とても良いお月夜でした

2012-10-29 21:54:52 | 議会活動


夕方、後援会活動で歩いていると浅間山の中腹から白い月が顔をのぞかせました。まんまるのとてもきれいな十五夜でした。自分だけで見るのはもったいないと思い、訪れたお宅の方にもお知らせし、一緒に白い月を見ました。とても静かな晩秋の夕暮れの風景です。二・三日前に時雨模様の雨が降りました。雨が上がった後、いつの間にか紅葉が進み、秋は山のてっぺんから一気に里に下りてきました。選挙準備であたふたしている間に季節はめぐってきていたのですね。

さて、昨日は選挙管理委員会に行き、最終的な書類のチェックをしていただきました。今日は夕方から新しい図書館の竣工式があります。コンサートなども計画されているようですが、私は所用があるため式典だけで失礼するつもりです。

いよいよ今週末からは市議会議員選挙が告示になり、11月11日の投票日目指して選挙戦が始まります。選挙カーの準備、選挙事務所の手配、出陣式の段取り、選挙ハガキの宛名書き、電話作戦の準備、あいさつ回りの手配りなどなどやるべきことは山積しています。後援会の皆さんのお力添えで一つひとつ確実にこなして行きたいと思います。

今年の夏ごろから始まった選挙への準備は二転三転しました。最初は立候補者が少なく無投票ではないかと言われていました。それが9月の中旬になって立候補を表明する方があいついで一転選挙戦になることになりました。私の地域からも有力新人が名乗りを上げ、選挙戦の構図がガラリと変わってしまいました。まさに選挙は水ものです。ふたを開けてみないと何が起こるかわかりません。

我が家はぶどう農家でもあり、ちょうどこの時期はぶどうの出荷の最盛期です。私や妻の兄弟や子供たちの全面的な応援をいただき、出荷のお手伝いをお願いしました。私は早朝選果場へぶどうを出荷、その後畑からぶどうを採ってきて家族にバトンタッチ、後援会活動を進めてきました。そんなこんなでここ1カ月間はあわただしい毎日を過ごしてきました。

あらためて思うのは選挙が真近になってから何をやっても付け焼刃になってしまうということです。何よりも日頃の活動の積み重ねが大切です。そんな思いもありこの4年間、議会のあるたびに「議会だより」を発行し、私の地盤である滋野地区約1500世帯に対し一軒一軒お届けしてきました。ある方から「こうやって知らせてくれる議員さんはこれまでいなかった」などとうれしい言葉もいただきました。

私は「ガラス張りの議会」を目指しています。議員になる前の私の議会や議員に対するイメージは決して良いものではありませんでした。議会では何かわからない中で決まってしまう、議員はいったい何をやっているかわからない、議会と行政は裏でつるんでいるのではないかというものでした。私はそんな暗いイメージの議会を変えなければ市民の信頼は得られないと思いました。そこでこれまでブラックボックスであった議会や議員活動をできるだけオープンにし、市民の皆さんの前にお見せすることに力を注いできました。

その一つが「議会だより」の発行です。インターネットによる情報発信もそうです。一方市議会の広報である「市議会だより」の刷新にも議会広報調査特別委員長として取り組んできました。一般質問への一問一答方式の導入や議会報告会の開催にも力を注いできました。こうした活動が今回の選挙で問われるのだろうと思います。市民の皆様からの評価を待ちたいと思います。

立候補するにあたっての私の思い

2012-10-28 07:11:02 | 議会活動
27日と28日は市議会議員選挙前の最後の土日でした。どの立候補予定者も活発に活動していました。私の後援会でも2日間にわたり滋野地区全域と市内の団地に対して、後援会への加入の呼びかけを行いました。朝早くから大勢の皆さんにお手伝いいただき感謝です。一昨日はダルマが届き、昨日は選挙で使うハガキの印刷ができあがってきました。徐々に選挙の準備が整いつつあります。

選挙までにできることはすべてやりつくしたいと思っていたのですが、なかなか時間が取れず思うにまかせません。告示日まで残された時間は6日間です。最後まで気を抜かないで頑張って行きたいと思います。

前回の選挙と今回の選挙と比べてみて、私の気持ちの中で大きく変わったことがあります。最初の選挙で一番訴えたのは市の借金のことでした。多額の借金が積み上がり、土地開発公社は不良資産を抱え込んでいました。ムダな事業を見直し「子供たちにツケはまわさない」という訴えは市民の皆さんに受け入れられました。

そうしたムダな事業の事例としてあげさせていただいたのは田中駅南口の連絡通路でした。これはしなの鉄道田中駅に南口広場を整備するとともに、南北をつなぐ連絡橋をかけるというものでした。当初計画が3億円、それが取付道路を新設することで倍の6億円になり、道路や連絡橋の地盤が悪く追加工事が出たことで8億円にまで膨れ上がりました。こうした事業の進め方はきわめて問題でした。最初から全体像を明らかにせず、事業を小出しにすることはきわめて大きな問題でした。

