一括がいいか、一問一答がいいか?

2009-11-30 22:42:42 | 議会活動
30日は上田市議会に傍聴に行きました。議会改革委員会の中で一般質問を「一問一答方式」とすることが検討課題になっており、実際に行っている上田市と小諸市を視察することになっていたからです。現在東御市議会の一般質問は「一括質問一括答弁方式」で質問は3回までとなっています。しかし質問と回答が繰り返す「一問一答方式」の方が分かりやすいという意見がありました。

しかし議員の中には「一問一答方式」は相手の回答を聞いてから次の質問をするので難しい、その都度議席から発言席まで往復するので時間がかかるのではないかという心配がありました。

上田市役所に着いたのは10時過ぎ。議会事務局で傍聴の手続きをとりました。手続きといっても東御市のように住所や名前を書くわけでもなく、傍聴券を渡されるだけ。きわめて簡便です。議場の入り口にはパンフレットと資料が置いてありました。パンフレットには市議会が紹介されており、資料には議場の配置図と議員や市の職員の名前が明記され、傍聴者に対する細やかな配慮が感じられ好感が持てました。

傍聴席は若い学生さんで一杯でした。聞いてみると長野大学の学生さんが授業の一環で来ているとのことでした。本格的な論戦は午後からでした。4人の方の一般質問をお聞きしました。その中で感じたのは一問一答といってもそんなに難しいものではないということです。むしろ一括方式よりも論点が明確になってやりやすいと思いました。

しかし上田の場合、持ち時間の45分は質問と回答合わせてです。ですから市側の回答が長くなると時間が足りなくなります。手際よく5~6回質問をした方もいましたが、一方で2回しかできなかった方もいらっしゃいました。別に意地悪をしているのではないと思いますが、市側の回答によって時間が左右されるので、時間配分の難しさを感じました。時間がないので質問は前置きなどなく常にストレートでした。しかし45分の質問の後、毎回15分の休憩を設けるのはいかがなものでしょうか。そんな時間があるならば質問にあてればいいと思いました。

何事も一長一短があります。いいところを学ぶことが必要です。それにしても30分の発言時間が回答とは別に設定されている東御市議会の方が私はやりやすいですね。次は小諸市を傍聴します。

再度議員年金を考える

2009-11-30 01:11:58 | 雑感
11月29日の信濃毎日新聞に「岐路の地方議員年金」という特集記事が載りました。記事の内容は下記の通りです。

「平成の大合併」で議員が激減、一方受給者数は増加。その結果年金財政は悪化し積立金は2年後にも底を着く。こうした中で議員年金制度が存亡の危機にたっている。

議員年金は議員を12年以上務めた65歳以上の退職者に支給される。年平均の受給額は、市議が103万円、町村議が68万円。都道府県議は195万円。国民年金などに比べて受給資格を得る期間は短く公的年金と同時受給も可能。議員だけ優遇されていると指摘される理由だ。

財源は議員の掛け金と自治体の負担金。公費負担は4割を超える。全国市議会議長会は制度を守ろうと公費負担の上積みを求めるが、市町村の台所は苦しく住民理解を得るのは容易ではない。

総務省は今月2日、制度存続のために議員の掛け金と公費負担率を上げ、給付水準を下げる2案と、制度そのものを廃止する1案を提示。総務省案に反発した議長会側は、公費負担を大幅に増やす独自案を打ち出し、全国の市議会に意見集約を求めている。いまのところ、県内19市で独自案を支持する市議会は10。廃止案の支持は大町市議会にとどまる。

制度の廃止には、掛け金の払い戻しなどで約1兆3000億円が必要との試算がある。存続するにしろ廃止するにしろ、公費投入は避けられないようだ。


前回も書いたように私は議員年金は廃止すべきだと考えます。市民の税金を議員年金のために充当するなどということはとうてい市民の納得をえることはできません。ただこれまで多額の掛け金を払ってこられた方々にたいしてはきちんと保障することが必要ですし、現在受給されている方に対してはたとえ減額したとしてもある程度支給せざるをえないと思います。

30日夜、市議会議長会でどうするかの判断がなされると思いますが、東御市議会としては廃止するという方向性で臨むと言うことになっています。どのような結論になるか注目したいと思います。

