写真は、これから家づくりをするお客様の『材木』です。
昔はこういう風景、どこでも見られたんです。どこのうちにも『材木小屋』があって、それこそおじいちゃんの代から『子孫のために・・・』と10年以上の歳月をかけ、その時のために材木を準備した。
・・・で何をしているかというと、材木を『乾燥』させているんです。季節のよい時に森から材木を伐り出し、製材をして乾燥させる。十分に乾燥したら、再度製材をかけて大工さんの手に渡る。現在のように『製品』ではないから寸法もバラバラですし、素性のいい材木ばかりではない。
そこが大工の腕の見せ所!!!
反り具合を想定したり、見えがかりにきれいな木目を見せたり、あたかもその材木と会話をするかのように刻み・加工し、そしてやがて『上棟』のハレ舞台を迎える・・・・。
ある意味、いい時代でした。
写真のお客様はそのような流れで家づくりをされます。全部が全部自前の材木で、というわけにはいきませんが、ほとんどの主要な材木はそろえていただけそうです。
上棟はまだ半年も先なのですが、こうして何度もひっくり返して材木の乾燥を促進させています。
『効率』や『合理性』『経済性』だけでは語りきれない、『大切なもの』がここにはあるような気がします。
『その時』が、とっても楽しみです。
ではまた。
おさむ
昔はこういう風景、どこでも見られたんです。どこのうちにも『材木小屋』があって、それこそおじいちゃんの代から『子孫のために・・・』と10年以上の歳月をかけ、その時のために材木を準備した。
・・・で何をしているかというと、材木を『乾燥』させているんです。季節のよい時に森から材木を伐り出し、製材をして乾燥させる。十分に乾燥したら、再度製材をかけて大工さんの手に渡る。現在のように『製品』ではないから寸法もバラバラですし、素性のいい材木ばかりではない。
そこが大工の腕の見せ所!!!
反り具合を想定したり、見えがかりにきれいな木目を見せたり、あたかもその材木と会話をするかのように刻み・加工し、そしてやがて『上棟』のハレ舞台を迎える・・・・。
ある意味、いい時代でした。
写真のお客様はそのような流れで家づくりをされます。全部が全部自前の材木で、というわけにはいきませんが、ほとんどの主要な材木はそろえていただけそうです。
上棟はまだ半年も先なのですが、こうして何度もひっくり返して材木の乾燥を促進させています。
『効率』や『合理性』『経済性』だけでは語りきれない、『大切なもの』がここにはあるような気がします。
『その時』が、とっても楽しみです。
ではまた。
おさむ