これに対し今回の私の問題意識は「滋野のまちづくりをどうするか」というところにあります。むろんこれまで取り上げてきた行財政改革や15億道路に見られるような不要不急な事業の見直しにも積極的に取り組んでゆくつもりですが、その一方自分の住んでいる足元の課題も大切にして取り組んで行きたいと思っています。

滋野地区は現在市の「協働のまちづくり」のモデル地区となっています。これからの滋野地区の行く末を見据えた時、何をなすべきなのかを市民の皆さんと一緒に考え、取り組んでゆきたいと思います。来年の4月には新しい滋野保育園が完成します。これにともない現在の滋野保育園の後利用をどうするか考えなければなりません。より良い地域づくりのために行政と住民が一緒になって考えなければならないことはたくさんあります。そんな課題にも目を向け地道に一歩一歩取り組んでゆくつもりです。


駅前での何気ない会話から

2012-10-27 05:28:58 | 議会活動
駅頭でのあいさつ活動も2週目が終わろうとしています。私は登校する子供たちや出勤される皆さんおひとりお一人に「おはようございます」と声掛けをしています。最初は無言で通り過ぎていた皆さんも最近では「おはようございます」とか、「寒くてたいへんですね」などとあいさつを返していただけるようになりました。

昨日は女子高校生から「応援しています」などと声をかけられました。一昨日には通勤される女性の方から「11日までやるんですか」と聞かれました。道のかたわらに立って「おはようございます」というただそれだけのことで、人と人との心のふれあいが生まれていると感じています。

いま人々はいつも忙しくあわただしく駅に駆け込み、電車の中でも黙り込んで時間を過ごしています。まわりからいじめられないように心にバリヤーを張り巡らしているように見えます。そんな中で「おはようございます」という一言がバリヤーをとかし、人と人との絆を気づかせてくれるのです。

現役の時も、新人研修や管理者研修の際必ず「あいさつ」の大切さを訴えてきました。接客や職場のマナーの原点は「あいさつ」です。こちらから心を開いて「おはようございます」と言った時、それに対して敵意をむき出しにする人など誰もいません。

いま駅頭に立ってこれまで自分が大勢の方に言ってきたことを実感として感じています。「おはようございます」という言葉で誰とでも親しくなれるのではないでしょうか。むろん笑顔とアイコンタクトが大切なことは言うまでもありません。

滋野小学校の音楽会が開かれました

2012-10-26 23:53:10 | 雑感
10月26日、地元の滋野小学校の音楽会がサンテラスホールで開催されました。私も来賓としてご招待され参加してきました。サンテラスホールは客席数750席で市内最大の本格的ホールです。しばらく前からここで音楽会を開催しているとのこと。市内にはほかに4つ小学校がありますが、児童数や楽器を移動するためのわずわしさなどから利用しているは滋野小学校だけとのことでした。こんなすばらしいホールで発表会ができる子供たちは幸せだと思いました。

大きな会場も子供たちと保護者の皆さんが座るといっぱいでした。区長さんはじめ民生児童委員の皆さん、学校ボランティアの皆さんなど大勢の来賓の方がいらっしゃっていました。各学年ごとに歌と楽器演奏の発表がありました。素晴らしいと思ったのはオペレッタに挑戦された学年があったことです。孫悟空や雷電などを題材にした音楽劇が披露されました。6年生が演奏したハチャトゥリアンの「剣の舞」はさすが最上級生と思わせるほどでした。

子供たちの音楽に対する感覚の鋭さは私たちのころとは雲泥の差です。限られた時間の中でこれほどまでに完成度の高い舞台を作り上げられた先生たちに感謝です。先生たちはご自分たちが行った音楽劇の中で、子供たちに「夢を持つ」「夢をあきらめない」ことの大切さを訴えられていました。そういえば先日行われた炎のアートフェスティバルのキャンドルサービスの文字も「夢」でした。いまはなかなか夢の持てない時代です。しかし子供たちには夢を持ってこれからの人生にチャレンジしていってほしいと思いました。ありがとうございました。


サンテラスホールの立派な環境の中で音楽会が始まりました。


オペレッタの孫悟空「火炎山」です。とても楽しく子供たちが舞台を縦横無尽に駆け回っていました。


地元出身の江戸時代の力士雷電為右衛門を題材にしたオペレッタ「雷電くん」です。歌を自分たちで作ったり、衣装を考えたり、雷電のエピソードを寸劇にしたりと、とても工夫されていました。真ん中の児童が持ち上げているのは「お風呂に入っているお母さん」です。言い伝えによれば昔雷電のお母さんが家の外でお風呂に入っていた時のこと、急に雨が降ってきたそうおです。これを見た雷電がお母さんを風呂桶ごと持ち上げ家の中に運んだそうです。雷電が子供のころから力持ちだったという有名な逸話ですがそれを舞台上で表現してくれました。

浅間山に初冠雪?

