夜回り先生の話を聞きました

2010-01-31 21:45:35 | 雑感
30日は午後から青少年育成市民大会がありました。オープニングは東部中学校合唱部の素晴らしいコーラスでした。その後表彰式と体験発表。そして「あした笑顔になあれ~夜回り先生からのメッセージ~」と題して夜回り先生として有名な水谷修さんの講演がありました。

水谷さんは少年少女の非行や薬物依存症問題に取り組み、5千人を越す子供たちと直接向き合っています。深夜に繁華街をパトロールすることから「夜回り先生」と呼ばれているそうです。横浜市の高校教員として12年間を定時制高校で過ごしました。その教員生活のほとんどで生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっています。

お話は水谷さん自身がなぜ夜の子供たちの問題に取り組むようになったのか、そのご自分の体験を語ってくれました。1時間45分にものぼるお話でしたがとても感銘を受けました。特に子供たちが非行化するのは家庭の責任だという指摘は身につまされる思いでした。

バブル経済の崩壊以後大人たちの世界は一変しました。それまでは働くことは尊厳を持って語られて、働くことで自分が成長でき生活が豊かになり自己実現が図られました。しかし今は働くことは苦しみです。常に実績で追い立てられ、勝ち組と負け組みに分けられ、リストラや派遣切りにおびえ、職場は分断され、一人ひとりが孤立感を深めてきました。そんな中、昨年も自殺者する方が3万人を超えました。

大人たちが殺伐としてゆとりがなくなり家庭がやすらぎの場所ではなくなって来ている、これが水谷さんからの指摘でした。子供たちの問題は実は私たち大人たちの問題なんだという問いかけは考えさせられました。世の中のひずみはより弱いところに現れます。水谷さんのお話はあらためてブログに記載したいと思います。

夜、菅平のペンションで東御市山岳連盟に所属する「かごのと山岳会」の新年会がありました。ここしばらくご無沙汰していましたが、その間に新しい会員が増えており毎週の例会も盛り上がっているとのこと。こうした山仲間と一緒に酒を飲むのは何よりの楽しみです。

まちづくり説明会があります

2010-01-30 03:19:29 | 議会活動
まちづくり説明会が各地区で行われますのでお知らせいたします。今回のテーマは懸案の舞台が丘整備計画の中の市庁舎増改築基本計画案、コミュニティ放送、協働のまちづくりについてなどです。スケジュールは下記の通りです。お寒い中ですがどうぞお出かけください。

2月 5日(金)和地区(和コミュニティセンター 夜6時半)
2月 9日(火)北御牧地区(北御牧公民館 夜6時半)
2月10日(水)田中地区(田中コミュニティセンター 夜6時半)
2月12日(金)滋野地区(滋野コミュニティセンター 夜6時半)
2月15日(月)祢津地区(祢津公民館 夜6時半)

ブドウの剪定は難しい

2010-01-30 02:57:36 | 趣味・野良仕事
29日は終日ブドウ園で剪定しました。秋にいい実をつけてくれるよう木の形を整えるのですが、これがなかなか難しいのです。枝先を切るのならいいのですが木全体を考えて切るのは難しいですね。これまでにも何度も講習会を受けているのですが、実際にやってみると難しいものです。

木には強い枝と弱い枝があります。強い枝とは太くて勢いがある枝です。しかしこれにはいいブドウは実りません。弱い枝は見たところ頼りなげですがここにいいブドウが実るのです。だから強い枝を切るのですがこれが難しい。強い枝をそのまま切るとその分のエネルギーが他に流れて、別の枝が急に勢いがついてしまい、結局いいものはできないということになります。

だから強い枝を単に切るだけでなく勢いを削ぎ落とすことが大切だと言われます。枝は先へ先へと伸ばすのではなく、できるだけ木の根元の方に返すようにします。そうすると木の勢いが減殺されるというのです。そんなこともイメージしながら行うのですがなかなか進みません。

それにしてもこのところ好天が続き、今日も暖かな一日でした。畑の土も乾いてサラサラしています。本来なら霜柱がたち、カチカチに凍っているところですが今年は異常気象です。春の訪れも早いのではないかと言われています。しかしこれがくせもの。昨年は4月の下旬の遅霜がありちょうど芽吹いたばかりのクルミがやられてしましました。だから寒いときは寒い、暑いときは暑いという自然のままが一番いいのです。

しかしそうはいっても暖かいのは戸外の作業にはありがたいですね。

事業仕分けとは何か?

