おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

現場、ゲンバ!!

2011年07月16日 18時54分32秒 | 家づくり
昔からわかっていたつもりですし、耳にタコができるほど聞いてましたし、経営セミナーの常套句でもありますし、とにかく自分なりにやってきたつもり。

でも、やっぱりまだまだだなぁ。

それは、『現場』 に対する姿勢とか思い入れとか。

北澤工務店は家づくりの仕事。営業マンとしてぼくはいろいろなことをお話させていただくけれど、実際に造るのはぼくじゃない。社員が図面を書き、現場の指揮官として采配を振るい、そして職人がその技術やこころを込めてカタチを造っていく。

んなのわかってる。んなの当然!!

でもやっぱり 『しゃちょうさん』 なんかになっちゃったりして業務に振り回されるようになると、どうしても社員任せ、職人任せになっていってしまう自分がいたりします。

この震災で現場を駆け回っていると、しみじみ感じるんです。

『あぁ、社員のみんな、がんばってくれているなぁ』

『ほんとにまぁ!この暑い中、職人の皆さんほんとによく頑張ってくれている』


そして、普段では気づかなかったような社員のひと工夫や職人の『ワザ』がはっきりと見えたりする。『すごい!!!』って驚きが毎日のようにある。

現場ですな、ゲンバ!!!もっともっと現場を大切に、関わる人の働きをしっかりと見つめていきたい、そんなことを強く感じる今日です。

ではまた。

おさむ




甦りました。

2011年07月15日 13時41分09秒 | 家づくり
今週の日曜日から屋根瓦崩落現場の修復工事でお世話になったY様邸。



かわらぶき職人の手によって、甦りました。



すごいですねー、ほんと。お施主様も大変喜んでくださっています。奥様がいらっしゃいましたので、記念に 『ハイポーズ!!』



Y様の奥様ってとっても明るくってまわりを元気にしてくださる方なんです。職人のみなさんもかなり楽しく????がんばれたんじゃないかなぁ・・・。

現場が終わるとすぐにまた次の現場へ。とはいっても車で3分の場所。昨日工作した看板は、こんなふうな使い方をします。いい感じだと思いませんか!?!?



ではまた。

おさむ




工作

2011年07月14日 17時33分08秒 | 家づくり
昨日はちょびっと工作なんぞをやってみました。さて、何を作っていると思われますか???



答えは、屋根瓦修理現場前に設置する看板。



なかなかいい感じでうまくできました。

いま北澤工務店では、このブログでもご案内のとおり、全力を挙げて屋根瓦が崩落したお家の修理に取り掛かっています。人と人のつながりに助けられ、奈良県や山梨県、京都そして新潟と遠方より支援に来ていただいています。ほんとうにキセキ的と言えるほど、北澤工務店のOB施主様のお家は元気になってきています。施主様も大変喜んでくださっている。喜びを超えているというか。。。。

でもご近所の方からすると、いち早く修理が進んでいることや県外ナンバーのダンプを見ていろいろな思惑が働くようですね。人間らしいというか・・・。

で、ご近所の方も現場で頑張っている職人のみなさんも、気持ちよくこの震災復旧が進むようにと願い、作った看板です。『屋根修復工事中 ㈱北澤工務店』 とでも書こうかなぁ。

明日、ぽちゃぽちゃミセスの黒木さんと一緒に考えて、早速現場に設置です。

ではまた。

おさむ





やっぱり無添加漆喰はいい

2011年07月13日 04時17分20秒 | 家づくり
広い店内にあたくし一人の朝デニ。夜は白白と明け、朝焼けがとっても綺麗でした。静かに深呼吸をすると、ぼくのカラダを構成している60兆個の細胞とこの自然界の営みは一体であることを実感します。

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7月1日、無事にご長男さんを出産された市内で新築工事中のY様。外壁の漆喰工事が終わり、今回は内装の漆喰パターンを決めていただくために現場に起こしいただきました。漆喰工事はいつもの熟練職人、吉岡さんです。パッと見こわそうな風貌ですが、いやいやとんでもございません。笑顔のとっても素敵な、そして仕事に対して実に誠実な、ぼくの自慢の職人の一人です。

このシーン、毎度恒例になりましたね!



