おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

昨日の現場、いろいろ

2011年07月07日 03時37分06秒 | 家づくり
昨日も暑い一日でした。その中でも、それこそ汗をぶち流して、職人のみなさん頑張ってくださっています。

地鎮祭→地盤調査→地盤改良工事とご紹介をした市内Y様邸。昨日JIOによる配筋検査が終わり、今日はベタ基礎のコンクリート打設です。異形鉄筋13㎜を200㎜ピッチで組んであります。あたくしが言うのもなんですが、すごい基礎です。右奥に見えるのが移植した花梨の大木。新芽が出てきたかも!!!左奥に見える建物が、今回の震災で罹災した母屋。大規模半壊と診断され、いずれ解体が予定されています。がしかし、そこは北澤工務店。簡単に機械でガシャン!なんて解体はしません。まそこはまた後ほどご紹介させていただきます。ほんと、昔のお家ってすごいですから。



汗をぶち流している職人のみなさんの横で、華麗に咲く花。なんというお花だったでしょうか・・・。



・・・・・・・・・・・・・

先日解体工事をさせていただいた土地に、物置(といってもかなり立派な物置ですが・・・)の建て方が始まった市内T様邸。もうこの時すでにシャツが汗でびっしょりだった、いつも笑顔の棟梁松本さん。



休日出勤で現場研修???の設計マン松葉君。土台に炭を塗っているところ。アタマでわかるのと、カラダでわかるのとでは雲泥の差ですからね、たくさんのことを学んでくれていると思います。



・・・・・・・・・・・・・

新潟のかわらぶき職人による『モルタル工法』が始まりました。基本的にやり方は『なんばん』と変わらないのです。でも職人の手さばきって、見ていて飽きませんね。すばらしいです。



・・・・・・・・・・・・・

実はあたくし、最近とっても深く反省していることがあるんです。これまでにもわかっていたことですし、できるだけのことはやってきたつもりでしたが、それでもまだまだ浅かったこと。薄かったこと。

それは、職人との関わりというか、その働きを 『当たり前』 に思っていたなぁ、と。

この震災で否応なく現場で仕事をする機会が増え、職人と共に汗を流してきました。ぼくが太刀打ちできないほど真摯に仕事に励む姿に、ただただ、尊敬の念を抱いた。元請・下請けという関係性の中にお金が介在し、元請根性・下請け根性がはびこっている現代の建築業界ではあるけれど、いまの北澤工務店に関わってくださっている職人のみなさんは、ほんとにすごい、すばらしい。ぼくの誇り、ぼくの自慢の職人だ。ぼくのパートナーだ。いままでのぼくは、職人のみなさんを若干粗末にしてきてしまった感が否めない。もっともっと深く濃く関わっていきたい。そう強く感じています。

人間って、ほんとにすごい。ひとりひとりがすばらしい。

ではまた。

おさむ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする