支えあいの第一歩が踏み出されます

2014-02-24 22:55:10 | 議会活動

ぶどうハウスの片付けに参加された皆さん。

私はいま豪雪でつぶされた農業ハウスの片付けボランティア募集活動を進めています。多くの市民の皆さんがボランティア活動に参加されることを願っています。しかし私はボランティアの専門家ではありません。そんな私がボランティアを行おうと思ったことには理由があります。

私の住んでいる中屋敷区でも10軒のお宅でぶどうハウスがつぶれました。その復旧のためにぶどう組合は二日間にわたって組合の皆さんにお手伝いを要請しました。そしてこれに応えて老若男女、大勢の農家の皆さんが立ち上がり、ハウルの除雪とビニールの撤去を行いました。

お一人お一人がご自分の役割をしっかり認識し、段取りを考え実に手際よく作業が進められました。集まった皆さんは農協からのお手伝いの方も含めて約70名だったでしょうか。あらためて一人ひとりの力を結集することの大切さを感じました。

そんな中、あるイチゴ農家を訪ねました。イチゴ栽培で先進的な取り組みをされてきたそのお宅では、3か所のビニールハウスがつぶれ途方に暮れていました。これまで丹精されてこられたイチゴが、やっと出荷できるその寸前につぶされたのですからその気持ちは痛いほどわかります。しばらくはハウスを見ることもできなかったとおっしゃっていました。

同じようにハウスをつぶされたぶどう農家の方も、つぶれたハウスを見ただけで心が萎えたと言っていました。しかし同じ被災者ですがぶどう農家の方には率先して応援に駆け付けてくれた仲間がいました。仲間がいることで力づけられたともおっしゃっていました。

私たちがたとえわずかでもお手伝いができれば、また前を向いて歩きだしてもらえるのではないか、そう考えました。仲間が困っていれば手を差し伸べることは人としてあたりまえのことです。それがボランティアなのでしょうか。そんな支えあいの第一歩が3月2日に踏み出されます。

講演会「雷電の手紙」が開かれました

2014-02-24 22:40:30 | 議会活動
23日、私が所属している「しげの里づくりの会」の第一部会主催による講演会が行われました。講師は上田市博物館館長であった寺島隆史先生、演題は「雷電の手紙」。雷電がふるさとに送った手紙が残っており、それを一つひとつ解説していただきました。写真のように文面を見ても何が書いてあるか素人にはとても読めません。先生に解説していただきました。こうして手紙を見るとその当時の世相がわかります。新しい発見がまた一つありました。


雪の中大勢の方にご参加いただきました。


雷電の手紙です。昔の人は達筆だったんですね。

一般質問の時間が決まりました

2014-02-22 21:30:44 | 議会活動
3月議会の一般質問の順番が決まりましたのでお知らせします。私は3日目の3月5日の9時からとなります。FMとうみと上田ケーブルテレビで中継しますのでお時間がありましたらお耳を拝借できればと思います。

3月3日(日)
  代表質問
  〇 太陽と風の会(櫻井利彦 議員)
  〇 さわやかな風の会(井出進一 議員)
  〇 信政会(清水新一 議員)
  〇 高志会(町田千秋 議員)
  〇 日本共産党(平林千秋 議員)

3月4日(火)
  代表質問
  〇 ひまわりの会(佐藤千枝 議員)
  〇 公明党(依田政雄 議員)
  
  個人質問
  〇 蓮見喜昭 議員
  〇 阿部貴代枝 議員

3月5日(水)
  個人質問
  〇 若林幹雄 議員
  〇 横山好範 議員
  〇 窪田俊介 議員
  〇 依田俊良 議員 

豪雪による農業への被害が広がっています

2014-02-19 12:04:17 | 議会活動


豪雪で倒壊したぶどうのビニールハウス。
ご家族目の前でつぶれたそうです。



雪の重みに耐えかねてつぶれた雨よけハウス。
ぶどうの木が地面に押し付けられています。

豪雪から4日目となりました。群馬県境の碓氷峠の大渋滞は災害出動による自衛隊の奮闘で解消に向かっています。当地でも国道18号線や広域農道浅間サンラインの渋滞は解消されました。長野新幹線は16日の夕刻運転が再開され、しなの鉄道も小諸軽井沢間を除き17日から運行されています。

残されていた上信越自動車道も先ほど見たら動いていました。豪雪によって品薄になっていた生活用品も徐々に入ってきており、市民生活は平静を取り戻しつつあります。しかし一部においては除雪が間に合わず通行止めのところもあります。除雪してあっても1車線だけで対向車とのすれ違いに支障をきたしているところも多くあります。