『はいそれではご主人様、やってみましょうかぁ~』



ご出産されてお腹もすっきりした奥様。吉岡さんの手さばきに感激していただいております。



やっぱり無添加漆喰はいいです。つくば市のO様がご新築された際 『空気の清涼感がまるで違うんですよ』 と言われていたことを思い出します。無垢の木と無添加漆喰で造るお家。いいですよ。

こうしてお客様と職人が接しながらの家づくりって、とっても素敵なことだと思うんですよ。たくさんの職人の皆さんが、お客様を想像しながら、家族の成長を想像しながら、『想いを込めた』仕事をする。100件の内の一件なんかじゃないんだ。

『想いを込める』ことって、実は時間もお金も人様に迷惑もかけないことなのに、これがなかなかできないんですよね。仕事でも友人関係でも夫婦関係でも親子関係でもご近所関係でも職場でも・・・・。これがさらに進化して 『祈りを込める』『祈りを添える』 ところまで昇華できたら、どんなに素晴らしいだろう!!!ぼくも言うだけじゃなくって、がんばりまーーす!!!

ではまた。

おさむ







初めて見る大仕掛け

2011年07月12日 09時29分06秒 | 家づくり
かわらぶき職人のみなさんにとっては珍しくないことかもしれませんが、現代的なお家づくりをしてきている私にとりましては、初めて見る大仕掛けの仕事をご紹介させていただきます。

昨日のブログでもご紹介した北越瓦工業さん。大棟15段 隅棟9段のごっつい屋根の修復にあたっていただいております。

で、これなんでしょう????



はい、異形鉄筋です。10㎜あります。通常は基礎工事やブロック塀工事に使われている、あれです。それに隅棟の一番上に載せる冠のピッチに合わせてステンレス線が縛られています。これを棟瓦の台に埋め込むわけです。



そしてそこに丁寧にのし瓦を積んでいく。(言葉で言うほど簡単じゃないですけど)



新潟は地震の多い地域でもあり降雪地帯でもあることから、40年以上も前から手間の掛かる『セメント工法』で施工されています。中越地震でも、相当その威力を発揮した模様です。一般的には『なんばん』を用いるのですが、せっかく新潟から来ていただいているわけですから、『セメント工法でお願いします』ということになりました。中央左に見えるでっかい塊は『鬼瓦』です。



北越瓦工業のみなさん、ほんと明るいんです。『ハイチーズ』なんて言ったらピースサインしてくれました。



仕事に励む男の姿って、理屈抜きでかっこいいと思います!!!

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そのY様邸の屋根の上から、周囲の写真をパチリ。四ヶ月経ったのに、まだほとんど手つかずです。



ではまた。

おさむ








北越瓦工業さん

2011年07月11日 11時17分56秒 | 家づくり
新潟の友人、あきちゃんの尽力によってご縁をいただいた北越瓦工業さん。昨日朝6時に新潟を出発して6時間。無事に走り着いてくださいました。で、一服・・・・と思いきや、『さっそくですけどが、げんばにいきましょう!!』 と!!!

今回の震災で、北澤工務店としては最重量級の屋根瓦崩落現場であるY様邸へと向かいました。



築100年以上の立派なお家です。大棟で15段、隅棟で9段積まれています。『いや~、お寺さんみたいですね~』

灼熱の中、板垣社長自ら陣頭指揮をとってくださっています。本当に頭が下がります。



とにかく、崩れた瓦を取り外し、瓦を葺ける状態にするまでが大変です。



みんなで 『内臓手術みたいだ』 といって瓦をえぐり取りながら見守った大棟と隅棟の取り合い部分。



夕方にはこんなにきれいに取り外しされました。



北越瓦工業のみなさんって、社長をはじめ、とっても楽しい方ばかりなんです。ユーモアのセンスがあるというか、、、、現場が明るくていい感じが伝わってくる。こんなことが起きていなかったらまず茨城に来ることなんてなかっただろうに。。。山梨組の池田さんじゃないですが、『茨城へ来てよかった』 と思っていただけるような関わりをしていきたいと強く感じているあたくしであります。



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今月24日(日)に新築上棟が決まった市内のY様邸。あの、古木の花梨の移植現場です。みんなから最大級の思いを受けて、花梨さん、元気です。



古木になると、養分を吸い上げる力が弱まったり、害虫や雨水の侵食にも耐えられなくなったり、とにかく一般的には移植は厳禁。まして今の季節は最不適と言われるくらい困難な移植でした。でもきっと、施主様や植木職人、そしてぼくたちの思いが伝わっているのかな。緑の葉っぱもイキイキして見えます。



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暑いですけど、汗だっくになって、暑さを楽しんじゃいましょう!!!

