今朝のブログは、ちょっと長くなるかもしれません。
まずは現場から。
一昨日前の『劣化したガラ袋』って、こんな感じになっているんです。

さすがに50日経つと、ひどいもんですね。確か当時は土嚢袋がどちらのお店でも完売してしまっていて、『ムリかも・・・』と思いながらも使ったこのガラ袋。

下に転げ落ちないように慎重に詰め替えます。かわらぶき職人の皆さんを尊敬しますよ、ほんと。軒先で作業する時なんて 『地震さん、今だけはドカンってやつ勘弁してください』 って感じです。
で今度は土嚢袋の高級なやつに詰め替え、シートもしっかり張りなおし、すっかりキレイになりました。これでまたしばらく大丈夫!!!、、、、、っとはいえ、、、、職人のみなさーーーん、お待ちしておりますよーーーー!!!!

この地域、ご覧の通り、ほとんどお家が被害を受けています。そして50日経ったいまでも、全くと言っていいほど屋根瓦は復旧されていません。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、本題といいますか。。。
夕方まで屋根仕事をした後、今回のかわらぶき職人の支援遠征で工事をしていただいたお客様に請求書を届けたんです。だーーっと5軒まわるつもりで準備して行ったのですが、結局3軒しかまわれなかった。
なぜかというと、、、行く先々で、とにかくお客様が喜んでくださっているんです。金額にも大満足をいただいたのですが、そんなんじゃなくって、職人の皆さんに対する思慕というか、感謝の気持ちというか、、、、、とにかく喜んでくださっている。
『あのていらは 本式だな』
『ここらへんでは あんな職人 いねぇよ・・』
『ほんとにほんとに 親切なみなさんでねぇ』
『まわりのかたが ほめてくださるんですよ』
それぞれの現場でどれほどかわらぶき職人のみなさんががんばってくださっていたのかが伝わってくる。工事中にあったかわらぶき職人との交わりの数々をたくさん聞かせていただきました。・・・・で、3軒しかまわれなかったわけです。
その中のひとつのエピソードをご紹介します。
市内でお一人暮らしをされているO様。ご高齢ではありますが、いつも職人が帰るときには外に出て見送ってくださる方です。
3日間の工事が完了し、職人がその報告をして帰るときのこと。いつものようにO様は外に出て、奇跡的な復旧を果たしてくれたかわらぶき職人のみなさんに精一杯の感謝の気持ちをこめて最後の会話をしていた。
その時にかなり大きな余震が発生したのだそうです。大きな地震の時って、『ゴーーーっ!!』って地鳴りがするんですよね。
で、4人のかわらぶき職人は、ふらつくO様にとっさに寄り添い囲んで、『だいじょうぶですから』 って!!!
信じられないようなエピソードをうかがいながら、ぼくもO様も熱いものがこみ上げて・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
きっとね、彼らだって人間ですから、きっといろいろありますよ。いいことばっかりじゃない。
でも、なんていうんでしょうかね、魂の働きに導かれてこの茨城にやってきてくれて、最高の仕事をしてくれたという事実。請求書をお届けした3軒共に、そんなことを感じました。
待ち遠しいなぁ、再会。
ではまた。
おさむ
まずは現場から。
一昨日前の『劣化したガラ袋』って、こんな感じになっているんです。

さすがに50日経つと、ひどいもんですね。確か当時は土嚢袋がどちらのお店でも完売してしまっていて、『ムリかも・・・』と思いながらも使ったこのガラ袋。

下に転げ落ちないように慎重に詰め替えます。かわらぶき職人の皆さんを尊敬しますよ、ほんと。軒先で作業する時なんて 『地震さん、今だけはドカンってやつ勘弁してください』 って感じです。
で今度は土嚢袋の高級なやつに詰め替え、シートもしっかり張りなおし、すっかりキレイになりました。これでまたしばらく大丈夫!!!、、、、、っとはいえ、、、、職人のみなさーーーん、お待ちしておりますよーーーー!!!!

この地域、ご覧の通り、ほとんどお家が被害を受けています。そして50日経ったいまでも、全くと言っていいほど屋根瓦は復旧されていません。。。
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さて、本題といいますか。。。
夕方まで屋根仕事をした後、今回のかわらぶき職人の支援遠征で工事をしていただいたお客様に請求書を届けたんです。だーーっと5軒まわるつもりで準備して行ったのですが、結局3軒しかまわれなかった。
なぜかというと、、、行く先々で、とにかくお客様が喜んでくださっているんです。金額にも大満足をいただいたのですが、そんなんじゃなくって、職人の皆さんに対する思慕というか、感謝の気持ちというか、、、、、とにかく喜んでくださっている。
『あのていらは 本式だな』
『ここらへんでは あんな職人 いねぇよ・・』
『ほんとにほんとに 親切なみなさんでねぇ』
『まわりのかたが ほめてくださるんですよ』
それぞれの現場でどれほどかわらぶき職人のみなさんががんばってくださっていたのかが伝わってくる。工事中にあったかわらぶき職人との交わりの数々をたくさん聞かせていただきました。・・・・で、3軒しかまわれなかったわけです。
その中のひとつのエピソードをご紹介します。
市内でお一人暮らしをされているO様。ご高齢ではありますが、いつも職人が帰るときには外に出て見送ってくださる方です。
3日間の工事が完了し、職人がその報告をして帰るときのこと。いつものようにO様は外に出て、奇跡的な復旧を果たしてくれたかわらぶき職人のみなさんに精一杯の感謝の気持ちをこめて最後の会話をしていた。
その時にかなり大きな余震が発生したのだそうです。大きな地震の時って、『ゴーーーっ!!』って地鳴りがするんですよね。
で、4人のかわらぶき職人は、ふらつくO様にとっさに寄り添い囲んで、『だいじょうぶですから』 って!!!
信じられないようなエピソードをうかがいながら、ぼくもO様も熱いものがこみ上げて・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
きっとね、彼らだって人間ですから、きっといろいろありますよ。いいことばっかりじゃない。
でも、なんていうんでしょうかね、魂の働きに導かれてこの茨城にやってきてくれて、最高の仕事をしてくれたという事実。請求書をお届けした3軒共に、そんなことを感じました。
待ち遠しいなぁ、再会。
ではまた。
おさむ