自転車に乗れた!

1998年04月19日 | 自転車ぐらし

 先日やっと,タカシは自転車に乗れるようになった。都合4回,1回につき約30~40分の熱心な練習を行った結果である。それにしてもこの日がこんなに早く来ようとは,父は正直なところ全く思っていなかった(自らの不明を恥じねばならない)。メソッドは以下のごとし。


◆ まず,今まで乗っていた自転車(従姉妹からもらったお古のお古で,色は赤)をキッパリと捨てた(隣町の山の上にあるゴミ処理場に自己搬入して処分)。それから「トイザラス秦野店」に行き,新しい自転車を調達。価格的には安物に属するが,外見は今風(MTBモドキ)でカッコ良く,しかしサイズは小さ目で,タカシがまたがってちゃんと両足が地面に届くもの,そういう自転車を買ってあげた。

◆ 練習はすべて市立交通公園まで出向いて行う(新品自転車持ち込みにて)。一般道はもちろん,公園,空き地などでも練習しない。

◆ テキストとしては,小山恵子著『誰でもひとりで転ばずに乗れるようになる自転車練習法』文園社(1996年発行)を一応の参考とした。

◆ 最初は直線道路を根気よく行ったり来たりの繰り返し。父が自転車の後ろを持ってずっと伴走したが,時々は確保する力を弱めたり,持つ手をちょっと放したりして。それから徐々に手を放す時間を長くしていった。

◆ 直線が何とかこなせるようになると,次は交通公園の外周の大回り。大きなカーブや小さなカーブがさまざまに配された変化に富んだコースで,初歩練習には好適である。やはり父が伴走したが,基本的には手を添えず,カーブが急なところや,大きくよろけた時だけ確保するようにした。これをしばらく繰り返し続けた。


 というわけで,極めてオーソドックスな練習を重ねた結果,4回目にして通常の直進及びカーブは一人で走ってもほぼ大丈夫になった。タカシにとって新しい世界が開かれたわけで,実に嬉しそうに得意げにチョロチョロチョロチョロ走り回っている(ヨカッタヨカッタ)。もっとも教官たる父から見れば,せいぜいのところ第三段階に入ったかな?という程度の状況であり,一般路上教習に出すのはまだまだコワイ。
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