ではまた。

おさむ





ブログデビュー!?!?

2011年07月10日 08時31分59秒 | 家づくり
ご縁あって北澤工務店で家づくりを始められるつくば市のK様。かわいいかわいいおぼっちゃまとお揃いの坊主頭でツーショットさせていただきました。たぶん、この写真を見たらみーーーーーんな笑顔になっちゃいますよ。純粋無垢の天使ですから。



この世に生まれてまだ9ヶ月のこうたくん。むっちゃくちゃかわいいです。生まれたてだった数か月前は、ほんとに 『赤ちゃん』 って感じでしたが、表情もやることも見る見る 『子供らしく』 なりました。

僕たちがつくる屋根の下で、家族が成長していく。ぼくはその家族の成長を、ずーっと見つめていく。

家づくりの仕事って、ほんとに素晴らしい。

ではまた。

おさむ





パネル派?タイル派??

2011年07月09日 12時22分33秒 | 家づくり
今日もものすごい暑さです。梅雨も明けたようで、これからいよいよ夏本番です。月曜日から頑張ってくださっていただいた新潟の藤田瓦さんチームは、本日でひとまず帰省です。また再来週から来て下さることになっています。屋根の上って、想像以上にたいへんな暑さ、というより熱い!!です。そんな中、不満ひとつこぼさず、『あついですねぇ~』と笑顔でがんばってくださった3人に、感謝の気持ちでいっぱいです。あつかれさまでした!!!

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監督長澤弁 『いや~、Yさんのところのタイル、むっちゃくちゃいい感じっすよ!!!』

現場で指揮監督している本人が言うのですから、間違いないですね。早速行ってみました。

タイル工事は毎度長谷川さん。熟練の職人です。一所懸命されていたので背中からパチリ。



長澤のご自慢のタイルはこちら



ほぉ、なるほど!!!すっごくいい感じです。

ところで、キッチン前の壁の仕上げって、一般的にはパネルを貼りますよね。お手入れがしやすい、というのがその理由です。でもなんとなく味気ないというか、、、、施主様にとっては難しい選択になります。デザインとか、オリジナル感とか、おもしろさを優先するなら断然タイル。お手入れ優先であればキッチンパネルに分があります。みなさまはどちらでしょうか????

ちなみにあたくしが自分でお家を建てたときには、『タイル』 を選択しました。確かに目地とか汚れが飛びやすいですが、そんなに気にならないですね。もちろん個人差だと思いますが。

このY様邸をひとりでここまで造ってきた棟梁の秋葉さん。普段話をしていると感じにくいのですが、ほんと、すごい技術の持ち主です。笑顔もサイコ-!!!



ぼくはやっぱり、『職人が造るお家』 が好き。理屈抜きで。

ではまた。

おさむ





かなりかっこいい~!!!

2011年07月08日 18時11分02秒 | 家づくり
3月14日にお引渡し式を予定していた市内のI様邸。3月11日にあの大震災が発生し、式をすることができずにお引渡しとなりました。

で、季節のごあいさつにお邪魔すると、待望の外構工事が完成していました。外構工事をお願いしているフジタフェンスさんも、この震災の影響で工事がのびのびになっていたのです。

いや~!!すっごくかっこいいです。お家がまるで引き立ちました!!!



