やっと確定申告が終わりました

2013-02-27 01:00:25 | 雑感
いつもこの時期になると頭が痛いのが確定申告です。皆さんはもうお済みでしょうか。私は昨日、確定申告会場であるサンテラスで申告を済ませてきました。今はほっとしています。1年間の農業所得について書類を整理し、収入とかかった経費をまとめるのが至難の業です。毎年何日もかかっているのですが、今年は段取り良く済ませることができました。

それにしてもこのところ「ふるさと滋野」の校正が続き、引き続き確定申告がありました。そしてこれからは3月議会の一般質問の原稿書きです。一般質問が終わっても予算案の検討があります。議会が終わるまでこの忙しさは続きます。いや議会が終わっても引き続き「議会だより」の編集と配布があります。4月半ばまで忙しい日が続きます。

昨日の午後、久しぶりにぶどう畑に出て剪定を行いました。ぶどう棚の張り替えがあったので剪定も遅れています。3月の声を聴くと、ぶどうの木も水が上がってきます。それまでにはすべて済ませなりません。ホームセンターに行ったらもう種イモが売られていました。寒い寒いといっていても春はもうすぐそこまで来ています。

一般質問は3月8日です

2013-02-27 00:19:57 | 議会活動
来週はいよいよ3月議会の一般質問が行われます。3月5・6日、一日おいて8日の3日間です。これまでで最多の15名の議員さんが一般質問に立ちます。議員総数は19名。うち議長は質問しないので質問できる議員さんは18名。15名というのは大多数の議員ということです。活発な論戦を期待したいと思います。

私は8日の9時から1時間程度質問に立ちます。FMとうみや上田ケーブルビジョンでも中継しますので、もしよろしかったらご覧いただければと思います。私の質問のポイントは次の3点です。

1、「市民の声が市政に反映されるための取り組み」についてお聞きします。

市長は施政方針の中で「市政の主役は市民であることを改めて強く心に刻み、従前にも増して現場を重視し、市民の目線に立ち、声なき声に耳を澄ませ、市政運営に取り組」むと述べています。そこで「市政の主役は市民であることを改めて強く心に刻んだ市政運営」について、「市民の声なき声に耳を澄ます」ことについて、舞台が丘問題など住民からの異議申し立てについてお尋ねします。

2、「協働のまちづくりの全市的展開」についてお聞きします。

小学校区単位の協働のまちづくりはこれまで滋野地区でモデル的に行われてきましたが、本予算に新たに「地域づくり支援室」が設置され全市的な展開が図られようとしています。そこで「協働のまちづくり」について、この4月に発足する「滋野里づくりの会」について、「地域づくり支援室」についてお聞きします。

3、環境への負荷が少ない循環型社会への推進についてお聞きします。

上田広域連合が計画している総合クリーンセンターの説明会に参加しました。地元の理解が何よりも大切です。行政から1日270トンの可燃ゴミを150トンに削減するという決意が述べられました。そこでお聞きします。可燃ゴミ削減のための今後の取り組みについて、長年の課題であった生ゴミの堆肥化について、「信州大学との共同研究」についてお聞きします。

いずれもこれからの街づくりにとって大きな課題です。

善光寺の灯明祭りを見てきました

2013-02-16 21:44:43 | 雑感
2月上旬に善光寺で行われた灯明祭りを見てきました。この頃は長野は一番寒い時で、当然観光客も少なく商売も落ち込む時期です。私が銀行に勤務していた時も「ニッパチ」と言って、2月と8月は商売の閑散期でした。そうした状況を克服し、商売を活性化させようということで長野オリンピックを契機に取り組まれたのが灯明祭りでした。

善光寺が五輪の色にちなんだ光で照らす「善光寺・五色のライトアップ」、善光寺までの参道に平和への想いが込めた光のアートが並ぶ「ゆめ灯り絵展」が行われていました。

私が現職の時から始まった祭りですのでとても思い出深いものがあります。第一回目の祭りに参加したのですが、当時は閑散としたものでした。今回大変な人ごみで、小さな子供たちも親御さんに手を引かれて参加していました。光ひとつでこれだけたくさんのお客さんを呼び込むことができるのですね。


