この冬の間じゅう,我が老いたる体躯はほとんど冬眠状態に近いテイタラクであったのだが,季節が巡りやがて春来たりて,戸外の空気も少しづつ暖かさに包まれてくるとともに,啓蟄みたいにモゾモゾと私も活動を再開するようになった。先日は久しぶりで自転車(電チャリ)で山中をかなり走った。そしてその折,これまた久しぶりにヤマビル君Haemadipsa zeylanica japonicaに遭遇した。ああ,本当に久しぶりだ! キミも春が来て嬉しくなって活動を再開したのかい? まったくもって自然というのは正直で,ヒトの勝手な言い分とか御都合などとは全くお構いなしに,自然本来のアタリマエなサイクルをごくごく自然に繰り返している。地球という生命体の摂理,その精妙なるナリワイの不可思議さよ。
ところで,もう7~8年前にもなるだろうか,このブログのどこかに「ヤマビル問題」について拙い私見を記したことがあった。そのとき,ヒル類にまつわる個人的な覚書を追加的に述べておこうと思いつつも,結局未完のまま中途で止めたままだった。そこで,これを機会に(何が機会だかヨクワカランが)当時の書きかけの拙文を若干修正補足したうえで以下に示しておく。覚書というより,例によってロクでもない備忘録,まったくの蛇足というか蛭足(何せ環形動物のヒル類には足がないもんだからネ)に過ぎないものだとは思うが,まぁ,そこんところは老人性戯言(ジジイのタワゴト)ということにして御寛恕下さい。あるいはこれもまたOccupational Therapyの一工程ということになるのかも知らんしネ。 では,以下にリハビリ・リハビリ。。。
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。。。さて,ヤマビルは代表的な陸生ヒル類であるが,前にも述べたように私自身はこれまで直接に吸血被害を受けたりするなどの関わりを持つことはほとんどなかった。これに対して,川や池沼に生息する水生ヒル類については,商売柄(=河川・湖沼での水商売),過去数十年にわたり長いこと親密に付き合ってきた。とはいえ,特にヒルを専門としていたわけではもちろんなく,淡水産無脊椎動物全般について広範囲に調査・分析をおこなうなかで,それらの一分類群として水生ヒル類についても比較的馴染みがあったという程度に過ぎない。
我が国には約50種のヒル類が生息し,そのうち,河川や湖沼などの淡水域に生息する水生ヒル類は全体の約6割,30種に及ぶとされている。河川の場合,ノドビル類に属するシマイシビル,ナミイシビル,マネビルや,ウオビル類に属するハバヒロビル,ヒラタビル,ヌマビルなどが主な生息種である。なかでもイシビル科のシマイシビルDina lineataはどこにでも見られる広域分布種で,その生息量も非常に多い。本種は,いわゆる汚水生物学的に見ると「かなり汚れた水域」(α中腐水性水域)の代表種とされており,環境省や国交省,あるいは地方自治体の環境関係部署等によりまとめられた『生物による水質判定』の指標種としてしばしば取り上げられている(ただし,この手のガイドラインについては,種の選定基準に関して必ずしも真に受けるわけにゆかないと個人的には思っているけれども)。
今から30年以上もの昔(1970年代),それは我が水商売修行時代のことなのだが,河川・湖沼の水生生物調査においては,採取した生物サンプルを現地でフォルマリン固定して持ち帰り,後日改めて室内分析を行うのを原則としていた。ただし,ヒル類に関しては,フォルマリン固定すると体が収縮してしまうため,一部は保冷して生きたまま持ち帰り,生体を観察する必要があった。当時,本邦産水生ヒル類の分類・同定を行うためのまとまった成書は,国内で刊行されたものとしては『新日本動物図鑑・上巻』(北隆館,1965年),『動物系統分類学(6)体節動物・環形動物・有爪動物・緩歩動物・舌形動物』(中山書店,1967),『川村日本淡水生物学』(北隆館,1973年)くらいしかなかった。