2010-01-30 01:28:35 | 議会活動
引き続き、福島浩彦氏の講演禄を掲載します。今回は「事業仕分け」についてです。コンパクトにまとめたつもりですが長くなってしまいました。約3000字、原稿用紙7枚半。こんなに長くては誰もうんざりですね。しかし事業仕分けの舞台裏まで語っていただきましたのでどうぞお付き合いください。 

■事業仕分けは見えるようにすること

「事業仕分けは徹底して公開して行われたことに意味がある。見えるようにすることだ。国民の視点で予算が適切に使われているか確かめることだ。そうして予算を削りこむ道具として使われた。」

「いままでのやり方はその事業を行うことを前提にして費用を抑制することで経費を抑えるというやり方が中心であった。しかしこれでは限界が来る。これまで徹底してやってきたところはそんなに大きな額が削減できなくなる。そもそもその事業の必要性を判断することが必要だ。必要ないとなればその事業は丸ごとなくなる。このほうが削減効果は大きい。だから事業仕分けは予算削減の決定的ツールである。」

「すなわち事業仕分けの本来のありようは見えるようにして、何をやり何をやらないかを明らかにして新しい社会をつくっていくことである。」

■優先順位の時代から選択の時代へ

「これからは人口減少社会に入っていく。これまでは増やす、大きくすることが社会の仕組みであり、右肩上がりの発想であった。これからは人口減少社会に入る。右肩上がりの社会のしくみをそのままにして、人口減少社会に突入すると社会の仕組みは機能しなくなり、我々はつぶれてしまう。」

「減築の時代においては物質的に豊かになる、便利になるという発想を変える必要がある。本当に必要なものは何かを考え、地域の資源を生かしていく仕組みをつくることが必要だ。」

「これまでは『あれもこれも』の時代だったが、これからは『あれかこれか』選択の時代になる。『あれかこれか』その順番を決めるのだったら政治家でいい。しかし『あれかこれか』選択するのは市民が行うべきだ。それにはとことん見えるようにすること、そして市民が決める仕組みを作ることが必要だ。」

■公開と外部の目という二つの視点が必要

「国の事業仕分けにおいて、官僚の説明責任のハードルを高くした。これまで官僚は業界の内輪の説得でよかった。これからは国民全体に対して行うべきであり、国民が納得するようにしないといけない。あたりまえのことばで、国民が理解できるように行うべきだ。」

「そもそも事業仕分けとは何か。これには2つの視点がある。公開であるということ、外部の目(政府の外の目)を入れることだ。この2つが確保されなければ事業仕分けとはいえない。」

■赤ちゃんまできた事業仕分け

「市谷の体育館で事業仕分けをやった。2万人近い人が傍聴に訪れた。日に日に多くなり最後には体育館に入りきらなかった。若い人が目立った。高校生や赤ちゃんを抱えたお母さんの姿もあった。インターネット中継もものすごい件数にのぼった。テレビカメラを持ち込んでいる人もいた。」

「今までは密室で行われていたため、様々な利益団体の圧力も駆け引きもあった。しかし国民の見ている前でやったので、そんなものは通用しない。本当に事業の必要性と国民の目線の論理で仕分けられた。しかし事業仕分けが最終ではない。仕分け人が提言し最終決定は国が行うのだ。しかしそれを変える時は国民へ十分納得する理由を指し示すことが必要だ。」

