青木村の住民同士の支え合い事業について詳細な記事がありましたので下記に転載します。
住民の高齢化が進む青木村で、住民同士が支え合う仕組みをつくろうと、青木村社会福祉協議会(北村政夫会長)が中心となって取り組みを進めている。民生児童委員や老人クラブなどでつくる委員会を設立し、住民がどのような支援を必要としているか意見を聞きながら、同村の中挟(なかばさみ)地区をモデルに課題などを洗い出し、将来的に村内に広げていく。
取り組みは「地域住民支え合い福祉計画」と題し、支えを必要とする住民を、公募した村民の「地域福祉委員」が有償で手助けすることが柱となっている。
手助けは、買い物の手伝いやごみ出し、庭の手入れ、話し相手、雪かき、役所からの通知の読み上げなどが考えられるとしており、高齢者世帯や独居老人宅で必要とされることを掘り出していく。近く中挟地区の住民に必要な支援をアンケートし、地域福祉委員を募って本年度中に実施する。来年度以降、地区を拡大していく計画だ。
10月1日現在の青木村の人口4822人中、65歳以上が1576人で高齢化率は32・7%。その中で145人が一人暮らしをしており、高齢者だけの世帯が203世帯。委員長に就任した佐藤哲夫村民生児童委員会長は「現在16人の民生児童委員がいるが、多い人は120世帯以上受け持ち隅々まで手が回らない状況。協力しながら、高齢者を支援していきたい」と話している。
22日に開いた初の委員会では「需要と供給を調整するコーディネーターが必要」「中挟地区だけでなくどの地区にも支援を必要としている人がいるので、早急に村中に広めたい」などの意見が出た。昨年春に村にUターンした北村会長は「昔のように隣近所で支え合いながら暮らしていた生活を取り戻したい」と意気込んでいる。(信濃毎日新聞2009年10月24日)
住民の高齢化が進む青木村で、住民同士が支え合う仕組みをつくろうと、青木村社会福祉協議会(北村政夫会長)が中心となって取り組みを進めている。民生児童委員や老人クラブなどでつくる委員会を設立し、住民がどのような支援を必要としているか意見を聞きながら、同村の中挟(なかばさみ)地区をモデルに課題などを洗い出し、将来的に村内に広げていく。
取り組みは「地域住民支え合い福祉計画」と題し、支えを必要とする住民を、公募した村民の「地域福祉委員」が有償で手助けすることが柱となっている。
手助けは、買い物の手伝いやごみ出し、庭の手入れ、話し相手、雪かき、役所からの通知の読み上げなどが考えられるとしており、高齢者世帯や独居老人宅で必要とされることを掘り出していく。近く中挟地区の住民に必要な支援をアンケートし、地域福祉委員を募って本年度中に実施する。来年度以降、地区を拡大していく計画だ。
10月1日現在の青木村の人口4822人中、65歳以上が1576人で高齢化率は32・7%。その中で145人が一人暮らしをしており、高齢者だけの世帯が203世帯。委員長に就任した佐藤哲夫村民生児童委員会長は「現在16人の民生児童委員がいるが、多い人は120世帯以上受け持ち隅々まで手が回らない状況。協力しながら、高齢者を支援していきたい」と話している。
22日に開いた初の委員会では「需要と供給を調整するコーディネーターが必要」「中挟地区だけでなくどの地区にも支援を必要としている人がいるので、早急に村中に広めたい」などの意見が出た。昨年春に村にUターンした北村会長は「昔のように隣近所で支え合いながら暮らしていた生活を取り戻したい」と意気込んでいる。(信濃毎日新聞2009年10月24日)