フィジカルな内輪話を一寸させていただく。私とウチの2人の息子の身体的特徴を示すと,身長については3名ともほぼ同じくらいである。遠慮がちに申せば,昨今の御時世にあっては各人とも比較的小柄な部類に属する。ぶっちゃけた話,背が低い。具体的な数値を示すのは控えるが,有名人で例えれば,そうさな,片岡鶴太郎画伯か,藤井フミヤか,B'zの松本孝弘か,あるいは自転車芸人の安田大サーカス団長か,まぁ,そのへんのレベルだろうと思う。岡村隆史(ナイナイ)や石井正則(アリtoキリギリス)や田中裕二(爆笑問題)ほどには低くない。それで,長男などはティーンエイジャーの頃には仲間うちで背の低いことをコンプレックスと感じてかなり悩んでいた様子だったが,成人を過ぎた現在では,そのこと自体はもう吹っ切れたようだ。恐らくそれは生きていくうえで大事なこと(=ジンセイの指針)を多少なりとも見出したためだと思う(と期待したい)。いっぽう次男の方は,こちらは昔からマイペースの性格ゆえ,低身長を気にする素振りなど昔も今も おくびにも出さない。 私? ワタシも次男と同様で,自分が小さいことなんか全然気に掛けずにこれまでの長いジンセイをノンベンダラリンと生きてまいりました。
で,ここからが悩ましい問題なのだが,体重に関して申しますると,それぞれの間には約10kgの差があるのだ。すなわち,私の体重に比べて長男は約10kg少なく,次男は約20kg少ない。これは何としたことか。まるでヤン坊・ニン坊・トン坊じゃないか。あるいは,バラモンとクシャトリヤとヴァイシャではアルマイカ!(で,誰がバラモン?) と,このように記すと私がよっぽどの「メタボ老人」と思われてしまいそうだが,いえ,決してそんなことはないのです(ここは出来れば太字ゴシック指定にしたい)。BMI指数は24程度,体脂肪率も何とか20%を切っており,例のバカバカしい「特定健康診査(メタボ検診)」なるものも特に問題なくクリアしているし,要するに,主として長年のフィールド・ワークならびに近年の自転車活動の影響だろうか,多分に「筋肉太り」の体質傾向にあり,それにちょっぴり,そう,ホンのちょっぴり「脂肪太り」が上乗せされている,といった程度の状態なのだ。世間的には「ややガッシリふっくら」,鎌田實先生ほどではない「ちょい太」といえる位ではないでしょうか(と,ウダウダ自己弁護しておく)。
これに対して,長男は,いわゆる世間一般の標準体重に近いと思われる。問題は次男の方で,こちらはちょっと,いや,ちょっとどころではない,かなり痩せすぎなのであります。スラリとしているといえば聞こえはいいが,あまりにスラリとしすぎていて,町を歩いているときなど,吹けば飛ぶような実に頼りなさげな風体に見える。脚の細さなんか安室奈美恵なみだ(男の場合,これはあんまり嬉しくない)。最近ではそのハダカをまじまじと見たことはないが,胸部など恐らくセンタクイタ状態だろう(こちらは極めて嬉しくない)。私との20kgの差,そもそも20kgといえばハンパではない。ママチャリ1台分の重さである。この違いは何処に由来するのだろうか。
ひとつには,ここ数年は運動をまったくやらなくなっていることが原因だと思う。幼稚園から小学校にかけて,彼はスイミングクラブと体操教室に熱心に通い,また中学校のときは あまり熱心ではなかったものの卓球部および自転車活動を常時おこなっていた。何よりも小・中学校時代は家から学校まで3km弱,往復約6kmもの距離を毎日歩いて通学していたのだ。それが,高校入学以来,一転してまったくといっていいほど運動をしなくなった。自転車にも乗らないし,ウォーキングもしないし,学校へはバス・電車通学だし,学内スポーツ大会は意図的に?病欠したりするし。。。
それに加えて,食生活における極端な偏食ぶりが挙げられる。高校の昼食は本来は弁当持参なのだが,そして長男は3年間そのようにしていたのだが,次男の場合は諸般の事情により最初から弁当にはせず,学校の購買部で例えば菓子パン2個とか買うなどして貧しい昼食を摂っていたようだ。家にいるときの昼食は,せいぜいカップラーメン1個くらい。いくら運動量が極端に少ないとはいえ,それでは基礎代謝量の損失補塡分にも足らないのではないか。まことに嘆かわしい。
さらにまた,ハズカシナガラ,家の中が常時「お菓子の宝庫」であるという現状がある。すなわち,台所の食器棚や冷蔵庫のなかには いろんなオセンベ類やらスナック菓子やらチョコやらガムやら珍味乾物やらケーキやらプリンやらアイスクリームやら各種甘味飲料やらが絶えず常備・補充されている状態なのだ(ここは甘々幼時園児の家か!)。そして彼はことあるごとにそれらを少しづつ摘んでわずかながらの栄養補給をおこなっているようで,その分,肝心な食事をマトモに摂取していない。晩御飯の食事ぶりを見ていると,まるで十代目金原亭馬生のように食が細く,とても育ち盛りのハイティーンとは思われない。実に嘆かわしき現状である。その結果として徐々にアムロナミヘーに近づいていったわけである。それらのことについて,私の方からはときどき軽く注意を喚起してはいるのだが,こちらの言うことをマトモに聞いているのかどうか,その反応は上の空であって,対話はほとんど成立しない。あるいは秘かに「痩せたソクラテス」でも目指しているのかも知らんが,もし,人はパンのみにて生くる者にあらず,などと内心思っているのであれば,人はパンの耳にて生くる者にあらず,とでも諫めたい。さてこの先,ナミヘー化はどこまで進むのだろうか。それとも一転,クロサワカズコ化することも場合によっては有り得るのか? いずれにしても,セイシュンというのもなかなかにムズカシイものでアリマス。
ああ,話がまとまらない。 モゥ,大変なんですから(初代林家三平か!)