そんな中ぶどう組合の皆さんが豪雪で倒壊したビニールハウスへの助成を求め、市長・市議会議長に対する要請活動のために来訪されました。ハウスを守るためにボイラーを焚いたり積もった雪を落としたけれど、雪の降り方が尋常ではなく、見ている前で倒壊したとのお話でした。まだ周辺に雪があるため詳細は不明ですが、ハウスだけでなくぶどう棚やぶどうの木にまで被害が広がっている可能性もあるとのことでした。現在市内の農業用ハウスの被害状況については農政課で取りまとめているところです。

こうした中で議会としても実態を把握する必要があります。議員の皆さんに図って、全議員による雪害調査を実施したいと考えています。農業は東御市における基幹産業の一つであり、ぶどうは当地の特産品です。今回被害にあわれた皆さんは専業農家であり、農業を支える重要な担い手です。行政としても全力で支援して行くことが何よりも必要だと思います。

大雪に負けないぞ!頑張りましょう!!

2014-02-18 04:25:48 | 議会活動
17日は市内の小中学校は休校、保育園もお休みでした。そんな中3月議会が開会されました。私も含め議員はそれぞれ大変な思いで出席しました。ちょうど視察に出ていたため新幹線運休の影響で、前日の遅くにやっと戻ってこられた方、道が悪く歩いて登庁された方など様々でした。

私も当初しなの鉄道でと思ったのですが、遅れていて時間がはっきりしないこともあり車にしました。ところが自宅を出ていくらも行かないうちに対向車との擦れ違いで雪の中に突っ込んで立ち往生する羽目に・・・。結局家族に救援を求め脱出することができました。同僚議員の中には道路事情が悪い中で本会議に間に合わない方もいました。皆様の中にも出勤や登校に大変な思いをされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

軽井沢町の碓氷峠での大渋滞は自衛隊の災害出動によって徐々に解消してきているようです。18号線や浅間サンラインも動き始めていました。新幹線やしなの鉄道も動き始めています。しかし高速道路はまだ開通していません。帰りにスーパーに買い物に寄ったのですが生鮮食品やお弁当やパンの棚には何もありませんでした。普段の日常生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。それにしても週半ばにはまた雪が降りそうです。いまのうちに除雪を進めなければと思っています。

大雪によるビニールハウスの被害の実態はまだ十分把握できていません。これからの取り組みについて関係者の皆さんと打ち合わせが必要です。今回のような大雪は初めての経験ですが、昭和63年の秋には10月下旬に初雪が積もったことがありました。まだ葉が残っていたこともあり、そこに重たい雪が積もったためぶどう棚が潰れ、ぶどうの木が裂けるということがありました。この時も大きな被害をこうむりその復興には大変な思いをしました。私はこの頃は勤めの関係で長野市にいたので直接には関係していなかったのですが、亡くなった父から話を聞いています。

ニュースによればビニールハウスの被害は長野県をはじめ、山梨県・群馬県などでも深刻のようです。国や県などとも協力して復興のための取り組みを進めて行きたいと思います。ここまで積み重ねてきた先人たちの労苦に報いるためにも新たな決意で取り組まなければならないと思います。皆様の身近での被害の状況などお聞かせいただければ幸いです。


雪道の運転には十分お気を付けください

2014-02-16 12:26:18 | 議会活動


自宅の前の道路です。私の看板が雪にすっかり埋まってしまいました。



近くのコンビニまで歩いて買い物に行きました。まさに豪雪地帯を思わせる風景です。



国道18号線の東京方面は大渋滞です。浅間サンラインも同様。
軽井沢では数百台の車が立ち往生しているそうです。自衛隊も出動しているとか・・。
高速道路は通行止め。新幹線も午後になってやっと動き出したようです。
しなの鉄道は終日運休でした。



コンビニの棚にはお弁当やおにぎり、パン類がまったくありませんでした。
明日は小中学校、保育園もお休みです。

明日は平成26年度の予算議会の開会日です。
議会事務局からは予定通り開催するというファックスが届きました。
道路の除雪もまだこれから。坂道でのスリップや渋滞など車での登庁は心配です。
幸い明日はしなの鉄道が動くとのことですので、駅まで歩き電車で行こうと思います。

明日からは会社も始まります。
皆様におかれましては、雪道での運転には十分お気をつけてお出かけください。

大雪でぶどうのビニールハウス倒壊!

