知ること、考えること、判断することが必要です!

2012-01-31 05:28:18 | プロフィール
いま東御市が進めようとしている市庁舎や中央公民館など公共施設の整備計画について考える際の一助として、これまで私がブログで情報発信してきた内容を下記に掲載いたします。下記をクリックしていただければご覧いただけます。昨年9月14日からこれまで29本のブログが書かれました。これからも新しい情報を発信した場合には適宜更新してゆきたいと思います

●舞台が丘整備計画を考える

まず知ることが必要です。そしてなぜこのようになったのか考えること、そのうえでご自分としてはどのように考えるのか判断することです。判断するには「賛成」、「反対」だけではなく「わからない」という選択肢もあるのではないでしょうか。

奄美大島に観光に来ました

2012-01-31 05:25:59 | 雑感
一昨日から3日間の予定で奄美大島に来ています。出かける時は氷点下10度でしたがこちらは15度。一日で25度の気温上昇です。信州の4月ぐらいの陽気でしょうか。来た日は雨模様。昨日も午前中は雨でしたが午後から雨も上がり、時によっては青空も見えるようになりました。ちょどサトウキビの取入れの時期です。菜の花も咲き寒緋桜(かんひざくら)も花をつけていました。一足早いお花見ができました。

奄美大島は離島だから山などないと思っていたのですが、高い山もあり平地はあまりありません。昨日は奄美大島の中心地の那覇からバスで南下し古仁屋(こにや)に行き、フェリーで隣の島加計呂麻島に渡りました。加計呂麻島には太平洋戦争の戦跡がありました。

ベニヤ張りのボートに火薬を載せて敵艦に特攻する「震洋隊」(しんようたい)の基地跡や海岸の砲台跡を見学しました。太平洋戦争では沖縄での戦いがよく知られていますが、奄美大島にもこうした施設があったことはあまり知られていません。海の色がとてもきれいでした。本日の午後には帰途につく予定です。


(写真)震洋の格納庫跡の前で(展示されているボートは模型)



(写真)奄美大島原生林を散策しました。

さてブログに寄せられた市民の皆様の声をお知らせします。いよいよ明日から市民説明会が始まります。私もできるだけ参加し皆様の声に耳を傾けたいと思います。

●(信濃毎日新聞に)合併に関する意識調査が乗っています。合併債(を使うこと)に慎重な人6割です。(市長は)100%使うといっているやに聞いていますが、ずれています。(後略)

●住民投票が一番正確だが、コスト的に、郵便による1戸1票の調査でもいい。意向調査とかアンケートはあやしい。

●(市民説明会で使われる)市の計画図には、高校の校舎と体育館は抹消されています。県は検討中です。市民の多くの子どもたちが現に通っている学校が、かってに抹消され、道路図面が描かれて、どういう気持ちになるでしょうか?地元県(あがた)区の皆さんと話しても賛成の人はいませんでした。


このブログは旅先のホテルで書いています。最近のホテルではインターネットが使える環境を整えているところが増えてきており、とても重宝しています。

市民説明会を協働のまちづくりの第一歩に!

2012-01-30 03:59:48 | 議会活動
1月も残すところ今日明日と2日のみとなりました。はやいものですね。うっかりしているとあれよあれよという間に時間ばかり過ぎてゆきます。公務をこなしながら「議会だより」を配り終え、昔ながらのかやぶきの民家によるまちづくりを進めている京都府南丹市御山町を視察し、財政についての勉強会に参加し、上田地域の議員研修で議会改革について勉強してきました。こうした成果をこれからの議員活動に生かして行くことができればと思っています。

さて、私はこれまで市庁舎や中央公民館などの耐震補強を目的として進められてきた舞台が丘周辺の公共施設整備事業について様々な視点から考えてきました。今回は「市民参加」という視点で考えてみたいと思います。

当初市当局は舞台が丘基本構想策定の際は市民の意見を反映させる機会を複数回持ち、ていねいな説明に心がけてきました。その過程の中で4階建てとした東館を設計変更し3階建てにするなど市民の意見も取り入れてきました。私はこうした市の対応が「市民との協働のまちづくり」に沿ったものであると評価しています。そして昨年春から本庁舎の改修・増築工事に着手しました。

ところが昨年秋頃から市の対応に違和感を持つようになりました。建物の取り壊しが終わったにもかかわらずいつまでたっても新築工事が始まらないのです。計画によれば市庁舎西館は耐震補強し、東館は既存建物を取り壊し図書館を併設した3階建てにするというものでした。