北澤工務店の考えをよーく理解してくださっているフジタさんならでは、という感じです。



方眼紙の上に線を引き始めて、様々なプロセスを経てこうしてカタチになる。家づくりの仕事って、ほんとうにおもしろいと改めて実感しました。

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甘味cafe空~くう~の入口上部には、今年2回目のツバメちゃんです。まだ生まれたばっかりみたいで、カラダが赤い。羽もまだ黒いかたまりです。写真では2羽ですが、今回は3羽のようです。かわいいですなぁ~(笑)



ではまた。

おさむ




昨日の現場、いろいろ

2011年07月07日 03時37分06秒 | 家づくり
昨日も暑い一日でした。その中でも、それこそ汗をぶち流して、職人のみなさん頑張ってくださっています。

地鎮祭→地盤調査→地盤改良工事とご紹介をした市内Y様邸。昨日JIOによる配筋検査が終わり、今日はベタ基礎のコンクリート打設です。異形鉄筋13㎜を200㎜ピッチで組んであります。あたくしが言うのもなんですが、すごい基礎です。右奥に見えるのが移植した花梨の大木。新芽が出てきたかも!!!左奥に見える建物が、今回の震災で罹災した母屋。大規模半壊と診断され、いずれ解体が予定されています。がしかし、そこは北澤工務店。簡単に機械でガシャン!なんて解体はしません。まそこはまた後ほどご紹介させていただきます。ほんと、昔のお家ってすごいですから。



汗をぶち流している職人のみなさんの横で、華麗に咲く花。なんというお花だったでしょうか・・・。



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先日解体工事をさせていただいた土地に、物置(といってもかなり立派な物置ですが・・・)の建て方が始まった市内T様邸。もうこの時すでにシャツが汗でびっしょりだった、いつも笑顔の棟梁松本さん。



休日出勤で現場研修???の設計マン松葉君。土台に炭を塗っているところ。アタマでわかるのと、カラダでわかるのとでは雲泥の差ですからね、たくさんのことを学んでくれていると思います。



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新潟のかわらぶき職人による『モルタル工法』が始まりました。基本的にやり方は『なんばん』と変わらないのです。でも職人の手さばきって、見ていて飽きませんね。すばらしいです。



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実はあたくし、最近とっても深く反省していることがあるんです。これまでにもわかっていたことですし、できるだけのことはやってきたつもりでしたが、それでもまだまだ浅かったこと。薄かったこと。

それは、職人との関わりというか、その働きを 『当たり前』 に思っていたなぁ、と。

この震災で否応なく現場で仕事をする機会が増え、職人と共に汗を流してきました。ぼくが太刀打ちできないほど真摯に仕事に励む姿に、ただただ、尊敬の念を抱いた。元請・下請けという関係性の中にお金が介在し、元請根性・下請け根性がはびこっている現代の建築業界ではあるけれど、いまの北澤工務店に関わってくださっている職人のみなさんは、ほんとにすごい、すばらしい。ぼくの誇り、ぼくの自慢の職人だ。ぼくのパートナーだ。いままでのぼくは、職人のみなさんを若干粗末にしてきてしまった感が否めない。もっともっと深く濃く関わっていきたい。そう強く感じています。

人間って、ほんとにすごい。ひとりひとりがすばらしい。

ではまた。

おさむ



朝だけのギフト

2011年07月06日 04時46分13秒 | どうでもいいお話し?
朝はとっても気持ちがいい。

澄んだ空気

静かな風

鳥の声

カエルの声

魚が跳ねる音

刻々と変化する朝焼け

どれをとっても、生きている実感そのもの

午前4時ごろの東の空を見たくて、お気に入りの場所へ



10分くらいしたらこんな感じ



今朝一番焼けた瞬間



このまま白々と夜は明けてゆきました。



きょーも一日、がんばります。

ではまた。

おさむ






感動した!!!

2011年07月05日 18時39分04秒 | 家づくり
先ほど、急に土砂降りの雨が降ってきたんです。雨漏れが心配で藤田瓦さんチームの現場に急行。皆さん一度屋根から降りてきたものの、、、、、

なんと!!!雨漏れが心配だからと

カッパを着て、長靴を履いて・・・

親方も、若い衆も、、、、、、、

この土砂降りの中を、さっそうと屋根に上っていくではないですか!!!!

その後ろ姿に、

感動した!

あまりにもカッコ良すぎる!!!