加えて私の周辺には,ヒルの同定分類にかんして「お知恵拝借」をするに相応しい学問的先達もあいにくおらなかった。それで,ヒルに関する文献,特に本邦産水生ヒル類についての文献資料を各地の大学や図書館,専門古書店等をこまめに巡り訪ねて渉猟した(何せインターネットなんぞなかった時代のことゆえ)。すると,日本産ヒル類についての知見は,進化論などで一部では有名な丘浅次郎という生物学者が,前世紀の初頭,日本および東アジアのヒル類について精力的に調査研究をおこない,主として分類・分布に関する数多くのモノグラフを発表していることが知られた。それは何と今から100年以上も昔の話なのだ。しかしながら彼が一世紀も前に残した立派な業績以降,日本産ヒル類の分類に関する研究はほとんど進展していないのであった。要するに,ヒルの分類なんて誰もやりたがらない分野だったのだ。現在でもその状況はほとんど変わっていないだろう。せいぜい目につくのは,北大の馬渡先生のところで分類をやって現在はどこかの民間コンサルに在籍している某氏くらいだろうか。
そしてこれは個人的な思い出になるが,その昔,東京・本郷の東大正門近くに考古堂書店という生物関係の専門古書店があって(80年代半ばに店を畳んでしまい,現在では存在しない),その店が当時定期的に発行していた『古書目録』に,ちょうどその時期,「丘浅次郎の蛭に関する論文別刷一括(18編)」という資料が掲載されたのだ。あれれ,ドンピシャではないか! 貧寒給与生活者の乏しい懐を顧みず,迷うことなく大枚叩いて私は自腹購入しましたですね。後で知ったところによれば,その数年前に信州大学の某教授が亡くなられ,その先生の蔵書が遺族により同古書店に売却処分され,その一部が放出されたものらしかった。 丘浅次郎は東京帝大を出たのちドイツに留学したという経歴の持ち主だが,その時に入手したヒル関係の論文は英文・独文・仏文の各言語で書かれており,いかにも明治期の学者らしいクラシカル&ペダンチックなスタイルであると察せられた。ちなみに,私はドイツ語などはチンプンカンプンだったが,フランス語の彼の論文に関していえば,文章自体は簡潔で比較的わかりやすいものであったため,当時挫折したままになっていたフランス語学習を,それを機に再びやり直そうなどと思ったりしたものだ(結局モノにはなりませんでしたケド)。
この話にはさらに後日談がある。その丘浅次郎が日本固有種として新種記載した種にミドリビルAncyrobdella smaragdina (Oka, 1910)という水生ヒル類がいるが,この種が環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生動植物リスト)に記載されているのだ。ただし,カテゴリは「情報不足」,すなわちカッコ付き「貴重種?」といった扱いである。そして,そのミドリビルに関して,以前,某クライアントからの依頼により,某地域における当該種の生息分布状況調査を行ったことがあった。依頼内容をややアイマイに述べれば,ある限られた範囲の某水域(開発予定地域)において,既往調査資料によればレッドリストに記載されているミドリビルが生息していたという記録があるのだが,はたしてそれが本当なのかどうか,その筋の有識者にお伺いを立てても曖昧不明で確たる回答は得られず,しかしてもしそれが事実であり,そして現在でもその種が当該水域に生息しているのであれば,相応の対策を講じる必要が生じるであろうから,改めて詳細な実態調査を行ってほしい,といった主旨だった。要するに姿の見えない犯人捜しのようなもので,それも,例えて言えば国権(警察)による捜査がお手上げ状態となった挙句に,取りあえずは民間(私立探偵)にでも下駄を預けてみようか,みたいな感じの,まぁ言ってみればかなりウットウシイ話ではあった。しかしながら,民間零細自営業者としては頼まれれば原則どんな仕事だってやるのです。それで,春・夏・秋の3シーズン,かなり丹念に現地調査をおこなった。