9月議会が終わっても東館の増築工事にはまったく手がついていませんでした。工事着工後4か月がたっておりこれで8月までに完成するのかと危惧していました。建設業界に精通しているある方は「バランスが悪い」とおっしゃっていました。全体工事から見たとき工事の手順がおかしいというのです。

その原因があきらかになったのは11月下旬でした。12月議会を前にして行われた全員協議会で、市側から「市庁舎改修・増築工事において増工が発生したため建設業者との変更契約を取り結びたい」との説明がありました。そこで初めて建築確認を取得しないで入札・契約を行ったことがわかりました。すなわち建築許可がおりる際の条件として増工が求められたのです。

12月議会でこの増工については議会としてはやむをえず承認しました。いつまでも取り壊したままでおくわけにもいかず、求められた増工は必要不可欠のものであったからです。しかしこうした市の対応について多くの議員さんが問題としていました。議会は昨年5月の臨時議会で建設契約の承認を求められましたが、その際建設許可がおりていないことについての説明はいっさいありませんでした。重要な情報が議会にも市民にも明らかにされないで進められてきたのです。

そしていま市側から提出されている舞台が丘整備第2期工事において同じ轍を踏むことは許されません。議会からの要請もあり、市は舞台が丘整備第2期工事について市民説明会を開催する予定です。このことは評価できます。しかしいくつかの問題も感じています。

一つ目は、市から提供された資料があまりにも貧弱なことです。なぜ道路や中央公民館の講義室が必要となったのかその経過がわかりにくいことです。ほかの代替手段にはどのようなものがあるのか、市民が判断する資料が乏しいことが気にかかります。とりわけ道路建設にあたっては東御清翔高校の本館と体育館を取り壊し、敷地を取得しなければなりませんが、そのことが資料の図面に明記されていません。あたかも空き地に道路を建設するかのような書き方になっています。

二つ目は、市民説明会を行いパブリックコメントを実施したあとのスケジュールが見えないことです。「説明を行った」ということと「理解を得た」ということは別のことです。説明は必要条件ですが十分条件ではありません。説明会やパブリックコメントで出された意見をどう計画に取り入れるのかが明確ではありません。「市民との協働のまちづくり」を掲げているのですから、ぜひ市民の意見を集約するスケジュールも掲げていただきたいと思います。

私はできれば意見集約として住民投票か市民アンケート、意向調査などを行うべきではないかと思っています。いま県内各地で市庁舎や市民会館の建設をめぐり市民の側から異議申し立てが相次いでいます。その解決の手段として佐久市では住民投票を実施しました。長野市と安曇野市では住民投票を求める住民運動が起きています。木曽町では住民アンケートを実施するようです。

舞台が丘整備事業は50年に一度、100年に一度の大事業です。かつてない市税が投入されます。この巨大プロジェクトこそ「市民との協働のまちづくり」のテーマにふさわしいと思います。合併後10年以内に実施しなければならないという合併特例債の期限も延長される見込みです。もう少し時間をかけ、市民とじっくり議論し、十分な理解を得て実施してほしいと思います。今回の市民説明会がその第一歩となることを期待しています。

舞台が丘市民説明会のご案内

2012-01-28 11:08:28 | 議会活動
舞台が丘整備事業について来週2月1日からほぼ連日、下記日程で市民説明会が行われます。総額50億円にものぼる大事業です。様々な問題も指摘されています。市民の皆さんにとっても関心がおありのことと存じます。

お忙しい中、お寒い中ではありますがこれからの東御市のあり方を形作る大切な会です。できるだけ大勢の方が参加されることを願っています。よく聞いて、しっかり考えて、ご自分のお考えをまとめていただければと思います。一番なのは市民の皆さんが納得できるかということにあります。議会も市民の皆さんのご意見をもとにして判断して行きたいと思います。

・2月1日(水)田中地区説明会 中央公民館 PM6:30より
・2月2日(木)滋野地区説明会 滋野コミュニティセンター PM6:30より
・2月6日(月)祢津地区説明会 祢津コミュニティセンター PM6:30より
・2月7日(火)和地区説明会  和コミュニティセンター  PM6:30より
・2月8日(水)北御牧地区説明会 北御牧コミュニティセンター PM6:30より


舞台が丘問題を語る会の開催について

2012-01-28 01:28:08 | 議会活動
2月1日から舞台が丘問題について市主催による市民説明会が市内5地区で開催されます。50年に一度と言われる大事業です。予算も50億円を越える巨大プロジェクトです。大勢の皆さんがご出席され率直な意見交換が行われることを期待しています。