「事業仕分けは新しい市長が誕生した時やることが多い。しかしずっと継続している中で見直す時の方が有効である。そこでずっとやってきた事業は市長と議会も認めてきたものだ。当事者の中であらためるのはむずかしい。だから外部の目が必要なのだ。」

■仕分けの議論が大切なのだ

「事業仕分けの視点はその事業の必要性にあるのではない。事業の必要性を前提にした上で、その事業の目的を達成するためにその予算の使い方は正しいのか議論するのだ。だから掲げている看板はいいが、官僚によって予算が中抜きされているという構造も見えてきた。看板ではなく実態を見ていくことが必要だ。」

「そのためには事業仕分けの過程の議論が国民に伝わらなければいけない。しかしこれが難しかった。マスコミの報道、刷新会議の責任もある。議論だけが一人歩きしているものもある。」

■世界最速のスパコン問題で問われたものとは

「たとえば世界最速のコンピュータ問題がそうだ。あの議論の中で多くの国民は『文科系の仕分け人が経済効率だけで議論している』と受け止めた。しかし実態は違う。自他共に認める科学技術の第一人者は仕分け人の側にいたのだ。」

「あそこでの議論で日本が科学技術立国で行くということは仕分け人側も認めている。問題だったのは、『日本の技術を世界一にするために必要なコンピュータは何か』ということだった。」

「コンピュータにはいろいろな性能がある。単に速度だけ第一位でいいのかということだ。もっと用途が広くいろいろなことに使えるコンピュータが必要ではないかというものだった。ごく限られた人しか使えないスパコンでいいのか。もっと他の性能はどうするのか。大量データの一括処理だけが得意だというコンピュータでいいのかということだった。だから一回議論を止めてどういう性能を持ったスパコンを開発するのか考えるべきなのだ。そんな日本の科学技術の議論であった。」

■0.1%のための自立塾でいいのか

「若者自立塾もそうした問題のひとつだった。これはニートを合宿される中で自立を目指してゆく事業だ。これは廃止になったが、これに反対する集会があった。仕分け人は出席を求められたが断った。そこで私は出かけて行って話しをした。集会では経済効率主義者を許すなという発言が多かった。我々はいいことをやっている、だから税金を使って当然という論理だ。」

「しかしそれは自分達にとって都合のいい論理ではないか。仕分けでの議論はそうではなかった。自立塾でいい活動をしているが、そこに入っている人はニートの0.1%だ。全体の対象者の0.1%の人にしか取り組んでいない。それが国の政策としていいのか。またニートだけがなぜ厚生労働省なのか。それも丸投げしてやらせている。だったら自治体に移すべきではないかというのが事業仕分けでの議論だった。」

■事業仕分けに市民参加を

「自治体の事業仕分けについて、外部の目が必要だ。外部の目とは市民ではない本当に外部の人だ。埼玉県富士見市では仕分け人は外部で、評価者は無作為で選ばれた市民が聞いて判断するというやり方で行った。仕分け人と評価者が同じで外部の人だと、自治体はそれは当市の事情を理解していない外部の声だといってやめることもできる。しかし評価者が市民だと外の声だとそうは言えない。」

国と自治体の民主主義の違い

2010-01-29 13:22:55 | 議会活動
28日は午前中は雨でした。時々雪もまじる悪天候。午後からはお天気も持ち直したためブドウ園に出て作業をしました。夜は東御市九条の会の役員会でした。

今回から先日松本で聞いてきた、元我孫子市長、中央学院大学教授福島浩彦氏の講演録を掲載します。

「自治体の民主主義と国の民主主義とは性格が違う。国の場合、国民は選挙で国会を選び、国会が総理大臣を選び内閣を作る。つまり議院内閣制だ。国会が唯一の国民の代表として行動する。これに対し自治体は長(市区町村長・知事)と議会をそれぞれ別々に選び民意を二つ作る。そして長は主に執行を、議会は決定を担当し二つの民意が拮抗しながら自治体を運営していく。」