で,ここからが悩ましい問題なのだが,体重に関して申しますると,それぞれの間には約10kgの差があるのだ。すなわち,私の体重に比べて長男は約10kg少なく,次男は約20kg少ない。これは何としたことか。まるでヤン坊・ニン坊・トン坊じゃないか。あるいは,バラモンとクシャトリヤとヴァイシャではアルマイカ!(で,誰がバラモン?) と,このように記すと私がよっぽどの「メタボ老人」と思われてしまいそうだが,いえ,決してそんなことはないのです(ここは出来れば太字ゴシック指定にしたい)。BMI指数は24程度,体脂肪率も何とか20%を切っており,例のバカバカしい「特定健康診査(メタボ検診)」なるものも特に問題なくクリアしているし,要するに,主として長年のフィールド・ワークならびに近年の自転車活動の影響だろうか,多分に「筋肉太り」の体質傾向にあり,それにちょっぴり,そう,ホンのちょっぴり「脂肪太り」が上乗せされている,といった程度の状態なのだ。世間的には「ややガッシリふっくら」,鎌田實先生ほどではない「ちょい太」といえる位ではないでしょうか(と,ウダウダ自己弁護しておく)。
これに対して,長男は,いわゆる世間一般の標準体重に近いと思われる。問題は次男の方で,こちらはちょっと,いや,ちょっとどころではない,かなり痩せすぎなのであります。スラリとしているといえば聞こえはいいが,あまりにスラリとしすぎていて,町を歩いているときなど,吹けば飛ぶような実に頼りなさげな風体に見える。脚の細さなんか安室奈美恵なみだ(男の場合,これはあんまり嬉しくない)。最近ではそのハダカをまじまじと見たことはないが,胸部など恐らくセンタクイタ状態だろう(こちらは極めて嬉しくない)。私との20kgの差,そもそも20kgといえばハンパではない。ママチャリ1台分の重さである。この違いは何処に由来するのだろうか。
ひとつには,ここ数年は運動をまったくやらなくなっていることが原因だと思う。幼稚園から小学校にかけて,彼はスイミングクラブと体操教室に熱心に通い,また中学校のときは あまり熱心ではなかったものの卓球部および自転車活動を常時おこなっていた。何よりも小・中学校時代は家から学校まで3km弱,往復約6kmもの距離を毎日歩いて通学していたのだ。それが,高校入学以来,一転してまったくといっていいほど運動をしなくなった。自転車にも乗らないし,ウォーキングもしないし,学校へはバス・電車通学だし,学内スポーツ大会は意図的に?病欠したりするし。。。
それに加えて,食生活における極端な偏食ぶりが挙げられる。高校の昼食は本来は弁当持参なのだが,そして長男は3年間そのようにしていたのだが,次男の場合は諸般の事情により最初から弁当にはせず,学校の購買部で例えば菓子パン2個とか買うなどして貧しい昼食を摂っていたようだ。家にいるときの昼食は,せいぜいカップラーメン1個くらい。いくら運動量が極端に少ないとはいえ,それでは基礎代謝量の損失補塡分にも足らないのではないか。まことに嘆かわしい。
さらにまた,ハズカシナガラ,家の中が常時「お菓子の宝庫」であるという現状がある。すなわち,台所の食器棚や冷蔵庫のなかには いろんなオセンベ類やらスナック菓子やらチョコやらガムやら珍味乾物やらケーキやらプリンやらアイスクリームやら各種甘味飲料やらが絶えず常備・補充されている状態なのだ(ここは甘々幼時園児の家か!)。そして彼はことあるごとにそれらを少しづつ摘んでわずかながらの栄養補給をおこなっているようで,その分,肝心な食事をマトモに摂取していない。晩御飯の食事ぶりを見ていると,まるで十代目金原亭馬生のように食が細く,とても育ち盛りのハイティーンとは思われない。実に嘆かわしき現状である。その結果として徐々にアムロナミヘーに近づいていったわけである。それらのことについて,私の方からはときどき軽く注意を喚起してはいるのだが,こちらの言うことをマトモに聞いているのかどうか,その反応は上の空であって,対話はほとんど成立しない。あるいは秘かに「痩せたソクラテス」でも目指しているのかも知らんが,もし,人はパンのみにて生くる者にあらず,などと内心思っているのであれば,人はパンの耳にて生くる者にあらず,とでも諫めたい。さてこの先,ナミヘー化はどこまで進むのだろうか。それとも一転,クロサワカズコ化することも場合によっては有り得るのか? いずれにしても,セイシュンというのもなかなかにムズカシイものでアリマス。
ああ,話がまとまらない。 モゥ,大変なんですから(初代林家三平か!)