新保育園建設用地視察に参加して

2009-11-29 23:36:55 | 議会活動
(写真)老朽化が著しい東保育園

28日は午後、滋野地区の保育園検討委員会のメンバーと保育園用地選定のための現地調査に同行しました。

現在滋野地区には滋野保育園と東保育園の2つの保育園があります。しかし滋野保育園は建築後22年、東保育園は31年経過し著しく老朽化が進んでいます。また3才未満児保育の開始に伴い、教室が不足し使い勝手も悪く建替えが検討されています。

市内にはほかに祢津、田中、和、西部の4つの保育園がありますがいずれも老朽化しています。こうした中で東御市は財政状況も厳しいことから、小学校区ごとに1園に統合し合併特例債を活用して建替える方針を提示。すでに祢津保育園は現在地への立替が決まり、12月議会に仮園舎の建設費用が計上されています。

しかし、幼稚園統合については東御市には苦い経験があります。昨年秋、市は御牧原保育園と中央保育園の統合を一方的に通告、御牧原保育園の今年の春からの募集停止を表明しました。突然の発表に驚いた住民は統合反対の署名活動を開始。大きな住民運動に発展しました。

私は保育園の統合は、保護者や住民の皆さんへの十分な説明と納得の上で進めるべきだと考え、市側に対してより慎重な姿勢で臨むように要望し、住民の方々にも「議会だより」第3号で「子供たちのためによりよい方向を見出していってほしい」と訴えてきました。それだけに、滋野地区において保護者の皆さんや区長さん方を中心に検討委員会ができ、そして新しい保育園の用地をどこにするか現地視察するまでになったことは何よりの喜びでした。

現地に行くとすでに保護者の皆さんや区の役員の方々、そして市の担当者、保育園の先生方など大勢の皆さんが集まっていました。農道のわきに大きな地図を広げて話し合いました。市の担当者によれば保育園の用地選定にあたりまず重要視しなければならないことは滋野地区のほぼ中心にあること、道路事情が良好であることだそうです。滋野保育園も東保育園も送迎時の車の混雑は大変なものがあります。

しかしそんな条件のいい所はそんなにあるわけではありません。必然的に特定の場所に絞られました。そこは滋野小学校にも近く通学路沿いです。農道が東西南北に交差し、湯の丸線からも国道からも入ってこられます。「ここならいいね」と参加したすべての皆さんが納得しました。

むろん地主さんの了解を得なければ何も進まないわけですが、住民の皆さん、保育園の先生方、市の担当者が一同に介して現地に集まり、場所を探すことが何よりも大切なことだと感じました。「急がば回れ」とよく言います。じっくり話し合うことが返って問題を早く解決することになるのです。

夜は滋野地区区長会の忘年会で、私たち滋野市議団(山崎議員団長と阿部議員と私の3名)も参加させていただきました。保育園建設の方向性が見えてきたことでおいしいお酒をいただくことができました。

東御清祥高校の多部制・単位制説明会始まる

2009-11-28 10:36:44 | 雑感
11月27日夜、舞台が丘会館で東御清祥高校の単位制・多部制の説明会があり、30名ほどの市民の方が参加されました。説明会はこれから地区別に10回開催されます(写真)。

説明会には県の教育委員会と東御清祥高校の関係者が出席。中学校の先生や保護者の方、一般市民の方から活発な質問が出されました。同僚議員の方も参加され一緒にお話をお伺いしました。

学校側からは魅力ある講座を設けようと様々な取り組みをすることが紹介され、単位制・多部制のイメージが具体的に語られました。ボランティア活動や公開講座の受講も単位として認められるようにしたいとおっしゃっていました。

単位制多部制移管に伴い、これまでの1クラス40人5学級で200名が、1クラス20人6学級で120人となります。単位制なので74単位とれば卒業でき、基本は卒業まで4年かかりますが、3年で卒業することも可能です。自分の好きな講座をとることができボランティア活動や外部講座の受講も単位として認めるそうです。このため長野大学や東御市役所と連携協定を締結する予定だそうです。

しかしいくつかの重要な点で教育委員会と現場との思惑のズレを垣間見る思いがしました。高校側は魅力のある講座を沢山作りたいと言うそばから、県教委は教員の数には限界があると述べていました。どんな生徒に来ていただきたいですかとの質問に学校側は学ぶ意欲のある生徒だと述べ、県教委は不登校や自宅に閉じこもっている生徒の受け皿として考えていると述べられました。どうやら学ぶ意欲のある午前部と、不登校の受け皿としての午後部という感じになるのでしょうか。そうすると学校としての一体感はどうなるのでしょうか。