中央通りは全面通行止めで、たくさんの灯明が並べられていました。子供たちがつくった切り絵が飾られた灯明がありました、


山門は黄色い光で照らされていました。


仁王門の青い光はとても荘厳に感じました。


本殿は赤い光に包まれていました。

「ふるさと滋野」の最終校正に取り組んでいます

2013-02-13 18:52:53 | 雑感
このところ「ふるさと滋野」の最終校正にかかわっています。「ふるさと滋野」の発行は滋野地区活性化研究委員会が2年越しに取り組んでいる事業です。これは私たちのふるさと滋野をあらためて見つめ直し、次の世代である子供たちに語り継いで行くために作った滋野を紹介するガイドブックです。各集落の歴史と伝統、地域の神社やお祭り、名所旧跡などがカラー写真をふんだんに使って分かりやすく解説されています。

1月の正月明けに原稿を入行し、これまでに数回の校正を行ってきました。表現のひとつ一つにまでこだわり、写真も最終校正まで入れ替えをしてきました。漢字も難しい表現は避け、子供たちがわかるようにひとつ一つルビを振ってきました。各集落の概念図も楽しく親しみのあるものにしようと、専門のイラストレーターの方にお願いして描いていただきました。

そんな作業が先日終わり、2月末にはいよいよ出来上がってきます。とても楽しみにしています。これが地域を見直すきっかけになってくれればと思っています。写真は「ふるさと滋野」の表紙です。




ぶどう畑の棚の張り替えを行っています

2013-02-12 13:15:08 | 趣味・野良仕事
今週からわが家のぶどう畑の棚の張り替え工事が始まりました。ぶどう棚はまわりにコンクリートの支柱を立て、針金を張り巡らし鉄塔のマストで吊り上げています。老朽化に伴いこの針金が切れ、棚が徐々に下がってきていました。昨年の収穫時には棚が下がりすぎ、中腰でなければ作業ができない状況でした。スピードスプレヤーのよる消毒にも支障をきたしていました。

そんなことで急遽棚の張り替えをすることになったものです。事業にはお金がかかるためこれまでなかなか踏み切ることができませんでした。しかしこれからのことを考えるとどうしても必要であり思い切って始めることになりました。

毎日ぶどう組合の役員さんが大勢わが家のぶどう園に来てご苦労いただいています。先日は雪も降り寒い中での危険な作業となります。安全に十分気を付けていただければと思います。


まわりの支柱の根元を掘って支点とするアンカーを埋め込みます。


古い針金を撤去し、新しいものに取り換えます。

議会だよりの視察で宮代町を訪問しました

2013-02-08 13:54:54 | 議会活動

議会運営委員会と議会広報調査特別委員会の合同視察2日目は埼玉県宮代町議会でした。宮代町は埼玉県の東部に位置し東武動物公園のある町です。この町は以前から分かりやすい議会だよりのために熱心に取り組んでおられます。町村議会で行っている「議会だよりコンクール」で何度も表彰されています。町役場は木材がふんだんに使われており暖かさが感じられる建物でした。


視察には議長さんはじめ編集委員の皆さん全員が出席してくださいました。驚いたのは議会だより1号出すために委員会を5回開催するとのことでした。それも昼食をはさんでほぼ終日。東御市では4回です。それも半日とか2・3時間程度。担当者まかせのところもあり、必ずしも割り付けや見出しなど全員の共通認識ができているとは言えないところもありました。宮代町議会さんではすべて議論して進めておられるそうです。

視察はわきあいあいのうちに終了しました。帰り際にお聞きしましたら宮代町にはなんと議場がないとのこと。議会がある時は会議室の一角に机を並べて行っているとのことでした。しかしそんな環境の中でも一般質問は議長さんを除き、すべての議員さんが行っているそうです。教えらえることの多い視察となりました。宮代町の皆様、大変お世話になりました。

町田市議会視察報告(1)

2013-02-07 02:24:21 | 議会活動
町田市議会さんは議会改革では全国的に高い評価を得ており、昨年行われた議会改革度調査(早稲田大学マニフェスト研究所主催)では全国順位第9位でした。ちなみに長野県内で100位以内にノミネートされたのは、松本市議会(34位)、長野県議会(49位)、軽井沢町議会(50位)、塩尻市議会(66位)の5議会だけです。約2時間余りにわたって丁寧にご説明いただき、活発な質疑応答がありました。説明に先立って町田市議会の副議長さんがあいさつをされました。その中で「すべてをさらけ出し開かれた議会にしたい」という言葉が心に残りました。