「もう一つ違うのは、国民は国会議員を選挙で選んだら憲法改正の国民投票以外は主権の行使を国会に任せている。国会議員をリコールをしたり国会を解散させることはできない。しかし自治体の場合は違う。市民は選んだ市長や議員をリコールすることも、議会を解散させることもできる。また国に対し法律の直接請求はできないが、自治体に対して条例の直接請求できる。常設型の住民投票条例を制定している自治体もある。」

「つまり市民は、国の場合は国会に主権を預け、国会という1つの民意を中心に政府を動かしていくが、自治体では執行を担当する長と決定を担当する議会に分けて主権を代行させ、かつ市民が直接、監視と参加を行っている。選挙で選んだ長と議会という2つの民意と、市民の直接参加、この3つの力が緊張関係を持ちながら自治体を運営し、結果として主権者市民の意思を反映させている。」

「しかし、実際には多くの自治体が国の制度と混同しているように見える。例えば市長が重要な施策を行う際、『市民に説明していない』と批判されると、往々にして『市民の代表である議会に説明した』という方が多い。確かに国ならば『国民の代表である国会に説明したから国民に説明したことになる』と言える。しかし自治体は議院内閣制ではない。市長は市民から直接選ばれており市民に直接説明する責任がある。」

「また、市長が徹底して市民参加を進めると、今度は議会が『市民の代表である議会軽視だ』と批判したりする。これも完全に国の制度と間違えている。国の場合、国会をさておいて国民とだけやれば、それは国会軽視になる。総理大臣は国会から選ばれ内閣は国会に責任を持つからだ。しかし市民から選ばれた市長は、市民から直接意見を聞くのは当然だ。議会は市長以上に議会は直接市民から意見を聞かなければならない。長も議会も徹底して市民参加を進めその力を対抗させ合うのが二元代表制だ。」

「国会の場合は与党と内閣が一体となって政府を運営する。しかし、自治体においては議会の多数党から長を出しているわけではないので与党、野党は存在しない。」

「市長は市民からさまざまな意見を聞きながら条例案・予算案をつくり議会に提出する。これに対し議会は全議員が是々非々の立場で、やはり市民の意見を聞きながら、議案が市民の利益にかなっているか、よりよい地域づくりにつながるか議論して決定する。自治体では市長体議会なのだ。だから市長と議会は市民に見えるオープンな場所で議論するべきであり、市長が議会の『与党』と称する人たちと事前に打ち合わせすることはない。」


国と自治体との違いを明確に語ってくれました。まさに目からウロコでした。福島さんは国の場合は間接民主主義だけれど、自治体の場合は直接民主主義だとまでおっしゃっていました。自治体に与党野党はなく、全議員が是是非の立場で議論すべきだという意見は納得できるものでした。

議会に終日カンヅメでした

2010-01-28 01:26:39 | 議会活動
議会改革委員会で一般質問方式を検討

26日は終日議会の仕事がありました。まず午前中は議会改革委員会です。テーマは一般質問の実施方法についてです。これまで東御市議会では一般質問は一括質問、一括答弁方式で行ってきました。すなわち行政に対する質問はまとめて行い、まとめて回答してもらうというやり方でした。しかも再質問、再々質問までと回数も決められています。このやり方は聞いている市民にとってはわかりにくく、ひとつ一つ順番に行うやり方、すなわち一問一答方式のほういいのではないかという意見がありました。

世の中の流れは一問一答方式で、すでに小諸市や上田市で採用しています。そこで昨年12月、両方の議会を視察しました。両方の議会を見学したのは私ひとりでした。見学した感想は一問一答方式と言っても議会によってずいぶん違いものだということでした。両議会の皆様には大変お世話になりました。

上田議会は質問時間が質問・回答を含めて45分で、どのように質問するかは質問者によって異なります。時間の大部分をご自分のご意見の発表に使う方もいましたし、本当に一問一答で行う方もいました。全体で45分と決められていましたので、行政側の回答の仕方によっては質問者の時間がなくなってしまうという問題点もありました。

