未来の党が立ち上がりました

2012-11-29 23:59:57 | 議会活動
先日、後援会の役員のお宅を訪問した際、たまたま衆議院選挙のことが話題になりました。雨後のたけのこのようにたくさんの政党が立ち上がっていました。「民主党には裏切られたし、そうかといっていまさら自民党でもないし、どこがいいのかね」と話しかけられました。私自身とまどうばかりでしたので返事ができませんでした。

そうしたら新しい「未来の党」が結成されたというニュースに接しました。呼びかけ人は滋賀県知事の嘉田由紀子(かだ・ゆきこ)氏。一緒に記者会見したのは環境エネルギー政策研究所の飯田哲也(いいだ・てつなり)氏。嘉田さんは環境社会学者、文化人類学者で、元滋賀県立琵琶湖博物館研究顧問、京都精華大学人文学部教授。2006年の滋賀県知事選に当選し現在2期目。全国で5人目の女性知事です。

今回の未来の党の結党にあたり嘉田知事が示した「びわこ宣言」を下記に転記します。

 びわこ宣言

 政治は未来をつくるもの。
 右か左かではない、私たちが目指すものは日本の未来の安心。

 国民のみなさんに日本の未来を選択する、その選択肢を提示したい。

 国政への危機感、中央集権体制を変え、
 現世代につけまわしをしてきた旧体制を変えなければならない。
 3.11後初の国政選挙であるにもかかわらず、「原発のない社会」に向けての
 議論は不透明のまま。自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、
 事故への備えを怠り福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれる
 マニュフェストを発表。

 福島の事故は、放射性物質を大気や水中に広げることで地球を汚した、
 この重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、
 国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。

 原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地
 する若狭湾に近い滋賀県、琵琶湖である。琵琶湖は近畿圏1,450万人の
 命の水源であり、その琵琶湖をあずかる知事として、このまま国政に
 メッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、 
 子や孫に対しても申し訳が立たない。

 今、ここに、国民のみなさんの信頼を取り戻し、国民のみなさんが
 希望を持つことのできる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる
 「びわこ宣言」を行います。未来を拓く新しい政治を始めましょう。


まだまだ未来の党の先行きに対しては不透明な部分があります。卒原発だけでやっていけるのか、選挙互助会ではないか、背後に小沢一郎さんの姿が見え隠れするなどという意見があります。しかし、現時点で脱原発を願う人々の受け皿になるのは間違いないのではないでしょうか。

これを提唱したのが環境学者で滋賀県知事の嘉田由紀子氏と、自然エネルギーを提唱している飯田哲也さんであることが大きいと思います。これからの動きに注目して行きたいと思います。

ぶどう畑の冬支度です

2012-11-28 19:06:52 | プロフィール


このところの冷え込みでぶどうの葉っぱもすっかり落ち、雑草も茶色に枯れています。いよいよぶどう畑も冬支度をしなければなりません。このところ選挙活動で畑仕事とはご無沙汰でしたが、久しぶりにトラクターを持ち出し耕運しました。わが家のぶどう畑は自宅の裏と、ぶどう団地と2ヶ所にありますが、まずは自宅裏の畑を耕しました。正面のぶどうの木にはまだ白い袋に入ったぶどうの房ついていました。あとで採ろうと思っていて忘れたのでしょうか。早速食してみると水分が飛んだ分、濃厚な甘みが口の中に広がりました。今年もたくさんの収穫させてもらいました。来年もより良い実りをもたらしてくれることを念じて丁寧に耕しました。トラクターの音を聞きつけてカラスや小鳥達が集まってきて、起こした土の間に隠れているミミズをついばんでいました。

そば会でした

2012-11-28 19:06:02 | 雑感


11月23日はそば会がありました。その年にとれたそば粉を使ってそばを打ち、持ち寄ったお酒を飲みながら美味しいおそばを堪能しました。このそば会は今年で6回目。メンバーは地元の山岳会のOBやOGたち十数名です。かつては一緒に山に登り、同じ釜の飯を食べ、苦労を共にした仲間です。中にはこの時にしか会わない方もいますが、会えばすぐにうちとけて何でも話せる気の置けない仲間です。半日楽しいひとときを過ごしました。


