小学1年生の 「はじめてのさくぶん」

2001年07月28日 | アキラ
 ちょうど3年ほど前の今頃,ピッカピカの1年生であったタカシは,学校の国語の授業で『はじめてのさくぶん』というテーマのもとに次のようなヘンテコ文章をものした(1998/6/25参照)。


  ぼくは、きのうおしごとにいっておしごとであそびました。


 あれから三度の季節が巡り,今年はアキラが『はじめてのさくぶん』を書く年齢になった。イヤハヤまったく,光陰矢の如しであります。で,当のアキラがどんな文章を書いたかというと,


  ぼくはきのう、ひるねをしました。ちもちよかったです。


 好き嫌いのハッキリしたアキラらしい,まことに正直な感情表現である。ちなみにアキラくん! 字で書くときは「ちもち」じゃなくて「きもち」だからね (しゃべる時も,なんだけれど)

 それにしても,こんなちょっとした文章からもタカシとアキラの性格の違いが明瞭に読みとれる。やはり,カインとアベルなのだろうか。それともマリオとルイージか。あるいは,ボケとツッコミかな?

 そんなデコボコ兄弟も,今は夏休みの真っ最中だ。ときどき市営プールで泳いだり,戸川公園に行って遊んだり,ジャスコに買い物に出掛けたりするほかは,ほとんど毎日家の中でプレステだとかロクヨンだとかベイブレードだとか,ワンピースだとか星のカービイだとか田中太郎だとかを友として,デレデレデレデレと過ごしている。夏休みの課題?目標?なんてものにはキッパリと無縁の二人である。地方都市の山麓地域に住まう家族の夏としてはいささか心許ない気もするが,まぁ,あれこれ欲張ったところで始まらない。とにかく,このニホンの夏はすこぶる暑いんだし,このような過酷な環境条件のなかで頑張ってベンキョーなんかしたり,あるいは苦労して海外旅行!なんかに出掛けたりしたら,かえって生活の調子が狂って身体を壊すのがオチだ。一年のなかのこの時期は長~い長~い「昼寝」の時間だと思えばよろしい。何たってキモチいいのが一番!だよね,アキラ?

 (とか何とか,仕事の超多忙にかこつけて思わず言い訳めいた屁理屈をこねてしまう父である)
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