私たち市議会会派「太陽と風の会」としても市民の皆さんのご意見をお聞きし、どのような舞台が丘整備事業がいいのか意見交換を行いたいと思っています。そこで以下のように語る会を計画しました。大勢の方のご参加をお待ちしています。

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市民の皆様。
昨年から進めてきた舞台が丘整備事業が
新しい道路や公民館に講義室等をつくるため
大幅に増額となり、50億6700万円になるそうです。

50年に一度の大事業です。
少しお金がかかってもいいものにするのか、
それとも、こんな時期だからこそお金をかけず、
耐震改修を中心とした必要最低限にするのか。
皆様はどのような施設がいいとお考えでしょうか。

すべて市民の皆様の貴重な税金です。
私たち市議会会派「太陽と風の会」では、
市民の皆様の率直な声をお聞かせいただきたく、
舞台が丘問題を語る会を計画しました。

お寒い時期ではありますがどうぞお出かけください。
2月1日からは市主催の説明会が予定されています。
そちらにもぜひお運びください。

舞台が丘問題を語る会
と き 2月16日(木) 夜7時より
ところ 中央公民館第一学習室



主催 東御市議会会派「太陽と風の会」
   (代表)櫻井寿彦 若林幹雄 阿部貴代枝 蓮見喜昭

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予算議会の日程が決まりました

2012-01-27 00:39:08 | 議会活動
先日の議会運営委員会で予算議会の日程が決まりましたのでお知らせいたします。今議会は4月に市長選挙(4月15日投票)が予定されているため代表質問がありません。一般質問はFMとうみで生放送されますのでどうぞお聞きいただければと思います。

2月22日(水)本会議・予算議会開会
2月23日(木)一般質問通告期限
2月27日(月)全員協議会
3月 5日(月)・6日(火)一般質問
3月 7日(水)総括質疑
3月 8日(木)・9日(金)・12日(月)委員会審議
3月16日(金)本会議・予算議会閉会

今議会でも私は一般質問を予定しています。そろそろ準備にかからねばと思っています。

寒い日が続きますね

2012-01-27 00:04:36 | 雑感
寒い日が続きます。このところの雪で浅間山も里も一面の銀世界です。



午後日差しが出てきたので雪を踏んで「議会だより」を配布しました。昨年末から始めた配布も議会活動があったり用事があったりでまだ終わっていません。池は凍結し雪で覆われ、その向うの森の中に住宅が見えます。何か北海道を思わせる風景です。



配布を終わって空を見上げると三日月と星が見えました。こんな国旗がどこかにありましたね。星は木星でしょうか。明日は議会があります。その後配布を行ない完了したいと思っています。


民意を確認する必要があります

2012-01-26 22:41:22 | 議会活動
その後市民の皆さんから寄せられましたご意見を紹介いたします。さらに多くの市民の皆さんのご意見を募集しています。

15億道路、意味不明の渡り廊下、事故を誘発しかねないS字カーブ、水道課跡地の広場、1億2000万の講義室、みんなムダな散財です。総額32億ぐらいに圧縮すべき。圧縮というが32億もかけるのですよ!32億!足るを知るべき。消費税、介護、国保、皆上がりますよ。どうやって生きていくんですか!

水道課跡をPにするのは大賛成。但し、図と高校の通路にもなっていますので配慮しての一体化に近いものとおもいます。

舞台が丘会館のPが道路のため30台つぶれて、道路の反対に18台残るが使いずらくなる。102台-30台=72台増えるだけ。15億かけて72台。1台2000万円のP。.税金のむだつかいとして日本中で有名になることでしょう。
中央公民館のS字カーブは何ですか?4台ロスするし、接触事故が多発します。コンサルの責任ですよ。水道課跡で30台とみて、見てくれより機能性経済性優先でお願いします。


私は舞台が丘整備計画第2期工事について、最終的には民意を確認するなんらかの手段を講じてほしいと思っています。総額50億円にものぼる大事業です。市民説明会でしっかり説明を行ない、市民の皆さんの疑問に答えていただくだけでは十分とは言えません。

私は一昨年の佐久市の総合文化会館の建設の有無を問う住民投票のことを思い出します。市議会では建設にゴーサインを出しました。しかし住民投票で示された民意は建設すべきではないというものでした。以下にその時の新聞報道を掲載します。