その結果,水生ヒル類は合計6種が採捕確認され,なかでもシマイシビルなどはそれこそ佃煮にするほど山のように採取されたのであるが,当のミドリビルについては,結局は1個体も見つからずじまいだった。なお,既往調査においては肝心のミドリビル標本が保存されておらず,さらに,その時ミドリビルと同定された当該種の写真すら撮影されていなかったというテイタラクであったため,恐らく当時の種査定ミス(誤同定)ではなかったろうかと推測されたが,結局のところ真相は不明のままであった。結果として,当該水域はミドリビルが生息しうる環境要因(水質・流況・河床条件等)を備えていることから,かつて,鳥獣類ないし移殖魚等に付着するなどして本種が移入し,一時期当該水域に生息個体が存在していたという可能性は否定できない,と報告するに留まった。骨折り損の草臥れ儲け,ってヤツであったが,ま,この業界ではよくある話なのです。
なお,後になって海外の文献資料をあれこれ当たってみたところによれば,どうやら本種はヨーロッパから極東にかけてのユーラシア大陸に広く分布する広域分布種とされているGlossiphonia paludosaと同一種である可能性が大きいようだ。中国ではこれをミドリ蛙ヒル(緑蛙蛭)と称し,比較的普通に見られる種で,汚れた水域の指標種にもなっているとのことだ。淡水魚で例えれば,コイCyprinus carpioみたいなものだろうか。もしそうであれば,日本国内の各地に生息分布していても決しておかしくはないだろうし,それは日本固有種でもなんでもないわけで,こんなのをレッドリストに載せるというのも何だかなぁ,というのが正直な思いだった。要は,基礎的な分類・分布に関する知見に乏しいこういった生物種を臆面もなくレッドリストに掲載し,貴重種ウンヌンカンカンだと論じるのは,それが誰の御都合によるものかは知らねども,それぞれの「生きもの」自身に対する礼儀を欠いた態度ではなかろうか。相も変わらず「メダカビジネス」が横行している世界だなぁ,ブツブツ,といった感想を持った次第でありました。
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以上,リハビリに託した些細な昔話でございました。もし万が一,この駄文を御覧になった関係者がおられましたとしても,既に時効が成立している事案であろうかと思われますがゆえに,各位におかれましては何とぞ軽く笑って御容赦下さいますよう,伏してお願い申し上げる次第でございます。まずは。
ところで,もう7~8年前にもなるだろうか,このブログのどこかに「ヤマビル問題」について拙い私見を記したことがあった。そのとき,ヒル類にまつわる個人的な覚書を追加的に述べておこうと思いつつも,結局未完のまま中途で止めたままだった。そこで,これを機会に(何が機会だかヨクワカランが)当時の書きかけの拙文を若干修正補足したうえで以下に示しておく。覚書というより,例によってロクでもない備忘録,まったくの蛇足というか蛭足(何せ環形動物のヒル類には足がないもんだからネ)に過ぎないものだとは思うが,まぁ,そこんところは老人性戯言(ジジイのタワゴト)ということにして御寛恕下さい。あるいはこれもまたOccupational Therapyの一工程ということになるのかも知らんしネ。 では,以下にリハビリ・リハビリ。。。
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。。。さて,ヤマビルは代表的な陸生ヒル類であるが,前にも述べたように私自身はこれまで直接に吸血被害を受けたりするなどの関わりを持つことはほとんどなかった。これに対して,川や池沼に生息する水生ヒル類については,商売柄(=河川・湖沼での水商売),過去数十年にわたり長いこと親密に付き合ってきた。とはいえ,特にヒルを専門としていたわけではもちろんなく,淡水産無脊椎動物全般について広範囲に調査・分析をおこなうなかで,それらの一分類群として水生ヒル類についても比較的馴染みがあったという程度に過ぎない。