臨時議会がありました

2012-11-27 00:14:18 | 議会活動
11月26日は今年2回目の臨時議会がありました。臨時議会の会期は1日のみ。選挙後はじめての議会であり、議長や常任委員会の委員長などの議会構成を決めました。議会構成は以下の通りです。敬称は略させていただきます。◎は委員長、○は副委員長です。
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 議長 青木 周次 副議長 依田 俊良
○ 総務文教常任委員会
   櫻井 寿彦  井出 進一  町田 千秋、依田 政雄、長越 修一、山崎 康一
○ 社会福祉常任委員会 
   三縄 雅枝  阿部 貴代枝  掘 高明、清水 新一、佐藤 千枝、窪田 俊介
○ 産業建設常任委員会
   若林 幹雄  蓮見 喜昭  平林 千秋、横山 好範、柳澤 旨賢、依田 俊良
○ 議会運営委員会
   長越 修一  平林 千秋  町田 千秋、三縄 雅枝、若林 幹雄、柳澤 旨賢、佐藤 千枝
○ 議会広報調査特別委員会
   横山 好範  平林 千秋  長越 修一、山崎 康一、佐藤 千枝、窪田 俊介、若林 幹雄
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私たちの会派「太陽と風の会」のメンバーが全員が委員会の委員長、副委員長に選任されました。私も産業建設常任委員長に選任されました。2期目になり委員長として議会運営を支えていく立場になり、その責任の重さに身の引き締まる思いです。

議会は市当局とともに地方政治の2元代表制の一翼を担っています。市政のチェック機能を果たすとともに、より良いまちづくりのために市当局と共同して市政を進めて行くことが求められています。そのために私は、「おおいに議論し、行動する」委員会づくりを目指して行こうと思います。

これまでの私の経験からすると、委員会では市当局の説明を聞き、出された予算に対して賛否を決するという受身の姿勢が多かったように思います。市当局の説明だけでは決して十分ではありません。議会としての調査機能を発揮し、市民の声を直接聴いたり、関係部門からのヒアリングや他市町村の先進事例などの調査も実施して行こうと思います。これからの委員会運営の3つの心構えを下記に掲げます。

 1、おおいに議論します。わからないことはそのままにしません。
 2、言いっ放し、やりっ放しにはしません。きちんと結論をつけます。
 3、問題意識を持って議論します。そのためには現状把握が必要です。

くるみ料理コンテストがありました

2012-11-25 00:44:26 | 雑感
11月24日、今年も恒例のくるみ料理コンテストが道の駅「雷電くるみの里」で行われました。この地域特産のくるみを使った料理を一般から募集し、くるみの消費拡大につなげようというこの取り組みは滋野地区活性化研究委員会が実施しているもので、今回で3回目になります。優秀作品の中からは道の駅の新メニューに取り上げられたものも出て来ています。料理コンテストにあわせてくるみの品評会や写真展なども行われました。

いま東御市ではくるみの栽培が盛んに行われています。この地域では昔からかしぐるみの栽培が盛んでしたが、一時期アメリカシロヒトリという害虫が大発生し生産も大きく落ち込んでいました。しかし、食材としてのくるみの良さが見直され、健康にもいいことから遊休農地対策として栽培が奨励されてきています。

アメリカシロヒトリに効果がある薬剤も開発され、消毒用の強力な動力噴霧器も町で貸し出すようになり、ここ数年くるみを植えつける方が増えてきています。わが家にもくるみの木は3本あり数年前に2本植えています。


道の駅でくるみ料理コンテストとくるみ品評会が行われました。


料理部門で最優秀の市長賞を受賞した「くるみいなり」です。どんな味なのか食べてみたくなりました。


くるみを撮った写真展も行われていました。

海野宿ふれあい祭でした

2012-11-24 01:14:39 | 雑感
11月23日は海野宿ふれあい祭でした。朝からあいにくの小雨模様でしたがにぎやかに行われました。時間が遅かったため、恒例の江戸時代の海野宿を再現する時代仮装行列を見ることはできませんでしたが、たくさんの出店が出でおり、大勢の観光客が詰めかけていました。

この日はいつもなら地元区の芸能発表会が重なり見ることはできないのですが、今年は1週間ずれたため初めて訪れることができました。海野宿は江戸時代の宿場の雰囲気を残しており、重要伝統的建造物群に指定されています。これだけの建物が残されているところは全国でもまれです。地元の女性達がつくられた名物の「ほうとう」をいただきました。とてもおいしくあたたまりました。


小雨の中大勢の観光客でにぎわう海野宿。まるで江戸時代にタイムスリップしたようです。


海野宿に特徴的な「うだつ」があちこちの建物にあります。


「うだつ」は防火壁です。隣家からの延焼を防ぐため、軒先から突き出しています。

12月議会のスケジュールが決まりました

2012-11-23 10:08:12 | 議会活動
第4回定例議会が12月4日から開かれます。会期は12月20日までの17日間です。以下にスケジュールをお知らせします。

12月 4日(火)9時 本会議(開会)
12月 7日(金)9時 全員協議会
12月11日(火)9時 一般質問 第1日目
12月12日(水)9時 一般質問 第2日目
12月14日(金)9時 総括質疑
12月17日(月)9時 常任委員会 第1日目
12月18日(火)9時 常任委員会 第2日目
12月20日(木)1時半 本会議(閉会)