東御清祥高校は基本的には定時制になるということです。このため県教委は現在上田高校や上田千曲高校の定時制との統合も視野に入れているようです。

いまの中学2年生から募集が始まることになります。これから地区ごとに説明会が開かれますので、ご質問のある方は参加されたらいかがでしょうか。
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12月11日(金)田中コミュニティセンター1階会議室(6時半~8時)
12月18日(金)滋野コミュニティセンター2階会議室(6時半~8時)

 1月15日(金)祢津公民館2階講堂(6時半~8時)
 1月22日(金)和コミュニティセンター1階研修室(6時半~8時)
 1月29日(金)北御牧公民館2階第1学習室(6時半~8時)

 2月18日(金)田中コミュニティセンター1階会議室(6時半~8時)
 2月26日(金)滋野コミュニティセンター2階(6時半~8時)

 3月12日(金)祢津公民館2階講堂(6時半~8時)
 3月19日(金)和コミュニティセンター1階研修室(6時半~8時)
 3月26日(金)北御牧公民館2階第1学習室(6時半~8時)
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破綻の危機を迎える議員年金

2009-11-28 09:48:11 | 雑感
11月26日の信濃毎日新聞をご覧になられましたでしょうか。「議員年金、公費負担増で維持、県内10市会が指示」という記事が載りました。

地方議員の年金制度は国の法律で定められていて全員加入が義務付けられています。掛け金は議員本人と各自治体がほぼ折半で負担。2007年度には総額330億円の税金が充当されています。地方議員年金は12年以上務めれば退職後は一生年金がもらえる仕組みで、他の年金制度と比べるとかなりの特権といえなくはありません。

しかしこの年金制度も平成の合併の中で議員定数が激減。あと2年で基金も枯渇するなど年金制度自体が破綻の危機を迎えています。こうした中で年金制度をどうするか議論が始まっています。

信濃毎日新聞によれば県内19市の対応は分かれており、公費負担で年金制度を維持すべきだと言う全国市議会議長会の提案を指示する議会が当市を含めて10市、廃止すべきだとするのが大町市、現行制度を維持すべきが3市、検討中が3市、その他2市となっています。

議会本会議が終わったあと、当市議会としてどのように対応するか議論になりました。これだけ景気が悪く税収も伸び悩んでいる中で、議員の年金制度のために公費負担を増やすということはとても市民の納得を得られないというのが大勢の意見でした。

私も議員年金の廃止が妥当だと思います。市民の皆さんは厚生年金や国民年金に加入しています。これに対し議員だけ特別扱いというわけには行きません。しかし現に受給されている方もおり、またこれまで多額の掛け金を支払ってこられた方に対しての対応は検討する必要があると思います。

休日明けの11月30日に市議会議長会を開催し、どのように対応するか話し合う予定だそうです

第4回定例会が始まりました

2009-11-28 05:32:06 | 議会活動
27日午後から第4回定例会が始まりました。会期は12月18日までの22日間です。22日間と言っても毎日議会に出勤するわけではありません。本会議が5日、委員会が3日、全員協議会が1日の9日間だけです。その他の日は休会となっていて、それぞれの議員が提出された議案を調査する日になっています。

○今回の議案は一般会計の補正予算1億3415万円、債務負担行為で4280万円が主なものです。一般会計補正予算のうち新規事業に係わるものは以下の通りです。

 ・ 舞台が丘整備関連委託料 500万円
 ・ コミュニティ放送局設立準備事業補助金 100万円
 ・ 祢津保育園改築事業(仮園舎建設関係)1125万円
 ・ 最終処分場廃プラスティック搬出委託料 2000万円
 ・ 島川原里山サクラ千本の会への苗議題   23万円
 ・ 明神館源泉可燃ガス処理設備工事     61万円

この他、従来事業にかかわる補正予算には太陽光発電補助金200万円や融資斡旋保証料1110万円などが計上されていました。債務負担行為4280万円の内訳は舞台が丘整備基本計画委託として1280万円、祢津保育園仮園舎建設事業に1500万円などとなっています。