我が国には約50種のヒル類が生息し,そのうち,河川や湖沼などの淡水域に生息する水生ヒル類は全体の約6割,30種に及ぶとされている。河川の場合,ノドビル類に属するシマイシビル,ナミイシビル,マネビルや,ウオビル類に属するハバヒロビル,ヒラタビル,ヌマビルなどが主な生息種である。なかでもイシビル科のシマイシビルDina lineataはどこにでも見られる広域分布種で,その生息量も非常に多い。本種は,いわゆる汚水生物学的に見ると「かなり汚れた水域」(α中腐水性水域)の代表種とされており,環境省や国交省,あるいは地方自治体の環境関係部署等によりまとめられた『生物による水質判定』の指標種としてしばしば取り上げられている(ただし,この手のガイドラインについては,種の選定基準に関して必ずしも真に受けるわけにゆかないと個人的には思っているけれども)。
今から30年以上もの昔(1970年代),それは我が水商売修行時代のことなのだが,河川・湖沼の水生生物調査においては,採取した生物サンプルを現地でフォルマリン固定して持ち帰り,後日改めて室内分析を行うのを原則としていた。ただし,ヒル類に関しては,フォルマリン固定すると体が収縮してしまうため,一部は保冷して生きたまま持ち帰り,生体を観察する必要があった。当時,本邦産水生ヒル類の分類・同定を行うためのまとまった成書は,国内で刊行されたものとしては『新日本動物図鑑・上巻』(北隆館,1965年),『動物系統分類学(6)体節動物・環形動物・有爪動物・緩歩動物・舌形動物』(中山書店,1967),『川村日本淡水生物学』(北隆館,1973年)くらいしかなかった。加えて私の周辺には,ヒルの同定分類にかんして「お知恵拝借」をするに相応しい学問的先達もあいにくおらなかった。それで,ヒルに関する文献,特に本邦産水生ヒル類についての文献資料を各地の大学や図書館,専門古書店等をこまめに巡り訪ねて渉猟した(何せインターネットなんぞなかった時代のことゆえ)。すると,日本産ヒル類についての知見は,進化論などで一部では有名な丘浅次郎という生物学者が,前世紀の初頭,日本および東アジアのヒル類について精力的に調査研究をおこない,主として分類・分布に関する数多くのモノグラフを発表していることが知られた。それは何と今から100年以上も昔の話なのだ。しかしながら彼が一世紀も前に残した立派な業績以降,日本産ヒル類の分類に関する研究はほとんど進展していないのであった。要するに,ヒルの分類なんて誰もやりたがらない分野だったのだ。現在でもその状況はほとんど変わっていないだろう。せいぜい目につくのは,北大の馬渡先生のところで分類をやって現在はどこかの民間コンサルに在籍している某氏くらいだろうか。
そしてこれは個人的な思い出になるが,その昔,東京・本郷の東大正門近くに考古堂書店という生物関係の専門古書店があって(80年代半ばに店を畳んでしまい,現在では存在しない),その店が当時定期的に発行していた『古書目録』に,ちょうどその時期,「丘浅次郎の蛭に関する論文別刷一括(18編)」という資料が掲載されたのだ。あれれ,ドンピシャではないか! 貧寒給与生活者の乏しい懐を顧みず,迷うことなく大枚叩いて私は自腹購入しましたですね。後で知ったところによれば,その数年前に信州大学の某教授が亡くなられ,その先生の蔵書が遺族により同古書店に売却処分され,その一部が放出されたものらしかった。 丘浅次郎は東京帝大を出たのちドイツに留学したという経歴の持ち主だが,その時に入手したヒル関係の論文は英文・独文・仏文の各言語で書かれており,いかにも明治期の学者らしいクラシカル&ペダンチックなスタイルであると察せられた。ちなみに,私はドイツ語などはチンプンカンプンだったが,フランス語の彼の論文に関していえば,文章自体は簡潔で比較的わかりやすいものであったため,当時挫折したままになっていたフランス語学習を,それを機に再びやり直そうなどと思ったりしたものだ(結局モノにはなりませんでしたケド)。