恒例の一般質問は11日、12日の二日間にわたって行われます。私は今回も質問に立つつもりです。FMとうみやCATVで中継されますのでどうぞお聞きいただければと思います。

市議会の委員会が決まりました

2012-11-22 02:42:22 | 議会活動
11月21日、議員総会があり26日の臨時議会に向け、新しい議会構成について検討しました。その中で新しい会派と委員会の構成が決まりましたのでお知らせします。

● 会派構成
今回新たに当選されたお二人が新会派「ひまわりの会」を結成したことで7つの会派になりました。会派「清和会」が「信政会」に名称変更になりました。○印は代表です。敬称は略させていただきます。
【公明党(2人)】 ○依田政雄、三縄雅枝
【高志会(2人】) ○町田千秋、堀高明
【さわやかな風の会(3人)】 ○依田俊良、長越修一、井出進一
【太陽と風の会(4人)】 ○櫻井寿彦、若林幹雄、阿部貴代枝、蓮見喜昭
【日本共産党(2人】) ○平林千秋、窪田俊介
【ひまわりの会(2人)】 ○横山好範、佐藤千枝
【信政会(3人)】 ○清水新一、青木周次、柳沢旨賢
 無所属 山崎康一

● 委員会
私は引き続き産業建設委員会です。今回議会運営委員会に所属することになりました。敬称は略させていただきます。
【総務文教委員会】 櫻井寿彦、井出進一、青木周次、町田千秋、長越修一、依田政雄、山崎康一
【社会福祉委員会】 佐藤千枝、三縄雅枝、清水新一、阿部貴代枝、窪田俊介、堀高明
【産業建設委員会】 平林千秋、若林幹雄、依田俊良、横山好範、柳沢旨賢、蓮見喜昭
【議会運営委員会】 三縄雅枝、町田千秋、長越修一、若林幹雄、平林千秋、柳沢旨賢


26日に開かれる議会で議長、副議長、各委員長、副委員長が決まります。12月4日からは第4回定例会が開催になります。

柿が真っ赤に熟しています

2012-11-22 02:09:02 | 雑感
我が家から見る浅間山はもうすっかり雪化粧をしています。里にも間もなく雪が積もるでしょう。先日の霜で我が家の柿の木も葉がすっかり落ち、青い空に赤い柿の実がたわわに実っている様子がよく見えます。選挙でいそがしがっていたのですが、我が家の柿は今年は大豊作です。今年も干し柿にしたり知人に差し上げたりするために柿もぎをしました。柿の木はもろいため木に登るときはよほど注意しなければなりません。高いところの実は渡り鳥のために残し、手が届きやすい下の枝から収穫しました。夜なべで皮むきをし糸を通して干し柿をつくろうと思います。






戦没者慰霊祭が行われました

2012-11-21 07:42:25 | プロフィール
11月20日、滋野地区の遺族会主催による戦没者慰霊追悼式が行われました。太平洋戦争が終わって今年で67年になります。滋野地区では毎年戦争で亡くなった方に思いを馳せ、現在の繁栄がそうした方々の尊い犠牲の上に築かれたものであることを認識し、平和への誓いを新たにしてきました。式典には滋野10区の区長さんはじめ滋野地区の議員団、遺族の皆さんが参加されました。式典は忠魂殿の前で行われ、お一人おひとり菊の生花を献花しました。

この忠魂殿はかつては教育勅語を収めた奉安殿とともに並んで滋野小学校の一郭にあったそうです。戦後進駐軍によって撤去するよう指示があり、現在の中屋敷区の稲荷社の隣に移築されたものです。忠魂殿の中には東郷平八郎の書になる「忠魂」の文字を刻んだ石碑と、亡くなられた方々のお名前を刻んだ金属製の名札が収められていました。名札にはお名前のあとに「命」(みこと)という文字が刻まれていました。戦死者が出るとこの前で追悼式を行ったとのことです。

この地区から出征された方々の集落ごとの一覧表を下記に掲げます。出征された方々の約2割の方が亡くなられています。いま中国や韓国、ロシアとのあいだで国境をめぐって深刻な対立が生まれていますが、平和的な話し合いで解決されることを望みます。戦争は二度と起こしてはなりません。

集落名  出征者  戦没者
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赤岩   79人  19人
片羽   54人  16人
櫻井  154人  27人
大石  101人  13人
中屋敷  69人  13人
別府   35人   9人
原口   88人  16人
聖     4人   1人
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計  584人 111人
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(資料:「昭和戦陣録」滋野村)


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