2014-02-15 23:11:54 | 議会活動
14日から降り続いた雪は1夜開けると60センチにもなり、新幹線も高速道路もしなの鉄道も終日ストップ。交通は完全にマヒしました。国道もサンラインも圧雪で車もほとんど通っていませんでした。



昨夜から何度も雪かきをしましたが、車はすっぽり雪に埋まり小山となっており、スコップで掘り出さなければなりませんでした。こんな経験はスキー場で一度あっただけで、自宅では初めてです。



除雪も間に合わず集落内の道路は通行不能になり、わずかに県道や国道などが動けるのみ。何度も何度も雪かきをするのですがなかなか効果があらわれません。

この雪はぶどう栽培農家に深刻な被害をもたらしました。この時期、ぶどうの早期出荷を目指す篤農家は、ビニールハウスをかけ重油を焚いています。夜を徹した雪下ろしの作業も降りしきる雪には勝てず、倒壊するビニールハウスが相次ぎました。

こうした農家は東御市のぶどう栽培の基幹農家です。まさに東御市のぶどう産業の危機です。これから行政とともに被害実態を調査し、必要な対策を講じて行きます。

会派視察で南足柄市を訪問しました

2014-02-14 05:26:47 | 議会活動

南足柄市の玄関口、伊豆箱根鉄道大雄山駅前の熊に乗りマサカリをかついだ金太郎像と一緒にカメラにおさまりました。


南足柄市議会前で議長さんを囲んで会派の写真を撮りました。

会派「太陽と風の会」の視察で神奈川県南足柄市を訪れました。同市は神奈川県の一番西にある人口4万3000人の自然豊かな街です。南足柄市では多くの市民の皆さんが農業に携わることができるように、独自の農業参入システムを導入しています。

同市では市内の農地面積757ヘクタールのうち遊休農地が62ヘクタール(8%)を占めて、農家戸数も昭和55年には1882世帯でしたが平成17年には1122世帯にまで減少しています。高齢化の影響もあり農業の担い手不足が深刻になっていました。

その一方、農業をやりたいという問い合わせが数多くきているとのこと。こうした中で同市では農業の担い手を確保し、遊休農地を減らすために独自の農業参入システムを導入し、農業を続けていくのが困難な農家から農地を借り受け、農業を始めたい人に貸し出す取り組みを行っています。

この取り組みは3つの制度があります。本格的な農業を目指す方のための「南足柄新規就農基準」(耕地面積1000㎡以上)、農産物の販売を目指す「市民農業者制度」(1000~300㎡)、そして気軽に農業体験をするための「市民農園制度」(300㎡未満)です。現在新規就農者は14人、市民農業者は4人、市民農園は70人の方が利用しています。

当市においても農業の担い手の育成が大きな課題となり、遊休農地は495ヘクタールにも及びます。農業をやりたい人に対し就農へのハードルをいくらかでも下げて実績をあげている南足柄市の取り組みはとても興味深いものでした。

当市では支援センターにおいて新規就農者の育成を計画的に進めており、宿泊場所の提供、営農指導のための里親制度、果樹栽培への苗木補助など手厚く対応しています。しかし就農のハードルが高いこともあり、就農者は年間2人程度にとどまっています。ハードルは下げるところは下げて、多くの就農希望者に広く門戸を広げることも必要だと感じました。

3月議会の前のお忙しい時に時間を割いて対応していただいた南足柄市の皆様に感謝申し上げます。

上田地域議員研修がありました

2014-01-22 21:49:31 | 議会活動


1月22日、上田市丸子のセレスホールで上田地域市町村議会議員研修会が行われました。上田市、東御市、長和町、坂城町、青木村、そして蓼科町から約100名の議員さんが出席されました。

研修会のテーマは「選挙制度をめぐる諸情勢」で、講師は長野県選挙管理委員会の選挙係長の方です。最近公職選挙法が改定され、インターネットによる選挙運動の解禁が行われました。どのようなことが認められ、何がダメなのかについて具体的にお話をお聞きしました。

議員仲間でインターネットを活用している方はまだまだ多くはありません。東御市議会では若手議員さんを中心に私も含めて数名です。多くの議員さんにとってインターネットは敷居が高いのではないでしょうか。

まだまだ選挙活動にとってインターネットの有効性は定かではありません。投票に行く高齢者はインターネットが使えません。反面インターネットを使いこなしている若者は選挙への関心が薄い。インターネットによる情報発信は限定的です。

やはり選挙ではフェイス・ツー・フェイスが何よりも大切ですね。住民の皆さん一人ひとりに話しかけ足で稼ぐ選挙と、インターネットを活用した情報発信の両立が必要だと感じています。

今日も私は「議会だより」を配ってきました。残りは200部。最後まで頑張ります。

消防出初式がありました

2014-01-12 17:26:23 | 議会活動
12日は東御市の消防出初式でした。田中商店街でパレードを行った後、文化会館で式典が行われました。消防団・消防署の皆様には日ごろから市民の生命や財産を守るためにご尽力いただいていることに対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。出初式の模様をお知らせします。


パレードに先立って保育園の子供たちが拍子木を打って火の用心を呼びかけました。


続いて各分団ごとの分列行進が行われました。分団旗・部旗を先頭に市内6分団の団員による威風堂々の行進です。


消防自動車のパレードです。最初に消防団のポンプ積載車、その後消防署の大型消防自動車が続きました。


パレードの後、文化会館で式典が行われ、永年勤続者などの表彰式が行われました。

日めくりカレンダー