○病院事業会計では660万円の補正予算が提案されています。これは医師2名採用に係わる民間紹介業への斡旋料だそうです。これにより12月1日より医師1名が増員になり、一般内科・人間ドック・訪問診療を担当します。1月1日からはさらに1名が増員となり、外科・消化器外科・内視鏡を担当されます。
 
○補正予算に先立ち市長が行った専決処分に係わる審議が行われ即日採択されました。内容は新型インフルエンザ予防接種委託料・補助金2078万円です。接種対象者は妊婦188人、基礎疾患(人口の7%)2243人、1才から小3まで2610人、1才未満319人、小4年生以上964人、13才以上197人、65才以上7735人、合計1万6034人です。補助金は生活保護世帯・年金受給世帯2880人、基礎疾患者のうち市民税非税世帯500人、合わせて3380人に対するものです。

○市役所職員の給与にかかわる条例の改正も提案され採択されました。改正点は2つ。月例給与を平均で0.18%削減(平均給与34万円とすると約600円の減額)、期末勤勉手当を0.5ヶ月削減(一般行政職42.9才、妻子供2人の場合17.4万円の減給)するものです。国の人事院勧告は0.35ヶ月の削減に対し県の人事院の勧告は0.7か月と倍。

東御市では当初県に従って0.7ヶ月を提案していましが組合との話し合いで0.5ヶ月で決着していました。給与のカットは職員のやる気やモラールの低下になるのでより慎重にすべきですが、今回の景気後退の中でやむをえない処置だと思います。

議案の提案説明は夕方までほぼ半日かかりました。説明にしたがって資料の数字にひとつ一つ目を通す作業はなかなか根気のいる仕事です。これから予算書を読み込み必要に応じて関係部署へ問い合わせをすることになります。

明日からいよいよ12月議会です

2009-11-26 14:46:10 | 議会活動
26日は午前、上田地方事務所に「主要地方道東御妻恋線」道路整備促進に関する陳情を行いました。関連区長の皆様はじめ保科県議、そして私たち滋野市議団も参加しました。地方事務所のお話では「まず危険箇所の整備を実施したい」ということで、年内に現地視察を行うことになりました。

さて明日からいよいよ12月議会が始まります(12月18日まで)。一般質問は12月7・8日の二日間です。私ははからずもトップバッターとして演壇に立つことになりました。今回私は舞台が丘整備事業、行政改革、コミュニティ放送の3点について市長のお考えをお聞きします。質問のポイントは「市民参加」です。市長は常々「市民との協働」を口にされています。実際の場面で協働ができているのか、市民参加をどう実現するのかお尋ねします。

一般質問の時間は12月7日(月)午前9時から10時までです。お忙しい時とは存じますがお聞きいただければ幸いに存じます。

「いいお産をさせてあげたい」-木村医師語る!

2009-11-26 04:53:28 | 病院改革
24日夕方から「市民病院に要望を語る会」があり参加しました。今回はお医者さんのお話を聞こうといつもより2時間遅い、午後5時からの開催でした。

そこでいま建設している東御市民病院助産所、その中心的存在である産婦人科の木村医師のお話をお聞きしました。木村先生のお話をそのままお伝えします。

■いまのお産は腹立たしい

今のお産に対して何というか、腹立たしいとうか、やきもきするという思いを感じています。お産とはもっとシンプルで簡単なんですね。いまデータを見ると6人にひとりがおなか切る(帝王切開)ようなお産なんですね。

6人に一人という数字なんてどうしても出てこないんですね。だけどそんな世の中になってしまって、悲しいというか悔しいんですね。私の娘にも産ませるところがない、というのが正直なところですね。お願いしますというところがない。だからせめてそういう病院にしたいなあと思っていましたね。

■正常・異常は割り切れない

医者が診ると正常異常というデータ本位で動いてしまうんですね。正常とはあるとき正常であれば正常になってしまう。正常か異常かは結局主観なんですね。医者がこれを正常に取るか、異常にとるか割り切れるようなものではないんですね。

ある場面を見て正常、ある場面を見て異常。異常と取れば動かざるを得ない。ところが異常でなくてちょっと順調に行かなくて足踏みしていることも異常ととるんですね。だからそこで動いてしまうんですね。昔のお産婆さんはお産の真髄は「待つこと」だと言っている。それくらい生き物は生々流転というか、生き物は動いているんですね。