これに対し小諸市議会は最初の質問だけは一括質問一括答弁方式で、次の質問からは一問一答方式で行っていました。時間も60分でゆとりがあり、同じ質問を何度も繰り返す人もいました。

委員会ではお互いに率直に話し合い白熱する場面も見られました。その中で、これからの方向性として3つのやり方を検討することになりました。第1は従来どおり一括質問一括答弁方式、第2は一括質問一括答弁方式か一問一答方式かは本人が選択するもの、最初は一括質問一括答弁で、次の質問からは一問一答方式とするものの3つです。いったん会派に持ち帰って検討するということになりました。

この間の議論を聞いていて変えることの難しさを感じました。どうしても慣れ親しんだやり方から離れることには抵抗があるようです。検討の視点は市民にとっての分かりやすさであるべきですが、自分にとってのやりやすさになっているように感じました。さらに議論する必要があります。

会派の視察報告がありました

午後はこれまで各会派ごとに行った行政視察の報告会でした。清和会は鹿児島県霧島市・指宿市、公明党は沖縄県豊見城市・うるま市・那覇市、共産党は岩手県葛巻町、のぞみの会は福島県会津若松市・下郷町(大内宿)について報告がありました。

私はさわやかな風の会が11月に行った視察の内容を報告。ポイントは鳥取県境港市・誠道小学校の芝生化への取り組みでした。いま東御市では保育園の芝生化が問題になっており、今回の視察は大変参考になりました。詳細はこのブログのブックマークをご覧ください。最後に無会派の蓮見議員の各種研修に参加報告がありました。

行政視察は市民の目からすると物見遊山と受け止められがちです。問題はそれを東御市の中でどう生かすかということです。見聞を広げただけということのないようにしたいものです。

全員協議会で本庁舎建設計画が提示

全員協議会では舞台が丘整備計画の中の市役所本庁舎増改築基本計画案が示されました。昨年の基本構想では本庁舎は4階建てでしたが、今回の案では3階建てに抑えたものになっていました。これにより日照を含む景観上の問題が解決し、工期も短縮され、経費の1億3千万円抑制でき、既存建物の継続利用ができるそうです。議会棟は新築ではなく改修ということになりました。

この案はこれから各地域で説明会を開催し意見を求めるそうです。全体のスケジュールとしては22年度は詳細計画の立案、23年度から建設に着手。この間は仮庁舎で業務を行い23年度中に完成、その後別館、旧図書館、中央公民館、勤労者会館などを2年間かけて順次改修する予定だそうです。計画案は今後広報にも掲載されると思いますのでご覧ください。ご意見がありましたらどうぞお寄せください。

病院に要望を語る会がありました

2010-01-27 03:03:40 | 病院改革
25日は午後から市民病院に要望を語る会に出席しました。参加者は20数名。新しい方も参加されていました。病院からも事務長はじめスタッフの方が参加され、途中から川瀬医師が出席されました。

毎回世話役の小林さんがテキパキと議事進行を行ってくださいます。新しく参加された方にもれなく声を書け、話しやすい雰囲気作りをし、意見を引き出し、全体をまとめていく。初めて参加された方も心地よい気持ちにさせてくれます。これがこの会が続いている要因なのだと感じました。大変でしょうが頑張っていただきたいと思います。話し合いの中で待ち時間が長いという苦情、医療補助の関係などでケースワーカーのような人がいればという要望が出されました。

川瀬先生からはお二人の先生が来られて、スタッフは川瀬先生が来たときと比べて倍になった、最近はロビーに患者さんがあふれ待ち時間が2時間となったこともあった、インフルエンザはピークを超えた、病棟の患者さんは8割を超えた、市内の開業医さんが閉院となりその患者さんが市民病院に見えている、血圧は自宅で測ってきて欲しい、そのほうが信頼性があるなどという意見が出されました。