説明をお聞きしながら資料の余白はメモでいっぱいになりました。

町田市議会さんの議会改革への取り組みは以下の通りです。平成10年から行っている改革の歴史を感ずるとともに、多面的重層的な改革項目にびっくりしました。とりわけ最近ではインターネットやパソコンの活用にも積極的に取り組んでいると感じました。一方改革に伴う事務作業も増大しているのではないでしょうか。東御市では議会事務局のマンパワー不足(町田市17名、東御市4名)でできることとできないことがありますが、自分たちのできるところから改革を推し進めて行くことができればと思いました。

 1、傍聴規則の傍聴受付簿の廃止(平成10年)
 2、全員協議会、議案説明会の公開(平成10年)
 3、手話通訳者の派遣(平成12年)
 4、議員定数の削減(平成12年)
 5、会議録、委員会記録の検索(平成13年)
 6、傍聴者の資料設置(平成13年)
 7、行政視察で全委員が報告分を作成(平成13年)
 8、ホームページの開設(平成13年)
 9、請願書提出の押印廃止(平成14年)
10、会議規則での欠席届出を具体的に明示(平成14年)
11、一般質問を1時間(含む答弁)へ改正(平成15年)
12、インターネットによる議会中継の開始(平成15年)
13、会議規則での欠席の届出に育児を加える(平成20年)
14、分かりやすい予算書の作成(平成20年)
15、請願要旨を審査前にホームページに掲載する(平成20年)
16、委員の選任を議長の指名に改正(平成20年)
17、重要な計画及び基本条例を議会に報告する時期を決定(平成21年)
18、請願者の意見陳述を開始(平成21年)
19、常任委員会による市民団体との懇談会の活発化(平成22年)
20、新庁舎より電子表決を導入する(平成22年)
21、新庁舎より委員会のインターネット中継(平成22年)
22、新庁舎より個人の表決結果を公表(平成22年)
23、「町田市議会を開催します」をPR(平成22年)
24、「町田市議会を見にいこう」を配布(平成22年)
25、議員のグループウェアを導入(平成23年)
26、ホームページ上に「議案のカルテ」を掲載(平成23年)
27、本会会議場・委員会室にパソコンの持ち込みを試行で行う(平成23年)
28、議会自らが議決の拡大を行う(平成23年)
29、一般質問の開催日数を4日間から5日間にすることを試行する(平成24年)
30、本会議場に国旗を暫定的に設置する(平成24年)
31、議員間討議を委員会の請願審査に導入する(平成24年)

いただいた資料の中で「まちだのよさん」と「わたしたちの町田市議会」が目にとまりました。「まちだのよさん」はむずかしい予算のことを分かりやすく大きな字で説明してあります。まさに目で見る予算書といってもいいくらいビジュアルでわかりやすいものでした。これは議会からの要請で市当局が作ったものだそうです。とてもいい試みで東御市でもやりたいと思いました。


「わたしたちの町田市議会」は子供さん向けの議会PR資料だそうです。町田市では市内の小学校3年生を対象に社会科見学を実施しているそうです。年間2千人、4年間で6千人の子供たちが来訪し、実際に本会議場を見学して行くそうです。子供たちは将来の有権者です。とても良い試みだと感じました。


新しい市庁舎完成に伴い電子表決を導入したことで、議員個人ごとの表決結果も議会だよりにも掲載するようにしたそうです。議員活動の見える化の取り組みだと感じました。

町田市議会を視察しました

2013-02-06 17:12:26 | 議会活動

2月6・7日二日間、議会運営委員会と議会広報調査特別委員会合同の視察でした。今日は町田市議会さんを訪問しました。

議会事務局の方から議会改革に対する説明をお聞きしました。町田市議会さんは以前から議会改革に熱心に取り組んでこられています。


説明の後議場を見学しました。市役所は昨年7月に新築されたとのことで議場もとてもきれいでした。


町田市議会では電子表決を行っていました。手元のボタンを押すと賛否がディスプレイに表示されます。出席議員が黄色で表示されます。賛成のボタンを押すと緑色で、反対のボタンを押すと赤色で表示されます。