2012-10-24 09:31:32 | プロフィール
昨日は一日雨模様で肌寒い日でした。今朝、滋野駅でのあいさつ活動に行くとき、浅間山をみるとうっすらと雪化粧をしていました。写真でわかりますでしょうか。朝の冷え込みで雨が雪に変わったのでしょう。初冠雪ですね。こうして秋も一日一日深まり、冬ももうすぐそこにまで来ています。例年だと11月中旬には里にも雪が舞います。冬支度を急がなければなりませんが、我が家では冬支度は11月11日の投票日が終わってからでないと何も始まりません。

あいさつ活動も2週目に入ります。あいさつをしていると会釈を返してくれる方が目立つようになりました。中には笑顔で手を振ってくれる方もいらっしゃって、とても元気づけられます。登校する高校生とも挨拶を交わすようになりました。最初は無視する生徒も多かったのですが、最近では挨拶を返してくれるようになりました。挨拶をすることで心を通わせ、仲良くなることができればと思います。挨拶は一日の初めの第一歩です。最近では挨拶をすることが楽しくなってきています。



挨拶活動の帰りにいま建設中の滋野保育園のそばを通りました。いよいよ園舎の棟が立ち上がり建設工事も急ピッチで進められています。来年の4月にはオープンの予定です。完成を心待ちにしています。


市議会議員選挙の争点は何か?

2012-10-23 03:34:28 | プロフィール
今日、11月11日投票で行われる東御市議会議員選挙の事前審査があります。事前審査とは選挙告示の際、書類の受付がスムーズに行くように提出書類をあらかじめチェックすることです。この事前審査に何人の方が参加するかで選挙のありようが明らかになります。私も後援会の役員の方と一緒に参加する予定です。いよいよ選挙線も大詰めになってきています。

先日議会のある会派の皆さんが新聞にチラシ折込みを行いました。テーマは舞台が丘整備事業は必要な事業だとするものです。このチラシはまさに今回の選挙の争点がどこにあるか明確に語ってくれるものでした。チラシに対する評価は様々でしょうが、言えるのは市民の皆さんが舞台が丘の道路問題について重大な関心を持っているということです。舞台が丘問題を投票の際の判断材料として考えているということです。この会派の皆さんはご自分たちの立場を明らかにしたかったのでしょう。

私も今回の選挙の争点は舞台が丘第2期事業における15億円道路問題だと思います。先日地元新聞からもこの問題についてどう考えるか取材を受けました。選挙戦の中で立候補される現職・新人の皆さんの立ち位置が一覧表で報道されるとのことでした。「舞台が丘整備事業を考える市民の会」からもお二人の方が「15億円道路反対」を掲げて立候補される予定だと聞いています。

これまでの市議会議員選挙では私の知る限り一つの問題について争点として戦われた選挙はなかったと思います。この春の市長選挙も現職の他に立候補者がなく、市民がこの問題について意志を明確にすることはできませんでした。注目点は3つあります。第一に、道路問題に反対または慎重という立場をとっている議員さんが何人当選されるのかということです。第二に、そうした皆さんの得票数はどのくらいになるのか。第三に、市民の会のお二人の方が当選されるかということです。

6月に市民の会の皆さんは全市を挙げて署名活動を実施し、議会に対して8600名の署名とともに請願書を提出されました。その結果は7対10で請願は不採択となり、署名に示された民意と議会の決定にねじれが生ずることになりました。請願の採択に反対された議員さんによれば、「道路は必要だという声なき声がある」「署名の中にはこの事業の内容を十分理解していないで署名した市民がいる」から民意は道路建設反対ではないというものでした。今回の市議会議員選挙はそうした意味で舞台が丘整備第2期事業にかかわる道路建設の賛否を問う絶好の住民投票という側面も持っている選挙だと言えるでしょう。

いま世間では震災復興費の流用問題がマスコミをにぎわしています。復興のためという理由で増税され、そのお金が復興と何ら関係のない税務署の増改築に使われたり、反捕鯨団体対策費として使われたりといった事例が次から次へと明らかになっています。その反面肝心な被災地にはお金が回らず復興は遅々として進んでいません。復興に名を借りた「たかり」があちこちで行われています。東御市の15億円道路問題も「防災」が目的だとされています。しかし防災計画自体の見直しは進んでおらず、320メートルの道路を15億円かけて建設することが防災にどのように役立つのか具体的な説明は何もありません。防災に名を借りて高校を建て替え、駐車場を造り、講義棟を建設しようとしています。東御市においても震災復興予算の流用と大同小異ではないでしょうか。