地元ではいつものことなんだそうです。雨が降ってもやっているんだそうです。それなりの安全対策はしているとは思うのですが、ほんとにほんとに驚きました。

ムリはいけませんけどね。事故があってからでは遅いですからね。

そりゃそうなんですが、ぼくは、新潟から遥々来て、なんの縁もない茨城の壊れた屋根に立ち向かってくださっているかわらぶき職人の姿に、手を合わせるような気持ちでいっぱいになりました。

すごいよ、ほんと。

ではまた。

おさむ




新潟 藤田瓦さん始動!!

2011年07月05日 15時03分32秒 | 家づくり
新潟の友人あきちゃんが縁をつないでくれた藤田瓦さん。本日より始動です。

第一棟目のS様邸の屋根の上はこんな感じ。崩れた瓦を見つめるかわらぶき職人のまことさん。ふぅ~ってかんじでしょうか・・・・・・。



約2時間経ったところ。とにかく瓦を葺ける状態にするまでが大変です。



灼熱の中、こつこつ、コツコツがんばってくださっています!!!



当初はコスト面を考えて、壊れているところだけの修理のつもりでしたが、大きな地震でしたから、完全な状態で残っている棟瓦は皆無。全部棟瓦の取り直しをすることになってしまいました。。。将来的なことを考えても、そのほうがいいですよね。

目標日まで、あと40日!!!

ではまた。

おさむ


ありさちゃん(#^.^#)

2011年07月05日 03時55分31秒 | 甘味cafe空~くう~
甘味cafe空~くう~に遊びにきてくれた、産休中の石原さん。先日もご紹介した、あのテレビに出演された社員さんです。

http://blog.goo.ne.jp/e-kitazawa/e/e46fe60c82c17b81ed61b3745518b350

あかちゃんの名前は ありさちゃん。まぁ!!!無条件できゃわいいーーこと!!!!!



でもご本人、見知らぬオヤジに抱っこされていぶかしげ????でやっぱりやっちゃうんですよねーー。こんな感じ





まだ生まれたての(二ヵ月!!)のありさちゃん。うちの子供もこんなだったよなぁ、とか、おれも44年前はこんなだったんだろうなぁ、とか???、とにかくあかちゃんの存在ひとつで、場の空気がまるきり変わりますからね。みんな笑顔になる。

お母さんの石原さんも活発な方ですからね、きっと元気いっぱいの子に成長していくことでしょう!!!石原さん、ありがとね!!!

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昨日は新潟から待望のかわらぶき職人の皆さんが龍ヶ崎に到着。ありがたいです。その奮戦ぶりはまた後ほど!!!

ではまた。

おさむ






決断

2011年07月04日 03時32分32秒 | 家づくり
『決断』というのは、ほんとうに難しいものです。その対象には、人生を左右するほどの重たいものから日常の軽いものまで種種あると思うのですが、いずれにしても『決断』というのはなかなか困難だ。

昨日お邪魔したN様邸。

ご年配のご夫婦二人暮らしをされています。100年以上歴史のある立派なお家。今回の震災により土葺瓦屋根の主要部分が崩落してしまいました。

・そろそろ建て替えをしなければならないことはわかっている。
・屋根の他にもお風呂やトイレなど、不具合箇所が多々ある。シロアリの被害もある。
・自分たち夫婦だけなら、今のまま最低限の修復で十分だ。
・新築するとしたら、本家として下手な家は建てられない。
・新築しても息子夫婦が帰ってくるかどうかわからない。
・まわりからは当然のように『新築』の話を持ちかけられる。

お客様、ほんとうに迷っていらっしゃいます。いまここで水周りから全部修復するとなると500万円を超える費用がかかる。果たしてこの家にそれだけの投資をして、その後はいったいどうなるのか・・・。しかも、屋根のブルーシートの状態からしても、その決断は待ったなし。。。。

ぼくが出来ることは、できる限りの情報提供をし、お客様の心情をお察ししながら共に考えることです。なかなか考えても堂々巡りになってしまうんですけどね。

同じような環境にある方も多いはず。ぼくが一番大切にしている 『家族の絆』 が試されるときです。日頃から家族の中で深い会話ができるといいですね。

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さてさて、いよいよ今日から新潟から藤田瓦さんが来てくださいます。15時ごろには到着の予定。早速現場に入ってタワーを掛けたり足場を作ったりするそうです。楽しみ~!!!

ではまた。

おさむ