ところが正常、異常でとると一場面を見て動いてしまう。これから発揮できる前で足踏みしているかもしれないというとらえかたをしないんですね。医者は。動かなくても復活してくるようなのが生き物なんですね。

■産む能力を引き出してあげたい

そうやってじっくり見ていると、例えば山登りでも頂上に行くのが目的ですが途中で疲れますよね。疲れても頂上に登ることが医学的な考え方で、頂上へ行けばいいんだと考える。ところが疲れているから一休みしようやということもあるんですね。そういうことが今の医療には欠けている。疲れているから弱くなる。疲れを取るために待とう。待つことで次へのステップが動き出す。生き物は流れているんですね。

正常異常でとるとその場面で異常でとりそれで動き出すから余計に悪くなる。医学が進歩していいお産は増えていかなければいけないのにどんどん悪いお産が増えている。産めるのみ産ませてあげていないというか、みんな産む能力を持っているのにその能力を取り上げてしまっている。そういうお産は充実感がない。自分で自分を誉められない。

お産は人生の重大イベントだから自分で動く。医者が活躍をしない。そういうお産を増やしたいと思っています。

■自分の身内に勧められる助産所にしたい

そういう同じような考えを持った人が集まって助産所ができます。月に10人とか言われていますが数だけでなく中身がいいお産にしたい。助産師さん主体で決して成績は落ちません。ただまだ助産師さんにちょっと温度差がありますけれども。よそに行けば切られる方も産ませてあげたい。

僕はひとりでやっていたときよりも成績を落としたくないので。将来には東御だからここまでできたというところまで持って行きたい。最終的には前に勤めていた所は本当にみんな自信を持って返してあげていたと僕は自負している。逆子でも産むし双子でも一人ずつ出てくる。そういうお産がベストだ。

せっかく骨盤もひろくて、馬力もあるが逆子だというだけて切られている。体重のコントロールなど理想的な生活をしていていてもひっくり返っているだけで切られていますね。何でこんなに10ヶ月間努力していてという思いがどうしてもある。だから自分の身内に、親兄弟、子供達にぜったい東御で産んでよというところまで持って行きたいと思っています。(木村先生談)

中屋敷の芸能発表会でした

2009-11-24 22:50:05 | 雑感
22日は中屋敷公民館主催の講演会・芸能発表会でした。

午前は環境についてのお話でした。午後は公民館活動を行っている皆さんや地域の団体の皆さんによる芸能発表会でした。一日楽しく過ごさせていただきました。これまで準備された役員の皆さん、ご苦労様でした。

行政視察について考える

2009-11-23 23:37:43 | 議会活動
前回で鳥取・島根両県にわたる視察報告を終わります。2泊3日の視察はなかなか刺激が多く大変ためになるものでした。お世話になった皆様に感謝申しあげます。ありがとうございました。

この1年で参加した行政視察は以下の通りです。

・さわやかな風の会(2月4・5日)名古屋市商店街・産業技術記念館
・議会運営・広報委員会(2月12・13日)埼玉県鶴ヶ島市・福島県広野町
・社会福祉委員会(6月23・24・25日)滋賀県甲賀市・三重県伊賀市・静岡県袋井市
・さわやかな風の会(11月18・19・20日)鳥取県境港市・米子市・島根県松江市

視察の目的は全国の先進事例を調査し、東御市の市政に役立てるためです。鶴ヶ島市で学んだ「議会報告会」については、東御市でも実施しようと準備を進めています。広野町では住民に読まれる議会広報誌について勉強し、その結果「議会だより」の表紙を一新することができました。甲賀市では生ゴミの堆肥化について先進事例を視察しました。早速一般質問で取り上げることができました。

これまで議員の行政視察に対しては物見遊山ではないかという批判が多々ありました。私自身そう思っていましたが、実際に視察をして感ずるのは先進事例を見ることが自分たちのまちを客観的に見つめることができる機会だということです。むろんそのためには事前準備とともに、事後における検証が欠かせません。そしてその結果を日頃の議会活動に生かしてゆく不断の努力が求められます。一番いけないのは行って来ただけで何のアウトプットもしないことです。

今後も自己の仕事の巾を広げるために行政視察を生かすことができればと思っています。

日めくりカレンダー