後半になってくると、左回りのコースで唯一の
ストレートがゆるやかな上り坂であることが
ジワジワとボディブローのように効いてくる(苦笑)
その直線からの第2コーナーから第3コーナーに
かけては短いながら同じような上り基調なので、
ここも意外とキツイ。
このコースレイアウトが体力を消耗させて疲れ始めた
からだのキレを奪ってゆくのだ(苦笑)
4時間も経過すると、上位2チームは安泰のようだけど、
暫定10位くらいまでのチームもポジションアップを
狙ってペースをあげてくる。
いつしか気合の勝負(爆)に変わってきていて、
声援にも熱がこもってくる。
わがチームもいよいよスクランブルモードだ(笑)
「気合だ!キアイー」
「回せ回せぇ~っ」
「いいよいいよぉ~」
「もっと突っ込めー」
しか~し!
ここでもうひとつの恐れていた強敵が現れ始めた。
そう、メカトラブルだ。
格安ママチャリゆえ、当初から耐久性を心配していた。
ホイールもフレームも強度不足だし、だいたい短時間で
鬼漕ぎするような使い方は想定していない(苦笑)
空気圧が甘くなったりネジやハンドルが緩んだりと
小さなトラブルが出始めてきた。
その都度クイックに対処するのだが、このわずかな
ピットタイムのロスが大きな意味を持つのですね。
1周約520mのカートコースは各チーム1分前後で
周回しています。
ピットで1分ロスしたら、それは1周の差がつくという
ことになる。
これが後半になればなるほどその1周は重い十字架に
なるわけです。
う~む、ル・マンや鈴鹿などの耐久レースでは、万全に
準備しても何が起こるかわからないというけど、
まさにそんな気分だね(苦笑)
あとは全員気力と体力と運(爆)を振り絞って立ち向かう
のみだ。
長丁場と思われた6時間も残り少なくなってきた。
各チームの声援もいちだんと熱を帯びてきている。
さあ、栄光のチェッカーはすぐそこだ!
つづく・・。
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