この話にはさらに後日談がある。その丘浅次郎が日本固有種として新種記載した種にミドリビルAncyrobdella smaragdina (Oka, 1910)という水生ヒル類がいるが,この種が環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生動植物リスト)に記載されているのだ。ただし,カテゴリは「情報不足」,すなわちカッコ付き「貴重種?」といった扱いである。そして,そのミドリビルに関して,以前,某クライアントからの依頼により,某地域における当該種の生息分布状況調査を行ったことがあった。依頼内容をややアイマイに述べれば,ある限られた範囲の某水域(開発予定地域)において,既往調査資料によればレッドリストに記載されているミドリビルが生息していたという記録があるのだが,はたしてそれが本当なのかどうか,その筋の有識者にお伺いを立てても曖昧不明で確たる回答は得られず,しかしてもしそれが事実であり,そして現在でもその種が当該水域に生息しているのであれば,相応の対策を講じる必要が生じるであろうから,改めて詳細な実態調査を行ってほしい,といった主旨だった。要するに姿の見えない犯人捜しのようなもので,それも,例えて言えば国権(警察)による捜査がお手上げ状態となった挙句に,取りあえずは民間(私立探偵)にでも下駄を預けてみようか,みたいな感じの,まぁ言ってみればかなりウットウシイ話ではあった。しかしながら,民間零細自営業者としては頼まれれば原則どんな仕事だってやるのです。それで,春・夏・秋の3シーズン,かなり丹念に現地調査をおこなった。その結果,水生ヒル類は合計6種が採捕確認され,なかでもシマイシビルなどはそれこそ佃煮にするほど山のように採取されたのであるが,当のミドリビルについては,結局は1個体も見つからずじまいだった。なお,既往調査においては肝心のミドリビル標本が保存されておらず,さらに,その時ミドリビルと同定された当該種の写真すら撮影されていなかったというテイタラクであったため,恐らく当時の種査定ミス(誤同定)ではなかったろうかと推測されたが,結局のところ真相は不明のままであった。結果として,当該水域はミドリビルが生息しうる環境要因(水質・流況・河床条件等)を備えていることから,かつて,鳥獣類ないし移殖魚等に付着するなどして本種が移入し,一時期当該水域に生息個体が存在していたという可能性は否定できない,と報告するに留まった。骨折り損の草臥れ儲け,ってヤツであったが,ま,この業界ではよくある話なのです。
なお,後になって海外の文献資料をあれこれ当たってみたところによれば,どうやら本種はヨーロッパから極東にかけてのユーラシア大陸に広く分布する広域分布種とされているGlossiphonia paludosaと同一種である可能性が大きいようだ。中国ではこれをミドリ蛙ヒル(緑蛙蛭)と称し,比較的普通に見られる種で,汚れた水域の指標種にもなっているとのことだ。淡水魚で例えれば,コイCyprinus carpioみたいなものだろうか。もしそうであれば,日本国内の各地に生息分布していても決しておかしくはないだろうし,それは日本固有種でもなんでもないわけで,こんなのをレッドリストに載せるというのも何だかなぁ,というのが正直な思いだった。要は,基礎的な分類・分布に関する知見に乏しいこういった生物種を臆面もなくレッドリストに掲載し,貴重種ウンヌンカンカンだと論じるのは,それが誰の御都合によるものかは知らねども,それぞれの「生きもの」自身に対する礼儀を欠いた態度ではなかろうか。相も変わらず「メダカビジネス」が横行している世界だなぁ,ブツブツ,といった感想を持った次第でありました。
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以上,リハビリに託した些細な昔話でございました。もし万が一,この駄文を御覧になった関係者がおられましたとしても,既に時効が成立している事案であろうかと思われますがゆえに,各位におかれましては何とぞ軽く笑って御容赦下さいますよう,伏してお願い申し上げる次第でございます。まずは。