

2013-05-06 06:56:00 | 議会活動


映画「ひまわり」の上映会が6月8日(土)東御市のサンテラスホール、15日(土)丸子町シルクホール、29日(土)上田創造館であります。この映画はかつて沖縄で起きた米軍ジェット戦闘機による墜落事故を描いています。

1959年6月30日午前10時40分頃、米軍のジェット戦闘機が沖縄県石川市に墜落し、その衝撃で撥ね上がり、付近の家々を引きずるようにしながら北西の方向約150m先の宮森小学校のコンクリート校舎6年3組2階の庇(ひさし)に激突、ジェット機のエンジンの一部が教室の中に突っ込みました。





撥ね上がって激突するまでに、民家とすぐ隣の2年生のトタン葺き校舎3教室は撒き散らされた大量のジェット燃料で激しく炎上しました。この事故で18名(内後遺症により1人)の尊い命を奪い、多数の重軽傷者を出し、そして数千人の心に傷を負わした大惨事となりました。

2004年8月にも沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが落ちています。

いま安倍首相は憲法9条を改正し自衛隊を国防軍にし、「海外で戦争ができる国」にしようとしています。この映画を見てあらためて、平和のことを、憲法9条を考えてみませんか。

 ・ 6月 8日(土)東御市文化会館(サンテラスホール)2時・6時半
 ・ 6月15日(土)丸子文化会館(セレスホール)2時・6時半
 ・ 6月29日(土)上田創造館文化ホール 2時・6時半
 ・ 料金 前売一般 1000円(当日一般1200円)、小中高生 500円(当日も同じ)
 ・ 連絡先 映画「ひまわり」上映上小地区実行委員会 0268-24-2246

憲法記念日にあたり憲法を考えます

2013-05-04 09:50:06 | 議会活動
5月3日は憲法記念日です。いま自民党の安倍首相は憲法9条の改定を前提にして、憲法をより変えやすくするために改定の発議をおこなうためのハードルを、現行の国会議員の3分の2から2分の1に変えようとしています。今年の夏の参議院選挙でもこの問題が大きな争点になると言われています。こうした中で新聞やテレビなどでもこの問題が取り上げられています。

憲法についてはそれぞれお考えがあると思いますが、国民お一人おひとりがこの問題について真剣に考えなければならないと思います。その一助として先日のテレビ番組、モーニングバード「そもそも総研」をご紹介いたします。憲法問題を考える際の参考にしていただければと思います。

http://www.dailymotion.com/video/xzj10b_iiiiiiiiii-iiiiiiiiiiiii_news

凍霜害が心配です

2013-05-01 21:29:12 | 議会活動
このところ朝晩寒い日が続いており、霜注意報が出っ放しの状態です。新聞報道などによれば長野県内の霜の被害は甚大とのこと。アスパラはもちろんりんごや梨、柿などにも被害が出ている模様です。私もこのところ何回か農林課を訪れ東御市内の凍霜害の被害状況を聞いています。それによると被害がはっきりしているのはアスパラのみ。リンゴや梨などへの被害はまだ状況がはっきりしないとのことでした。とりわけ心配なのがクルミです。雄花がやられ大幅な減収になるのではないかとの専門家の話も聞いています。この先特産の巨峰などぶどうへの被害も懸念されています。

今年は3月から急に暖かい日が続き、桜も1週間も早く咲いたため遅霜の心配をしていましたが、まさにそれが現実となってしまいました。これから野菜の植え付けも始まりますが、寒さのため苗の育ちも悪く霜の心配もあります。昔は遅霜対策として気温が下がる早朝からタイヤを燃やしましたこともあります。ゴムの異臭や、黒い粉じんが一面に漂い大変でした。今ではそのようなこともできず有効な霜対策がないのが実態です。遅霜は5月中旬まで残り、まだまだ気が抜けません。

議会としても実態を把握し、市に協力して必要な対策をとって行きたいと思っています。情報などありましたらお寄せいただければと思います。

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