選挙戦の中でおおいに議論して行きたいと思っています。

ふれあいのつどいと決起集会でした

2012-10-21 23:40:52 | プロフィール

21日は朝から一日、滋野コミュニティセンターで「第17回滋野地区ふれあいのつどい」が開かれました。このつどいは滋野地区の生涯学習の発表会です。まず小学生のブラスバンドで幕を開け、歌や大正琴の演奏、フラダンスやフォークダンスなどが披露されました。このほか絵画や写真、俳句川柳などの作品展示も行われ、抹茶の接待があり豚汁もふるまわれました。大勢の区民の皆さんが集まり楽しい一日を過ごしました。

同時に行われた滋野小学校ふれあい広場では、子供たちがバルーンアートやリサイクル素材による手作りおもちゃに挑戦していました。





夜は中屋敷公民館で私の後援会の決起集会が開かれました。お忙しい中、わざわざ足を運ばれた皆様に感謝申し上げます。大勢の皆さんの激励を受け、2期目への抱負を語らせていただきました。東御市議会議員選挙の告示まであと2週間です。選挙戦は11月4日告示、11日投票で行われます。いよいよこれからだと思うと身が引き締まる思いです。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱しました。

朝のごあいさつの続き

2012-10-18 06:12:55 | 議会活動
滋野駅前で朝のごあいさつを始めて今日で4日目になります。昨日までは好天続きでしたが本日は雨模様です。これから出かけてきます。雨だと視界も悪くブレーキの利きも悪く交通事故だけには十分気をつけなければなりません。昨日もひやっとすることがありました。


これが滋野駅です。とてもかわいらしい小さな駅です。現在しなの鉄道から地元のタクシー会社さんが経営委託されています。かつて信越線が通っていた時は、大学に行くのにここから小諸駅乗り換えで特急電車で3時間半かけて上京したものです。社会人になってからもここから軽井沢に5年、長野に13年通いました。私にとって思い出に残る駅です。


所有者のご厚意で駐車場の脇に私の看板を立てさせていただきました。そのかたわらに立ってあいさつを行っています。あらためて初めて市議会議員に挑戦した4年前のことを思い出します。

通勤・通学の皆さんが今日一日元気で過ごされることを念じております。

おはようございます。
いってらっしゃい。

ぶどうの出荷もあとわずかとなりました

2012-10-17 05:18:01 | 趣味・野良仕事


このところの朝晩の冷え込みで、ぶどうの葉もすっかり紅葉しています。ひろい畑に下がっているぶどうの房もあとわずかになりました。今年は例年にない暑さでぶどうの色づきも良く甘さも申し分のない出来になったようです。まだまだ収穫に追われていますがそれでも今週には一段落する見込みです。たくさんの皆さんにご利用いただきました。美味しかったからといって二度三度と追加注文をいただく方もいらっしゃって、とても感謝しています。

ぶどうの収穫が済むといよいよ市議会議員選挙への準備が本格化します。11月4日告示、11日投票に向けて忙しい毎日が続きます。風邪などひかぬよう頑張りたいと思います。

滋野駅前であいさつ活動を始めました

2012-10-17 04:57:10 | 議会活動


写真は駅前の交差点を西側から見たところです。この右側に駅があります。

15日から滋野駅前でのあいさつ活動を始めました。早朝7時前から8時過ぎまで駅前で通勤通学で駅に来られる皆さんや、駅前を通過する皆さんにごあいさつを行っています。「おはようございます」と声をかけると会釈をされる方、手を振って頂ける方がいらっしゃいます。とても励みになります。4年前、初めて議員に挑戦した時もここであいさつ活動を行いました。ここは私が議員になる原点ともいえます。

ここに立つと現役時代のことを思い出します。私はここから軽井沢に5年、長野に13年通い続けました。私の銀行員生活の半分はこの駅を利用しています。発車時間ギリギリに駆けつけたことなど様々な思い出があります。

私が立って場所は駅前の交差点です。駅に行かれる車と駅前を通過する車が行き交い、交差点の見通しも悪いこともあって朝晩は混雑するところです。何度かひやっとすることもあります。しかし危ない交差点であることはドライバーの皆さん十分理解されているのか、いったん停止したり徐行したり、お互いに譲り合ってやり過ごしています。信号機がないところをお互いの譲り合いの精神で補っています。危ないのですがそうかといってただ道を広げるだけでは車がスピードを出すことになり、かえって危険です。どうしたらいいかそんなことも考えながらあいさつを続けています。

立っていることに気がつきましたらどうぞ手を振って頂ければ幸いです。

日めくりカレンダー