「総合文化会館建設の賛否を問う佐久市の住民投票は14日、投開票された。投票率は54・87%で、条例で定めた50%以上の成立要件を満たし、開票の結果、反対3万1051票、賛成1万2638票で、反対が有効票の71%余を占めた。柳田清二市長は開票終了後に記者会見し、「結果を尊重して建設は中止したい」と表明した。15日午前に開く市議会の全員協議会にも建設中止の方針を伝える。同会館は三浦大助前市長時代、市と市議会が一致して建設を推進。市政転換後の住民投票で、建設反対が賛成を大きく上回った結果は、市議会と市民の意向のずれを浮かび上がらせた。」(信濃毎日新聞2010年11月15日付)

この住民投票について私は多くの市民はあまり関心がなく投票率50%に達しないのではないかと危ぶんでいました。それがダブルスコアで建設に待ったをかける結果となったことは驚きでした。あらためてハコモノに対する市民の目の厳しさを思い知らされることになりました。

この結果は議員の皆さんにとっても思いがけないものだったと拝察いたします。議員の皆さんはお一人おひとりの立場で民意を確認し、議論を尽くして建設にゴーサインを出したことだろうと思います。しかしダブルスコアとなりそれまでの市議会の議論をことごとく否定する結果になりました。あらためて民意を把握することの難しさを感じました。

舞台が丘整備事業第2期工事の建設の有無を決定するには民意をしっかりと確認すべきです。議会だけで判断するにはあまりにも重たい課題です。市民の意向を十分に汲み取って決断すべきだと思います。その手段は住民投票でも住民アンケートでも意向調査でもやり方は問いません。市当局の英断を望みます。

駐車場問題をさらに考えます

2012-01-25 07:51:03 | 議会活動
舞台が丘整備事業で市当局の説明では新しい道路の必要性の一つに駐車場問題をあげています。私は基本的には新しい道路沿いに駐車場を設けたとしても問題は解決しないのではないかと考えています。なぜなら駐車場問題の背景には使い勝手の悪さがあるからです。

例えば昨日も中央公民館の講堂で300人規模の集会が開かれていましたが、中央公民館前の駐車場は満杯でしたが、本庁舎前の駐車場は空きが目立っていました。こうした問題を解決するためにはまず市民の皆さんが市役所や中央公民館を訪れるときどのような動きをしているかを知る必要があります。これを動線と言います。

下図は現在の舞台が丘周辺の動線を表しています。入り口がたくさんあるために様々な動きが見られ、その中には中央公民館を通過して本庁舎に行くという複雑な動きも見られます。こうした動きが渋滞や交通事故につながります。



それでは新しい道路をつくった場合の動線を見てみましょう。下図をご覧ください。従来の駐車場に加えて新しく駐車場をつくったためこれまでの動線に新しい動線が加わることになります。新しい動線に従来の動線が一部吸収されると思いますが、大多数の動線はそのまま残るものと思われます。これでは通過車両も問題も解決されません。



問題解決には駐車場を分散するのではなく集中することが必要です。集中することにより特定の駐車場が満車でも他の駐車場は空いているという不均衡は発生しなくなります。今回本庁舎前の駐車場と中央公民館前の駐車場を分断していた上下水道庁舎が取り壊しになります。いまのところはここに公園とオブジェをつくる計画のようですがこれを本庁舎と中央公民館をつなぐ連絡通路や駐車場にすることを提案したいと思います。

駐車場をまとめることで動線を絞り込むことができ、渋滞の緩和が期待できます。大金をかけて新しい道路をつくり小規模な駐車場をあちこちにつくっても、問題解決のための効果は薄いのではないでしょうか。


終日フル回転でした

2012-01-25 00:25:12 | 議会活動
24日は朝から夜までフル回転でした。まず午前中は広報調査特別委員会がありました。2月1日発行の「市議会だより」の最終校正でした。ことばの表現一つひとつまで細かくチェックします。午前中いっぱいかかって校正終了。今回の表紙は本会議場です。大勢の市民の方が傍聴に見えていたところを写真に撮りました。議場の雰囲気を感じ取っていただければと思います。



午後は上田地域市町村議会議員研修会が上田市のセレスホールでありました。上田市、東御市、長和町、坂城町、青木村の2市2町1村の議員さんに今回からは立科町の議員さんも加わりました。講師は全国都道府県議会議長会の元議事調査部長の野村稔氏。「地方議会の新たな課題について」と題して講演していただきました。これまでの経験をもとに議会改革についてユーモアたっぷりにご提言をしていただきました。



夜は中央公民館で県議会「改革・新風」の県政対話集会が行われ、会場いっぱいの300名の市民の方が参加しました。対話集会は地元選出の石和県議の司会で始まり、会場からの質問に対し14名の県議が熱心に答えていただきました。県政がより身近に感じられとても好評でした。


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