昨年要望を語る会の新聞が発行され多くの方々からカンパをいだきました。4月には第2号を発行するための準備を進めていくことになりました。

このところ風邪気味です

2010-01-25 22:59:08 | 雑感
24日松本から帰ってから頭と節々が痛く風邪気味でした。少し熱もあり早めに休みました。25日は朝から議会報編集委員会がありました。同僚議員が松本の事業仕分けの講演会がNHKテレビで放送され、私が映っていたと話してくれました。私は早く休んだため少しも知りませんでした。妻も知人からテレビに映っていたよと言われたそうです。

議会報編集委員会では表紙の写真が出来上がってきており、それぞれの原稿も前回の校正の修正がなされていました。早速分担して最終校正を行いました。前回まででほぼ修正がなされていたため、それほど時間もかからず終わることができました。

編集委員会終了後。私はさわやかな風の会のメンバーの依田・石和両議員に、来月の会は視察に千代田区議会に加え、千代田図書館を入れることを提案。議会事務局にもその旨を伝えました。せっかくの視察なので欲張って見て来ようと思っています。

事業仕分け講演会に参加

2010-01-24 22:48:21 | 議会活動
24日は松本で行われた事業仕分けの仕掛け人、元我孫子市長福島浩彦さんの講演会に出かけました。福島さんは中央学院大学教授、東京財団上席研究員。これまで市民自治を理念に下自治体改革に取り組んできました。政権交代後は、政府の行政改革刷新会議ワーキンググループに参加し、事業仕分けを仕切りました。

最初の印象は小柄で少年のような面影を持った方でした。しかし話し始めるとそうした印象は一変。やや甲高い声で、身振り手振りを交えて、情熱を込めてお話していただきました。彼はこれまで3期にわたり我孫子市長を努め、その前は我孫子市会議員を3期努めており、長く地方自治の現場に身を置いてきた人です。

お話はとてもわかりやすく説得力があり、これからの議会改革を進める上で大変参考になるものでした。まさに目からウロコでした。そのほとんどが納得できるものであり、私自身が考えていたことでもありました。こうした方が地方自治の現場にいらっしゃったということ自体驚きでした。

質問の時間があったので住民投票についてお聞きしました。いま長野県ではあちこちの市で市民会館の建設が問題になっています。その中で長野市では市長が建設を決めたのに対し、佐久市は建設の有無を決めるのに住民投票を実施しようと考えています。佐久市議会からは「建設の有無を決めるのは市長と議会だ。住民投票は責任回避だ」との意見も出ているそうです。福島さんは重要な案件について市民の意見を聞くのは当然のこと、我孫子市では常設型の住民投票条例を作ったと述べられました。

今回の講演会は松本市議会議員である山崎さんからのお誘いでした。おかげさまでとても充実した時間を持つことができました。

今年初めて畑に出ました

2010-01-23 22:11:50 | 趣味・野良仕事
23日は朝から良いお天気でした。午前中、妻と一緒に久しぶりにブドウ畑に出て、剪定を始めました。これまで孫のお守りもあってなかなか腰があがらなかったのですが、いよいよ追い詰められてきました。昨年は16日から剪定を始めたのでそれよりも1週間遅いことになります。寒くないように防寒対策を厳重にしたのですが、お天気が良かったため汗ばむほどでした。

来月は臨時議会が15日にあり、23日からは予算議会が始まります。そんな中16・17日と行政視察で東京に行くことになりました。このところブログで取り上げている千代田区議会と国会議事堂を視察するためです。千代田区議会では対面式の議場と議会の情報公開、ホームページ改革への取り組みについてお聞きできればと思います。

千代田区ではできれば千代田図書館 も見たいと思っています。2007年にリニューアルしてから来館者が急増。サラリーマンが利用できるように、夜10時まで開いていたり、図書館コンシェルジェを採用したり、ユニークな取り組みを行っています。

特に、日本初の図書館コンシェルジュが好評です。館内を案内する「図書館ガイドツアー」だけでなく、「千代田ゲートウェイ(玄関)」をコンセプトに、周辺のレストランや文化施設を紹介する「街案内」が人気だそうです。東御市でも図書館の新築が計画されており、その中で生かせることができればと思います。

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