30日は午後から青少年育成市民大会がありました。オープニングは東部中学校合唱部の素晴らしいコーラスでした。その後表彰式と体験発表。そして「あした笑顔になあれ~夜回り先生からのメッセージ~」と題して夜回り先生として有名な水谷修さんの講演がありました。
水谷さんは少年少女の非行や薬物依存症問題に取り組み、5千人を越す子供たちと直接向き合っています。深夜に繁華街をパトロールすることから「夜回り先生」と呼ばれているそうです。横浜市の高校教員として12年間を定時制高校で過ごしました。その教員生活のほとんどで生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっています。
お話は水谷さん自身がなぜ夜の子供たちの問題に取り組むようになったのか、そのご自分の体験を語ってくれました。1時間45分にものぼるお話でしたがとても感銘を受けました。特に子供たちが非行化するのは家庭の責任だという指摘は身につまされる思いでした。
バブル経済の崩壊以後大人たちの世界は一変しました。それまでは働くことは尊厳を持って語られて、働くことで自分が成長でき生活が豊かになり自己実現が図られました。しかし今は働くことは苦しみです。常に実績で追い立てられ、勝ち組と負け組みに分けられ、リストラや派遣切りにおびえ、職場は分断され、一人ひとりが孤立感を深めてきました。そんな中、昨年も自殺者する方が3万人を超えました。
大人たちが殺伐としてゆとりがなくなり家庭がやすらぎの場所ではなくなって来ている、これが水谷さんからの指摘でした。子供たちの問題は実は私たち大人たちの問題なんだという問いかけは考えさせられました。世の中のひずみはより弱いところに現れます。水谷さんのお話はあらためてブログに記載したいと思います。
夜、菅平のペンションで東御市山岳連盟に所属する「かごのと山岳会」の新年会がありました。ここしばらくご無沙汰していましたが、その間に新しい会員が増えており毎週の例会も盛り上がっているとのこと。こうした山仲間と一緒に酒を飲むのは何よりの楽しみです。
水谷さんは少年少女の非行や薬物依存症問題に取り組み、5千人を越す子供たちと直接向き合っています。深夜に繁華街をパトロールすることから「夜回り先生」と呼ばれているそうです。横浜市の高校教員として12年間を定時制高校で過ごしました。その教員生活のほとんどで生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっています。
お話は水谷さん自身がなぜ夜の子供たちの問題に取り組むようになったのか、そのご自分の体験を語ってくれました。1時間45分にものぼるお話でしたがとても感銘を受けました。特に子供たちが非行化するのは家庭の責任だという指摘は身につまされる思いでした。
バブル経済の崩壊以後大人たちの世界は一変しました。それまでは働くことは尊厳を持って語られて、働くことで自分が成長でき生活が豊かになり自己実現が図られました。しかし今は働くことは苦しみです。常に実績で追い立てられ、勝ち組と負け組みに分けられ、リストラや派遣切りにおびえ、職場は分断され、一人ひとりが孤立感を深めてきました。そんな中、昨年も自殺者する方が3万人を超えました。
大人たちが殺伐としてゆとりがなくなり家庭がやすらぎの場所ではなくなって来ている、これが水谷さんからの指摘でした。子供たちの問題は実は私たち大人たちの問題なんだという問いかけは考えさせられました。世の中のひずみはより弱いところに現れます。水谷さんのお話はあらためてブログに記載したいと思います。
夜、菅平のペンションで東御市山岳連盟に所属する「かごのと山岳会」の新年会がありました。ここしばらくご無沙汰していましたが、その間に新しい会員が増えており毎週の例会も盛り上がっているとのこと。こうした山仲間と一緒に酒を飲むのは何よりの楽しみです。