集計結果がすぐに表示されました。この他親子傍聴席や車椅子での傍聴スペースなど、傍聴に訪れる方々への細やかな心遣いが感じられました。親子傍聴席では赤ちゃんの泣き声が外に漏れないよう防音装置が施された部屋が用意されていました。

東御市にとっても議会改革は喫緊の課題です。大きな宿題をいただきました。これからの改革に生かしてゆければと思います。町田市議会の皆様、お忙しい中私たちのためにお時間を割いていただきありがとうございました。とても貴重な時間でした。


刀匠山浦清麿のお墓詣りをしてきました

2013-02-05 21:56:06 | 趣味・野良仕事

東京へ政策学会の特別講座に参加した帰りに、時間があったので四谷にある山浦環(やまうら・たまき)、またの名を源清麿(みなもとの・きよまろ)のお墓詣りをしました。


清麿は東御市出身の幕末の刀鍛冶で、清麿の兄の山浦真雄も松代藩の刀鍛冶です。清麿が打った刀は四谷正宗とよばれ、新撰組の近藤勇も使っていたといわれるほど高い評価を得ていました。

お墓は四谷から入った崇福寺というお寺にありました。実は私はここを訪れるのは2回目です。私は前から池波正太郎さんの小説、鬼平犯科帳を愛読しており、その鬼平が葬られている戒行寺(新宿区須賀町)に行く途中、偶然に新宿区の指定史跡の案内板を見つけました。


この2月11日はやはり郷土の英雄、江戸時代の力士雷電為右衛門の命日です。千葉県の佐倉市では墓前祭が毎年行われており、東御市からも有志が参加しています。私も一昨年参加させていただきました。一方、清麿は地元では東京にあるお墓さえ知られていません。以前お伺いしたときお寺の関係者にお聞きしたところ、刀剣愛好者のなかで墓前祭が行われていると聞きました。私たちはもっと郷土の英雄を大切にしなければなりません。そして郷土の中でも墓前祭を行い、末長くその遺徳を伝えて行くことができればと思うのです。

自治体政策特別講座に出席しています

2013-02-05 05:55:46 | 議会活動


昨日今日と二日間にわたって、自治体政策特別講座に私たちの会派4名で出席しています。写真は前列左から櫻井議員、阿部議員、二列目が蓮見議員(私が撮影しています)です。全国110自治体から183名もの議員さんたちが集まりました。長野県内からは県議会議員の皆さん、長野市の議員さんが参加していました。

講座は「地域再生をめざす予算審議ー政策の選択と集中」と題して昨日は3つの講義がありました。第1講義は「予算書はこう見るー歳出から見る自治体の姿」というもので、予算書の見方を具体的にお話しいただきました。お話は興味深かったのですが、すでに基本的なことは理解しているという前提でお話をいただきましたので、ついてゆくのがやっとという状況でした。

第2講義は「政策実現に職員を活かすー住民の役に立つ公務員制度」でした。職員のやる気を引き出す自治体の人事制度をどうつくるかというもので、議員向けの講座としてはやや違和感を感じました。首長向けのテーマだったと思います。結論は行政のスペシャリストをめざすというものでした。考え方としては理解できるのですが、現在の大部屋を改め一人ひとりの机に仕切りをつけるとか、裁量権を大幅に拡大し個人担当制にすべきという考えには同意できません。一人ひとりが専門職としてタコツボを掘り出したら今まで以上に連携が失われるのではないでしょうか。

第3講義の講師は岐阜県多治見市で議員と首長を長く務めた西寺雅也氏(名古屋大学経済学部教授)でした、講義は「選択と集中をどう行う」と題して自治体の総合計画、財政規律についてお話しいただきました。多治見市では健全な財政を維持するために独自の数値目標を掲げて取り組んできたそうです。その集大成として「多治見市健全な財政に関する条例」を全国で初めてつくりました。これまでの右肩上がりの時代は終わり、これからは人口減少時代に入ります。当然財政規模も縮減せざるをえません。しかし過去の投資のつけがまわり、収入は減るが借金返済は増えるという厳しい状況が予想されます。そうならないよう財政規律をきちんと担保することが必要だとおっしゃっていました。昨日の講座の中で一番心に残りました。

このブログをホテルで書いています。いまホテルでごく普通にインターネットが使えるようになりました。とても便利です。さて本日は講座第2日目です。頑張って勉強してきます。

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